自作PCに興味があるけど、どのパーツを選べばいいのか、どう組み立てればいいのか分からないという初心者の方へ。この記事では、自作PCの組み立てに必要なパーツ9つ(CPU、CPUクーラー、マザーボード、GPU、メモリ、記憶装置、電源ユニット、PCケース、OS)を紹介し、それぞれの役割と選び方について解説します。また、予算と目的に応じたPCの組み立て方についても詳しく説明します。自作PCの世界へ一緒に飛び込んでみましょう!
自作パソコン組み立て動画の紹介
みなさんこんにちは、Makiです。今回は自作パソコンの組み立て記事の第1弾で、まずパーツ紹介の記事となります。
今まではゲームの短い動画しか作ってこなかったんですが、コロナウイルスのせいで暇になってしまってやることがないので、今回は自作パソコン初心者へ向けてのアドバイスやその基本的なことについてパーツ紹介をしながら話していこうかなと思います。
動画制作のタイミングと改善予定
ちょうどこの時期になると新生活が始まったり、新しいことを始めてみようと思っている人が多いと思うので、こういう動画を出してみるのにいい機会かなと思いました。このような実写動画は初めてで、マイクの音質が悪かったり、編集が下手やしますが、そこは徐々に改善していくつもりですので、どうか最後まで見ていただけたら幸いです。
まずね、自作パソコンを組むことによって最も最初に決めることは何かというのがあると思うんですが、それは予算と目的だと思っています。
予算設定の重要性とその影響
予算についてはまず自分が合計いくらで組みたいのか、キーボードやマウスのような周辺機器にいくら使いたいのかで、パソコン自体にかけられる金額が決まってくると、予算に余裕が出ればパーツをより良いものにグレードアップさせたり、見た目を気にしたパーツにしたり変更することができます。逆に厳しい時は一回り性能を低いものに変えたりとか、ピカピカ光らせたかったけど光らないものに変えたりと工夫することによって予算以内に納められることが多いです。
目的によるパソコンスペックの選択
次に、パソコンの価格については、次に目的ですが、当然動画編集とネットサーフィンではパソコンに求められる能力が違いますので、目的によって組むパソコンのスペックを高くする必要があります。スペックが高ければ高いほど組む際のコストも高くなります。一般的に求められるスペックは動画編集、ゲーム、ネットサーフィン、オフィスなどのようになり、ゲームや動画編集ができるパソコンでは当然ながらネットサーフィンなどは快適に行うことができます。
予算と目的、この2つが明確になれば、自然と自分のパソコンの構成が決まってくるかと思います。
自作PCの概要と目的
今回組んでいくのは俗に言うミドルハイスペックPCです。いわゆる中の上。ゲームも動画編集もそこそこがっつりできる。そこそこがっつりというのは日本語的にどうかと思いますが、そのくらいのパソコンです。それではパーツ紹介にいきましょう。
CPUの選択と詳細
まずはCPUです。AMD社のRyzen 7 3700X。8コア16スレッドで定格3.6GHz、ブーストクロック4.4GHzのCPUです。CPUは主にIntelとAMDの2社から出ていますが、今回はAMDのものを使用していきます。3700XはIntel Core i9-9900Kとほぼ同性能を持ち、かつ2万円近く安いというかなりコスパに優れたCPUです。去年の夏ごろにリリースされたのですが、とてつもない人気です。3700Xについて詳しく説明すると、3700Xは夏にリリースされたAMD Zen 2シリーズのCPUとなります。
マザーボードの選択と詳細
次にマザーボードです。マザーボードを出しているメーカーは主にASUS、MSI、ASRock、GIGABYTEなどがありますが、今回はASRockのB450 Steel Legendを使用します。Steel Legendはヒートシンク付きでオーバークロック耐性もあり、メモリもDDR4 3200MHzに対応。デザイン性にも優れたかなり人気の高いマザーボードです。マザーボードにはATX、MicroATX、MiniITXの3種類があり、Steel LegendはATXサイズのマザーボードです。MiniITX、MicroATX、ATXの順に拡張性が高くなり、大きさも大きくなります。
CPUとマザーボードの相性について
ここでCPUとマザーボードの相性問題について少しお話しします。CPUとマザーボードには組み合わせがある程度決まっています。今回はZen2に絞って解説いたしますが、Zen2にネイティブで対応しているマザーボードは、X570チップセットが使用されているマザーボードのみです。しかし各マザーボードメーカーは、Zen2が以前のマザーボードでも使用できるように、BIOSというマザーボードの中にあるシステムを更新してくれていることが多いです。
メモリの選び方と注意点
続いてはメモリです。メモリはたくさんのメーカーから出されていますが、今回はCorsairのVengeance LPX DDR4 3000MHz 16GBを使用します。こちらもかなりの有名なモデルとなって、ヒットシンク付きで信頼性も高いです。メモリには周波数があり、2133MHzから4400MHzくらいまでがありますが、マザーボードやCPUによって対応している周波数が違うため、高いものを購入しても本来の性能を発揮できない可能性があります。購入前にしっかりと調べておくことが必要です。
グラフィックボード(GPU)の選択
続いてはグラフィックボード、通称GPUです。GPUを出しているメーカーはMSI、ASUS、ASRock、クロートシコ、GIGABYTE、ZOTACなどがありますが、今回はMSIのRTX2070 Super VENTUS OCモデルを採用させていただきました。グラフィックボードにはいくつか種類があり、GTX、RTX、RXの3種類が主要のものとなります。RTXはNVIDIA社が作成するGTXシリーズの後継機であり、RXはAMDが独自に開発しているグラフィックボードとなります。今回はRTXの中の真ん中に位置する2070のスーパーモデルとなります。GTX 1080 Tiほどの処理能力があり、価格も6万円以下とゲーマーや動画編集者にはかなりコスパが高いモデルとなります。
SSDの選択とその特性
次にSSDです。SSDは動画やゲーム、OSなどを保存しておくための記憶装置です。今回使用するのはWestern DigitalのWD Blue M.2 SSD NVMe 500GBです。M.2 SSDにはSATAとNVMeがあり、NVMeの方が少なくとも3倍以上速いです。ですが、体感上SATAでもNVMeでも変わらないという声が多いので、実際はSATAでもNVMeでもどちらでもいいと思います。M.2の他に2.5インチドライブという規格がありますが、そちらを採用しても全く問題はありません。
HDDの採用とその利点
HDDはハードディスクドライブの略称で、こちらも記憶装置になります。今回採用したのはSeagate Barracuda 2TBです。HDDはSSDに比べて低速ですが、大容量かつ値段も安いので、動画や写真など普段はいじらないデータを保存するのに適しています。
電源ユニットの選択とその重要性
続いて電源ユニット。今回はPoltecのFSP Radar Series 80 Plus Silver 650Wを使用します。電源には認証というものがあり、スタンダード、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、チタンの順に電源効率が高くなります。私個人の意見は、使えれば認証は何でもいいと思います。ただし自分が使うパーツによって総消費電力が異なるため、電源計算サイトなどを使って最適な容量の電源ユニットを選んでください。
5インチベイのパーツ選択とその必要性
次に5インチベイに搭載するDVDやCDを読み込むためのパーツです。今回はASUSのものを使用します。基本的にこのパーツは必須ではありませんので、CDやDVDを使う予定がない人は買う必要はありません。最近は5インチベイを設けていないPCケースが多いため、このようなDVDドライブを搭載する予定の方は自分が選んだケースがしっかり対応しているか調べてください。
OSのインストール方法と必要なアイテム
次にOSですが、今回はマイクロソフトの公式サイトからインストールするため、USBメモリーを用意しました。こちらはシリコンパワーから出ている3.0 USBメモリーですが、基本的に8GB以上の容量であればインストール可能です。OSインストールまでの手順は組み立て編にて解説します。ただし、この方法でインストールする場合は別でプロダクトキーというパスワードのようなものが必要になります。プロダクトキーをお持ちでない方はAmazonや家電量販店で売っているWindows10パッケージ版やDSP版をご購入ください。
PCケースの選択とその役割
最後にPCケースです。Corsairの110Rを使用します。PCケースとは今までに紹介したパーツをすべて組み込むための入れ物です。こちらは先ほど紹介したDVDドライブを搭載可能なミドルタワーケースになります。
自作PC組み立ての前提条件
予算と目的を最初に決めておくことが、自作PCを組み立てる際に重要です。自作パーツは全てで9つあり、CPU、CPUクーラー、マザーボード、GPU、メモリ、記憶装置、電源ユニット、PCケース、OSが必要です。
PCケースの種類と選び方
ケースには主にミニタワー、ミドルタワー、フルタワーの3種類があり、ケースによって搭載できるマザーボードのサイズやGPUの長さ、HDDなどの個数が異なりますので注意してください。ミニタワーにはMini-ITXとMicro-ATX、ミドルタワーとフルタワーには3種類すべてを搭載できます。心配ならばミドルタワーケースを購入しておけば間違いないです。
CPUクーラーの選択について
CPUクーラーは、CPUを買うとリテールクーラーという純正のクーラーが付属してきます。付属してきたものを使用してもいいですし、さらに冷えるものを別で購入しても構いません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回のまとめは、まず自作PCを組むにあたって最初に決めておくことは予算と目的だということ。次に自作パーツは全部で9つあり、CPU、CPUクーラー、マザーボード、GPU、メモリ、記憶装置、電源ユニット、PCケース、OSが必要だということです。気になった人は、ぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。
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