Maono PD200Xレビュー|一万円代で買えるマイクの魅力を徹底解説

Maono PD200Xレビュー|一万円代で買えるマイクの魅力を徹底解説

レビューした人

レビュアー:ぱくゆう

ぱくゆう

音楽・音響機材選びのアドバイザー

シンガーソングライター兼作曲家。YouTube「ぱくゆうチャンネル」をメインに音楽愛好家、音楽制作家に向けた様々な情報を発信している。音楽家ならではの視点によるオーディオ機器、音楽制作機材のレビューも好評。

配信用マイクとして注目を集めているMaono PD-200Xのレビューです。その魅力は、USB出力とXLR出力の両方を兼ね備えたダイナミックマイクであること。さらに、専用のアプリケーションを使えば音質やライトのコントロールも可能です。この記事では、その実力と使い勝手を詳しくレビューします。

Maono PD200Xレビュー|コスパの良いマイク

みなさんこんにちは、ぱくゆうでございます。本日は Maonoというメーカーの配信向けマイク PD200Xのレビューをお送りします。レビューにあたり商品を提供していただきました。

商品詳細:本体のボタンやつまみの機能説明

まず本体についているボタンやつまみの機能を説明します。本体上部のマイクミュートのボタンを押してみます。そしてマイクのゲインとヘッドホンの音量を調整するクリック感のあるつまみがあります。

まず最初に「Maono PD200X」を使ってみた結論からお伝えすると、コスパの良いマイクでした。

また「Maono PD200X」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。

「Maono PD200X」のメリット3つ

  • 操作性が良い
  • 高価格帯マイクに引けを取らない
  • 音量をライトの光量で確認できる

「Maono PD200X」のデメリット3つ

  • ボタンによるカラー切り替えの反応が良くない
  • アプリケーションを使用する際には、ある程度電力供給能力の高いUSBポートにマイクを接続する必要があり
  • カラー周期のスピードを変更できない

Maono PD200Xの価格

「Maono PD200X」の価格は、11,399円(税込)です。(2023年11月12時点)

Maono PD200Xの操作性や機能について

Maono PD200Xの操作性や機能について紹介します。

操作性の評価:つまみの操作性と機能の切り替え

Maono PD200Xはかなり操作性が良くてつまみを押し込むと マイクゲインとヘッドホンの音量の切り替えっていうのができて どちらのモードが選択されているかはここのLEDライトの色で判別することができます。マイクのゲインの調整モードは緑、そしてヘッドホンの音量の調整モードは青となっています。

便利な機能:ライトの光量で値の判別

そして現在の値もライトの光量で判別することができるんです。ヘッドホンの音量を上げ下げしてみます。ヘッドホンの音量を下げていくと光量も小さくなってそして上げていくと 光量も大きくなっていくと さらにこれ以上下がりませんよこれ以上上がりませんよっていう時にはライトが点滅するんです。

視認性の評価:目に入る位置でのライト表示

ライトがちょうど目に 入る位置で光ってくれるので自分が何の値をどれぐらいのレベルに調整して いるのかっていうのがパッと把握できます。

そして本体のお尻の部分には USB-Cのコネクターがあります。PD200X はUSB出力時のみ、小さなボタンが付いています。このボタンを長押しすることでライトの色を変えることができます。

ボタン操作の反応性について

ボタンによるカラーの切り替えは、反応が良くないなっていう印象があります。ずっと長押ししていると確実に消せます。

ちなみに、今説明したボタンとライトは、XLR出力時には何の機能もなく、ダイナミックマイクの機能しかないことになります。

Maono PD200X専用アプリケーションの利用と注意点

Maono PD200Xには専用のアプリケーションも用意されています。USB 出力時には、このアプリを使って音質やライトのコントロールができます。アプリケーションを使用する際には、ある程度電力供給能力の高いUSB ポートにマイクを接続する必要があります。

音質調整のモード選択

スタンダードモードとアドバンスモードを選択することができます。スタンダードモードでは、原音の調整、ヘッドホンボリュームの調整、トーンの調整ができます。現在は、オリジナルです。ナチュラルは、ローカットされたような、そういった印象です。これは EQ だけじゃなく、おそらく後ほど説明するコンプレッサーリミッターもかかってるんではないかなと想像します。

レガシーモードの特徴

レガシーモードもあります。これは、わざと歪みを加えて、味のある音にするっていうんでしょうか。

そして、RGB ライトのオンオフです。ここで明るさ調整ができます。暗めの方が僕は好きです、40 ぐらいがいいかな。そして、カラーのセレクションもクリックで直感的に行うことができます。このレインボーのカラーはすごく綺麗でいいんですけど、色が変わる周期が早いかなっていう印象はあります。じわーっと変わってもらった方が目障りではないかなっていう感じはしました。この周期のスピードに関しては調整することができないのでそこは残念なポイントです。

アドバンスモードの機能と評価

続いてアドバンスのモードを見ていきます。マイクのゲインの調整とヘッドホンボリュームの調整ここは変わりません。そしてアドバンスのモードにはEQがついてます。ハイパスフィルター、プレゼンスブースト、A配布すフィルター&プレゼンスブーストと、この手のダイナミックマイク配信に使われるダイナミックマイクで最も人気と思われるシュアーのSM7BとかMV7っていうのにもこういったEQがついているのでそこを意識しているのかなと思います。

ノイズについての注意点

注意点としては、少し「ビービー」みたいな電気的なノイズが入るところですね。

あとはUSBマイクという製品の特性なんでしょうかね、そういったところにやや難点はあるかなと思います。あとヘッドフォンアウトのSNが悪いです。

USBマイクのヘッドホンアウトの特性と使用方法

この手のUSBマイクはヘッドホンアウトっていうのがだいたい用意されていて、そこにつないで自分の声をモニターしながら使うっていう形になると思うんです。けれどもヘッドホンアウトのクオリティというのはあまり良くないです。なのである程度音量の調整をしてから録音するというのが良いかなと思います。

皆さんに届けている音声のクオリティが安定して出せるようになったら、ヘッドホンを外しちゃって使うのもいいかもしれません。そちらの方がストレスがないかもしれないです。

XLR出力でのダイナミックマイクの使用感

それではXLR出力で普通のダイナミックマイクを使ってみたいと思います。マイクチェックです。マオのPD200XのXLR出力をテストしています。ゲインは今60dBにしています。ダイナミックマイクなのでゲインを稼いであげないと適正な音量にならないかなっていう感じです。口との距離は5センチから10センチぐらいですかね。近づくと当然音量は上がっていきます。

ストリーミング向けダイナミックマイクの使い方

ストリーミング向けのダイナミックマイクというとこれぐらいの距離で近接効果も出しながら使っていくような、そういった使い方もありかもしれないです。ハッハッハッハーチェックです1 2番2。これぐらいの距離になるとゲインは下げたいかなっていう感じです。

せっかくなんで軽く歌を歌ってみたりギターの音をとってみたりしたいと思います。まずギターの音をとっています。普通の楽器用のダイナミックマイクをどれぐらい使えるのかっていう感じです。歌も一緒にとっています。

マイクでの歌とギターの同時録音の試み

気持ち口元にマイクを向けながら、同時に歌もギターもこのマイクで主音するというイメージでやってみます。

録音結果の評価

音声の印象は変わりましたでしょうか。僕にはUSB出力の時と比べて音が薄くなったかな。スッキリしたかなっていう印象があります。

僕は以前にSHURE MV7を試してみたことがあるんですけれども、その時もUSB出力とXLR出力の音質の差っていうのを感じた記憶があって、今回と同じようにXLR出力の時の方が音が薄くなるのをスッキリするっていう印象があったので、こういった製品の特性なのかも知れません。

Maono PD200Xの音質に関して言うと3万円4万円台ぐらいで売られている、音響メーカーしっかりとした名のある音響メーカーが作っているダイナミックマイクと比べてもそこまで差はないと思います。遜色ないかなっていうふうに僕は感じました。

操作性の評価

ミュートボタンであったりとか、あとはボリュームのつまみこの辺の操作性は非常に高いなと。特にこのボリュームつまみのライトがしっかり目に入ってきて、今どれぐらいの値にしているかっていうのがパッとわかるというのは、すごくいいなと思いました。

まとめ

前回別のメーカーのマイクをレビューした時にも思ったのですけれども、中華メーカーだからといって侮れないなっていうふうに、すごく感じます。低価格帯のものに関しては、名前を聞いたことないような中国のメーカーのマイクのも、十分実用に耐える。なんならコストパフォーマンス非常に高いという製品も、たくさんあるのかなと、今回も感じました。

気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。

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