高級オフィスチェアの新星、COFO Chair Premiumを実際に使用してみました。その結果、その質感と機能性には驚かされました。価格は高いですが、その価値は十分にあると感じました。背もたれの形状、ハンガーとフックの機能、座面の高さ調整や前後スライド機能など、細部までこだわり抜かれたこの椅子の魅力や耐久性、COFO Chair Proの違いを詳しくレビューします。
COFO Chair Premiumのレビュー|究極の快適さ!
今回は「office chair cofo chair premium」を提供していただいたので、実際に使用してみました。まず最初に結論からお伝えすると、個人的にはかなり満足していますので、今後も僕の椅子を引き続き活躍してもらおうと思っています。
お値段は相当高いですが、この質感とてんこ盛り機能を踏まえると、むしろ安いんではないかとすら感じられるレベルです。世の中の有名オフィスチェアが軒並み10万円を超えてくることを考えたら、かなり良い選択肢となってくれるのではないでしょうか。
また「COFO Chair Premium」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
COFO Chair Premiumのメリット3つ
- フットレスト機能が付いている
- メッシュ素材で通気性が良い
- 一人でも簡単に組み立てられる
COFO Chair Premiumのデメリット3つ
- 操作がややこしい
- 品薄で買えない
- 価格が高い
COFO Chair Premiumの価格
COFO Chair Premiumの価格は、79,999円(税込)です。(2024年1月22日時点)
COFO Chair Premium座面と背もたれの素材と感触
座面や背もたれなどはメッシュ素材です。こちらのカラーはホワイトですが、近くで見てみるとグレーの生地が白い糸で縫われているという感じです。手触りはかなりザラザラしていて、網戸をかなり柔らかくしたような感触です。なので手が思いっきり擦れたりすると痛い。
座面には足置きがついています。普段はこんな感じで収納しておき、使いたい時に引き出して使用することができます。
背もたれは腰部分と背中部分に分かれていて、横から見るとかなり腰部分が競り出しています。背もたれの上にはヘッドレストがついているため、首への負担も軽減できます。
背面のハンガーとフックの機能
椅子の背面にはなんとハンガーとフックまでついています。なので帰宅後に上着をかけたり、カバンをかけたりすることができます。ただしこのハンガーに服をかけてしまうと、せっかくのアルミ剥き出しボディが隠れてしまうので、悩みどころではあります。
COFO Chair Premiumの耐久性や多機能性について
こちらのコフォーチェアプレミアムはとにかく機能がてんこ盛りです。まずは座面の高さ調整。右側面のこのレバーを引くことで、椅子の高さを上げ下げすることができます。次に座面前後スライド機能。右側面のこちらのレバーを引くことで、座面の位置を前後にずらすことができるようになります。車の座席のようなイメージです。
そしてリクライニング機能。何もしていない状態で背もたれに体重をかけると、椅子が後ろに倒れます。この状態だとこんな感じでゆらゆらするのですが、左のレバーを引いてロックすると、その角度で固定されます。
最大125度まで椅子を倒すことができます。さらにフットレスト機能。普段は格納されているフットレストを引き出して、角度を調節することで、快適な足置きを出現させることができるようになります。他にも背面高さ調節機能。腰部分を下から持ち上げると、背もたれ自体の高さを調節することができるので、自分の身長に合わせて腰への当たりを調節できます。
またアームレストについても、前後左右の高さという感じで、自由自在に調節することができます。少しずつ座る時の足の当たり方を変えることができます
COFO Chair PremiumとProの違い
冒頭でもちらっと登場しましたが、こちらのコフォチェアシリーズにはプレミアムモデルとProの2種類がラインナップされています。これら2つの違いは何でしょうか。色々細かい点もありますが、大きく異なるのは3点です。
各モデルの特徴と価格
1つ目は足置きの有無です。プレミアムモデルにはフットレストが搭載されていますが、プロモデルにはありません。
2つ目はアームレストの調節機能です。プレミアムモデルは前後左右角度高さという4つの面から調節することができましたが、COFO Chair Proについては高さ調整のみとなります。
3つ目はカラーバリエーションです。プレミアムモデルの場合はブラックホワイトの2色展開ですが、COFO Chair Proについてはブラックのみとなります。最後にお値段です。プレミアムモデルは現在79,999円に対し、COFO Chair Proは現在39,999円です。どちらも高いことは間違いないですが、2倍の差があります。
COFO Chair PremiumとProの選び方
つまりプレミアムは全てのせ、COFO Chair Proはお手頃モデルという感じで、押さえていただければ良いかと思います。ビジュアルも多少変わってきますが、フットレストやカラーにそこまでこだわりがない場合には、プロモデルでも十分に満足できそうな感じがします。
実際の使用感と座り心地
それでは実際に使ってみて感じた座り心地や感想をお伝えしていきます。ファーストインプレッションは、座ってみるとかなり弾力を感じました。ソファーのような柔らかい、ふかふかという感じではありません。長時間座っていてもお尻が痛くならないと同時に、座面に弾力があるので良い姿勢を保てそうな、まさに理想的なオフィスチェアという感じを受けました。
ランバーサポートの評価
またランバーサポートと呼ばれる、背もたれの腰部分の存在感がかなりあるのも好ポイントです。このランバーサポートがしっかりと腰に当たってくれるため、座っている時の体への負担をかなり減らしてくれます。
ただゲーミング椅子についているような、クッション製のランバーサポートと比較すると、柔らかめではあるので若干の物足りなさを感じました。ただしここは間違いなく僕の好みなので、良い姿勢に保つという意味では全く問題ないかと思います。
COFO Chair Premium座面のスライド機能とその利点
またこのランバーサポートをしっかりと腰に当てるためには、なるべく深く腰掛ける必要がありますが、僕をはじめとした足が短い人間にとっては、深く腰掛けるあまり足が浮いてしまったりします。そこで生きてくるのが座面のスライド機能。レバーを引いて座面を後ろにずらすことで、少しずつ座る時の足の当たり方を変えることができます。
座面の広さとその利点
が これは熱くて汗が出るからなかなか使い物にならない椅子でした。こちらのCOFO Chair Premiumを導入してからは涼しいです。
また、座面が広めなので腰を掛けることができるので、疲れにくいです。足が短くてもしっかりと奥まで腰掛けることができるようになり、快適の一言。ちなみに座面は広めなので、椅子の上であぐらをかいて作業する人は大注目です。アームレスを調節してあげれば、全く干渉せずに足を乗せることが可能です。
リクライニング機能の評価
一つ言っておきたいのがリクライニング機能。実際に使用してみると意外に倒れます。ただしフルフラットにはなりません。飛行機とか新幹線の座席でマックス倒した時くらいのイメージです。飛行機でマックスを倒したら後ろの人に顔面パンチされます。なので寝る用途では人を選びますが、食休みなどでダラダラとyoutubeなどを見ている時には、最高の角度になってくれます。
背もたれのロック機能とその使用感
なお通常時は体重をかけると角度がゆらゆら揺れる状態になっているのですが、基本背もたれはロックして使っています。イメージは、作業する時にはかなり垂直に近い角度でロックし、休憩する時には水平に近い角度でロックして使用する感じです。ゆらゆらさせるのはリクライニングの角度を調節する時くらいです。
そんな感じで現状こちらのCOFO Chair Premiumをしばらく使用していますが、特に大きな不満とか不都合を感じることなく、自然にこちらの椅子に移行して生活を送ることができています。個人的にはかなり満足してます。
COFO Chair Premiumの良かった点
というわけでここからは僕がぜひとも伝えておきたい、実際にこちらのCOFO Chair Premiumを導入してみて良かった点を3つ紹介していきます。
COFO Chair Premiumの機能と利便性
良かった点①フットレスト×リクライニングが最高
こちらのCOFO Chair Premiumにはフットレスト機能とリクライニング機能が搭載されていますが、この2つを掛け合わせた瞬間仕事ができなくなります。こんな感じでリクライニングさせた上でフットレストを出して足を乗っければ終わりです。絶妙な角度でPC画面を眺めながら足を伸ばしてリラックス。
下手な介護用ベッドよりも快適な姿勢で過ごすことができます。もちろん足を伸ばしてもいいですし、あぐらと前屈の中間くらいな姿勢が非常にいいです。作業用の椅子がわずか数秒で介護用ベッドになってしまうわけですから、シンプルにここで暮らせます。まさに1日中部屋にいるような我々にとっては最高の空間となってしまいます。
COFO Chair Premiumの涼しさと快適性
よかった点②涼しい。これから夏の暑いシーズンとなりますから、涼しいかどうかは大事なポイントです。僕は以前までこちらのAKレシングプレミアムといういわゆるゲーミング椅子を使用していましたが、これは熱くて汗が出るからなかなか使い物にならない椅子でした。こちらのCOFO Chair Premiumを導入してからは涼しいです。また、座面が広めなので腰を掛けることができるので、疲れにくいです。
ゲーミング椅子とCOFO Chair Premiumの比較
実はゲーミング椅子は暑い。椅子全体が大きなクッションのようになっている上、表面は合皮なので全く風が通りません。そのため真夏にゲームをすれば座面が群れて仕方ない。しかしこちらのコフォチアプレミアムは「網戸ですか?」と言わんばかりのメッシュでできています。なので風が通る。
通常時でも特に群れを気にすることなく作業に集中することができますが、その真夏は扇風機をつけた時に現れます。なんと風がお尻に直当たりします。透けるほどのメッシュ素材は風を遮ることがないため涼しい。これならゲーミングPCをフル稼働させている灼熱の作業部屋でも一命を取り留めることができるかもしれません。
組み立ての簡単さと説明書の優れた点
よかった点③組み立てが超簡単。こちらは使用する前段階のお話ですが、組み立てが思っていた3倍は簡単にできました。その理由は圧倒的な説明書の読みやすさ。通常こういった椅子の説明書は色々な言語で書かれていてしかも内容が薄いという場面が多くあります。しかしこちらのコフォチアプレミアムの説明書、なんと日本語オンリー。
なのに全21ページという大ボリューム。さらに図もはっきりしている上、梱包されていた段ボールの2人まで記載されています。こんなに親切なオフィスチェアが今まであったでしょうか?いやないよね。まさに公式ページにある通り、日本人のために設計されたワークチェアだったのです。
おかげで付属されていた2セットの軍手を投げ捨て、一人で難なく組み立てることができました。組み立てのハードルが低い点もかなり大きなメリットになってくるのではないでしょうか。
フットレスト調節の難しさとその問題点
そんな個人的には大満足のCOFO Chair Premiumですが、気になる点がないわけでもありません。それはフットレスト調節が難しいことです。
フットレストは通常このように下を向いて格納されています。そのため使用する際にはこの角度を上に向けてあげる必要があります。しかしその手間が難しいんです。まず左右についているつまみを90度回します。
次に一旦向けたい方向、つまり上方向とは逆方向に動かします。そしてカチッとなったら上方向に持ち上げていきます。これでフットレストが持ち上がりました。格納したい時にはまた左右のつまみを90度回して、戻したい方向とは逆方向に一旦動かして、カチッとなってから下に戻していきます。というように若干操作がややこしいです。
しかも時々自分がこのつまみをどちらに回したのかわからなくなることも…フットレストの角度をどちらに動かしたらいいのか。こんがらがってきてしまいには全く動かなくなって焦ります。だからといってフットレストを使わなくなるほどではないのですが、使用すると定期的に発生する現象ではあるので、気になるところではあります。
COFO Chair Premium品薄で買えない?!
お値段は相当高いですが、この質感とてんこ盛り機能を踏まえると、むしろ安いんではないかとすら感じられるレベルです。世の中の有名オフィスチェアが軒並み10万円を超えてくることを考えたら、かなり良い選択肢となってくれるのではないでしょうか。
COFO Chair Premium試座やエルゴヒューマンと比べたい方は、家電量販店や小売店でできるので、お試しされたい方はぜひチェックしてみてください。
ちなみにこちらのcofo chair premiumは、品薄状態が続いていて「買えない」との声も。次回入荷は7月から8月予定ということです。自宅の作業環境をアップグレードしたいと考えている方は、下記リンクから公式サイトを参考にしてみてくださいね。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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