最新テレビ選びのコツとおすすめモデル解説!液晶と有機ELの違いも明らかに

最新テレビ選びのコツとおすすめモデル解説!液晶と有機ELの違いも明らかに

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ガジェットジェット

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テレビの買い替えを考えているけど、種類が多すぎて選べない…そんなあなたのために、テレビ選びのポイントとおすすめモデルを徹底解説します。液晶と有機ELの違いもわかりやすく説明。後悔のないテレビ選びをするための情報満載の記事です。ぜひご覧ください。

テレビ選びの重要性とその悩み

みなさんこんにちは、ガジェットジェットのユッケでございます。アナログ放送が終了した2011年から約10年が経ち、テレビの買い替えをする人も増えてきています。そんな中、テレビの種類が多すぎるし、液晶と有機ELの違いも分からないと悩んでいる方はいらっしゃいませんか?テレビってほぼ毎日使うものだし、決して安いお買い物ではありません。ですので、皆さんは後悔のないよう、満足のいく買い物をしてほしいと考えています。

今回は、テレビを選び、選ぶ手順からどのようなところに注目して製品を選べば良いのかを徹底解説していきます。また、数多くあるテレビの中からUKのおすすめモデルを紹介していこうと思いますので、テレビの購入を検討している人はぜひ最後までご覧ください。

テレビ選びのステップ1:テレビの種類で選ぶ

ステップ1 テレビの種類で選ぶテレビには液晶テレビとUKテレビの大きく分けて2つの種類があります。過去にはパナソニックが力を入れていたプラズマテレビもよく目にしましたが、液晶テレビの技術革新についていけずに衰退していきました。なんてことはさておき、液晶テレビとUKテレビの違いを説明していきます。

液晶テレビとUKテレビの違い

液晶テレビとUKテレビの最大の違いはバックライトの有無です。液晶テレビにはバックライトが搭載されていて、後ろから光を当てることで映像を映し出しています。後ろから当てられた光は出力される色を決める役割を担っている液晶版を通ります。その後調整された光が、赤緑青の粒が散りばめられたカラーフィルターを通ることで、光に色がつき、それが画面に表示されるという仕組みです。

UKテレビの特徴と液晶テレビとの比較

対してUKテレビにはバックライトが搭載されていません。UKテレビに使用されている赤や緑や青の自発光有機材料は、電圧がかかることで自ら光を発光するため、バックライトのような光源が不要です。そのため、液晶テレビよりも薄型であることが可能になっています。

価格、寿命、電気代についての比較

快適に鑑賞することができます 価格 価格面では 液晶テレビと有機ELテレビは大きな差はありませんが 有機ELテレビは液晶テレビよりも 少し高価な傾向にあります これは バックライトがないため 、より高価な素子を使用していることが原因です 。

両者の寿命は ご覧のようになっています 。液晶テレビでは バックライトの寿命が短くなるため、 画面の明るさが落ちてしまうことがありますが、 有機ELテレビでは バックライトがないため 、画面の明るさの劣化はありません また バックライトがないため 、バックライトの交換が必要ないので寿命が長くなるというメリットがあります 。

電気代 電気代面では 液晶テレビの方が電気代が少し高くなる傾向にあります。 これは バックライトが搭載されているため 消費電力が多くなってしまうためです。

テレビの厚さと重量の比較

それではここからは 液晶テレビと有機ELテレビの違いを テレビの厚さ重量 画質 価格 寿命 電気代の5項目で比較していきます。それではテレビの厚さ重量から比較してみましょう。テレビの厚さ重量、UKテレビには液晶テレビとは異なり、バックライトがないこと、全体的に薄いフィルムで構成されていることから、ディスプレイを薄型化することが可能です。最近ではUKテレビのパネルを共有していることでも知られているLG社からは、3.9mmの壁に貼るテレビまで販売されています。

そのため、液晶テレビの重量は、全体的に薄いフィルムで販売されるようになってきたので、液晶テレビとは比較にならないほど、薄さを実現していることがわかります。言わずもがなですが、薄型化することにより、テレビ全体の重量も、液晶テレビより軽量となっていることがほとんどです。

画質についての比較:液晶テレビと有機ELテレビ

画質、画質面における両者のメリットデメリットは、ご覧のようになっています。液晶テレビでは、画面に黒を表示させる際にも、バックライトを当てているため、やや白みがかった黒となってしまいますが、有機ELテレビでは、そもそもバックライトがないため、より自然な黒を表現することが可能です。

その反面、バックライトの搭載されている液晶テレビと比較すると、白の表現力に乏しい点が有機ELテレビのデメリットといえます。液晶テレビでは、斜めからテレビを見ると、白い霧がかかったような映像で見えてしまうことがありますが、有機ELテレビでは視野角が180度と、どこから見ても自然で綺麗な映像で見ることが可能です。

画面の明るさについての比較

画面の明るさ、液晶テレビでは、バックライトを搭載しているため、明るい場所で見ても、問題なくテレビを鑑賞することができますが、有機ELテレビでは、液晶テレビより画面の明るさが劣ってしまい、日光などが差し込むような明るい場所で見ると、多少見えにくいことがあります。有機ELのスマホを屋外で使用する際に、暗くて見えづらいという声は多く上がっていますが、テレビは基本的に屋内で使用するものなので、そこまで気にすることはないです。

映像のブレについての比較

映像のブレ、有機ELテレビでは、素子自体が発光するようになっているので、バックライトを搭載した液晶テレビよりも、応答速度が速いことが特徴です。そのため、ゲームやスポーツ観戦など、動きの激しい映像も、ブレが少なく、快適に鑑賞することができます。

価格、価格面では、液晶テレビと有機ELテレビは大きな差はありませんが、有機ELテレビは液晶テレビよりも、少し高価な傾向にあります。これは、バックライトがないため、より高価な素子を使用していることが原因です。

寿命についての比較

寿命、両者の寿命は、ご覧のようになっています。液晶テレビでは、バックライトの寿命が短くなるため、画面の明るさが落ちてしまうことがありますが、有機ELテレビでは、バックライトがないため、画面の明るさの劣化はありません。また、バックライトがないため、バックライトの交換が必要ないため、寿命が長くなるというメリットがあります。

電気代についての比較

電気代、電気代面では、液晶テレビの方が電気代が少し高くなる傾向にあります。これは、バックライトが搭載されているため、消費電力が多くなってしまうためです。有機ELテレビの方が消費電力が低いことが分かります しかし年間消費電力量を比較すると 有機ELテレビの方が約100kWhも多く消費していることが分かります このことからも 有機ELテレビは液晶テレビよりも 電気代が高くなる可能性があることが分かります。

ただ、液晶テレビにもこのデメリットをカバーする倍速駆動などの機能も搭載されてきているので、液晶テレビでも気にならない人もいるかもしれません。

画面の焼き付きについて

画面の焼き付きについては、有機ELは素子自体が発光するようになっているので、長時間同じ映像を表示していると素子に固定的なダメージを与えてしまいます。そして次の画面に切り替わると、対象の素子が純粋な色を出力することができなくなり、残像が焼き付いてしまいます。この焼き付きですが、最悪の場合永遠に残ってしまい、故障扱いとされないメーカーも多いため、非常に怖い現象になります。

ただ、しっかりとしたメーカーの有機ELテレビは、パネルノイズクリアやピクセルクリーニングなどの焼き付き防止機能も搭載されてきているようなので、そこまで過度に気にする必要はないかと思います。

液晶テレビの焼き付きと価格について

液晶テレビの場合には、バックライトが搭載されているため、焼き付きの心配はありません。価格については、皆さんもおよそ予想できているとは思いますが、有機ELテレビの方が高性能な分、液晶テレビよりも高価になっています。

ソニーの最上位液晶テレビと最上位有機ELテレビの価格を比較してみると、有機ELテレビの方が約20万円も高価であるということが分かります。ただ、有機ELの方も昔と比べるとだいぶ安くなってきていますので、今後の低価格化にもかなり期待ができると思います。

テレビの寿命について

寿命については、一般的に液晶パネルの寿命は6万時間と言われています。1日に10時間テレビを見ると仮定すると、約16年6ヶ月使用できるということになります。有機ELテレビは、販売当初の2013年には3万時間ほどの寿命しかないと言われていました。ネットやYouTubeでは3万時間であると紹介している人も多いのですが、有機ELパネル出荷元の韓国LG社は、2016年以降の有機ELパネルの寿命は10万時間に改善されたと発表しています。

それを信用するのであれば、同じく1日に10時間テレビを見ると仮定すると、約27年3ヶ月使用できるということになります。ただ、2016年製の有機ELテレビは、販売されて5年しか経っていないので、実寿命のデータはまだありません。過度な期待はしない方がいいでしょう。

テレビの電気代について

電気代については、今回はパナソニックの最上位液晶テレビと最上位有機ELテレビの消費電力と年間消費電力量を比較していきましょう。消費電力を比較すると、液晶テレビよりも有機ELテレビの方が消費電力が低いことが分かります。しかし年間消費電力量を比較すると、有機ELテレビの方が約100kWhも多く消費していることが分かります。

このことからも、有機ELテレビは液晶テレビよりも電気代が高くなる可能性があることが分かります。フルHDの 1920×1080の画素数で放送されています。有機ELテレビの方が約45%も上回っていることがわかります。このことから、有機ELテレビは液晶テレビの2倍の電気代を使っていることがわかります。

電気代の誤解と実際の計算

このことから、有機ELテレビは液晶テレビの2倍の電気代を使っていることがわかります。液晶テレビの2倍の電気代がかかるという誤った記事や噂が広まっていますが、これは大きな間違いです。一般的な家電であれば、この消費電力から電気代を換算しますが、テレビの電気代計算の場合には、実際の使用条件に近い年間消費電力量を参考に計算をしていきます。

実際に年間電気代を算出したものがこちらになります。やはり液晶テレビよりも有機ELテレビの方が約2000円高いという結果になります。この数字は分かりましたが、噂ほどの大差ではないかと思います。

テレビ選びのステップ2:解像度で選ぶ

テレビを選ぶ手順の2つ目は解像度です。現在販売しているテレビの解像度には、フルHD、4K、8Kの3種類があります。これらの大きな違いは、テレビに表示される画素数です。では画素数とは一体何なのでしょうか。画像や映像は小さな色付きの点がより集まって構成されています。この点のことを画素と言い、この画素が多ければ多いほど、人の目には高画質に見えると言われています。これまでの主流はフルHDで1980×1080の画素数で表示できるようになっています。横に1980個、縦に1080個の画素を表示することができ、つまり約200万画素の解像度を有しているというわけです。

そして世間一般でも普及し始めてきた4Kは、3840×2160の約800万画素、8Kでは7680×4320の約3200万画素の解像度を有しています。ちなみにした豆知識ですが、4Kや8KのKとは1000のことを表してい、4000や8000はそれぞれの横幅の画素数を表しています。4Kでは3840ドット、8Kでは7680ドットなので、おおよその値をとってこのように名付けられました。

地上デジタル放送の解像度について

先ほど紹介した4Kなどの解像度は、あくまでも4Kテレビでは4K映像を楽しむことができるという意味です。もともとの映像自体が4Kでなければ、その解像度を無理やりアップコンバートして表示するということになります。では通常のテレビ放送である地上デジタル放送の解像度はどれくらいなのでしょうか。

2006年から全国的に放送開始となった地上デジタル放送の解像度はフルHDの1920×1080の画素数で放送されています。フルHDのサイズが32インチから40インチ程度でした ですが最近では4Kテレビが主流になってきてい フルHDのサイズが43インチから55インチ程度になっています つまりフルHDのテレビを買い替える際には 43インチから55インチ程度を選ぶことをお勧めします

解像度と実際の放送画質のギャップ

1440×1080の解像度です。1440×1080の約150万画素と、フルHDにわずかに届かないというのが現状なのです。つまり4Kや8Kはおろか、フルHDのテレビを購入しても、スペックがあり余ってしまうというわけです。

4Kや8K対応テレビの必要性について

では4Kや8K対応のテレビは不要なのでしょうか。いえそうではありません。確かに通常のテレビ放送である地上デジタル放送では、4Kや8Kには対応しているはずですが、無理なアップコンバートにより、本来の高い解像度を取り入れることができるのです。しかし、機能を発揮できないテレビもあります。

4Kや8K対応のコンテンツとその需要

ですが最近では4Kや8Kに対応したNetflixなどの動画配信サービスやPlayStation5などのゲームも数多く出てきているため、そういったコンテンツを利用する方であれば、4Kや8Kを選択するべきだと考えています。

また、2018年12月からBSやCS放送を中心に、8K、4K放送がスタートしてきていますので、動きの激しいスポーツ番組は繊細さが求められるような世界遺産ドキュメンタリーなど、4K、8Kで見たいという方も十分需要があるかと思います。ただ、これらの番組を見るためには、4Kチューナーが内蔵された4Kテレビや録画機器を購入する必要があるので、その点は十分に注意してください。

フルHDと4K、8Kの適したユーザーのまとめ

それではフルHDに向いている人、4K、8Kに向いている人を軽くまとめます。フルHDに向いている人:基本テレビ番組しか見ない人、コストを抑えたい人、短期間での放送に向いている人。4K、8Kに向いている人:動画配信サービスを利用する人、4K対応のゲームをする人、短期間での買い替えを考えていない人。個人的にはコスパのいい4Kテレビをお勧めします。

テレビ選びのステップ3:画面サイズの選び方

ステップ3 画面サイズで選ぶテレビを選ぶ手順の3つ目は画面サイズです。最近ではテレビの解像度が向上していることもあり、かなり大きな画面サイズのテレビも続々と販売されてきています。テレビを買い替える人の多くは、以前と同じサイズを選択してしまいますが、個人的にはそれはお勧めできません。

それではどのようなサイズがお勧めなのかというと、現在使用しているサイズから1サイズから2サイズアップすることを個人的にはお勧めします。その理由には解像度向上における最適視聴距離の短縮とベセル部分の縮小化の2つがあります。

フルHDから4Kへの移行とその影響

10年ほど前のテレビでは、フルHDが主流でした。現在はフルHDのサイズが32インチから40インチ程度です。ですが最近では4Kテレビが主流になってきていて、フルHDのサイズが43インチから55インチ程度になっています。

つまりフルHDのテレビを買い替える際には、43インチから55インチ程度を選ぶことをお勧めします。視野角が狭かったりするため、スポーツ観戦などの動きの速い映像を見るのには 不向きなパネル方式となります。 また 最近ではIPS方式のテレビが主流です。

4Kテレビの解像度と最適視聴距離

言わずもがな4Kです。この解像度の違いによって、画面サイズを選択する目安となってくる。最適視聴距離に差が出てくるのです。最適視聴距離の計算方法はこちらです。画面サイズごとの最適視聴距離はこちらになります。ご覧のように、現在の主流となっている4Kテレビの最適視聴距離は、フルHDの約半分です。

4Kテレビの高画質と視聴距離の短縮

フルHDの場合は、近づきすぎると画像の粗さが目立つため、多少離れた位置から見ることを推奨していましたが、4Kの場合では、より高画質となったため、近づいてもストレスなく見ることができるため、距離が短縮されました。

パラソニックが提案しているお部屋の広さとおすすめ画面サイズの目安は以下の通りになっています。つまり4Kテレビの方が、同じ部屋でもより大画面のテレビが設置できるというわけです。

テレビのベゼル部分の縮小化

2つ目はベゼル部分の縮小化についてです。10年ほど前のテレビと今のテレビでは、ベゼル部分(いわゆるテレビの枠)が縮小化されています。ここでパラソニックの2011年モデルと2020年モデルのサイズを比較していきましょう。

テレビのサイズと重量の変化

ご覧のように、2020年モデルでは、画面サイズが5インチも大きくなっているのにも関わらず、テレビ全体のサイズはほとんど変わっていないことが分かると思います。また、重量に関しては、2010年モデルのものよりも、2020年モデルのテレビの方が9キロも軽くなっています。ベゼル部分の縮小化により、同じスペースで、より大画面のテレビが設置できるというわけです。

ステップ4:液晶パネル方式の選び方

ステップ4 液晶パネル方式で選ぶ液晶パネル方式には、TN方式、VA方式、IPS方式の3種類のパネルが存在します。それぞれのパネル方式の比較表がこちらになります。

TN方式の特徴と利点

TN方式は、価格が安く、応答速度が速い、発光効率が高いため、省電力という利点があります。ただ、視野角が狭いことから、色変化や軌道変化が大きいため、パソコンやスマホなど個人で見る画面と異なり、大人数で見るようなテレビには不向きなパネル方式です。そのため、安価なテレビに採用されていることが多いパネル方式となります。

VA方式の特性と適用

VA方式は、液晶の遮光性が非常に優れているため、バックライトの光をほとんど通さずに、締まった黒色を表現してくれます。それによりコントラスト比が高く、映画鑑賞に向いていると言えます。ただ、他の方式と比べると、応答速度が遅かったり、視野角が狭かったりするため、スポーツ観戦などの動きの速い映像を見るのには不向きなパネル方式となります。また、最近ではIPS方式のテレビが主流です。

録画機能のメリットとデメリット

で手軽に録画ができる オプションのレコーダーを購入するよりもコストが抑えられる デメリット 録画中は別のチャンネルを視聴することができない テレビ本体に内蔵されているHDDの容量に限界があるため 長時間録画ができない

IPS方式の特徴と採用状況

色再現がイマイチというデメリットがあります。国内メーカーの液晶テレビでは、パナソニックを除いてすべてVAパネル方式を採用しており、現在の液晶テレビの主流と言ってもいいでしょう。IPS方式は最も高価なパネル方式で、TNとVAの弱点であった視野角の狭さを大幅に改善した方式です。また、色の再現性も高く、実物に近い色を映し出すことが可能なことから、高級テレビや医療機器モニターにも採用されている方式です。ただ、液晶の性質上、バックライトの透過率が高く、光の漏れが大きいためにコントラスト比が低く、応答速度も遅いというデメリットがあります。

国内メーカーでは唯一、パナソニックだけがこの方式を採用しています。ちなみに、IPS方式と液晶分子の構造や動きが同様のADS方式というのも存在しますが、特徴や性能はIPS方式と何ら変わりはありません。

バックライト方式でテレビを選ぶ

バックライト方式で選ぶ液晶テレビのバックライト方式には、エッジ型と直下型の大きく分けて2つの方式が存在します。それぞれのバックライト方式のメリット・デメリットがこちらになります。エッジ型はパネル両端にのみバックライトを配置する方式となってい、両サイドのみにライトが搭載しているため、省電力や薄型化しやすいといったメリットはありますが、画面中央と端の明るさが均一でなかったり、コントラストが強い映像だと全体的にぼようやくした映像になってしまうといったデメリットがあります。

直下型はパネル背面全体にバックライトを配置する方式となってい、エッジ型と異なり背面全体にライトが搭載されているため、画面すべてのエリアを均一な明るさに保つことができ、コントラストの高い映像でもメリハリのある画質を再現することが可能といったメリットはあります。画質的には断然直下型の方が優れていますが、LEDの数が多くなりコストもかかってくるため、高価格帯モデルに広く採用されている方式といえます。

録画機能とチューナー数でテレビを選ぶ

録画機能をチューナー数で選ぶ最近ではテレビをリアルタイムではなく、録画で見るといった人が増えてきているので、だからといって別にレコーダーを買うのは、コストもかかるし嫌だと考えている人も多いのではないでしょうか。そんな人には録画機能が搭載されたテレビ、いわゆる録画機能付きテレビをお勧めします。

録画機能付きテレビのメリット・デメリットは、ご覧のようになっています。メリット – 面倒な接続が不要で手軽に録画ができる – オプションのレコーダーを購入するよりもコストが抑えられるデメリット – 録画中は別のチャンネルを視聴することができない – テレビ本体に内蔵されているHDDの容量に限界があるため、長時間録画ができないDVDやブルーレイを再生したい場合は 別途レコーダーを購入する必要があります 外付けHDD型のデメリットは テレビ本体と外付けHDDの接続がうまくいかない場合があります。

録画機能付きテレビのメリットとデメリット

小スペース コストパフォーマンスがいい リモコンが一つで済む 録画機能がシンプル デメリット、 編集機能が少ない 故障した際の修理が複雑 テレビ本体の価格が多少高価 これらのデメリットがどうしても許せないという方は、別にレコーダーを購入した方がいいかもしれませんね。また録画機能付きテレビは大きく分けて、レコーダー内蔵型と外付けHTB型の2種類が存在します。

レコーダー内蔵型テレビの特徴と利点

レコーダー内蔵型は本体に直接ディスクを挿入できるという特徴があります。テレビ自体にレコーダーが内蔵されているので、別にレコーダーを設置する必要がなく、DVDやブルーレイディスクの映画などを再生することができます。また内蔵されているHTBに録画をできるのはもちろん、録画した番組をディスクへダビングするということも可能になっています。

テレビ自体で録画再生、ダビングの三役をこなしてくれるため、レコーダーの設置スペースがない方や配線をすっきりさせたい方にはおすすめできるタイプだと言えます。またDVDやブルーレイレコーダーをレンタルして、映画を見るような方であれば、かなり重宝しそうです。

レコーダー内蔵型テレビのデメリット

ただレコーダー内蔵型は、ハイエンドモデル帯のテレビでないと搭載されていなかったり、内蔵HDDの容量に制限があるため、録画をたくさんする人であれば、容量を確保するために、録画した番組をこまめに消していく手間がかかるといったデメリットも存在します。

外付けHDD型テレビの特徴と利点

外付けHDD型は、別途購入した外付けHDDをテレビに接続するタイプで、録画した番組を外付けHDDに保存していきます。外付けHDD型の特徴は、レコーダー内蔵型とは異なり、容量のバリエーションが豊富なため、たくさん録画したい人は大容量、そこまで録画をしない人は小さめの容量と、大量のバリエーションが予算や目的に合わせた柔軟な使い方ができるところにあります。

外付けHDD型テレビのデメリット

ただテレビ本体の他に、外付けHDDを追加購入する必要があったり、ディスクを挿入する機能が備わっていないため、DVDやブルーレイを再生したい場合は、別途レコーダーを購入する必要があります。外付けHDD型のデメリットは、テレビ本体と外付けHDDの接続がうまくいかない場合があります。

HDR対応テレビの特徴と利点

色域 という4つの要素があります この4つの要素のうち、色域を表すものがHDRです HDRとはハイダイナミックレンジの略で、 通常のテレビよりも広い色域を表現することができる技術のことです 例えば、夕焼けの赤や海の青など、 通常のテレビでは再現しきれなかった色を、 HDR対応のテレビではリアルに表現することができます。

HDR対応テレビの普及状況と選択の視点

しかし、HDR対応のテレビはまだまだ高価なものが多く、 一般的に普及しているとは言えません そのため、HDR対応のテレビを選ぶかどうかは、 予算や必要性を考慮して決める必要があります ただし、将来的にはHDRが主流になると考えられるため、 長期的な視点で見るとHDR対応のテレビを選ぶことも検討する価値があります。

外付けHDD型テレビの推奨と理由

ディスクの映像などを再生できないといったデメリットも存在します。個人的には、外付けHDDタイプがおすすめです。VODが一般的ですし、ディスク再生の需要は下がる一方です。

テレビチューナーとその重要性

チューナー数については、そもそもチューナーとは、電波の周波数を選択して同調する同調器のことをいいます。これをテレビチューナーに置き換えて、簡単に説明すると、テレビ放送を受信する装置ということになります。そのテレビチューナーが1しか搭載されていない場合、一度に1種類の電波しか受信できないということになります。

これが2つに増えると、2種類の電波を同時に受信することができ、さらに3つに増えると、3種類の電波を同時に受信することができるというわけです。つまりチューナー数とは、同時に録画できる番組数を表しているんです。

チューナーは後から増設することができないので、録画したい番組が同じ時間に集中していないか、あらかじめ確認してから購入するようにしましょう。個人的には1チューナーはおすすめしません。家族間で必ずおすすめしません。

倍速機能の重要性とその効果

皆さんがお使いのテレビでスポーツ中継やエンドロールの文字がぼやけて見えたことはありませんか?テレビの映像は、一つ一つの画像をパラパラ漫画のように連続で切り替えていることで動いているように見せています。液晶テレビは1フレームの画像が次のフレームに置き換わるまで、常に表示し続けるコールド型と呼ばれていて、特に人の目に残像感を与えてしまうのです。その残像感をなくすために開発されたのが倍速機能です。

倍速機能とは、通常のテレビでは1秒間に60フレームで表示されていますが、倍速機能を搭載したテレビでは、その倍である120フレームで表示されています。また最近のハイエンドモデルでは、倍速機能のさらに倍である240フレームで表示する4倍機能を搭載しているものもあります。その分動きが滑らかになって残像感も軽減することができるので、いいというわけです。個人的に液晶テレビの購入を検討しているのであれば、最低でも倍速機能は欲しいところです。

HDR対応の重要性

テレビの画質には、解像度、ビット深度、フレームレート、色域という4つの要素があります。この4つの要素のうち、色域を表すものがHDRです。HDRとはハイダイナミックレンジの略で、通常のテレビよりも広い色域を表現することができる技術のことです。

HDR対応テレビの魅力と注意点

例えば、夕焼けの赤や海の青など、通常のテレビでは再現しきれなかった色を、HDR対応のテレビではリアルに表現することができます。しかし、HDR対応のテレビはまだまだ高価なものが多く、一般的に普及しているとは言えません。そのため、HDR対応のテレビを選ぶかどうかは、予算や必要性を考慮して決める必要があります。

HDRの輝度とDynamic Rangeの関係

色域、輝度の5つの要素が大きな影響を与えると言われています。HDRはそのうちの輝度、すなわち映像の明るさに大きく関係している機能です。HDRとは一般的に人間が自然界で認識することのできる明るさの範囲、Dynamic Rangeは10-5乗から10-12乗カンデラマイリッポーメートルと言われています。

HDRによるDynamic Rangeの拡張

従来のSDRでは10-1乗から10-3乗カンデラマイリッポーメートルまでの範囲しか表示することができませんでしたが、HDRによって10-3乗から10-5乗カンデラマイリッポーメートルまでDynamic Rangeを拡張することで、従来の100倍もの明るさを表示できるようになり、肉眼で見る景色に近い感覚でテレビを見ることができるというわけです。

地上デジタル放送とアップコンバート機能について

2006年から全国に放送開始となった地上デジタル放送の解像度は1440×1080の約150万画素とフルHDにわずかに届かないというのが現状であるということはお話しましたが、この地デジやDVD、Blu-rayの解像度を4K相当に変換してくれる機能のことをアップコンバートと言います。

アップコンバート機能の性能とメーカーの底力

一般の地上デジタル放送を4K相当に高画質化する魔法のような機能のように思えますが、アップコンバート機能の性能はメーカーや機種によって大きく異なります。地デジの解像度1440×1080を4Kの解像度にするわけなので、もともと存在しない画素の画像情報を作り出すことになります。

アップコンバート機能の有無と購入時の注意点

メーカーや機種によっては、そもそもアップコンバート機能が搭載されていない4Kテレビや、お粗末なアップコンバートのせいで本来の画質を活かしていないなんてこともありますので、よーく考えてから購入するようにしましょう。

アップコンバート性能のおすすめメーカーはズバリ、ソニーです。その中から視聴も可能です REGZAシリーズの特徴といえば、なんといっても最大6チャンネルを240時間連続録画できるタイムシフトマシンです。

ソニーのブラビアシリーズとアップコンバート性能の向上

ソニーのブラビアシリーズです。昨年のモデルのX9500Hシリーズまでは、プロセッサーにX1 Ultimateを採用していましたが、今年のモデルからは新たに認知特性プロセッサーXRを採用していて、アップコンバート性能が更に向上しているんです。

コロナ禍の現在では、NetflixやHulu、Amazonプライムビデオといった動画視聴サービスが人気です。インターネット接続機能が搭載されたテレビでは、これらのVODをはじめとする様々なサービスを受けることができるのです。

テレビの多機能性とVODの魅力

NetflixなどのVODの視聴・YouTubeなどのネット動画の視聴・インターネット検索・LINEなどのSNSアプリと連携・ネットショッピング・CAST、Airplayを使用その中でも、最も人気の高いサービスはやはりVODでしょう。なぜ私がこんなにおすすめするかというと、VODでは4K映像を配信しているからです。

4K映像の優れた画質

先ほどからも話しているように、2006年から全国に放送開始となった地上デジタル放送の開発を進めると、4Kの解像度が150万画素と4Kの解像度には到底及びません。これを4K画質で無理やりアップコンバートしているため、本来の4K画質を楽しめていないのが現状です。VODで配信している4K映像では、アップコンバートという変な細工を必要としないため、圧倒的にきれいな画質でドラマや映画を楽しむことができます。

ドラマや映画を楽しむことができます。・4K配信をしているVOD:Netflix、Amazonプライムビデオ、UNEXT、DTV、TELASAそれではここからは、ユッケイのおすすめモデルを紹介していきます。

録画機能を重視する人におすすめのテレビ

録画機能を重視する人におすすめなテレビ。録画機能を重視する人におすすめしたいテレビは、東芝のREGZAです。REGZAシリーズの特徴といえば、なんといっても最大6チャンネルを240時間連続録画できるタイムシフトマシンです。他のテレビでも録画機能は備わっていますが、同時録画できる番組数はせいぜい2チャンネル程度です。このREGZAであれば、6チャンネルを同時録画できるだけでなく、その中から視聴も可能です。

高精度な映像再現性

ネット動画などの10bit映像を 14bit相当の精度で再現することができます ネット動画などの10bit映像を 14bit相当の精度で再現することができます

録画予約しなくても、過去の番組欄を選ぶだけで、簡単にその名の通り、タイムシフトできちゃうんです。うっかり録画予約を忘れてしまったり、番組視聴中に他の用事ができてしまっても、これさえあれば安心です。これさえあれば安心です。

AIを活用した自動録画機能

実はこのテレビには、見るコレAIというAIを使った自動録画機能も存在します。恋愛ドラマや深夜バラエティなどの自分が好きなテーマを選択することで、よく見る番組をAIが深層学習で解析し、自動録画してくれます。それを見るコレという映像コンテンツ欄の中から選択することができるので、広告のない簡易的なTVerのような使い方ができるんです。

画質重視者におすすめのブラビア

画質を重視する人におすすめなTVは、ソニーのブラビアです。昨年のモデルのX9500Hシリーズまでは、プロセッサーにX1 Ultimateを採用していましたが、今年のモデルからは新たに認知特性プロセッサーXRを採用してい、画質に関する様々な機能が搭載されています。認知特性プロセッサーXRでは、人間の脳のように数十万もの要素を横断的に分析してくれることで、人が特に注目する人間の目や仕草などをより強調し、自然な美しさで映像を描き出してくれます。

高彩度化技術と断腸変換機能の搭載

例えば画質を決める要素の一つである色域の部分では、XR Triluminas Proという高彩度化技術が搭載されてい、彩度、色相、明度を3次元で検出することで、人の目にとって自然な色を再現することが可能です。また、映像の滑らかさを司るビット深度の部分では、XRスムージングという断腸変換機能が搭載されてい、インテリジ放送やBlu-rayなど8bit映像やネット動画などの10bit映像を14bit相当の精度で再現することができます。

映像の階調表現と色の再現性

HDRの10bit映像を14bit相当の階調表現にして出力して、Took out 8bit映像やHDRの10bit映像を14bit相当の階調表現にして、HDRの10bit映像を14bit相当の階調表現にして出力してくれるため、夕焼けなどの淡い色の変化も忠実に再現してくれます。夕焼けなどの淡い色の変化も忠実に再現してくれます。

多機能性を兼ね備えたVieraの魅力

多機能を重視している人には、おすすめしたいテレビはパナソニックの提供のVieraです。Vieraは、テレビの画質・音質ともに、derived various soundsソニーに引けを取らない性能を持ち合わせていますが、スマホとの連携など細かい部分にも妥協しない機能性を兼ね備えている印象を受けます。

スマホとの連携機能とリモート視聴の可能性

例えば、専用の無料アプリ、パナソニックメディアアクセスを使うことで、iPhoneなどのチューナーが搭載されていないスマホでも、ビエラから転送される放送中の番組や録画番組を、家ではもちろん外出先でもリモート視聴することが可能です。また、スマホから番組予約もできるので、予約忘れの際にはかなり重宝します。

また、ビエラではGoogleアシスタントやAmazon Alexaにも対応してい、番組検索はもちろんノード、電気予報や経路検索、Alexa対応の家電も、リモコンに話しかけるだけで操作することが可能です。

まとめ

まとめになります。今回はテレビの種類が多すぎるし、液晶と有機ELの違いもわからないと悩んでいる人のために、テレビを選ぶ手順からどのようなところに注目して製品を選べばよいのかを徹底解説していきました。気になった人は、ぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

レグザ 55V型 有機ELテレビ 55X9400 4Kチューナー内蔵 外付けHDD タイムシフトマシン対応 (2020年モデル)

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ソニー 65V型 液晶 テレビ ブラビア XRJ-65X95J BRAVIA XR 倍速 Google TV ソニー・ピクチャーズの映画2年間見放題付き 4K/120fps対応 斜めから見ても綺麗 10畳以上推奨 2021年モデル

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