みなさんこんにちは、ふるちガジェットでございます。
今回は、ゲームとデスクワークに最適なコスパ最強のPCモニター、LG ELECTRONICS 32GN600-Bを紹介します。このモニターは、31.5インチWQHD 165Hzのスペックを持ち、価格破壊のパフォーマンスを提供します。
私自身も使用しており、その優れた性能と使いやすさに感動しています。詳細なレビューを通じて、その魅力をお伝えします。
LG ELECTRONICS 32GN600-Bレビュー|稀有なゲーミングモニター
LG ELECTRONICS 32GN600-Bは、クオリティが高いのにハイスペックで価格破壊のモニターです。ゲーミングらしく尖っていますが、台座と本体を接続します。接合部を隠す目隠し付きです。
まず最初に「LG ELECTRONICS 32GN600-B」を使ってみた結論からお伝えすると、稀有なゲーミングモニターでした。
また「LG ELECTRONICS 32GN600-B」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「LG ELECTRONICS 32GN600-B」のメリット2つ
- まるで映画を見ているかのような臨場感
- 広い作業領域と視認性の良さを両立
「LG ELECTRONICS 32GN600-B」のデメリット2つ
- モニターアームを使用すると、足を設置する際の出っ張りが気になる
- スピーカーは非搭載
LG ELECTRONICS 32GN600-Bの価格
「LG ELECTRONICS 32GN600-B」の価格は、43,000円(税込)です。(2024年2月20日時点)
LG ELECTRONICS 32GN600-Bの詳細
ACアダプター・電源ケーブル、長さは1.5m。ディスプレイポートケーブル、1.5m。規格は1.4なので、WQHD 165Hzにはもちろん対応しています。ケーブルホルダー、モニター下に取り付けることでマウスバンジーになります。説明書・セットアップガイドでした。
モニターの外観
表面はアンチグレア仕様。中央下にはLGのロゴが入っています。暗めな色なのはグッドポイントです。メーカー自体にこれと言って悪い印象はないですが、ロゴは目立たないに越したことはありません。
裏面はいかにもゲーミングな見た目をしています。丸く縁取られていて、排気用なのか小さな穴が開いています。
端子類の紹介
端子類はディスプレイポート入力が1つ。HDMI入力が2つ。ステレオミニジャック。電源。
このモニターはスピーカーは非搭載なので、音を出したいときは、 ステレオミニジャックを使ってみてください。ステレオミニジャックやPC本体にスピーカーなどを接続する必要があります。
32GN600-Bのデザイン
台座底面はデスクにしっかりついています。こちらの方が使いやすそうです。画面の回転は左右の首振りもできません。他のモデルではできるようになっているので、これはバッドポイント。できるのは上下のチルトのみ。前に5度。後ろに15度。個人的にはモニターアームを使うことをおすすめします。
モニターアームの設置
素晴らしい。LG ELECTRONICS 32GN600-Bは3辺スリムベゼルです。設置すると、スッキリとした印象になります。ただ、上部と左右の端4mm程度は何も映らない領域です。
画面サイズは34mmです。画面サイズは31.5インチ。スリムベゼルでない25.5インチより大きいはずなのに、存在感はむしろ減った気さえします。
次に色味。このモニターはVAパネルです。視野角が狭いらしいですが、斜めで見ても色味の変化は特に気にならないです。コントラスト比は3000対1。IPSパネルの1000対1より高く、Netflixなどで海外ドラマを見るとかなり綺麗です。私みたいに映像を楽しみたい人にはIPSパネルよりおすすめです。
次に画面端。斜め45度くらいの角度から画面端を見ると、このようなOBが見えます。
ただ、通常の視野だとこんな角度から見ることはないので、そこまで気にするようなポイントではないと思います。ただ、神経質な人は絶対買わない方がいいと思います。あと、心配していたドット掛けはありませんでした。LGはパネルメーカーなだけあって、品質は良さそうです。
LG ELECTRONICS 32GN600-Bの操作方法と設定
メニューは画面下部にあるスティックで操作することができます。ゲーミングモード。いくつかのプリセットが用意されていて、色味や応答速度を瞬時に切り替えることができます。ゲーム機能設定はモーションブラーリダクション。
フレームが切り替わる際に黒画面を挿入することで、 ブレを抑えることができる機能です。まるで映画を見ているかのような臨場感があります。
画面の色味を変えて、チラつきやカクつきを軽減し、 滑らかな映像を表示するようになります。 ブラックスタビライザー。 暗くて見づらい部分を認識して、明るく映し出します。
暗い場所に隠れた敵を見分けやすくし、 ゲームを有利に展開することができます。普段はデフォルトの50でOKです。 応答速度。 ゲームをするなら、ファスター一択だと思います。
ただ、他の設定に変えても、 違いは体感できませんでした。 画面中央にクロスヘアを表示できます。 ゲームをしていない状態だと、 クロスヘアが出ないものがあるので、 ゲームによってはハードウェアチート級のメリットがあります。
設定方法
画像調整は、 画面の明るさやコントラスト、色味を調整できます。入力はディスプレイポートやHDMIを複数使用している際の、 自動切り替えなどを設定できます。
全般は言語切り替えやモニターの使用時間を把握することができます。どうでもいい機能が多いですが、 電源LEDだけは必ず操作しましょう。
LG ELECTRONICS 32GN600-Bを使ってみた感想
まずゲーム。 60Hzはすごいです。 映像のボケやブレがないので、 まるで映画を見ているかのような臨場感があります。
ゲームと現実の世界が限りなく薄くなっている感じがして最高です。
作業領域の広さについて
結論から言うと、LG ELECTRONICS 32GN600-Bは視認性の良さと作業領域の広さが両立されていて最高です。
FHDと比べた際の作業領域の広さは、WQHD 1.77倍、4K 4倍。これだけ差があるなら、じゃあ解像度が高い4Kにしとけばいいか… と思うところですが、話はそう単純ではありません。
解像度が高いほどモニターに表示される文字のサイズは小さくなります。同じサイズのモニターを使用した場合、WQHDではFHDと比べて0.56倍、4Kでは0.25倍。
これを見ると、31.5インチWQHDの表示領域は25.5インチFHDの1.77倍広いのに、文字のサイズはほぼ同などであることがわかります。私の感覚だと、PPIが100を超えると文字を読むのがしんどくなります。そう考えると、4KというのはPCモニターのサイズだとどれも文字が小さくて最悪としか言いようがありません。文字を読みやすくしても、4Kは最悪です。
そう考えたかったら、スケーリングすればいいだけですが、そうなってくると候補は、ASUS、LG、ViewSonic、これらメーカーの27インチ10万円か、DELLの54.6インチ28万円になります。うーん…高い。31.5インチWQHDがおすすめです。貴族は4Kでもいいかもしれません。
説明書について
LG ELECTRONICS 32GN600-Bの説明書は、LG ELECTRONICSの製品サポートから閲覧可能です。
まとめ
ゲームとデスクワークに最適な、コスパ最強のPCモニターを紹介しました。
3辺スリムベゼルのおかげで圧迫感がなく、存在感は実質25.5インチと同程度でした。31.5インチWQHDは広い作業領域と視認性の良さを、両立しています。165Hzでゲームの没入感が最高です。
光るパーツが何一つない、稀有なゲーミングモニターであることが何よりも最高です。
ただし、モニターアームを使用すると、足を設置する際の出っ張りが気になります。全て台無し。気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。