トラックボールマウスM575Sを2ヶ月間使ってみた感想をお伝えします。このマウスは、親指で操作するタイプで、ワイヤレスで使用したり、トラックボールを交換したりできます。また、サイドボタンが2つ搭載されており、好きなショートカットを割り当てて使用することが可能です。しかし、感度を高めに設定すると細かい操作が難しくなるというデメリットもあります。それでも、自分の思い通りに操ることができる快適さがあります。詳細なレビューを通じて、そのメリットとデメリットや設定などを解説します。
トラックボールマウスM575Sレビュー|おすすめの快適さ
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まず最初に「トラックボールマウスM575S」を使ってみた結論からお伝えすると、Google検索やYouTube検索をしたら、ものすごい数のレビュー記事や動画を見ることができる大人気トラックボールマウスです。
トラックボールの感度を上げると細かい操作が絶望的に難しくなってしまうのです。ある意味繊細な操作とダイナミックな操作の、どちらを切り捨てるのかという選択を、我々ユーザーに迫ってくるマウスというような感じがしました。
トラックボールマウスM575Sのメリット3つ
- マウスを動かす必要がない
- マウスを置くスペースを確保しなくても良い
- 長時間使用しても疲れにくい
トラックボールマウスM575Sのデメリット3つ
- ダイナミックな動きができない
- 細かい操作が難しい
- 作業がスムーズにできない
トラックボールマウスM575Sの価格
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トラックボールマウスM575Sの価格は、7,080円(税込)です。(2024年2月11日時点)
ロジクールトラックボール普通のマウスと比較
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突然ですが皆さんは普段どのようなマウスを使用しているでしょうか。世の中のほとんどの方々は手を乗っけて腕をブンブン振り回しながらマウスカーソルを操作するような、いわゆる普通のマウスというものを使用していると思います。
かく言う私も常にマウスをブンブン振り回すようにしてPC操作を行っています。しかしながら、どうやら世の中にはトラックボールマウスと呼ばれるタイプのマウスが存在しているようです。
しかもそのトラックボールマウスというやつは世界中のPCを酷使する人々から根強い人気があり、非常に使いやすいとインターネットのいろいろなところで度々話題になっていたりするようです。ふっふーん。
トラックボールマウスの使用体験と評価
というわけで今回は実際にトラックボールマウスというものを購入して、だいたい2ヶ月くらい使用してみたので、その中で感じたトラックボールマウスの特徴や、今後僕がトラックボールマウス使い人生を全うしていくかどうかについてお話ししていきたいと思います。
トラックボールマウスのおすすめポイント
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早速僕が実際にトラックボールマウスというものを使用してみた感想をお話しする前に、そもそもトラックボールマウスとは一体何なのか一緒に見ていきましょう。トラックボールマウスとはその名の通り、ボールを使って操作をするタイプのマウスです。
トラックボールマウスと呼ばれるアイテムには、基本こんな感じのでっかいボールが一つ本体に搭載されてい、ここに指を当ててくるくると回すことによってPC上のマウスカーソルを操作することができるというような仕組みになっているのです。
ちなみにトラックボールマウスの中にも種類があって、例えばボールがマウスの左側面にくっついていて、親指を使ってボールを操作するタイプのトラックボールマウスと、ボールがマウスの中央にくっついていて、人差し指や中指などの比較的手の面を使って操作をするタイプのトラックボールマウスというものがあります。
トラックボールマウスの操作感について
僕が実際に触ってみた感じだと、親指で操作するタイプのトラックボールマウスの方が、比較的手を動かす量というのを少なくできるような印象がありました。一方で人差し指や中指などを使って操作をするタイプのトラックボールマウスの場合は、少し大きめに手を動かしてボールを転がすことになる分、細かい操作をより正確にすることができるようになります。
ロジクールM575Sの設定と価格
ちなみにお値段は6360円。世の中に存在しているトラックボールマウスのちょうど中間くらいの価格帯なので、案外手が出しやすいかもしれませんね。そしてこちらのM575Sは、親指で操作をするタイプのトラックボールマウスになっています。なおこちらはワイヤレスで使用するタイプのマウスになっていて、こんな感じのUSBレシーバーをPCにぶっ挿して使用します。
また左クリックの左端部分にはサイドボタンが2つ搭載されているので、コピー&ペーストのように好きなショートカットを割り当てて使用することができるのも嬉しいです。
ロジクールトラックボールマウスのメリット
というわけで、なんとなくトラックボールマウスというものが一体どのようなアイテムなのか見ていただいたところで、ここからは僕が実際に使用してみて感じたトラックボールマウスの最大のメリットをご紹介します。
それはマウスを動かす必要がない。先ほどもお話ししたように、トラックボールマウスと呼ばれるアイテムは、本体に搭載されている大きなボールを指でくるくると回すようにして操作を行うため、よくあるマウスのように、マウス本体を物理的に腕でブンブンと振り回す必要は全くありません。
なんだったらトラックボールマウスの裏面には、マウスが動かないように滑り止めが各所に施されているわけです。これが一体何を意味するのか、あらゆる環境でマウス操作を行うことができる。
通常のマウスとの操作の違い
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通常のマウスの場合、PC上のマウスカーソルは、物理的にマウスを動かした分だけ移動することになるので、大きくカーソルを動かしたい場合には、その分だけマウスも長い距離を移動させなければなりません。
しかし、マウスを操作できる環境というのは、実は非常に限られています。当然マウスが動いた距離というのは、マウスの裏側についているセンサーが読み取ることになるわけですから、第一に比較的綺麗な平面を確保してあげる必要があります。
実際そんな平面を実現するために、マウスパッドと呼ばれるアイテムが存在しているわけですからね。さらにマウスを振り回せるだけの物理的なスペースというのも確保しないといけません。そんなわけで、案外大変なのがマウスを動かすことなのです。
マウスを置くスペースの確保
マウスを置くスペースがありません マウスを置くスペースを作るためには まずキーボードを左側に寄せる必要があります 。そのためにはまずはキーボードのケーブルを右側にある液タブのケーブルを左に寄せるためのスペースを作らなければなりません 。
マウスを振り回せるだけの物理的なスペースというのも確保しないといけません。マウスを振り回して操作をする場合には、健全なPCデスク空間というものが求められるのです。
PC周りの環境と整理整頓
しかしながら、皆さんが普段過ごしているPC周り、どうでしょうか。いついかなる時でも清潔ですっきりと片付いた空間になっていると、胸を張って言えるでしょうか。
あるひとつ前、風邪をひいてしまい寝込んでいる時に、隣に住んでいる女の子が看病しに来てくれるという場面で、ごめん、散らかってるけど、と一声かけたら、いや、まったくそんなことないよ、むしろ私の部屋より綺麗なくらい、と即答してもらえるような環境になっていると自信を持って言えるでしょうか。
僕は不安です。確かにしっかりと片付いているタイミングもありますが、時には使いかけのキーボードとか、まだ開封していない段ボールとか、読んでいる途中の本とかが、デスクの上に積まれていたりするわけです。そんなデスクの上に、マウスを大きく振り回せるだけの十分なスペースがあるとは到底思えません。
結果的にPCを触る際には、マウスパッドの上に乗っかっているものたちを手でよけながら、しっかりと片付けろよ、と昨日の自分に怒りをぶつけることになってしまい、最悪な一日がスタートしてしまいます。
トラックボールマウスの特徴と利点
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そんな時に我々の心強い味方となってくれるのが、トラックボールマウス。トラックボールマウスというものは、本体に搭載されているボールをくるくると回すことによって、PC操作が行えるわけですから、もちろんマウス本体を動かす必要性はゼロ。よって、どのような過酷なデスク環境であったとしても、何不自由なく操作を行うことができるわけです。
このマウスを置くスペースさえ、確保できれば、PC操作が行えるというのが、ものすごく助かるんです。それこそ、デスクの上が散らかっているという場面に限らず、僕の場合はPCで絵を描く際に、トラックボールマウスが大活躍してくれます。
デスク上のスペースとマウスの配置問題
僕が絵を描く時は、デスクの正面に設置している液タブというアイテムを、ググっと手前まで持ってきて、液タブの左にはお絵かきソフトを操作するための分割型キーボードの左側部分、液タブの右には文字入力用のキーボード、というスタイルになっています。
これだけで、これだけでもかなりギリギリまでスペースを使っているんですが、さらにこのスペースにはマウスも置きたいわけです。しかしながら、液タブの右側は、もはやキーボードで占領されていて、マウスを置くスペースがありません。
マウスを置くスペースを作るためには、まずキーボードを左側に寄せる必要があります。そのためにはまずはキーボードのケーブルを右側にある液タブのケーブルを左に寄せるためのスペースを作らなければなりません。
トラックボールマウスの活用法
仮に普通のマウスを置けたとしても、動かすスペースなんてあったもんではありません。でもマウスを置かないと、僕はエクスプローラーから必要なファイルを選択したり、絵を描きながらダラダラとYouTubeを垂れ流したりすることができなくなってしまいます。そこで登場するのがこのトラックボールマウス。
トラックボールマウスなら、どのようなに狭い空間であっても、マウス本体を動かすことなくPC操作を行うことができるわけです。なので、このわずかな隙間に、トラックボールマウスをスッと置いてあげれば、僕の最強のお絵かきスタイルを完成させることができるのです。
やはり液タブというものは、どうしてもデスク上のスペースを大きく占領してしまうので、トラックボールマウスのようにスペースが狭くても問題なく操作できるアイテムというのは大変ありがたい。
トラックボールマウス使用時の個人的感想
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根底について深く掘り下げてみたいと思います。まず率直な感想、トラックボールマウスを使用していて、手首が痛くなったり、肩が凝ってきたりしたのか、要するに疲れを感じたかというと、疲れてない。
ある意味評判通りではありました。じゃあ僕が普段から本体を振り回してPC操作をするタイプのマウスを使用していた時には、手首が痛くなったりしていたのかというと、これもまたしていないのです。なので僕の感想は、トラックボールマウスだから疲れにくい、振り回すタイプのマウスだから疲れやすいという理屈ではないのではないかと思いました。
マウスの疲れにくさの要因
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ではマウスの疲れにくさというのは一体どこからやってくるのかというと、マウスの傾斜。そもそも我々人間の自然状態の手の角度がどうなっているのかというのを思い出してみていただきたいのですが、例えば手を楽な状態にして、前で組んでみるとこんな感じ。この左右の手をそのまま離してみるとどうでしょうか。
手のひらは地面に対して平行というよりも、むしろかなり垂直に近いような角度をしていますよね。つまりマウスの上に手を乗っける姿勢というのは、体に負担をかけている状態なのです。
キーボード使用時の体への負担
無理な姿勢と言わざるを得ないわけです。これはマウスに限らず、キーボードでも同じことが言えます。よくある板状のキーボードの場合、入力する際には手のひらを地面に対して平行な角度にしなければならないため、手首に負担がかかってしまう姿勢を取らざるを得ません。結果長時間タイピングを続けていると、徐々に手首が痛くなってきたり、肩が凝ったりしてしまうわけです。
エルゴノミクスキーボードとは
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なので世の中には、キーボード本体が山のように盛り上がっているエルゴノミクスキーボードというものが存在していたり、僕が使っているキーボードは三脚を使ってありえないくらい急な角度にセッティングしたりしているわけです。
さてマウスのお話に戻りますが、巷でよく見かけるマウスというのは、横から見ると基本的に地面に対して平行な角度になっているわけですから、こういうマウスに手を乗せて操作をする際には、結果的に無理な姿勢を取ることになってしまいます。
トラックフォークマウスの特徴
ではトラックフォークのマウスというものはどうなっているのかというと、さすが快適性を謳うだけあって、マウス本体が斜めに傾いているようなビジュアルをしていることが多いです。
そのためマウスの上に手を乗せた際には、かなり自然状態の手の姿勢に近い状態をキープすることができるので、マウス操作を長時間行っていても、手の痛みが出てくるというようなことはかなり少なくなります。
傾斜がついているマウスの存在
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ではこんな感じで傾斜がついているマウスというのは、トラックフォールマウスにしかないのか、決してそんなことはないわけです。僕が以前から愛用し続けているMXマスター3Sという振り回すタイプのマウスであっても、横から見るとかなり傾斜がついていて、手を乗せるとものすごくフィットする形状をしていますし、もちろんこのマウスを一日中握りしめていて、手首が痛くなったり、肩が凝ったりしたことはありません。
トラックボールマウスの使用感
なので僕が2ヶ月間トラックフォールマウスを使ってみて感じたのは、トラックフォールマウスだから疲れないというよりも、むしろトラックフォールマウスはマウス本体に傾斜がついているから疲れないというのが正解なのではないかなということでした。というわけでここまでトラックフォールマウスについて話してきました。
トラックボールマウスの評価と今後の使用予定
僕がこちらのトラックフォールマウスというアイテムをだいたい2ヶ月間使用してみて感じたことを長々とお話ししてきたのですが、じゃあ僕にとってトラックフォールマウスはこれからのメイン戦力バリバリと活躍してもらえるのかどうか、要するにこれまで愛用してきたこちらのMXマスター3Sを箱の中にしまって今後はM575S1本で生きていくことができるのかどうか、というお話です。
トラックボールマウスのデメリット
さあ僕はトラックフォールマウスに乗り換えるのか、乗り換えないのか、うーん、乗り変えない、乗り換えません。
2ヶ月くらいトラックフォールマウスを使ってみた結果、僕はまだまだ腕をブンブン振り回すタイプのマウスを手放すことはできないなと強く実感してしまいました。トラックフォールマウスにはどうしてもマウスを使う理由にも関わってくるような重大な欠点が存在していたのです。
トラックボールマウスの重大な欠点
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では僕がトラックフォールマウスを使用してみて感じた重大な欠点とは何か、それはダイナミックな操作ができない、は?と思った皆さんどうか落ち着いてください。やめてください。トラックフォールマウスの空き箱を投げつけるのはやめてください。痛い。冗談はさておき、僕がトラックフォールマウスを操作してみて感じたのがこの感覚。
何かに似てるな、というものでした。その何かの正体が最近ようやくわかったんですが、トラックフォールマウスでボールをくるくると操作する感覚は、ものすごくノートPCのトラックパッドを指で操作する感覚に似ているような気がするんです。
トラックボールマウスとトラックパッドの操作感の比較
トラックパッドというのは四角い範囲がタッチパネルのようになっていて、ここを指でなぞることでマウスカーソルを操作することができるというものです。なのこのトラックパッドの手前に手首を固定して指をスリスリしつつ、移動距離が長い時にはさっさと素早く指を往復させるようにして、マウスカーソルを任意の場所まで動かします。
一方トラックボールマウスもマウスの手前に手首を固定して親指をグリグリしつつも、移動距離が長くなってきた時にはさっさと何度かに分けて指でボールを弾くようにして、マウスカーソルを任意の場所まで動かします。
ノートPC使用時のマウスの必要性
なんだか似てる気がしますよね。さてここからは今この記事を見ている皆さんも一緒に想像してみていただきたいんですが、これから外出先でノートPCを使うという場面、何かしらの作業でもネットサーフィンでもいいのですが、という文に編集ソフトにドラッグ&ドロップするという作業を繰り返しています。基本的に外でノートPCを使用したい時には、PC備え付けのトラックパッドを使ったりしますよね。
わざわざマウスを家から持ってくるのもめんどくさいし、なんだったらカバンから取り出すのもめんどくさかったのかもしれない。そんな時にマウスを持ってくるのもめんどくさいし、トラックパッドだと操作しづらいなという感覚になることはないですか。
マウスカーソルを思ったところに持っていくのに何回も指を動かさなきゃいけないし、トラックパッドは狭いし、ああマウスがあれば一発でカーソルを合わせられるのにな、と思ったことないですか。僕はあるんです。なのでノートPCを外出先で使用する際にも必ずマウスを持ち運ぶようにしているんですが、これこそがマウスの使い方です。
ロジクールM575SMマウスとトラックパッドの操作性の違い
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僕の言うダイナミックな操作ができないというお話です。つまり通常のマウスであれば、大きく振るだけで画面長の距離が少し離れていたも、ワンストローク要するに一振りでカーソルを合わせたいところへ持っていくことができるのに、トラックパッドでは指が認識する範囲がこの四角の中だけと限られている分、長い距離を移動させるためには何回かに分けて、シュッシュッシュッと指を動かさなければならない。
もっとわかりやすく言うのなら、トラックパッドでは操作をする際の爽快感というのがどうしても足りないんです。そしてこれと同じ現象がトラックボールマウスでも発生してしまうのです。
トラックボールマウスの操作性について
トラックボールマウスを操作する際には、当然親指などをボールに当てたままゴリゴリと動かすことになるわけですが、当然ワンストロークでボールを動かせる範囲というのは限られています。
ではこの限られたワンストロークの範囲内で、PC上を銃を無人に駆け巡ることができるのかというと、答えはノー。マウスカーソルを端から端まで移動させるには、2,3回くらいボールを動かしては指を離して、再度ボールに指を添えてまたボールを動かすという動作を行う必要があります。つまり一度の動作でピタッとカーソルを合わせるという、ダイナミックな操作ができないのです。
動画編集作業におけるトラックボールマウスの利用
特に僕の場合PCを使うのは主に動画編集の時になっています。僕が動画を作る際にはほぼほぼ動画編集ソフトとエクスプローラーを同時に開いている状態になっていて、エクスプローラーから使用した映像を編集ソフトにドラッグ&ドロップするという作業を繰り返しています。作業のスムーズさという点では優れているということになります
トラックボールマウスの操作性の問題点
ドラッグ&ドロップしては映像をカット、そうしたらまたエクスプローラー側にカーソルを持っていって、ドラッグしたまま編集ソフト側にドロップというように、長距離の移動というのを何度も繰り返すような感じになっています。
そんな場面が多い中で、トラックボールマウスを使用してしまうと、シャッシャッシャッと左に動かして、またシャッシャッシャッと右に持っていくという感じになってしまい、どうしても作業のスムーズさというのが足りないんです。
本体を振り回すタイプのマウスの利点
一方で、本体を振り回すタイプのマウスであれば、少し離れている距離であったも、一発でピタッとカーソルを合わせて、スッとワンストロークで素材を動画編集ソフトまでドラッグすることができるので、操作をしている時の心地よさというのが段違いです。
トラックボールマウスの感度調整について
じゃあトラックボールの感度を上げればいいのでは? と思った皆さん鋭いです。確かにトラックボールマウスは基本的に専用のソフトウェアなどを使用することによって、ボールの感度を上げたり下げたりすることができます。しかしながら、トラックボールマウスの場合、感度を少し上げただけでも、細かい操作の安定性が大きく損なわれます。
通常のマウスとトラックボールマウスの操作性の違い
例えば、通常の本体を振り回すタイプのマウスの場合、確かに感度を上げた分だけ細かい操作は難しくなりますが、それでもできないわけではないんです。なぜなら、こういったマウスの場合、裏面にはマウスとデスクの接地面が比較的広めに用意されている上に、マウスパッドやデスクとの摩擦力も相まって、細かく小さくマウスを動かすということがかなり行いやすいからです。
しかしながら、トラックボールマウスの場合、マウスからボールを取り外してみたらわかりますが、こちらのM575Sに関しては、3つの小さなレッパリでボールを支えているような構造になっていて、ものすごく滑りがいいです。ただその代わりに、指先で小さくボールを動かしたい時にはかなりブレてしまいます。
しかも、我々は生き物であるがゆえ、仕方のないことではありますが、やはり指先に意識を集中させたりすると、どうしても指がプルプルしてしまいます。
感度設定と操作性の関係
そして、トラックボールの感度を高めに設定してしまうと、細かい操作が絶望的に難しくなってしまうのです。ある意味繊細な操作とダイナミックな操作の、どちらを切り捨てるのかという選択を、我々ユーザーに迫ってくるマウスというような感じがしました。結果、やはり本体を振り回すタイプのマウスの方が、作業のスムーズさという点では優れているということになります。
まとめ
僕の環境ではメインで使用するアイテムとはなり得ませんでしたが、マウス本体を動かす必要がないというものすごく大きな強みがあることは間違いありませんので、今後も引き続き絵を描くときにはガッツリ使用していきたいと思います。気になった人は、ぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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