みなさんこんにちは、ガジェットジェットでございます。
今回は、ブルーレイレコーダーの最上位モデルとその特徴を詳しく紹介します。前回の動画で各メーカーの性能比較を行いましたが、今回は僕がお勧めするモデルを価格帯別にご紹介します。また、ユーザーレビューを元に、録画予約やリモート視聴機能などの便利な機能も解説します。
ブルーレイレコーダーがおすすめの理由
最近、テレビに直接接続することでテレビ番組を録画できる外付けHDDにも注目が集まってきていますが、個人的にはブルーレイレコーダーの方が圧倒的に便利だと思います。
外付けHDDよりもブルーレイレコーダーの方が優れているポイントが5つあります。これらのメリットの中でも特に推したいのが、スマホから録画番組やテレビを視聴できるという点です。
ブルーレイレコーダーで録画した番組をスマホで視聴する機能は、前までは別途利用料金がかかるメーカーもありましたが、昨年度からほぼすべてのメーカーで無料で利用することができるようになりました。
また録画番組だけじゃなくて、今やっているテレビ番組までリアルタイムに視聴することができるので、iPhoneなどのチューナーが搭載されていないスマホを利用している人には、非常に便利な機能だと思います。
SHARP 2B-C10EW2
一つ目はSHARPの2B-C10EW2です。価格.comでの評価は星4.62、価格は34,000円からです。サイズは幅430mm、奥行き195mm、高さ51mm。ハードディスク容量は1TBで、4K放送の録画には対応しておらず、2番組まで同時録画をすることができます。
「SHARP 2B-C10EW2」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「SHARP 2B-C10EW2」のメリット・デメリット
- タレント名やジャンルなどを設定しておくと関連する番組を自動録画
- 4K録画やUHDブルーレイの再生に対応していない
「SHARP 2B-C10EW2」の価格は、44,383円(税込)です。(2024年3月25日時点)
シャープ 1TB 2チューナー AQUOS ブルーレイレコーダー 2B-C10EW2 どんどん自動録画 テキパキ再生 (2022年モデル) Wi-Fi対応
ブルーレイディスクの再生には対応していますが、最新規格のウルトラHDブルーレイの再生には対応していません。こちらは2022年の3月に発売された比較的新しいモデルで、シャープの中ではエントリーモデルとなります。
ブルーレイレコーダーでは珍しくホワイトボディが特徴的で、外観にもかなり力を入れていますよね。
おすすめポイント1:連続ドラマ自動録画機能ドラ丸
連続ドラマ自動録画機能ドラ丸が搭載されている点です。地上デジタル放送やDSデジタル放送の新作連続ドラマを予約せずとも自動ですべて録画してくれます。
またリモコンのドラ丸ボタンを押すことで、録画済みのドラマはもちろん、開始前の連続ドラマの情報が一覧で出きます。
視聴の有無に関わらず4週間経ったら自動削除してくれるので、容量を圧迫することはないですし、気になったドラマについては緑ボタンを押すことで、1話から最終話まで全て取り置きしてくれたりと、自由度が高いので、ドラマ好きの方にはかなりおすすめできる機能です。
おすすめポイント2:おまかせ録画機能
おまかせ録画が搭載されている点です。タレント名やジャンルなどをあらかじめ設定しておくことで、関連する番組を手間なく自動録画してくれるおまかせ録画という機能が搭載されています。
これさえあれば、大好きなタレントが出ている番組を見逃してしまっても、勝手に録画されるので安心ですし、自動録画した番組はタイトルやジャンルごとにリスト表示化されるので、ストレスなく番組を探せます。
また自動消去設定も1週間、4週間ですので、容量が多くなってしまう心配もありません。
便利な機能とその利便性
他にも、番組表から放送日や時間が大幅に変更された番組を取り逃さないように、番組名予約をすることができたり、録画番組を5分ごとに小さい画面で表示する見どころポップアップで、見たいシーンへすぐにジャンプできたりと、痒いところに手が届くような便利機能が多く搭載されいます。
SHARPの2B-C10EW2が向いている方
連続ドラマをよく視聴する方、デザイン性が高いブルーレイレコーダーが欲しい方、低価格でブルーレイレコーダーを導入したい方、特定のジャンルやタレントを集中的に録画したい方におすすめです。
価格.comやAmazonなどでの口コミでは、ドラ丸を使ったら他のメーカーに戻れないという人が多いです。約1ヶ月前から録画予約ができるのが便利です。例えば旅行や出張などで長期間家を空ける場合でも、事前に録画予約をしておけば、安心して帰ってきてから見たい番組を見ることができます。
また録画した番組をスマートフォンやタブレットで視聴できる、リモート視聴機能も搭載されています。外出先でも自宅にあるレコーダーに接続して録画した番組を視聴できるというもので、今や必須の機能と言えるでしょう。
また特徴的なホワイトボディや見どころポップアップなどの便利機能を褒める声も多かったように感じます。
ネガティブな意見としては、2B-C10EW2は4K録画やUHDブルーレイの再生に対応していないところが残念という意見が多く上がっていました。この部分については、4K録画やUHDブルーレイの再生が必要なのかあらかじめ確認をしてから購入することをおすすめします。
SONY BDZ-FBW2100
二つ目は、SONYのBDZ FBW2100です。価格.comでの評価は星3.63、価格は55,900円からです。サイズは幅430mm、奥行き225mm、高さ56mm。ハードディスク容量は2TBで、4K放送の録画にも対応し、2番組まで同時録画をすることができます。
「SONY BDZ-FBW2100」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「SONY BDZ-FBW2100」のメリット・デメリット
- 録画番組を編集できるのは便利
- 操作がスムーズにできないことがある
「SONY BDZ-FBW2100」の価格は、69,798円(税込)です。(2024年3月25日時点)
ソニー 2TB 2チューナー 4K ブルーレイレコーダー BDZ-FBW2100 4K放送長時間録画/W録画対応(2021年モデル)
ブルーレイディスクの再生はもちろん、最新規格のUHDブルーレイの再生にも対応しています。本機は4Kチューナー内蔵のミドルレンジモデルで、この一つ下に1TBモデルのBDZ-FBW1100も展開しています。
おすすめポイント1:高画質化技術の搭載
一つ目は、高画質化技術が搭載されている点です。
4Kインテリジェントエンコーダーというアップコンバート機能が搭載されています。この4Kインテリジェントエンコーダーでは、動きや明るさの変化が激しいシーンで出やすいブロックノイズを低減してくれるので、一般的に画質が劣化しやすいと言われている長時間録画モードでも、しっかりと画質を改善してくれます。
その他にも、本機ではデータ圧縮時に失われた色信号を解析範囲の拡大により色補完してくれるChroma App Samplingや、インターレースからプログレッシブへの変換の際に発生しがちな横方向の縞模様を低減してくれるIP変換など、映像機器の開発で長年培われたソニー独自の高画質化技術が多く搭載されています。
おすすめポイント2:先取り予約とリモート視聴
続いてのおすすめポイントは、約1ヶ月前から録画予約ができる点です。一般的なレコーダーであれば、早くても約8日前からしか録画予約ができないんですけど、SONY独自の先取り予約機能「先録」を使うことで、約1ヶ月前から録画予約ができます。
これはかなり便利です。例えば、旅行や出張などで長期間家を空ける場合でも、事前に録画予約をしておけば、安心して帰ってきてから見たい番組を見ることができます。
また、録画した番組をスマートフォンやタブレットで視聴できるリモート視聴機能も搭載されています。これは外出先でも自宅にあるレコーダーに接続して、録画した番組を視聴できるというもので、非常に便利です。
先取り予約機能とその利点
約1ヶ月前からドラマやバラエティの予約ができます。これはザ・テレビジョンとの連携によって実現した先取り予約機能ですけど、最新モデルの本機では、たまーにしかやらない特番の単発ドラマや単発バラエティにも対応しているので、そのうち録画予約しようと思っていたまま結局取り逃してしまうという失敗も未然に防ぐことができそうです。
その他にも撮影した動画を取り込むこともできますし、その取り込んだ動画をカットしたり、チャプター編集したり、ブルーレイレコーダー側で簡単に編集作業をすることもできるんです。ホームビデオをよく撮る方には、嬉しい機能ではないです。
SONYのBDZ-FBW2100が向いている人
以上を踏まえて、ソニーのBDZ-FBW2100がどのような方に向いているのか簡単にまとめるとこうなります。綺麗な画質で録画したい方、1ヶ月前から録画予約をしたい方、ホームビデオをよく撮られる方、4ヶ月前から録画予約をしたい方、3ヶ月前から録画予約をしたい方となっています。
良い意見は圧縮率が高い録画形式でも画質が良い。録画番組を編集できるのは便利。先録で見逃しがなくなった。またネガティブな意見としてはリモコンの操作がもっさりする。録画番組をスマホに転送する際に度々エラーがでる。操作に関する不満点でした。
Panasonic DMR-2X302
3つ目は、PanasonicのDMR-2X302です。価格.comでの評価は星3.00で、価格は87,119円からです。サイズは幅430mm、奥行き199mm、高さ60mmで、ハードディスク容量は3TB。4K放送の録画には非対応で、ハイビジョン放送のみ7番組まで同時録画をすることができます。
「Panasonic DMR-2X302」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「Panasonic DMR-2X302」のメリット・デメリット
- 全録してくれるから録画予約をする手間が減る
- 4K放送が録画、UHDブルーレイディスクが再生できない
「Panasonic DMR-2X302」の価格は、71,465円(税込)です。(2024年3月25日時点)
パナソニック 3TB 7チューナー ブルーレイレコーダー 全録 6チャンネル同時録画 どこでもディーガ対応 全自動DIGA DMR-2X301
ブルーレイレコーダーのディスクの再生には対応していますが、最新企画のウルトラHDブルーレイの再生には対応していません。地デジ6番組を丸ごと録画してくれる全録機能が搭載された全自動ディーガというシリーズの一つで、ハイビジョン放送のみの動画に対応したモデルは、本機の3TBの他に2TBのDMR-2X202というモデルも展開しています。
おすすめポイント1:全自動録画機能の魅力
一つ目は、チャンネルすべてを全自動で録画してくれる点です。全自動ディーガとも呼ばれるモデルでもあり、ハイビジョン放送6チャンネルをすべて自動で録画してくれます。
おすすめポイント2:周辺機器との連携機能
二つ目は、周辺機器との連携機能が豊富な点です。
本機とスマホとの連携をすることで、外出先からでもスマホ一つで録画番組の予約から視聴ができたり、さらにリアルタイムで放送しているテレビ番組まで視聴することができます。
本機では「お部屋ジャンプリンク」といってパナソニックの対応テレビやポータブルテレビに録画番組放送中の番組を転送してくれる機能が搭載されています。
一部のパソコンやカーナビにも録画番組を転送することができますし、Googleのスマートスピーカーにも対応しているので、リモコンを使わずに声だけで録画番組の再生や早送りなどの細かい操作をすることもできます。
他にもNetflixやAmazonプライムビデオのVODに多数対応していたり、おうちクラウドといってスマホで撮影した動画や画像をレコーダーに保存し、テレビに映して大画面で楽しめるような機能も搭載されています。
PanasonicのDMR-2X302が向いている人
地デジ番組を丸ごと録画したい方、たくさんの周辺機器との連携を考えている方、UHDブルーレイディスクの再生を考えていない方、スマホ内の動画画像データをレコーダーに保存したい方におすすめです。
価格.comやAmazonでの口コミでは、全録してくれるから録画予約をする手間が減ったという意見や、スマホ内の動画を転送することでスマホの容量不足を解消できた、Fire Stick TVなしでVODが見れるのは便利という意見が多くありました。
またネガティブな意見は、4K放送が録画できない、UHDブルーレイディスクが再生できないという不満点の他にも、リモコンが小さいという意見もありました。大気温の騒音が高周波音で耳につくという意見もちらほら見られました。
TVS REGZA DBR-4KZ600
4つ目がTVS REGZAのDBR-4KZ600です。価格.comでの評価は星4.13、価格は111,070円からです。サイズは幅430mm、周期270mm、高さ59mm、HDD容量は6TB、4K放送の録画にも対応します。
「TVS REGZA DBR-4KZ600」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「TVS REGZA DBR-4KZ600」のメリット・デメリット
- タイムシフトマシンがとにかく便利で手放せない
- 対応しているVODの種類が少ない
「TVS REGZA DBR-4KZ600」の価格は、116,832円(税込)です。(2024年3月25日時点)
REGZA レグザ 4K ブルーレイディスクレコーダー 全番組自動録画 6TB 8チューナー 最大8番組同時録画 DBR-4KZ600 ブラック HDMI
タイムシフトマシンと通常録画の併用により、8番組まで同時録画をすることができます。また、ブルーレイディスクの再生にはもちろん、最新規格のUHDブルーレイの再生にも対応しています。
TBS REXAのブルーレイレコーダーの中でも最上位に位置するモデルで、HDD容量が6TBモデルの本機の他に、2TBモデル、4TBモデルも展開しています。
おすすめポイント1:タイムシフトマシン機能の魅力
一つ目は、タイムシフトマシン機能が搭載されている点です。本機にはREXAの最上位テレビにも搭載されているタイムシフトマシン機能が搭載されています。タイムシフトマシンとは俗に言う全録のことで、先ほど紹介したPanasonicのDMR-2X302と同様、放送中の番組を合わせて6チャンネル分丸ごと録画できます。
おすすめポイント2:外付けHDDの拡張性とその利便性
二つ目は、レグザの最上位モデルにしか搭載されていない外付けHDDの拡張性が高い点です。
ブルーレイレコーダーにはあらかじめハードディスクが内蔵されているんですけど、録画を非常にする人にとっては、足りないと感じることもあるようです。そういう人に向けてほとんどのモデルで外付けHDDによる拡張もできるようにはなっていますが、他のメーカーのブルーレイレコーダーでは、だいたい4TBから6TBくらいが限界です。
ただ本機では、6TBのハードディスクを4つまで接続することができるので、合計24TBも拡張することができます。
便利な再生コースとレコメンドサービス
本機では、他にも通常再生、楽見、楽早見、飛ばし見の4タイプの再生コースが用意されていて、自分のちょうどいいコースで時短視聴ができたり、好きなタレントが出演する番組を丸ごと表示してくれるので、それにもノートキャプチャーの方が楽しめるような楽しさを感じることができます。レコメンドサービスが搭載されていたりと、かゆいところに手が届くような便利機能がたくさんあります。
また、全録機能が搭載されていて、なおかつ4K放送の録画もできるモデルは、比較的お値打ちだと思いますし、外付けHDDを増設する前提で導入するのであれば、2TBモデルや4TBモデルを選ぶことで、導入コストをかなり削減することもできるので、そこら辺検討してみるのもいいかもしれないです。
TVS REGZAのDBR-4KZ600が向いている人
地デジ番組を丸ごと録画したい方、とにかくたくさんの番組を録画する方、録画番組を時短視聴したい方、全録機能搭載で4K放送も録画したい方におすすめです。
価格.comやAmazonでの口コミでは、タイムシフトマシンがとにかく便利で手放せないという意見や、見るこれがVODのように使い勝手がいい、番組表が4Kなのですごく見やすいという声が多くありました。
また、ネガティブな意見は、対応しているVODの種類が少ない、スマホでレグザ使用時の反応が多少悪いという、録画機能以外の不満点が多いような印象でした。
まとめ
今回は僕がおすすめするブルーレイレコーダーを、価格帯別に全部で4つご紹介してきましたが、皆さんの気になるブルーレイレコーダーはありましたか。気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。