みなさんこんにちは、家電の虎でございます。全自動コーヒーメーカーの選び方と、その中でも特におすすめの商品をレビューします。操作の簡単さ、お手入れのしやすさ、抽出方法、ビルの構造、容量、フィルター、タイマー機能の有無、コーヒードリップのカスタマイズ性の高さなど、選び方のポイントを詳しく解説します。
また、象印のコーヒーメーカーやデロンギのKG521Jなど、価格と性能を考慮したおすすめ商品をピックアップ。あなたにぴったりのコーヒーメーカー選びの参考にしてください。朝バタバタする時にコーヒー豆を粉にしてペーパーフィルターをセットするなんて時間がなくて必ず嫌だ。もっと手軽に使えるコーヒーメーカーはないの?あります。
それが全自動コーヒーメーカーになります。この全自動モデルがとにかく大人気になっているのでおすすめをご紹介していきます。
全自動コーヒーメーカーの特徴と利点
全自動コーヒーメーカーとはどのようなもので、どのような特徴があるのかご存知でしょうか。全自動コーヒーメーカーの特徴は豆を挽くところから抽出するところまで全自動で行えることです。
要はコーヒー豆、水、フィルターをセットしてボタンを押すだけで手軽に本格的なコーヒーを入れられます。また豆を挽いた後すぐに抽出を行うため、豆本来の風味はまったく違います。
豆の風味やコクを損ないにくいのもメリットです。他の作業をしながらでも挽きたてのコーヒーを味わえるので朝の忙しい時間帯に使いたい方にも適しています。
全自動コーヒーメーカーのメリット
全自動コーヒーメーカーのメリットは豆の挽きからドリップまでをすべて任せることが可能なところです。豆を挽いた後すぐに抽出を行うためコーヒー抽出の品質が安定しやすいのが魅力と言えます。
一度にたくさんのコーヒーを入れられて、ミル、ドリッパー、サーバーなどを別々に集める必要がないのも嬉しいポイントです。
全自動コーヒーメーカーのデメリット
僕が以前に販売した方が言っていたデメリットは、サイズが大きいためスペースを取りやすいというのが難点です。
またコーヒー豆によって入れ方を自由に調節できないので味の変化を楽しめないともおっしゃっていました。それから全工程を自動で行う分部品の数も多いのでお手入れが少し面倒に感じる人もいるようです。
全自動コーヒーメーカーの選び方
全自動コーヒーメーカーの選び方ですが、いくつかまず種類があります。全自動コーヒーメーカーにメリットを感じられたら次はどの製品を選ぶかを考えてください。どの製品が自分に合うのかを絞り込みましょう。
選び方のポイントは抽出方法、ビルの構造、容量、フィルター、お手入れのしやすさ、作り置きのしやすさ、タイマー機能の有無、コーヒードリップのカスタマイズ性の高さなどが挙げられます。
抽出方法の特徴とおすすめポイント
短時間で抽出できるためスッキリとした味わいのコーヒーを抽出しやすいのが特徴です。紙製のフィルターはお手入れがしやすいです。使い捨てができますので初心者の方におすすめの抽出方法です。
ドリップ式は豆本来の味わいを堪能しやすいのが特徴です。ただ手動で抽出すると味にバラつきが出やすいのが難しいところです。全自動コーヒーメーカーだと繊細な抽出技術を持たなくても美味しいコーヒーを淹れられます。
エスプレッソ式の特徴とおすすめポイント
一つがエスプレッソ式。エスプレッソ式とは高温かつ高温の蒸気によってコーヒー成分を一気に抽出する方法です。
ドリップ式よりも少量のコーヒーを入れる方法です。ドリップ式よりも少量の水で抽出を行うため同じ豆の量を使用しても濃厚な味わいになりやすいのが特徴です。カプチーノやカフェモカなどコーヒーのアレンジを楽しみたい方にもおすすめです。
全自動コーヒーメーカーはスチールミルクが付いているものが多く、カフェラテもワンタッチで手軽に作ることができます。ドリップ式と比べると本体サイズが大きく価格が高い傾向にあり、購入する際は設置スペースの確保が必要となります。
ミルの構造とその特徴
次はミルの構造です。豆を挽くミルにもいいです。ミルにもいくつかの方式があります。プロペラ式、薄式、コニカル式。プロペラ式とは回転する刃によってコーヒー豆を粉砕するプロペラ式のミルです。構造がシンプルなため比較的価格面が安い製品が多く、コストを抑えたい方におすすめです。
またプロペラ式はメンテがしやすいといったメリットもあります。ただし挽いた豆のサイズにムラが立ちやすく、摩擦熱が発生しやすいことがデメリットです。コーヒー豆は本来の風味を損なう可能性があるので、味と香りに強いです。
薄式コーヒーメーカーの特徴とデメリット
薄式とはフラットカッター式とも呼ばれます。この方式は価格と性能のバランスが良いのが特徴です。薄いミルはフラットカッター式と呼ばれることもあります。薄力でコーヒー豆を擦りつぶすため、粉の大きさが揃いやすいのが特徴です。コーヒー豆本来の味や香りを引き出します。
こちらのデメリットは構造が複雑なので、掃除やメンテに手間がかかるのが懸念点です。薄式を選ぶ場合はミル部分が掃除がしやすいモデルが多いです。
コニカル式コーヒーメーカーの特徴と注意点
そして、コニカル式はコーヒーの味と香りにこだわりたい方におすすめです。葉が円錐形であることからコーン式と呼ばれることもあります。円錐状の葉で豆を切り刻むため、粒の大きさが揃いやすく、風味が落ちる原因である摩擦熱もほとんど発生しません。
コニカル式は構造が複雑なので、全自動コーヒーメーカーの本体価格は高い傾向にあります。 なお、コニカル式のコーヒーミルは構造上メンテナンスに手間がかかる場合もあります。 購入する前に掃除することはおすすめです。 掃除のしやすさもチェックしておきましょう。
コーヒーメーカーの容量について
続いて、容量です。 使用人数や1日あたりの杯数を考えると容量も重要です。 全自動コーヒーメーカーのスペックにある杯数は、コーヒーカップの1杯分の120ccで計算されていることが多いので、普段マグカップを利用している人は注意が必要です。
また、大容量タイプはコーヒーメーカー本体も大きくなりますので、設置場所に気をつけましょう。
フィルターの種類とその影響
次、フィルターです。 フィルターもコーヒーの味を決める大事な要素で、ペーパーフィルターとメッシュフィルターがあります。 機種によってセットするフィルターが異なりますので、どのようなコーヒーを好むのか次第で、フィルターの種類からもコーヒーメーカーを絞り込んでみましょう。 ペーパーフィルター、メッシュフィルターの使用時の味わいと特徴をまとめてみました。
ペーパーフィルターとメッシュフィルターの特徴
ペーパーフィルターは味わいはすっきりと、雑味を抑えたバランスの良さ。 特徴は抽出後のコーヒーの粉をそのまま捨てられること。ランニングコストがかかる。 メッシュフィルターは味わいはコーヒー豆の油分や風味をダイレクトに抽出する。 特徴は洗って何度でも使用が可能。微粉も通過するため、雑味が出やすい。
お手入れのしやすさについて
次、お手入れのしやすさです。 美味しいコーヒーを楽しむためには、日常的なメンテナンスが欠かせません。 特にミル部分の掃除のしやすさは重要です。
ミル周辺にはコーヒーの粉が付着しやすく、残った粉が酸化するとコーヒーに雑味がついてしまいます。 こだわりの美味しいコーヒーを楽しむためにも、ミル部分が簡単に取り外しができて、お手入れがしやすいモデルがおすすめです。
作り置きのしやすさとサーバーの素材
そして、作り置きのしやすさ。 全自動コーヒーメーカーのサーバーは、ガラス製とステンレス製に分けられます。 ガラス製のメリットは、臭いがつきにくく、洗浄・乾燥といったお手入れが簡単なことです。
また、コーヒーの残量が分かりやすいのもポイントです。 なお、コーヒーの温度を保つためにヒーターを搭載しているのが一般的です。対して、ステンレスサーバーは保温性に優れているのが魅力です。加熱せずに、ある程度保温ができるため、煮詰まりによる味の劣化が抑えられます。ゆっくりとコーヒーを楽しみたい方におすすめです。
サーバーの容量について
サーバーの素材とともに、容量も重要なポイントです。ガラス製でもステンレス製でも、抽出してから時間が経つと、コーヒーの味と香りは劣化します。一度に楽しみたいコーヒーの量を基準に、1から2杯分くらい余裕を持たせるのがおすすめです。次、タイマー機能の有無です。目覚めてすぐにコーヒーを楽しみたい時など、決まった時間に飲む方は、タイマー機能付き製品がおすすめです。コーヒーを飲むタイミングに合わせておけば、忙しい朝でも余裕を持って過ごせます。なお、目覚めのコーヒーを楽しみたい場合は、豆を砕く音の大きさも隠れたポイントです。静音性に優れたモデルであれば、音で目が覚めてしまうといったことを軽減できます。
コーヒーメーカーのカスタマイズ性について
そして最後に、コーヒードリップのカスタマイズ性の高さについてです。コーヒーを飲む楽しみを覚えたら、次は自分好みの入れ方、レシピを模索したくなる方もいらっしゃるかもしれませんね。いきなりハンドドリップに切り替えるのはハードルが上がりますので、カスタマイズ性の高い全自動コーヒーメーカーで、設定を組み合わせてマイレシピを探してみてはいかがでしょうか。
お湯の温度、挽き目の粒の度合い、濃さの調整、杯数の設定によるコーヒーの豆量や水量の調整の自由度が高い製品であれば、それだけ設定の組み合わせも多くなり、楽しみも増えるはずです。ここまでが選び方になります。参考にしてください。
おすすめの全自動コーヒーメーカー5選
おすすめの全自動コーヒーメーカー5選を紹介します。
第5位:パナソニックNCAコーヒー
ここからは金額順でのランキングをご紹介いたします。まず第5位。パナソニックNCA57コーヒーメーカー。パナソニックの全自動コーヒーメーカーは、機能性に優れたビル付きの全自動コーヒーメーカーです。
「パナソニックNCA57」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「パナソニックNCA57」のメリット・デメリット
- 豆挽から洗浄まで全自動
- フィルターの取り換え、掃除は必要
「パナソニックNCA57」の価格は、17,865円(税込)です。(2024年3月31日時点)
パナソニック コーヒーメーカー 全自動 ミル付き 沸騰浄水機能 デカフェ豆コース搭載 670ml ブラック NC-A57-K
コーヒー豆を挽くところから抽出、洗浄まですべて自動でこなせるのが特徴です。保温機能も備えていますので、時間を置いても温かいコーヒーを楽しめます。
第4位:象印ECSA40
第4位。象印のECSA40。
「象印ECSA40」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「象印ECSA40」のメリット・デメリット
- 部品がばらせて洗浄がしっかりとできる
- 洗浄後しっかりと乾かしてからでないと作動しない
「象印ECSA40」の価格は、17,792円(税込)です。(2024年3月31日時点)
象印 コーヒーメーカー 全自動 コーヒーミル付き 4杯用 ガラス容器 ステンレスメッシュフィルター ペーパーフィルター 外して洗える水タンク 珈琲通 540ml ブラック EC-SA40-BA
象印のコーヒーメーカー、コーヒー2は、挽き立ての美味しさを手軽にコーヒー豆を挽くところからドリップまで、全自動挽き立てドリップのコーヒーメーカーです。コーヒーのコクと香りを引き出す、マイコン予熱とダブル加熱、高温抽出、実験用のコーヒーメーカーです。
じっくり時間をかけて蒸らす、マイコンじっくり蒸らす抽出で、今までとは違う至福の一時を得られるでしょう。参考価格22,572円です。
第3位:デロンギKG521J
第3位。デロンギKG521Jです。
「デロンギKG521J」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「デロンギKG521J」のメリット・デメリット
- 豆の挽き目を18段階調整可能
- プラスチック容器なので豆の粉が付きやすい
「デロンギKG521J」の価格は、21,697円(税込)です。(2024年3月31日時点)
De'Longhi (デロンギ) コーヒーグラインダー デディカ KG521J-M コーン式 コーヒー豆350g分 安全設計 粗挽き~極細挽き 粒度18段階 液晶ディスプレイ 低摩擦熱 高均一性 [シルバー] デロンギファミリー登録で3年保証
デロンギの全自動コーヒーメーカーは高温式です。豆の旨味を最大限に引き出す、デロンギ最高級グラインダーとのキャッチコピーです。
高温式の挽き場により、従来品に比べ豆を均一に挽き、雑味のない味わいを引き出します。摩擦熱を抑える低速回転で、コーヒー本来の香りと風味を保ちます。配数と豆の濃さを選べる定量設定機能で、引くたびに豆を量る手間が不要です。そして、引きすぎることもありません。
また、18段階で粒度の設定が可能なワイドレンジに対応しており、ドリップコーヒーはもちろん、エスプレッソやフレンチプレスなど、様々なコーヒーメニューを楽しむことができます。価格は25,040円になります。
第2位:ツインバードCMD457B
第2位。ツインバードから。CMD457BとCMD465B。これ、僕が欲しい機種です。欲しいです。
「ツインバードCMD457B」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「ツインバードCMD457B」のメリット・デメリット
- 低速臼式フラットミルで豆の風味を損なわない
- 抽出に時間がかかる
「ツインバードCMD457B」の価格は、44,444円(税込)です。(2024年3月31日時点)
ツインバード 全自動コーヒーメーカー ミル付き 燕三条 臼式 6杯用 蒸らし 湯温調節 ブラック CM-D465B \アメトーーク!で紹介されました/
ツインバードの全自動コーヒーメーカーは、独自設計の低速薄式フラットミルが搭載されており、ミルダイヤルを使用して、挽き目調節ができます。カッター式とコーン式が融合したような形状をしていて、摩擦熱が生じにくく、ムラなく均等に挽けるのが特徴です。
コーヒー豆の焙煎度合いや、挽き目に応じて、抽出温度を83℃と90℃の2段階から減らします。この2段階を選べるのも、ツインバードの全自動コーヒーメーカーならではかもしれません。主なカフェチェーンの抽出温度と比べると、スタバで90℃から96℃、ドトール93℃、タリーズ90℃と低めの油温設定に感じるかもしれませんが、80℃から85℃は、ハンドドリップでコーヒーを入れる喫茶店でよく目にする油温設定です。これは、いいと思います。僕は欲しいです。
価格は36,612円です。機能的には、CMD457Bとほぼ同じです。配数が6杯用との違いで、CMD465Bという機種もありますので、使い場所や人数によって適切な用用モデルを選びましょう。参考価格44,000円です。
第1位:デロンギECAM23120
では最後、第1位。デロンギからECAM23120。 この機種は、日本限定のカフェジャポーネ機能を搭載したエントリーモデルです。
「デロンギECAM23120」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「デロンギECAM23120」のメリット・デメリット
- コーン式グラインダーで香りを逃がさずに豆を挽ける
- サイズが大きい
「デロンギECAM23120」の価格は、57,500 円(税込)です。(2024年3月31日時点)
De'Longhi (デロンギ) 全自動コーヒーマシン マグニフィカS ECAM23120WN コーヒーメーカー エスプレッソマシン 全3メニュー カフェジャポーネ搭載 豆から挽きたて 簡単お手入れ フロス調整ミルクフロッサー [ホワイト] デロンギファミ
自宅で手軽にカフェでの一杯をお楽しみいただけるものです。 カフェジャポーネ機能とは、エスプレッソの旨味とドリップのスッキリさです。 スッキリした後味を融合したものです。
豊富なメニューバリエーションと抽出方法
豆をハンドドリップのように蒸らしながら抽出し、芳醇な香りと旨味を凝縮した一杯をお楽しみいただけます。 エスプレッソはもちろん、カフェラテからカプチーノ、氷と冷たい牛乳を使えばアイスメニューまで。 本格エスプレッソをベースとしたカフェ顔負けのメニューバリエーションを自宅でお楽しみいただけちゃいます。
操作もすごく簡単で、コントロールノブを回す、押すだけで、誰でも簡単に操作ができます。 使用後のお手入れも簡単なスライド式フロントオペレーションで、ストレスフリーです。 価格は6万3459円。ほんまなかなか高いんですけどね。でもそれでも売れています。
まとめ
それではまとめです。 引き立て、入れたての本格コーヒーを気軽に楽しめる全自動コーヒーメーカー。 コンパクトモデルから本格的なエスプレッソが楽しめる高級モデルまで、幅広くラインナップされています。 今回の動画を参考にしてお気に入りの1台を選んでみてください。
気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ツインバード 全自動コーヒーメーカー ミル付き 臼式 3杯用 燕三条 蒸らし 湯温調節 ブラック CM-D457B サタデープラス ひたすら試してランキング で紹介されました