新型SteelSeries Apex Pro TKLが登場しました!旧型から大幅にアップグレードされた本製品は、カスタマイズ可能なキースイッチや圧倒的なレスポンス速度で、ゲームプレイやタイピングをこれまで以上に快適にします。さらに、優れた耐久性とエルゴノミクス設計も兼ね備えており、長時間の使用でも疲れを感じさせません。この記事では、新型と旧型の違いや、SteelSeries Apex Pro TKLの魅力を徹底解説します。その進化ぶりに驚かされること間違いなし!
SteelSeries Apex Pro TKLレビュー|まずは結論
まず最初に「SteelSeries Apex Pro TKL」を使ってみた結論からお伝えすると、最強のゲーミングキーボードでした。
「SteelSeries Apex Pro TKL」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「SteelSeries Apex Pro TKL」のメリット
- 世界最高レベルの反応速度
- 高性能でカスタマイズ性が高い
「SteelSeries Apex Pro TKL」のデメリット
- 少々高めな価格設定
- 流線型が好きな人には旧型がおすすめだが在庫がない可能性がある
SteelSeries Apex Pro TKLの価格
SteelSeries Apex Pro TKLの価格は32,980円(税込)です。(2023年8月25日時点)
SteelSeries Apex Pro TKL JP 2023の紹介
はいどうも皆さんこんにちは。たこまるです。最強のゲーミングキーボードは何ですか?という質問があった時によく答えているのがこちらのSteelSeriesAPEX PRO TKLです。
反応速度の進化
SteelSeriesAPEX PRO TKLのゲーミングキーボード発売からかなり経っているのですが、いまだに人気の理由はキーボードの反応速度が世界最高レベルで速いからです。
旧型についてのレビュー記事はこちらからチェック可能です。気になる方はぜひ!
2023年新型モデル
なんと今回こちらの伝説のキーボードが新型になって帰ってきました。その新型がこちら、SteelSeriesのAPEX PRO TKL 2023。後ろに2023とついている通り2023年モデルです。
新型の進化ポイント
実際に僕も使い込んでいるのですが、いろいろ使ってみた結果新型というだけあって進化していました。色々なところで機能面のアップグレードがされていまして、最大の目玉は反応速度がまたさらに上がった点です。
アクチュエーションポイント
キーを押してから反応する距離をアクチュエーションポイントと言うのですが、このアクチュエーションポイントはキーボードだと2ミリ前後のものが多いです。
旧型と新型のデザイン比較 テンキーレスサイズ
キーボードの実物はこちら。テンキーレスサイズというだけあってコンパクトで全体的に黒くかなりシンプルなデザイン。キーボードのフレームもかなり削られているような印象があります。
旧型と新型の違い、日本語配列について
見た目に関しても旧型と変わっていて、このような感じのデザイン。旧型は少し角も丸みがあって、余白も多いようなイメージでトッププレートやキーキャップの質感も違い、割と見た目の変化は大きいです。
また、日本語配列に関しては今回も対応しているようです。
個人的なデザインの好み
正直この旧型と新型両方を見比べた時に、個人的に単純に見た目だけで選ぶなら旧型の方が好きかもしれません。光を当てた時の違いを言うと、キーキャップは新型の方が若干紺色っぽさがあります。
画像で伝わるかどうか分からないのですが、見る角度によっては紺のようです。旧型の方は完全に黒色。気になった点はトッププレートの端の部分が新型は隙間があるようなデザインになっていて、悪くないのですがゴミも溜まりそうです。見た目は、旧型の流線型のラインがかっこよくてシルエットが好きです。
スペースバーの改良とその影響
スペースバーが新型になったことによって、より左側にあるので押しやすさはね上がったと思います。その代わりにコントロールキーやオルトキーなどのボタンが小さくなっているので、その辺りのバランスが変更されているというイメージです。
新型のコンパクトなサイズ感
サイズ感は新型の方がコンパクトだなという話をしましたが、旧型と比べてもコンパクトになっています。新型のサイズはこのような感じで、幅が355mm、奥行き128mm、高さ42mmです。
テンキーレスでコンパクトですが、旧型が奥行き139mmの高さ40mmだったのに対し、高さのみ大きくなっただけで、それ以外のサイズは全体的にコンパクトになっています。
新型の重さと安定感
特に分かりやすいのが奥行きです。奥行きで言うと新型の方が圧倒的にコンパクト。軽さ重視であれば旧型。本体重量は新型の方が990gと重くなっています。旧型の方はケーブル抜きで770gだったので、本体の重さが増して安定感も増している。
滑り止め効果とシンプルな印字
これが伝わるかどうか微妙ですが、新型の方がざらつき感があります。旧型の方は、サラサラとした、スルーンスルーンとした素材感だったのですが、新型の方は少しざらつきがあって滑り止めが増したような感覚がします。
その分見た目で言うと、先ほどより劣っている感じはするものの、性能重視というところで妥協できますね。金印字も入ってなくて、シンプルな印字方式でそのあたりも、ダサくは感じません。
別売りの透明キーキャップ
SteelSeriesのゲーミングキーボードに関しては、別売りで下半分が透明になっているキーキャップもあります。ライティングを重視する方におすすめです。付け替えるだけで、非常にライティングが派手になります。
キーキャッププーラーの収納
キーキャップを外してみるのですが、キーキャップを外す道具がなんと、これ裏にあるんです。パカッと上げると、キーキャッププーラーが出てきます。
キースイッチの仕様
これを使ってキーキャップを引き抜いてみます。軸は白のようです。SteelSeries独自の最強キースイッチ OMNIPOINT 2.0を採用しているこのゲーミングキーボードは、圧倒的なスペックを誇っています。
OMNIPOINT 2.0の特徴
OMNIPOINT 2.0のスペックは、磁気センサーを採用しているため、チャタリングやキーの誤差動も起きにくくなっています。また、アクチュエーションポイントも可変となっており、最短0.2mmから最大0.8mmまで変更可能です。
カスタマイズ性の高さ
このキーボードは、全体を変更するのではなく、WASDなどの移動キーだけを最短にしたり、他のキーのアクチュエーションポイントを深めに設定したり、キー一つ一つで設定することも可能で、カスタマイズの幅がかなり広いと感じています。
高速アクチュエーションポイント
そして、アクチュエーションポイントが0.2mmという、旧型の0.4mmでも十分すぎるぐらい速い状態になっています。STLシリーズのゲーミングキーボードの技術力は高いと感じています。
対戦ゲームへの適応性と慣れの必要性
特に、対戦ゲームにおいては、この新型APEX PRO TKLは間違いなくよ良い選択肢となります。ただし、アクチュエーションポイントが0.2mmとなるため、慣れるまではかなり操作が難しいです。
2in1アクチュエーションキーズの特徴
このキーボードの面白いところは、2in1アクチュエーションキーズと呼ばれるアクチュエーションポイントを2段階で設定できるという機能があります。この機能はなかなか珍しくて、Steelシリーズ独自のオムニポイント2.0搭載してるからこそできるのが特徴です。
OLEDディスプレイの活用
あと気になる部分は、ディスプレイがついています。有機ELディスプレイで、ここに色々なデータを表示することができます。
滑り止めの効果
裏側には、しっかりと滑り止めもついていますので、普通にゲーム使ってる限りは、キーボードがずれたりなどまったくしなかったです。重さもあるし、あれ、旧型の方が良いのではないかと思うところもあるものの、スペック面や細かいところで言うと、新型は進化しているなと感じます。
ソフトウェアでの設定
PCに接続すると、SteelSeriesのソフトウェア上でAPEX PRO TKLが認識されています。これを押すことによって、色々な設定ができます。まず、キーバインド設定もできますし、アクチュエーションポイントの設定もできます。よく使うWASDだけを0.2にしたり、必殺技系のキーはご入力しないようにアクチュエーションポイントを深めに設定するなどの細かい設定が一つ一つのキーごとにできます。これは便利です。
2in1アクチュエーションキーズとマクロ設定
先ほども紹介した2in1アクチュエーションキーズです。これを押し込む深さによって、キーの設定を変えることができます。例えば、Qキーを浅く押すと、Qとして認識されるけど、深く押すと、Wとして認識されるなどの設定ができます。これを使うことで、一つのキーで複数の機能を持たせることができ、操作性が向上します。
OLEDディスプレイのカスタマイズ
さらに、先ほど触れたOLEDディスプレイもカスタマイズが可能です。ディスプレイに表示される情報や、アイコンなどを変更することができます。例えば、CPU使用率や、メモリ使用率、ゲーム内の情報などを表示することができます。また、好きな画像をアップロードして、独自のアイコンを作成することもできます。
イルミネーション設定
もちろん、キーボードのイルミネーション設定も豊富です。カラーや光のパターンを選択して、自分好みのイルミネーションを設定できます。また、ゲーム内の状況に合わせて、イルミネーションが変化する設定も可能です。例えば、ゲーム内でダメージを受けると、キーボードが赤く点滅するといった具合です。
総評
総評として、SteelSeries Apex Pro TKLは高性能でカスタマイズ性が高く、機能も充実しています。
価格は少々高めですが、その価値は十分にあると思います。ゲーミングキーボードをお探しの方には、ぜひオススメしたい1台です。
オリジナルディスプレイの魅力
自分の好きな画像を表示させることもできます。例えば、たこまるロゴを表示したり本当に自分好みで全てカスタマイズできちゃうというのがすごくいいところです。小さめでそんなに解像度高くはないのですが、こういうカスタマイズ性も遊び心がありすごく面白いです。
イルミネーションとライティング
イルミネーション系、ライティングももちろん変更することができます。ライティングの種類をいろいろ試してみましたが非常に多かったです。ゴリゴリにRGBらしくカラーリングを変更することもできますし、いかにもゲーミングっぽくピカピカ光らせることもできますし、逆に単色で光らせることももちろんできます。
キー入力の快適さ
キーの入力のしやすさに関して、キー入力は間違いなく入力しやすいです。メカニカルキースイッチではないので、この押し込んでから底につくまで引っかかりはありません。途中でカチッとなるわけではなく、押し込み始めから床までスムーズに降りるような感覚があります。
ゲーム性能の評価
肝心なね、ゲーム性能というところに関してですが、これはさすがに間違いなさすぎた。シンプルに使用しやすく反応速度も速いです。
どのキースイッチも変な挙動なく、確実な操作をすることができました。
アクチュエーションポイント設定
僕の使い方はWASD移動キーのアクチュエーションポイントをかなり低めにして、ウルトとか必殺技系のキーに関してはアクチュエーションポイント深めに設定する。
そうしてあげることによって誤操作も減るし、キャラコンもしやすくなるというところで、このあたりの使用感が強いです。
ゲームへの適応性
特に移動キーの恩恵をよく受けたのはバロラントです。バロラントは本当にすぐ止まるし、すぐ動くし、アクチュエーションポイントが低いのは正義だなと感じました。
バロラントだったら移動キー全て0.2にしても余裕で使えました。むしろ、非常に有利になるのではないかなと感じたので、APEXももちろんですが、バロラント系もかなり向いています。
ビルドクオリティと音量調節
対戦系のゲームならなんでもいけます。キーをゴリゴリに使っていてもグラつきや操作時に不安になることもなく、ビルドクオリティも高いし、音量調節ダイヤルがかなり便利です。僕は頻繁に音量調節するタイプですが、キーボードに音量調節ダイヤルが付いているおかげで音量も調節しやすいし、使用感は間違いないです。
新旧ユーザーへの対応
旧型のAPEXとTKLからの移行もしやすく、初めてのゲーミングキーボードでも問題ないのではないかなと感じます。
旧型と新型の選択肢
Apex Pro TKL旧型の方が好きだったという方であれば在庫があまりないというデメリットはもちろんあるのですが、売っていたら旧型ももちろん選択肢に入ると思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
SteelSeries ゲーミングキーボード テンキーレス 有線 日本語配列 OmniPointスイッチ 有機ELディスプレイ搭載 Apex Pro TKL (2023) 64861 ブラック
特にアクチュエーションポイントの調整機能や、2in1アクチュエーションキーズなどは、他のキーボードにはない魅力的な機能です。