Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセットレビュー|マイクについて

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この特集を作った人 | pippin編集部スタッフ

Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセットレビュー|マイクについて

今回は、PS4、PS5、Nintendo Switch、ゲーミングPC、Xboxなど、どんなデバイスでも使える万能なRazer BlackShark V2 Xゲーミングヘッドセットのレビュー。軽量で装着感が良く、価格もお手頃なため、コスパが抜群です。この記事では、マイクが使えない時の対処法、マイクや付属品、違いについても解説していきます。

Razer BlackShark V2 X レビュー|コスパ最高

まず最初に「Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセット」を使ってみた結論からお伝えすると、コスパ最高でした。

また「Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセット」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。

「Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセット」のメリット3つ

  • コスパが良い
  • 色々なデバイスに使える
  • 軽量

「Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセット」のデメリット3つ

  • 音質は普通
  • 高級ヘッドセットには劣る
  • RPGゲーム、迫力重視音系のゲームには向かない

Razer BlackShark V2 Xゲーミングセット の価格

「Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセット」の価格は、5,980円(税込)です。(2023年11月04日時点)

Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセットの詳細

今日はPS4、PS5、Nintendo Switch、ゲーミングPC、Xboxなど、何でも使える万能なRazer BlackShark V2 Xをレビューします。販売から少し経ってるんですが、コスパが良すぎると話題で、色々なデバイスに使えるので、売れているゲーミングヘッドセットです。

驚きの価格

価格はAmazon価格で5980円です。ゲーミングヘッドセットって、1万円超えてくるものもあって、なかなか手が出しにくい方も多いと思うんですが、こちらのゲーミングヘッドセットは5000円台ということで、本当に安いです。カラーリングは2種類です。ブラックとグリーンがあります。特にこの2つは性能が変わらないので、見た目で選んじゃっていいかなと思います。

Razer Krakenと比較

Razerの安めのゲーミングヘッドセットといえば、Razer Krakenがあると思います。価格はかなり安くて、見た目もRazerっぽくていいのですが、FPSやTPSのような、そういう音が重要なゲームをするなら、個人的にはこちらのBlackSharkV2Xがおすすめです。

7.1チャンネルの利用方法

アクティベーションコードがあります。これは何かっていうと、Razer Krakenのヘッドセットで7.1チャンネルのバーチャルサラウンドを使うために必要なコードです。専用ソフトウェアのRazerサラウンドってものがありますので、それをインストールしてこのコードを使えば7.1チャンネルを使えますよというものです。コードを打つ必要があるのは面倒ですね。しかしBlackSharkV2Xでは、デフォルトで7.1チャンネルが使えるようになっているんです。

バーチャルサラウンドについて

バーチャルサラウンドって基本的に僕はFPSとかTPSゲーム用途で使うのはあまりおすすめしてないのでゲーム重視ならそんなに必要ないです。映画見たりとか迫力を重視するときにはすごくいいかなと思います。

Razer BlackShark V2 Xのデザイン

かなり値段が安いゲーミングヘッドセットなので、質感がすごいチープになったりするかなと思いきや、意外に悪くない。安いゲーミングヘッドセットだと、ゲーミングゲーミングしすぎてるものも多いんですが、これはすごくシンプルでいいです。派手すぎないので、いろいろなデスク周りにも合わせやすそう。

グリーンエディションの特徴

グリーンの方はこんな感じ。グリーンエディションはRazer感強めです。割と黒とグリーンの共存のような、イヤーカップは黒、外側のイヤーカップの部分は緑色です。

Razerロゴのデザイン

側面にもRazerのロゴが入っています。ブラックと同じくマイクもついてます。グリーンエディションの方のカラーリングは面白い。好き嫌いは別れるかもしれないんですが、グリーンが好きな方はこちらもありかなと思います。

側面の部分にロゴが入っています。Razerのロゴは光ったりしないです。このままプリントされてるって感じ。

イヤーカップの素材と軽さ

イヤーカップのところはプラスチック感あるんですが、その分軽くなってるので、個人的には別にいいです。この価格帯のヘッドセットに高級感を求めても意味がないので、こんなもんで十分かなと。イヤークッションの素材に関してですが、側面横側のところはPUレザーでして、革っぽくなってるんですけど、耳に触れる部分はメッシュ生地になっています。なので通気性に優れた形状で、割とむれにくいんではないかなと思います。

伸縮性とヘッドバンドの柔らかさ

側面は伸縮性があるので、頭のサイズに合わせて伸ばしたり、縮めたりすることができます。幅があり、サイズ変更の幅が広い。ヘッドバンドも肉厚の部類なので、脳天はかなりしっかり守られてます。

マイクの機能と利便性

Razer BlackShark V2 Xはゲーミングヘッドバンドなので、マイクがついています。このマイクを使って友達とボイスチャットをして、連携したりとか利便性高くていいです。

マイクのポップノイズ対策

マイクの先端に黒いモフモフみたいのがついてると思うんですが、ポップノイズって言って息を吐いた時の、雑音が入らないようになっています。安いヘッドバンドはデフォルトでついてないものも多いので、これついてるだけでもありがたい。マイクに関して残念なポイントを言うと、取り外しができないっていうところかな。

マイク取り外しと初心者向け

いいヘッドセットだと、これマイク取り外したりできるんですが、価格が安いのもあって、取り外しはできません。でも初心者用って考えたら別にいいかな。中級者とか上級者になってくると、マイクの音質こだわりだして、ヘッドセットのマイクじゃなくて、外部マイクを持っている方も多いと思うので、そういう人はこのヘッドセットのマイクって、使わないので外しがちです。

こういうゲーミングヘッドセットのマイク使ってる方も多いので、取り外さないってことを考えればありかな。幅というか可動域も広くて固定もしやすいので、うん全体的に質は悪くないね。

5000円台の価格帯での評価

5000円台のヘッドセットでこれだけ良ければかなりいいんではないかなと思います。肝心なのは音なので、その辺は後からテストしてみたいと思います。

Razer BlackShark V2 HyperSpeedについて

Razer BlackShark V2 HyperSpeedは、Razer BlackShark V2 Proの使用を一部簡略化した廉価版モデルで、Razer公式販売価格は、20,880円。Razer BlackShark V2 Xの約4倍の価格で販売されています。低価格で良いゲーミングイヤホンが欲しい方は、Razer BlackShark V2 Xがおすすめです。

コードのデザインと利便性、付属品

コードは、こんな感じでRazerっぽくてグリーンのコードになっています。デスク周りって、すごい多くコードがあって、どれがどのコードか分かりづらくなることがあるんですが、このヘッドセットの場合はこのグリーンのコードイコールヘッドセットだなって、すごく分かりやすい。

端子と長さの対応性

付属品の端子は3.5mmのプラグドになっています。3.5mmなので、動画の冒頭でも言った通り、色々なゲーム機にも対応してるし、間にアンプをかませることもできます。長さは1.3mあるので、かなり幅もとれます。

スプリッターと上位機種の紹介

ちなみに、スプリッターって言うプラグを分けるものもついてるので、接続するデバイスによっては、これを使うこともできます。こちらのBlackSharkV2Xの上位機種にあたる、BlackSharkV2っていうモデルもあるんですが、その場合は、USBサウンドカードも付属しているので、予算がある方はそちらがおすすめかなと思います。

説明書・接続方法について

Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセットの説明書は、Razer公式ホームページで確認できます。接続方法に関しても詳しく解説されています。

軽さが魅力のゲーミングヘッドセット

何と言っても個人的に推したいのがこの軽さ。こちらのヘッドセットはなんと言っても軽さが本当にいいんです。重さは強威の240gということで、ゲーミングヘッドセットはかなり軽い部類です。

軽さがもたらす快適な装着感

重さって装着感でも重要な部分で、頭に重いものを乗せた状態で長時間ゲームするのと、頭に軽いものを乗せて長時間ゲームするのだと、まったくつけ心地が変わるので、重さは大事です。

独自設計の50mmドライバー搭載

軽いヘッドセットだと、オーディオドライバーが小さくて40mm搭載のものも多いんですが、こちらのドライバーはしっかりと独自設計の50mmドライバーが付いていますので、価格や設計面とか質や、スペック見るとコスパいいよねって思いますよね。

機能面でも優れたヘッドセット

いやほんとすごいね。ここまで見てきた感じだけでもかなりすごい。ヘッドセットの下部にこのマイクのミュートボタンもあるし、この横のところでボリュームの調節もできるので、そういう機能面でもかなりいいのかなと。

Razerクラーケンとの違い

Razerの初心者用ゲーミングヘッドセットっていうと、動画の最初の方でも言った通り、Razer Krakenが取り上げられる場合が多いです。ブログ記事とかでも、Razer Krakenをお勧めしてる方がいるんですが、個人的にはあまりRazer Krakenはお勧めできないんだよね。

ゲームジャンルによるお勧めの違い

もちろん用途によるので、RPGゲームとか迫力重視音で勝敗が決まらないような、そういうゲームをするならRazer Krakenでもいいのですが、FPS TPS系のゲームをするならあまりお勧めできないです。逆に言うと、FPSとかTPS系のゲーム、今で言うとエーペックスとかフォートナイト、VALORANTをするなら、確実に僕はこちらのBlackSharkV2Xをお勧めしています。

あとからRazerのクラーケンかBlackSharkV2Xで悩んでる方は、やるゲームによって選ぶとね、すごくわかりやすいかなと思います。

Razer BlackShark V2 Xの使用感に関して

まず装着感に関して。装着感はかなりいいです。軽いので、単純に頭に乗っかってる感が少なく、圧迫感も少なくなっています。ゲーミングヘッドセットって200g台後半270gぐらいでもまったく軽いなって感じるんですが、Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセットは240g。軽さっていうところでは本当にトップクラスかなと思います。

側圧の評価

軽いヘッドセットをつけた時の横からの圧迫感、側圧に関してもすごくちょうどいいです。軽さ重視のヘッドセットだと割と小型なので、ヘッドセットが小さくて側圧が強くて頭が痛くなっちゃうという方もたまにいるんですが、Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセットの場合は側圧もそんなに強くなくてちょうど良かったです。上のヘッドバンドの部分に関しても先ほど触った通りすごい柔らかくて、脳天へのダメージもないし、本当に全体的につけてて疲労感が少ないなと感じました。ゲームとかって熱中して何時間かやっちゃう場合あると思うんですが、そういう風に長時間やってても疲れにくい、そういう装着感でした。

Razer BlackShark V2 Xの音質について

じゃあ続きまして、聞こえる音に関して。音質に関しては若干低音よりな気もするけども、全体を通してフラットでバランスが良い音と、そういう感想でございました。

中音高音の重要性とバランス

音って大きく分けて、中音・高音・低音ってあるんですが、FPSとかTPSとかそういう対戦系のゲームをするときは、ゲームにもよるんですけど、基本的には、中音・高音が聞きやすい方がいいんです。その方が敵の足音とか銃声を聞きやすくなるので、中音・高音も聞きやすい。すなわちバランスの良いヘッドセットがいいのですが、このヘッドセットの場合はそのバランスの良いヘッドセットに当たるんではないかなと感じました。

BlackSharkシリーズの音質

本当にこのBlackSharkのシリーズって音のバランスが良いのが好きです。他のBlackSharkシリーズも僕持ってるんですが、このシリーズ本当に音の質自体ももちろん良いし、音のバランスっていう点もすごく優れているので、価格以上の音が鳴っているなって感じます。

5000円台で買えるヘッドセットでこれだけ音のバランス良くて音も良かったらこれは売れるよなって思います。シンプルに良いヘッドセットだと感じます。

音の輪郭のはっきりした質感

音の質が良くて音の輪郭がはっきりしているような感覚があるので、この鳴っている音は足音なのか銃声なのかリロード音なのかとか、そういう音同士の聞き分けがしやすいです。紛れにくい感じです。

もちろん1万円超えとか、もっと高級なヘッドセットと比べると劣る部分もあるんですが、この価格から考えれば十分すぎるね。値段以上の価値はあると思います。コスパ最強。

定位感の優れた性能

定位感に関して、定位感は音の方向や距離感の話ですが、この定位感もかなり良いです。この価格帯で買えるゲーミングヘッドセットで、なおかつ3.5ミリセットを売ったことを考えると、これはズバ抜けているレベルなんではないかなと。

同価格帯の競合製品との比較

5000円台の同じ方式のゲーミングヘッドセットも、10種類ぐらい使ってきたんですが、その中でも本当にトップクラスでいいなって断言できるぐらい、そんなぐらい良かったです。音の方向位置がつかみやすいので、敵が今どの辺にいるのかとか、上の階にいるのか下の階にいるのかっていうのが聞き分けやすいと言うならね。

音の距離感と低感の評価

その音の聞き取れる距離感、音が離れると聞きにくいっていうイメージが若干あるんですが、まったくこれでも支障はないし、何よりこの価格でこれだけ聞き取れたら正直十分すぎる。低感も問題ないです。

マイクの音質テスト

PS5にRazerのBlackSharkV2Xを繋げて、マイクのテストをしましたが、ここに関しては正直予想通りです。こんなもんだろうなと思ってた音質が出ています。悪くはないけど良くもない普通ぐらいです。ゲーミングヘッドセットは音質良いものが少なくて、音にこだわるならUSBマイクを買うべきなので、この音質で必要十分かなと思います。

マイクの特徴と操作性

こちらのマイクは単一指向性のマイクですので、アナログのノイズキャンセリングがついています。なので周りの音も全く拾わないっていうほどではないんですが、拾いにくい設計となってます。これはありがたいよね。コントローラー派の方とか、このマイクであればコントローラーの操作音も入りづらいのではないかなって思います。単一指向性マイクやマイクミュート、ボリューム調節ダイヤルがついているなど、操作性も問題ないようです。

価格と性能のバランス

音質や定位感などは、1万円2万円するような高級なハイスペック機と比べると劣る部分があるのは事実ですが、この価格帯の中では間違いなくトップクラスの製品です。正直悩まずに買って間違いないでしょう。外れにくく、この値段でこのクオリティはシンプルにすごいです。

マイクが使えない場合の対処法

Razer BlackShark V2 Xのマイクが使えない場合の対処法がいくつかあります。

マイクの接続を確認する、Razer BlackShark V2 Xを規定値に設定、オーディオドライバーの更新、ファームウェアを更新などを試してみてください。

まとめ

Razer BlackShark V2 Xは安くてしっかりと使えるものを欲しい方には、本当にドハマりするので、必ず選択肢に入れて欲しいゲーミングヘッドセットです。

気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

Razer BlackShark V2 X ゲーミングヘッドセット 3.5mmアナログ 7.1ch サラウンド 特許技術採用50mmドライバー 単一指向性マイク ノイズキャンセリング 高遮音性イヤーカップ 軽量240g PC PS4 PS5 Xbox Ni

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