ゼンハイザーAMBEO Soundbar miniレビュー!取扱説明書、接続など

ゼンハイザーAMBEO Soundbar miniレビュー!取扱説明書、接続など

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レビュアー:ガジェットジェット

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東証一部上場企業で勤務し、家電とガジェットの世界に情熱を注いでいる『ガジェットジェット』の運営者。最新の家電やガジェットに関する情報を初心者にもわかりやすく解説。新しい製品のレビューや実際の使用感をいち早くシェアしてくれると定評があります。さらに家電製品アドバイザーの資格も保持しており、信頼と専門性の高い情報をお届け。

みなさんこんにちは、ガジェットジェットでございます。

ゼンハイザーから新たに発売されたAMBEO Soundbar miniのレビューをお届けします。この製品は、そのコンパクトなサイズにもかかわらず、7.1.4チャンネルを実現するという驚きの性能を持っています。

音質に関しても音の粒一つ一つを鮮明に描き出し、ハイクオリティな立体音響も響かせてくれます。さらに価格も抑えられており手狭な部屋でも置き場所に困らないという利点も。詳細なレビューを通じてその魅力を詳しく解説します。

AMBEO Soundbar miniレビュー|クオリティが高くてコンパクト

今回レビューするのはこちらです。そうです、サウンドバーです。

こちら、あのSennheierから新たに発売されたAMBEO Soundbar miniという製品で、箱でさえこのサイズ感でかなり小さいのにもかかわらず、サウンドバー1本だけで7.1.4チャンネルを実現している、かなりすごい製品です。

僕自身前回もSennheierのSoundbar、AMBEO Soundbarプラスをレビューさせていただいているんですけど、これ非常に音が良くて立体音響も凄まじかったんです。

今回はそのゼンハイザーの新製品でなおかつ前回レビューしたAMBEO Soundbarプラスよりもさらに価格が抑えられたSoundbarなので実際にどのような音を響かせてくれるのか今からレビューするのが楽しみです。それでは実際にこちらを開封していきましょう。

まず最初に「AMBEO Soundbar mini」を使ってみた結論からお伝えすると、クオリティが高くてコンパクトでした。

また「AMBEO Soundbar mini」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。

「AMBEO Soundbar mini」のメリット2つ

  • コンパクトでスタイリッシュなデザイン
  • 重低音も体全体に伝わり、しっかりと音の広がりも感じられる

「AMBEO Soundbar mini」のデメリット2つ

  • HDMI入力端子も光デジタル出力端子もない
  • 価格が高い

AMBEO Soundbar miniの価格

「AMBEO Soundbar mini」の価格は、100,000円(税込)です。(2024年3月2日時点)

AMBEO Soundbar miniについて

箱の中身はAMBEO Soundbar miniサウンドバー本体、電源コード、そしてHDMIケーブルとこちらリモコンになります。こちらサウンドバー本体ですけど、非常に小さいのが伝わりますかね?

iPhone15 Pro4つぐらいです。非常に小さいです。さらにです、HDMIケーブルについてですけど、前回のアンビオサウンドバープラスでもそうだったんですけど、こちらのHDMIケーブル自体にZENHEISERのロゴのマークがついていて、かなりおしゃれです。

そしてリモコンはおそらく前回のアンビオサウンドバープラスと同じリモコンだと思います。

説明書について

説明書は付属されています。

サウンドバーのシステム構成と性能

サウンドバーのシステム構成は4インチのロングスローウーファーが上方向に2つ、1.6インチのハイエンドフルレンジドライバーがフロントに2つ、1.6インチのハイエンドフルレンジドライバーがフロントに2つ、サイドに2つの計6個ものドライバーを搭載しています。

さらにこれら各ドライバーを支える250WのDQアンプっていう電力効率が高くて発熱量が抑えられた優秀なアンプも搭載されていて、それぞれのドライバーを個別に駆動させることで、各ドライバーが高いパフォーマンスを発揮し、最高の3Dサウンドを出力してくれるです。

AMBEO Soundbar miniの性能と利便性

ドライバーやアンプの性能がすごいです。使う人にとってはかなり便利なんではないかなと思います。要するに四方から最高な音質で音が聞けるよす。

サウンドバーの外観は幅は約70cm、高さが6.5cm、奥行きが10cmとあれだけたくさんのドライバーが内蔵されていると思えないほどコンパクトな見た目です。だからといって高級感がないなんてことはまったくなくて前回レビューしたAMBEO Soundbarプラスをベースにしたデザインで、個人的にはスタイリッシュで非常に好きです。

AMBEO Soundbar miniの素材とデザイン、端子について

サウンドバーの前面から側面、そして背面にわたって大部分がファブリック素材で覆われていて下部がまた違った素材になっているので、前面から見るとファブリックとのツートンが際立っていますよね。

真ん中にはゼンハイザーのロゴも印字されていて、右下にはアンビオマークも搭載されています。そして天面の中央部には、音量ボタンやこちらBluetoothボタンなどのボタン類の他に、部屋の環境に応じて音質を自動補正してくれるルームキャリブレーション用のマイクが搭載されています。

端子類の確認と評価

続いて端子類を確認していきましょう。左から電源入力端子、そしてテレビ側に接続する端子ARC、ERCに対応したHDMIの出力端子、ソフトウェアアップデート用のUSB端子、そして電源ボタンが搭載されています。これは端子が少なすぎる感じがしますかね。

HDMI入力端子もなければ光デジタル出力端子もないですからね。ここら辺は前回レビューしたアンビオサウンドバープラスでは、端子類豊富だっただけに残念かなと感じてしまいました。

AMBEO Soundbar miniのリモコンと接続について

そしてAMBEO Soundbar miniの付属のリモコンについてですけど、前回レビューしたアンビオサウンドバープラスと全く同じリモコンで、重量感があってかなり上質です。

ボタンに関しては、アンビオモードやナイトモードのオンオフ、そして入力切り替え、そして音量の切り替えや、サウンドモードの設定ができるボタンが配置されています。スマホとも接続することができるので、人によっては全く使わない人もいるかもしれないんですけど、使う人にとってはかなり便利なんではないかなと思います。

テレビとの接続と接地感について

それでは実際にテレビの方と接続していきましょう。テレビ自体は65インチのものですけど、コンパクトさが際立って見えますよね。これなら、50インチや43インチ、それよりも小さいテレビであっても、違和感なく設置できそうです。

また高さも6.5センチと、そこまで高くないので、テレビに干渉するリスクが少ないのもありがたいところです。

HDMI接続と連動機能について

もちろんARC/EARCがあるので、HDMIにも対応しているので、HDMI1本で楽々接続できちゃいますし、HDMI CC機能にも対応しているため、テレビの電源をオンオフすると、サウンドバーの方もテレビと連動して、一緒にオンオフされるんです。

AMBEOマークとルームキャリブレーションについて

またこちら右下には、アンビオマークがついているんですけど、このアンビオは、ゼンハイザーと欧州最大の研究機関フラン・フォーファーとの間で共同開発を行っている3Dサウンドイマーシブオーディオの総称です。その3Dオーディオを生み出す上で最も重要になってくるのが、ルームキャリブレーションという機能ですけど、これ部屋の形状や、家具の配置、どこにカーテンがかかっているのか、かなり細かい部分まで測定してくれて、その部屋にマッチした立体音響を出力してくれるのようです。

スマホとの接続とルームキャリブレーションの実施

実際に、今スマホとの接続が完了したので、そのルームキャリブレーションをやっていきましょう。ルームキャリブレーションのやり方は簡単で、こちらのシステムキャリブレーションというところをタップすれば始められます。この部屋の最適なサラウンド環境を構築することができました。

AMBEO Soundbar miniの初期設定とデモ音源の体験

初期設定を完了すると、専用のアプリからいろいろいじることができるんですけど、今回は、こちらのアンビオデモエクスペリエンスというところから、デモ音源の方を流していきましょう。

いや本当に驚きました。これ本当にこのサイズのサウンドバーから出力されている音なのって疑っちゃうぐらいの音圧です。地響きのような重低音も体全体に伝わってきますし、しっかりと音の広がりも感じられるんです。

いやこのサイズ感で、これほどのクオリティを実現できるのは、さすがとしか言いようがありませんね。他のモードもなかなか良かったです

幅広いオブジェクトベースコーデックへの対応

こちらのアンビオサウンドバーミニでは、立体音響比較のドルビーアトムスはもちろん、DTXXやMPEG-H360リアリティオーディオなど、幅広いオブジェクトベースコーデックに対応しているんです。

AMBEO Soundbar miniを使ってみた感想

それでは実際に、ドルビーアトムス対応のコンテンツを再生してみましょう。確かに立体音響の効果が、バッチリ感じられます。特に左右の音の広がりが際立っていて、どの位置で視聴してもさほど違いがないように感じました。それと前方上部からも、しっかりと音が降り注ぐような感覚があって、立体音響のクオリティも非常に高いです。

音の鮮明さとドライバーの搭載数

純粋な音に関しても、かなり良くて、それぞれの音をかなり鮮明に描き分けているように感じられたんです。実際には6つのドライバーが搭載されているんですけど、もっとたくさん搭載されているので、搭載されているんではないかなと思うくらい、音の粒一つ一つを拾ってくれているかな、ような印象を受けました。

フリーミュージックの再生とサウンドモードの評価

続いてはフリーミュージックの方を流していこうと思うんですけど、こちらアンビオサウンドバーミニには、立体音響に対応したコンテンツ以外にも、技術的にサラウンド化してくれるアンビオモードの他に、計6個のサウンドモードも用意されているんです。

今回は、そのオーディオモードのオンオフを切り替えた時の違いや、その他のサウンドモードを切り替えた際の違いも聞いてみたいと思います。

アンビオモードの効果と感想

実際にアンビオモードのオンオフしてみたんですけど、これ一言で、音楽、すごいです。アンビオモードオフでも、音質は最高ですが、なんだろう、曲が単調に聞こえたんです。しかし、アンビオモードをオンにすると、音で僕の周りを包み込んでくれるんです。あとさらに高音質になったかのような感覚がしました。

流すジャンルやコンテンツによって、感じ方は変わるんですけど、個人的にはアンビオモードをオンにした方が、かなり好みでした。

そしてサウンドモードの違いですけど、これも変わりました。音楽を流しているので、ミュージックモードが当然最もしっくりきたんですけど、他のモードもなかなか良かったです。

AMBEO Soundbar miniの特徴的なモード

アダクティブモードですが、視聴しているコンテンツに合わせて 自動でモードを変えてくれるんではないかなって思うんです。

どのコンテンツを視聴しても違和感はなかったんで、このモードにさえしておけばいちいち設定を変える必要はないんではないかなと思います。また本機には ナイトモードとボイスエンハンスメントモードといった 小さい音で視聴しながらも ナレーションや出演者の声だけを増強させてくれるような機能もしっかりと使っています。

このモードは搭載されているので 夜間に映画などを視聴する方や 集合住宅にお住まいの方にはかなり嬉しいです。

AMBEO Soundbar miniの音質とデザイン

音楽 さて今回はゼンハイザーの新製品で なおかつ前回レビューした アンビオサウンドバープラスよりも さらに価格が抑えられたサウンドバー アンビオサウンドバーミニの開封からデザイン面、サウンド面の確認まで 詳細にレビューしていきました。

AMBEO Soundbar miniの音質についての評価

僕この製品届いた時 見た目小さすぎて、ぶっちゃけアンビオサウンドバーミニの 音楽はあまり期待していなかったんです。

ただこれはめっちゃいい意味で裏切られましたね。音質に関しても音の粒一つ一つを 鮮明に描き出してくれます、 ハイクオリティな立体音響も響かせてくれます。

それにもかかわらず非常にコンパクトで寝室やシアタールームの 手狭な部屋でも置き場所に困らないというのが今までになかったんです。

端子類が極端に少なくて特にHDMI入力端子が搭載されていないというのが次世代ゲームをするには 不便かなとは思うんです。

AMBEO Soundbar miniの特徴的なモード

Adaptiveモードです。これおそらくですけど、視聴しているコンテンツに合わせて自動でモードを変えてくれるんではないかなって思うんです。どのコンテンツを視聴しても違和感はなかったのでこのモードにさえしておけば、設定を変える必要はないではないかなと思います。

また本機にはナイトモードとボイスエンハンスメントモードといった小さい音で視聴しながらもナレーションや出演者の声だけを増強させてくれるような機能もしっかりと使っています。このモードは搭載されているので夜間に映画などを視聴する方や、集合住宅にお住まいの方にはかなり嬉しいです。

AMBEO Soundbar miniの音質とデザイン

今回はSennheierの新製品で、なおかつ前回レビューしたアンビオサウンドバープラスよりも、さらに価格が抑えられたサウンドバー、AMBEO Soundbar miniの開封からデザイン面、サウンド面の確認まで、詳細にレビューしていきました。僕この製品届いた時、見た目小さすぎて、ぶっちゃけAMBEO Soundbar miniの音楽はあまり期待していなかったんです。

これはすごくいい意味で裏切られました。音質に関しても音の粒一つ一つを鮮明に描き出してくれますしハイクオリティな立体音響も響かせてくれる。それにもかかわらず非常にコンパクトで、寝室やシアタールームの手狭な部屋でも置き場所に困らないというのが今までになかったんです。

まとめ

端子類が極端に少なくて、特にHDMI入力端子が搭載されていないというのが、次世代ゲームをするには不便かなとは思うんですけど、そこら辺を気にせずに、比較的クオリティが高くて、コンパクトなサウンドバーを設置したいという方には非常におすすめの一本になっていると思います。

気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ゼンハイザー Sennheiser AMBEO Soundbar Mini アンビオ サウンドバー ミニ 7.1.4ch Dolby Atmos 内蔵デュアルサブウーファー コンパクト

ゼンハイザー Sennheiser AMBEO Soundbar Mini アンビオ サウンドバー ミニ 7.1.4ch Dolby Atmos 内蔵デュアルサブウーファー コンパクト

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