「YAMAHA MSP3とHS5徹底比較！初心者におすすめのモニタースピーカー」

この記事では、YAMAHAの人気モニタースピーカーMSP3とHS5を徹底比較します。初心者にも手が出しやすい低価格のモデルであるMSP3とHS5の違いや、それぞれの特徴を詳しく解説。音楽制作を始める方や、自宅での使用を検討している方にぴったりのスピーカー選びの参考になる情報をお届けします。どちらがあなたにとってベストな選択か、ぜひチェックしてみてください。

ヤマハモニタースピーカー比較レビュー

今回はヤマハからリリースされているモニタースピーカー、MSPシリーズ、HSシリーズの中で、初心者にも手が出しやすい低価格のモデル、こちらMSP3とHS5の比較レビューを行っていきたいと思います。

MSPシリーズとHSシリーズのラインナップ

MSPシリーズのラインナップは小型低価格のものから順にMSP3、MSP3A、そしてMSP5studio。HSシリーズのラインナップはHS5、HS7、HS8となり、それぞれ型番の数字がウーファーのサイズを表しています。

モデル選びのポイント

サイズを決めてモデルを選びます。例えばMSP5とHS5比較してどちらにしようかなって悩んでいる場合は、実際に聞き比べをして音が好みに近い方を選ぶか、もしくは価格やデザインを見て選ぶとよいです。

予算を決めてからのモデル選び

予算を決めてからモデルを選ぶという場合、ほぼ同価格のMSP3、MSP3AとHS5、どちらが自分にとってベターなのかを判断することはすごく難しいと思います。

MSP3とMSP3Aの違い

MSP3とMSP3Aの違いについてはレビュー動画を別に作っていますので、右上の情報ボタンからそちらの動画も合わせてぜひご覧ください。

初心者や通販で購入を検討されている方へ

DTMを始めたての初心者の皆さんや、自宅周辺に聞き比べができるようなショップがなくて、通販での購入を検討されているという方、ぜひ参考になれば嬉しいです。

MSP3、MSP3AとHS5の選び方

MSP3、MSP3AとHS5どちらがあなたにとって好ましいか判断する場合、スピーカーの設置を検討している場所の空間の大きさで決めると良いです。つまりHS5が置ける環境がある人であれば、HS5を選んだ方が良いというのが今回の僕の結論です。

モニタースピーカーのサイズの壁

ここ1、2年で、数万円の入門機から70～80万円の高級機、ウーハーサイズが3インチから8インチまでといった様々なモニタースピーカーを視聴してきました。分かったことは、サイズの壁は高くて分厚いということです。

MSP3とHS5の価格差の理由

MSP3はHS5に比べて小さいのに値段はほぼ同じです。そこには何か理由があるのではないかと思います。MSPシリーズの方が玄人向けなのではないか。色々考えたくなります。

音質に大きな差はない

聞き比べてはっきりと言えることは、音に関して大した差がないということです。音質をぐっと向上させるような技術がMSPシリーズだけに備わっていることはないです。

MSP3、MSP3Aの価格の理由

なのでMSP3、MSP3Aは高いの? そこがわからないと気持ち悪いです。MSP3、MSP3Aの価格の理由は、その利便性にあります。

2系統の入力コントロール機能

今回、紹介したヤマハのモニタースピーカーの中で、MSP3、MSP3Aには唯一2系統の入力を前面のつまみでコントロールすることができるという機能があります。またMSPシリーズの底面には、様々なアタッチメントが取り付けられるネジ穴がついています。

HSシリーズとMSPシリーズの違い

こちらのHSシリーズは、スタジオモニターに特化した作りになっていまして、部屋の所定の位置にゴンって置いて最初に音量や音質の調整をしたら、基本的にはそのままの設定で使う、何もいじらない、そういうモデルです。

MSPシリーズの多機能性

対してMSPシリーズは、スタジオモニター的な音のキャラクターは持ちながらも様々なシチュエーション、スタイルで使うことができます。MSPシリーズは多機能なため、HSシリーズよりも高いということです。

MSP3、MSP3AとHS5の選び方

あなたにとってMSP3、MSP3AとHS5どちらが好ましいかを見分ける簡単な方法をご提案します。非常に簡単です。椅子に背中をつけて触れる位置にスピーカーを置こうと思ってる人には、こちらのMSP3、MSP3Aをおすすめします。逆に触れない場所にスピーカーを置こうと思ってる人には、こちらのHS5の方がおすすめです。

ヤマハスピーカーが初心者におすすめな理由

ヤマハのMSP3、MSP3A、HS5、IKマルチメディアのiCloudマイクロモニターの4機種を初心者の方におすすめしています。これらの4機種に共通する特徴は、価格が安く、ユーザーが多い、という点です。多くのユーザーが評価していることから、品質が安定しているということになります。また、リセールバリューが高いという利点もあります。ヤマハの製品に関しては、ブランドの信頼度が高く、日本企業ならではの丁寧なサポートなども魅力です。