TP-Link Archer AX73は、高速通信とコスパ最強を兼ね備えたルーターとして注目を集めています。最大通信速度は4804Mbpsで、Wi-Fi 6対応ルーターの中では最速です。しかし繋がらないという声も。この記事では、その詳細なレビューと、中継器を組み合わせ最大限に活用できるかや設定について解説します。
TP-Link Archer AX73レビュー|高速通信とコスパ最強
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まずこれを見てください。新しくルーターを購入しました。最初に「TP-Link Archer AX73」を使ってみた結論からお伝えすると、 最近はWi-Fi 6Eという、新しい規格を搭載したルーターも発売しているわけですが、これを買えば十分です。
また「TP-Link Archer AX73」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
TP-Link Archer AX73のメリット2つ
- 通信速度が速い
- 遅延を最小限におさえられる
TP-Link Archer AX73のデメリット2つ
- サイズが大きく場所をとる
- 価格がやや高い
TP-Link Archer AX73の価格
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TP-Link Archer AX73の価格は、14,100円(税込)です。(2024年2月17日時点)
Wi-Fiの規格について
最新ルーターを買ってはいけない理由、それを知るためにはまずWi-Fiの規格について知る必要があります。まず、Wi-Fi 5。策定されたのは2013年。最大通信速度、6.9Gbps。周波数、5GHz帯。策定から9年経っているため、Nintendo SwitchやPS4、ミドルスペックのスマホなど、多くの端末が対応している規格になります。
Wi-Fi 6の特性と魅力
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次にWi-Fi 6。策定されたのは2019年。最大通信速度、9.6Gbps。Wi-Fi 5よりも理論値で約1.4倍高速。周波数、2.4GHz帯。5GHz帯。2つの周波数に対応。2.4GHz帯は通信速度は遅いものの、障害物に強く電波が途切れにくいという特性があります。
Wi-Fi 6の高速通信と安定性
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こちらは策定から3年しか経っていないため、PS5や一部最新スマホが対応している規格になります。このWi-Fi 6の何がいいかというと、まず、高速通信。これはわかりやすいです。通信速度が速いので、4K映像をサブスクで楽しむっていうのが一般的になってきた現代において、ここは魅力的です。
Wi-Fi 6の同時接続台数による通信の安定性
安定性。Wi-Fi 5は同時接続台数が増えるほど、通信が不安定になり回線の速度低下を引き起こしていました。これは一度の通信で一つの機器としか通信ができず、接続台数が増えるほど通信の順番待ちが発生することが原因です。Wi-Fi 6では一度の通信で複数の端末に電波が届くようになったため、この順番待ちが解消されました。
Wi-Fi 6Eの新規格とその特徴
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これまではWi-Fi 6対応ルーターをとりあえず買えばよかったんですが、今回は、最新ルーターを買ってはいけない理由、について解説します。2022年9月、新しい規格が日本で発売されるようになりました。
それが、Wi-Fi 6E。策定されたのは2021年。最大通信速度、9.6Gbps。最大通信速度、9.6Gbps。周波数、2.4GHz対、5GHz帯、6GHz対。3つの周波数に対応。これにより、Wi-Fi 6と比べて通信が安定、高速、低遅延、という特徴があります。
Wi-Fi 6Eをお勧めできない3つの理由
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ただ、Wi-Fi 6Eをどうしてもお勧めできない理由が、何と3つもあるんです。まず、最大通信速度。Wi-Fi 6Eの方が高速と言ってますが、最大速度は理論上は同じです。Wi-Fi 6より高速と謳ってますが、どちらかというと6GHz対を使うことで、他の接続機器との混線が起きづらい。これくらいのメリットしかない気がするんです。Wi-Fi 5からWi-Fi 6になった時のような劇的な高速化は期待できません。
Wi-Fi 6Eの高価格と対応端末の問題
次に、価格。こちらは対応ルーターのAmazon販売価格になります。どれも、クッソ高い。2万円以上出さないとまともなルーターが買えないんです。そして、そんな高いルーターを買っても、対応端末が、ほぼない。2022年9月に認可された企画なので、対応端末がほぼ国内にないんです。iPhoneももちろん対応していません。つまり、買っても意味なし。
Wi-Fi 7の登場とWi-Fi 6Eの寿命
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そして、発売時期。2024年にはWi-Fi 7の策定が控えています。こちらは最大通信速度、なんと46Gbps。Wi-Fi 6の約4.9倍も早いんです。クッソ高いWi-Fi 6Eルーターを買っても、2、3年後には時代の最先端じゃなくなるんです。それだったら、コスパの良いWi-Fi 6ルーターを買うのがベストだと思いませんか?
私は視聴者様に是非Wi-Fi 6対応ルーターを買ってほしいです。最新ルーターを買ってはいけない理由、分かってもらえたんではないでしょうか。
TP-Link Archer AX73と現状の不満
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そして、今最も買うべきなのが、こちら。TP-Link Archer AX73 皆さんお使いのルーター、今どれくらい速度出てますか?私はというと、ルーターから離れると100Mbps程度しか出ないんです。回線は今何かと話題?最新のニューロ光ですが、回線速度は有線だと出るので、今使っているルーターには不満しかないです。
TP-Link Archer AX73日本語説明書・設定について
TP-Link Archer AX73の日本語の説明書や設定方法については、公式サイトから「かんたん設定ガイド」が確認できます。
TP-Link Archer AX73ルーターの速度検証
デュアルバンド、6ストリーム、ギガビット、Wi-Fi 6 ルーターからの距離、5m。 ここでは壁が2つある環境で、どれくらい速度が出るのかを検証します。 C地点。 ルーターからの距離、10m。 ここでは壁が4つある環境で、どれくらい速度が出るのかを検証します。
推奨利用環境は3階建て小建て、3LDKマンション。 最大接続台数は80台。 最大通信速度は4804Mbps。 Wi-Fi 6対応ルーターの中では最速になります。 というわけで、多分、全国1億人くらいには、 おすすめできるルーターだと思います。
TP-Link Archer AX73デザインと高性能な機能
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高性能アンテナ6本。 6ストリーム、合計5400Mbpsの超高速Wi-Fi 6通信を実現しています。 ビームフォーミング。 特定の方向。 高位電波を送受信でき、より広範囲までの通信をカバーしています。 トリプルコアCPU。
膨大なデータを処理できるため、遅延を最小限に抑えることができます。 メッシュWi-Fi。 別売りの中継機を購入すれば、高速通信を広い一軒家でも実現できちゃうんです。 これを実家に買ってあげれば、帰省した時通信の遅さに悩まされることもありません。 皆さん是非実家に購入してあげてください。 私はもちろん注文済みです。
TP-Link Archer AX73コストパフォーマンスの高さ
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これだけ機能もりもりのルーターなわけですが、 機能もりもりのルーターなわけですが、なんと同スペックのルーターと比べて1割ぐらい安い、1万円台前半で買えちゃうんです。 つまり、コスパ最強。まさに今買うべきルーターなわけです。 過去の動画でTP-Link製品は二度と買わない、とか言ってるYouTuberでも迷わず買ってしまう製品と言えるでしょう。
TP-Link Archer AX73設定・設置方法と安定した配置
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設置方法は簡単です。 電源を接続して、ONUとルーターを付属のLANケーブルで接続。 あとはスマホアプリで接続設定するだけ。 たったこれだけ。 数分でできちゃいます。 あとこのルーター、平べったい形状をしていて窓際に置くには最適。 地震が起きても落下の心配はありません。 カーテンを閉じれば中学生デザインが機械に入ることもなくなります。 皆さんもぜひ窓際に置いてあげてください。
TP-Link Archer AX73通信速度の検証方法
それでは通信速度を検証していきます。 使用するルーターはこの2つ。 Bapparo WSR2533DHP TP-Link Archer AX73 Wi-Fi 5 Wi-Fi 5対応ルーターとWi-Fi 6対応ルーター、どれくらい回線速度に差が出るのか気になるところです。 通信速度を測定するのは3箇所。
通信速度の検証地点
A地点。 ルーターとの距離、2m。 ここでは遮蔽物がない環境で、どれくらい速度が出るのかを検証します。B地点。 ルーターからの距離、5m。 ここでは壁が2つある環境で、どれくらい速度が出るのかを検証します。C地点。 ルーターからの距離、10m。 ここでは壁が4つある環境で、どれくらい速度が出るのかを検証します。
ルーターとの距離、4m。A地点から壁1枚挟んだ環境で、通信速度の低下具合を検証します。C地点。ルーターとの距離、7m。さらに壁1枚挟んだ上にルーター。A地点から離れた環境。通信速度の下限値を検証します。
通信速度の測定方法
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以上の3箇所で、2.4GHz、5GHz帯での通信速度をそれぞれ測定します。測定に使用するスマホは、Pixel 5。ただこのスマホはWi-Fi 6には対応していません。なのでこの検証は、あくまでWi-Fi 5対応機種で、どれくらい速度が変わるか、というものになります。そのためWi-Fi 6に対応しているPCを使って、A地点で通信速度を測定します。これでWi-Fi 6対応機種の通信速度を測定します。Wi-Fi 6使用時の最大速度を検証するというわけです。
バッファローWSR2533DHPの性能評価
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まず、バッファロー、WSR2533DHP。2.4GHz帯は最大で100MHz程度。Wi-Fiの規格には介護官がいるので、ここはWi-Fi 4の帯域を使っています。5GHz帯。ここはWi-Fi 5の真の実力が出るところになりますが、ルーターから近いと510MHzは出るものの、離れると148MHzしか速度が出ていません。障害物の影響を受けてます。残念極まりない結果です。あとWi-Fi 6対応のPCでは616MHz。やや速くなってます。
TP-Link Archer AX73の性能評価
続いて、TP-Link、Archer AX73。2.4GHz帯は似たような結果。次に5GHz帯。違います。ルーターから近いと639MHzも出てます。これはバッファロールーターのWi-Fi 6接続より速いです。しかも、どの測定地点でも驚異の500MHz超え。5GHz帯。5GHz帯。5GHz帯って障害物には弱いはずですが、TP-Linkのルーターはそんな常識が通じないようです。そしてWi-Fi 6対応のPC。なんと、856MHz。・TP-Linkしか、勝たん。
以上の結果を踏まえて、このコスパ最強ルーターを見直してみましょう。
TP-Linkルーターの優れた性能
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TP-Linkルーターの障害物を突き抜けるごとに、5GHz帯の高速通信、圧巻でした。Wi-Fi 6対応ルーターの実力を遺憾なく発揮してくれました。これが1万円台前半。まさに今買うべきルーター。全国1億2000万人におすすめできる、コスパ最強ルーターと言えます。一方で、古いバッファロールーター。やはり、ダメダメ。
Wi-Fi 5対応ルーターの限界とWi-Fi 6対応ルーターの推奨
Wi-Fi 5対応ルーターは4K動画を楽しむのが一般化した現代において、回線速度にやや不満が残る結果でした。技術の進歩って残酷です。以上より、今ルーターを買うなら、ストリーム数の多いWi-Fi 6対応ルーターが、圧倒的におすすめ。
スマホやゲーム機が対応してきている、今がまさに買い時と言えます。これを買って、数年使い込んだ後に、Wi-Fi 7対応ルーターに乗り換える。これが賢い買い物なのではないでしょうか。
TP-Link Archer AX73中継器とその魅力
あとルーター紹介で話しましたが、このルーターと合わせてTP-Linkの中継器を導入すると、メッシュWi-Fiにより高速通信の範囲を家中に広げることができます。一般的なルーターはメッシュWi-Fiとの切り替えにタイムラグがありますが、TP-LinkのメッシュWi-Fi、1メッシュは切り替え時のラグがないので、より快適。
少しでも通信を早くしたい。安定したネット環境を作りたい。そういう人におすすめ。概要欄に商品リンクを貼っておくので、古いルーターを使っている方は是非チェックしてみてください。今がまさに買い時です。
最新ルーター購入のタイミングについて
最新ルーターを買ってはいけない理由について解説しました。Wi-Fi使用の理由。Wi-Fi6E。搭乗した時期が悪い。Wi-Fi6。対応端末が増えてきた。今は時期がいい。
TP-Link Archer AX73。機能盛りだくさんで1万円台前半。他社を圧倒するコスパの良さが光るルーターでした。
まとめ
グッドポイント。高速通信。壁越しに7メートル離れても500メガ以上出ます。コスパ。6ストリームルーターの中ではダントツで安いです。バッドポイント。見た目。必ず人に見せたくありません。つまり、検証の後しばらく2.4GHz帯のまま使ってました。案外気づきません。気になった人は、ぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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