SHURE SM7Bオーディオインターフェースおすすめマイク4種徹底比較!

SHURE SM7Bオーディオインターフェースおすすめマイク4種徹底比較!

レビューした人

レビュアー:ぱくゆう

ぱくゆう

音楽・音響機材選びのアドバイザー

シンガーソングライター兼作曲家。YouTube「ぱくゆうチャンネル」をメインに音楽愛好家、音楽制作家に向けた様々な情報を発信している。音楽家ならではの視点によるオーディオ機器、音楽制作機材のレビューも好評。

この記事では、SHURE SM7Bオーディオインターフェースおすすめのマイク4種を徹底比較して、あなたに最適なSHURE SM7Bマイクや設定を見つけるお手伝いをします。コンデンサーマイクよりライブストリーミングやポッドキャスティングで活躍するマイクの音質やデザイン、使いやすさをプロの視点から分析。さあ、あなたにぴったりのマイクを見つけて、音楽制作や配信をもっと楽しみましょう!

SHURE SM7Bのレビュー|ものすごくいいマイク!

今回は古今東西様々なYouTuberが愛用しているマイク、こちらのSHURE SM7Bの徹底レビューをお送りします。

まず最初にSHURE SM7Bを使ってみた結論からお伝えすると、しっかりSM7Bのキャラクターを意識して作られているマイクなんだなということが分かります。このSM7B約3週間使用してみて、率直にものすごくいいマイクだなと感じました。

また、SHURE SM7Bのメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。

SHURE SM7Bのメリット2つ

  • マイクに近づいても音が乱れない
  • コネクターの位置が良い

SHURE SM7Bのデメリット2つ

  • 円安で値上がりしている
  • プリアンプが60dB以上必要である

SHURE SM7Bの価格

SHURE SM7Bの価格は、53,000円(税込)です。(2023年10月31日時点)

SHURE SM7Bマイクの紹介とpippinアプリ

ショッピングアプリpippinさんとSHUREさんのご好意で、SHUREの定番ダイナミックマイクであるこちらのSM58 SM7Bのルックスを強烈に意識したポッドキャスティング向けマイクMV7そしてこのSM7Bをお借りすることができました。

SHURE SM7Bの基本スペックと歴史

まずはSM7Bの基本スペックをご紹介します。SM7Bの前身であるSM7は1973年にリリースされ、ラジオ局やテレビ局などでの放送用を意識して作られたマイクです。バランスの良い周波数特性と高い音圧レベルに耐えられるという特徴から、レコーディングスタジオでも活用されてきました。

著名アーティストによる使用実績

よく耳にするSM7Bの売り文句に、マイケルジャクソンがレコーディングで使用したマイクっていうのがあるのですが、マイケルジャクソンのみならず、様々な著名アーティストのレコーディングで使用されてきた、そして現在も使用されているマイクです。

音楽制作におけるSM7Bの位置づけ

ただ勘違いしてほしくないのが、マイケルジャクソン、SM7B以外にも色々なマイク使ってますし、音楽制作においてこのマイクよりも使用頻度が高い、使用率が高いマイクはたくさんあります。音楽制作においては、このSM7Bはあくまでもたくさんある選択肢の中の一つという感じです。

ポッドキャスティングやライブストリーミングで活用されるようになり、爆発的に普及したのが2007年から2008年頃と言われていて、今や様々な動画コンテンツをこのSM7Bで目にすることができます。

SHURE SM7Bの特徴と付属品

このSM7Bは単一指向性のダイナミックマイクです。周波数特性は50Hzから20kHz、重量は765gです。マイクのお尻の方に低音を抑えるバスロールオフと、中域周波数を持ち上げるプレゼントブーストの2つの特性切り替えスイッチが備えられていて、上部に表示されているバーで設定が確認できるようになっています。

付属品としましては、この特性切り替えスイッチを丸ごと覆ってしまうカバープレートと、破裂音やウィンドノイズをより軽減できるウィンドスクリーンが付属しています。

適正距離とウィンドスクリーン

こちらのA7WSウィンドスクリーンが付いてきます。SM7Bを使用する際の適正距離はだいたい3cmくらいから15cmくらい。マイクを近づけるほど近接交換により低音が増していきます。

マイクプリアンプのゲイン問題

このSM7Bを使用する際に注意しなければならないのが、マイクプリアンプのゲイン問題です。SM7Bの感度定格は-59dBで、プリアンプが60dB以上のゲインを提供できない場合、進化を破棄させることができません。要するにゲインが稼げなければ、適正距離で使用しても十分な音量を得られないということです。

60dBのハードルと対策

この60dBという数字は、初中級者向けの低価格帯の機材にとっては低くないハードルです。最大ゲインが50dB、55dBのプリアンプやオーディオインターフェースもあります。使用しているプリアンプのパワーが不足している場合は、ゲインブースターと呼ばれる機材やより強力なプリアンプを用意する必要があります。

SHURE SM7Bオーディオインターフェースおすすめ

僕が今メインで使用していて、おすすめのオーディオインターフェースは、最大65dBまでゲインを上げられるので、問題なく使用することができるのですが、ゲインが足りない機材を使用する時のために、こちらトリトンオーディオのFET HEADというゲインブースターも持っています。この商品についても後日レビュー動画をアップする予定ですので、気になった方はレビュー動画をチェックしてみてください。

SM7BとMV7の聞き分け

ベータ57Aに関しては、明らかに他の3つと違うなは分かったと思うのですがですが、特にSM7BとSM7Bを意識した、こちらのMV7でした。この聞き分けはなかなか難しかったのではないかなと思います。

SM7Bの使用感想

SHURE SM7Bを正直使ってみるまでは、カッコだけなのではないのかと思ってたんです。もちろんシュワーのマイクなので、悪いマイクではないのだろうというイメージがあったのですが、使ってみてものすごくいい音が出ているのがわかります。

SHURE SM7Bの後続機とマイク選びのポイント

みんながみんなこぞって使うほどのマイクではないのではないかなとも思いました。誰々が使ってるからという憧れでマイクの音の違いなんて分からない素人が訳も分からず高いマイクを買っているのではないかなとも感じます。

また、SHURE SM7Bの後続機として「SHURE SM7dB」が追加されていますので、そちらもラインナップとしてマイク選びに加えたい一品です。

SHURE SM7B使ってみてのレビュー

ところがです。使ってみるとなかなか良かったです。みんながみんな使うの分かるわって感じでした。ライブストリーミングやポッドキャスティングは自分の声をヘッドホンでモニタリングして長時間喋ることになるわけですが、長く聞いていても聞き疲れしない温かみのある音がすごく心地いいんです。

デザインの魅力

そして音だけじゃなく、目の前にあっても圧迫感がなく、どこに向かって声を当てればいいのかというのが分かりやすいデザインが素晴らしいなと思いました。マイクの形によって、ここに向かって喋ればしっかりと収音してくれるんだなというのが分かりにくいマイクってあるんです。

ストレスフリーな使用感

そうすると喋っていてすごくストレスを感じるんです。SM7Bは指向性とマイクのフォルムがすごく一致している感じがします。しかも専用のウィンドスクリーンに適度な厚みがあって、マイクの音を拾うダイヤフラムまでの距離っていうのを担保してくれるので、マイクに近づきすぎても音が乱れるという心配がありません。

ウィンドスクリーンの効果

音大きくなってすみません。付属するこのA7WSというウィンドスクリーンもすごく良くって、分かりやすく一段階ノイズが軽減される感じがします。実際に付け替えてみましょう。

まずはこのノーマルのウィンドスクリーンで、強めに息を当ててみようと思います。

ウィンドスクリーン取り替え

では、ウィンドスクリーンを取り替えてみましょう。ちなみにウィンドスクリーンを取り外すとこのような感じの音になります。ミュージシャンがレコーディングの時に使う場合には、このウィンドスクリーンを外した状態で、ここにポップガードを付けて録音するっていうパターンも非常に多いです。

ダイヤフラムの位置

見ていただければわかると思いますが、ダイヤフラムがここにあるんです。何センチくらいかな。3センチから5センチくらい。この筒の中でもすでに距離が取られていると。

A7WSウィンドスクリーンの音質

それではこちらのウィンドスクリーンを付けてみたいと思います。では喋ってみます。マイクチェック。先ほどと同じぐらいの強さで喋ってみているつもりです。かなりウィンドノイズが低減されてますよね。

では、ウィンドスクリーンを元に戻して、今度は特性を切り替えながら、お話しを続けていきたいと思います。

SM7Bのコネクタ位置とマイクアームの魅力

今までご紹介した点の他に、さらにSM7Bが他のストリーミング向けマイクより決定的に優れているポイントが、マイクケーブルを接続するコネクタの位置です。これによってマイクアームや、マイクスタンドに取り付けた時に、シルエットが非常に美しくなるんです。本当に素晴らしいと思います。

他のマイクとの比較

以前このSM7Bを強烈に意識したユニバーサルオーディオSD1というマイクをレビューしたことがあるのですが、そのマイクも音だけで言ったら、このSM7Bとほぼ遜色ないというか、人によってはSD1の方が好きだなという人もいるのではないかと思いました。

SHURE SM7Bコネクタ位置の重要性

でも、このコネクタの位置ここを真似しないと、SM7Bの代わりにはなれないよ、このコネクタの位置が多くの人にSM7Bが愛される理由の小さくない部分を占めているのではないかなと僕は思うんです。

SHURE SM7Bのショップ購入のおすすめ

このSM7Bの現在の定価は53,000円(税込)です。ここ数年の円安の影響で値上がりしています。ただ不定期ではありますが、SHURE SM7Bは割と頻繁にセールの対象になる商品でもあって、中古も販売されています。

Amazonショップでは今年の1月から3月までで、すでに4回もセールの対象になっていますので、気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。今後の記事もどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。また次の記事で。

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