みなさんこんにちは、うしゃすらいむでございます。
自作PCに挑戦したことはありますか?パーツ選びから組み立て、OSのインストールまで、一見難しそうに見えますが、実は10個のパーツを組み合わせるだけ。今回は、自作PCの組み立てを初めて体験した私の感想とレビューをお届けします。緊張と興奮が交錯する組み立ての過程、そして完成した時の喜びを共有しましょう。自作PCに興味があるあなた、ぜひ参考にしてみてください。
自作PCの必要パーツの紹介
![](https://www.pippin.social/media/wp-content/uploads/2024/02/だいたい40万円で、真っ白な最強の自作PCを作るぞ!【-パーツ選び-_-組み立て-】-1-1-screenshot-814x458.png)
自作PCを作るために必要なパーツは全部で10個あります。自作PCって難しそうだよねと思っている方も多いと思いますし、僕もずっと思っていたのですが、用意するものは10個だけでいいと考えると、案外シンプルな気がしてきますよね。
そして、その10個というのは一体何かというと、CPU、CPUクーラー、マザーボード、メモリ、グラフィックボード、ストレージ、電源、PCケース、ケースファン、OSのことです。
CPUとCPUクーラーの解説
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CPU。PCの“脳”とよく言われるパーツです。日本語に訳すと“中央演算処理装置”です。続いて、CPUクーラー。その名の通り、CPUを冷やすためのアイテムです。CPUはものすごく発熱するので、しっかり冷却しないと動作が遅くなったり、最悪壊れたりします。
マザーボードとメモリの解説
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次に、マザーボード。CPUやメモリ、グラフィックボードなど、PCの各種パーツを搭載するための基板です。パーツ同士を接続するためのアイテムです。
そして、メモリ。よく作業机に例えられるパーツです。メモリがたくさん搭載されていると、一度に開いておける本の数が増えるので、いちいち本棚から取り出す手間が減って作業スピードが上がるというイメージです。
グラフィックボードとストレージの解説]
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続いて、グラフィックボード。高解像度の映像や3Dのゲームなど、グラフィック関連の作業専門パーツのようなものです。グラフィックボードに関しては、実はなくてもPCは動作するんですが、ハイスペックな作業や最新ゲームなどをする際には必須です。
次に、ストレージ。SSDやハードディスクなどのアイテムのことで、PC上でデータを保存したり、ソフトをインストールしたりするために必要です。
電源とPCケースの解説
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さらに、電源。名前の通り、PCに電気を供給してくれるアイテムです。これがないと、PCをコンセントに接続することができません。
そして、PCケース。さすがにこれまでに紹介してきたパーツたちをむき出しで使用するわけにもいかないので、入れ物をしっかり用意してあげましょう。
ケースファンの役割とOSの必要性
あとは、ケースファン。PCケースの中にパーツを収納したら、当然熱がこもってしまうので、それをケースの外に出すためのアイテムです。
最後に、OS。PCを動作させるために必要なのがOSです。基本的にはWindowsのことを指します。これを入れないと一生コマンドプロンプトで生活することになります。ということで、これらの必要な10個のパーツたちを用意してまいりましたので、一つずつご紹介していきます。
CPUの選択
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まずはCPU。Intel Core i7-14700K 購入価格6万9604円。そろそろ自作PCを組むかと思っていた頃にちょうど登場した第14世代のCPU。CPUにはIntelの他にAMD製のものもありますが、IntelのCPUを選んだことについて特に深い理由はないです。
CPUクーラーの選択
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続いてCPUクーラー。DeepCool LS720WH 購入価格16860円。こちらは簡易水冷のCPUクーラーです。本体にぶっとい管が搭載されていて、ここを冷却液が循環することでCPUを減らしてくれます。安かったし見た目も綺麗だったのでこれにしました。
マザーボードの選択
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次はマザーボード。ASRock Z790 Pro RS/D4 購入価格23726円。CPUを先に決めていたので、それに対応しているマザーボードを選択。お値段とビジュアルのバランスが絶妙で気に入ったので買います。
今回はZ790というチップセットが搭載されているものを選びましたが、同じシリーズにB760というチップセットを搭載していて、5000円くらいの安いモデルも存在していました。ただ、今回はスペックモリモリPCを作ろうと思っていたので、よりグレードの高いZ790の方にしました。
メモリの選択
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そしてメモリ。Corsair VENGANCE RGB PRO SL 16GB×2 購入価格12464円。最近のメモリはDDR-4とDDR-5という企画がありますが、今回選んだマザーボードはDDR4に対応していたのでこちらを選択。
DDR-4の方がメモリも安いのでむしろありがたい。ちなみに今回はメモリを4本道々に挿そうと思っているので、1セットを買いました。
グラフィックボードの選択
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そしてこれがグラフィックボード。PNY GeForce RTX 4070Ti White Edition。光るファンが3個付属しているのですが、僕は5個欲しいので2個追加購入します。購入価格120,182円。今回の中で最もお高いパーツです。
ぶっちゃけ僕がこれまでのPCで使用していたのはRTX2070 SUPERだったので、最悪3000番台でもまったく満足する用意はあったんですが、せっかく激安時代なので、ロマンを追い求めて4070Tiにしました。ちなみにこちらは白いグラボです。
ストレージの選択
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続いてストレージ。これはたくさん積みます。まずM.2 SSD。マザーボードに直接取り付ける薄いやつです。これが2つ。Crucial P31TB。購入価格7560円。OSつまりCドライブ用に使いたいやつ。
そしてSamsung 970 EVO Plus 2TB。購入価格13720円。動画編集ソフトのプロジェクトファイルとか、キャッシュデータを作成するために使いたいです。
次にSATA SSD。SATAケーブルでPCに接続するやつ。Samsung 870 QVO 2TB。購入価格13980円。よく使う動画データと、お絵かき用のデータを思っています。
そしてHDD。Western Digital Blue 6TB。購入価格13880円。これは僕が常に使っているHDDです。過去の動画データを保管しておくために搭載します。という感じでかなり動画編集を見据えて、ファイルなど爆速で読み込めるSSDというのを大量に用意してみました。
電源の選択
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次は電源。Corsair RM1000e。購入価格22400円。DOSPARAの電源計算ソフトでCPUやグラフィックボードを選択したら、1000Wを超えてしまったので、素直に1000Wの電源を選びました。ちなみにこちらは2023年モデルなので、4000番台のグラボから採用されている新規格の電源ケーブルが使えます。
PCケースの選択
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PCケースNZXT H9 ELITE。購入価格28120円。完全に見た目で選びました。この2面ガラスパネルがあまりにもかっこよすぎる。
こちらのケースにはF120 RGB DUOという光るファンが3個と、F129という光らないファンが1個、それからRGB&ファンコントローラーV2というファンコントローラーが付属してくるので、ケースを買うだけで光る自作PCになります。
ケースファンの選択
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あとはケースファン。NZXT F120 RGB 120mm。購入価格2655円。PCケースには光るファンが3個付属しているのですが、僕は5個欲しいので2個追加購入します。
全てで10個のファンを搭載することができるのですが、ケースそのものに4個付属していて、さらにCPUクーラーでケースファン3個分のスペースを占領することになるので、残る3個を購入しておきました。PCケース備え付けのファンコントローラーに接続して使用したかったので、NZXTで揃えました。
OSの選択
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最後にOS Windows11 Homeを購入しました。購入価格は15182円です。Windowsにはダウンロード版もあるのですが、パッケージ版を購入しました。
このパッケージ版には、インストール用のUSBメディアが付属してくるので、PCが完成したらUSBポートに接続だけで、すぐにWindowsをインストールすることができます。ということでパーツが出揃いました。気になるパーツの総額は375407円でした。
自作PCの組み立て開始
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それではPCを組み立てていきましょう。まずはマザーボードを取り出して色々なパーツを装着していきます。マザーボードは比較的薄い割に重みがあるので、持ち上げるたびにどこかがミシミシなって怖いんですが、頑張って進めていきます。
CPUの取り付け方法
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最初に取り付けるのはCPUです。マザーボードの中心にある四角い部分を持ち上げます。レバーで引っかかっているだけなので、パカッとひらいてCPUを取り出します。CPUの裏面には無数の接点になっているので、マザーボードにある無数の突起のようなところをぴったり合わせるようにパコッと乗せます。
CPUの左下に書かれている三角マークを目印に合わせるのがポイントです。無事にCPUが乗せたら、持ち上げた蓋を下ろしてレバーで固定します。
メモリの取り付け方法
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CPUを取り付けたら、次に用意するのはメモリーです。CPUを取り付けた右側に 4つ長細いレーンが用意されているので、ここにメモリを接続していきます。
上側に付いているストッパーを4つ分上げて、ここに1本ずつ差し込んでいきます。メモリには切り欠きがあるので、この位置とマザーボード側の出っ張りを合わせるように差し込んだら、下側、上側という順番で力強く押し込みます。
しっかりはまると、最初に上げたストッパーがカチッと元の位置に戻ります。残り3本も同じように取り付けていきます。精密機械なのに、こんなに力強くやって大丈夫?というくらいの力で、グッと押し込むのがポイントです。
M.2 SSDの取り付け方法
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次にM.2 SSDを取り付けていきます。マザーボードには、全てで4つのスロットがあるのですが、CPU下の1箇所だけ豪華なヒートシンクが付いていたので使っちゃいましょう。
M.2 SSDを用意したら、M.2 SSDの表側を上にして、スロットめがけで接点を思いっきり差し込みます。ポイントは、この接点そんなにガリッと差し込んじゃって大丈夫?というくらいの力で押し込むことです。
そうして自作PCは、力技になる部分が多いです。M.2 SSDをスロットに差し込むと、右側が浮いてしまうような感じになるので、この上からヒートシンクをかぶせるように押さえつけて、ネジで固定。これで取り付けは完了。
CPUクーラーの取り付け方法
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それではマザーボード側でやる最後の作業、CPUクーラーを取り付けます。今回は簡易水冷クーラーを用意しています。
まずはクーラー側での作業です。CPUクーラーのヘッド部分に、使用するCPUに対応した金具を取り付けます。今回であれば僕は第14世代のIntelのCPUを使用するので、LGA1700という規格の金具を取り付けています。
取り付けられたらCPUクーラーのヘッドを、マザーボードに固定するためのパーツというのをマザーボードの裏側から取り付けます。CPU周りの四隅に空いているネジ穴に通します。表からスペーサーを置いて、ヘッドに装着した金具の穴にネジを通して、その上から大きめのネジで固定します。ちなみにグリスはCPUクーラーに初めから塗られていたので、開封したらそのままCPUに押し付けるだけでOKです。
マザーボードの取り付けと注意点
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裏側の配線スペースには、すでにファンのケーブルやら付属品のファンコントローラーやらがセッティングされているのですが、一旦この辺りは無視して作業に戻っていきます。
マザーボードを用意して、PCケースの内部に固定していきます。マザーボードに開いているネジ止め用の穴とPCケース側に付いているネジ止め用の出っ張りをうまく合わせます。
マザーボードをPCケースに固定する前に、バックプレートに付いている保護フィルムを剥がし忘れないように気をつけたいです。なおネジ止め位置はPCケースの説明書に書いてあるので、言う通りにやれば問題なく取り付けられました。
電源の取り付け方法とケーブルの接続
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次は電源です。PCケースの裏側に電源を乗せるスペースが用意されているので、ここに乗せたら後ろからネジ止めします。
今度は電源ケーブルを取り付けます。ものすごく大量のケーブルが同梱されているんですが、もちろんすべてを使う必要はありません。必要なのはマザーボード電源(マザーボードの右端に差し込む太いやつ)とCPUの包丁電源(マザーボードの左上に接続する二股になっているやつ)です。さらにグラボ用のPCIe電源(新規格なので一本で超細い)を接続し、あとはハードディスクなどを接続するためのSATA用電源ケーブルも挿しておきます。
ついでにPCケースの裏側からたくさん出ているもろもろのケーブルたちも、マザーボードに挿していきましょう。
各種ケーブルとデバイスの取り付け方法
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まずはUSB3.0。そしてUSB Type-C。あとはHDオーディオ。それからこれはフロントパネル PCケースの電源ボタンを使うためのやつです。
一つ目にSSD。それからハードディスクも搭載してしまいましょう。ハードディスクは 3.5インチ用ケースが、本体に備え付けられているのでこの箱にハードディスクをネジ止めした上で電源の下にカポッとはめてあげます。
ラジエーターの取り付け方法
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金属のラジエーター 部分に同梱されていたファンを 3つネジ止めしていきます。ネジ止めしたらPCケースの上側面に固定してみます。
いい感じかと思いきや、CPU補助電源ケーブルがラジエーターに取り付けたファンとかなりギチギチに干渉していて、無理してる感じになってしまったので、上側は断念してケースファンが備え付けられていた正面に取り付けようと思います。
グラフィックボードの取り付け方法
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いよいよ最後の大仕事。グラフィックボードを取り付けます。グラフィックボードの端子部分をマザーボードの真ん中あたりにある細長いスロットに差し込みます。PCケースの後ろ部分を何本か取り外したら、スロットめがけて押し込みます。
あとはネジで固定して取り付け完了。かなり安定感があります。
電源の接続と初起動
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そうしたらグラボ用の電源ケーブルを持ってきて差し込みます。電源ケーブルをコンセントに接続して、スイッチオン!一発で無事に電源がついて、BIOS画面が立ち上がりました。
本当によかったと思ったのですが、問題発生。CPUが冷えません。BIOS画面のCPU温度がありえないくらいに右肩上がりになっています。原因はケーブルを挿すところを間違えてました。ポンプを動かすための端子をWPと書かれたポンプ制御用の場所に挿してあげたら冷えました。
Windowsのインストール方法
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真っさらなPCにWindowsをインストールしてあげましょう。やたら長いフラッシュメモリのようなやつをUSBポートに接続して、PCを再起動すればOK!すると自動的にWindowsの画面が立ち上がるので、あとは画面の通りに進めてあげましょう。
デスクトップPC NEWということで今回は僕が初めて自作PCを作る様子を皆さんにレビューしてみました。組んでいる最中は緊張と不安しかなかったのですが、初めて電源がついたあの瞬間は、今思い出すだけでもニヤニヤしてしまうほどに大興奮の時でした。
PCの組み立て自体はなんだか立体のパズルのような感じで、楽しかったのでそろそろ新しいPCが欲しいなと思っているそこのあなた、ぜひ自作PCに挑戦してみてはいかがでしょうか。
気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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