ゲーミング環境を最適化する大切な要素のひとつ、ゲーミングマウスパッド。操作感や精度が向上するアイテムを厳選し、おすすめランキングTOP5をご紹介します。プロゲーマーも注目する機能性やデザイン、耐久性や手触りの違いを徹底比較し、あなたのゲーミングライフにぴったりのマウスパッドを見つけるお手伝いをします。最高のゲーミング体験を追求するあなたに、このランキングをお見逃しなく!
【おすすめマウスパッド5選】
はいどうもみなさんこんにちは。たこまるです。
いつもはデスク周りやゲーミングデバイスのレビューなどをしていますが、今回はマウスパッドについてご紹介します。数多くのマウスパッドを使ってきたのですが、一つ一つ操作感や触り心地が違い、マウスパッドはとても奥が深いなと思っています。
今回は、とりあえずこれを買っとけば間違いないというマウスパッドを5つに絞って、ご紹介していきます。
【マウスパッドの2大タイプ】
マウスパッドは大きく分けてソフトタイプとハードタイプに分けることができます。
まずはソフトマウスパッドの特徴について。ソフトマウスパッドは基本的に布製が多く、どちらかというとゲーミングマウスを止めやすい性能重視のものが多いです。もちろんプレイスタイルやどのマウスを使っているか、マウスソールは何なのかで変わるのですが、基本的に初心者はソフトマウスパッドがおすすめです。
次にハードタイプの特徴について。プラスチックやガラスなどの硬い素材で、止め性能重視というより滑りやすさを重視しています。ツルツルと滑るようなマウスパッドはハードタイプが多いです。
ハードマウスパッドの操作感
ツルツルと滑るので慣れないと難しいのですが、その分マウスがスムーズに動くので、慣れると素早いエイムができます。
それぞれのプレイスタイルにあったマウスパッドを選んでみてください。プレイスタイルや選手によりますが、初心者であればソフトが無難です。ハマる人はハードタイプにめちゃくちゃハマります。
【湿度への耐性が重要】
マウスパッド選びで重要なのが湿度への耐性。湿度とか関係あるの?と思われるかもしれないですが、湿度でマウスパッドの滑り心地は変わります。
日本の湿度変化への対応
特に日本だと梅雨や乾燥の時期があるので、1年を通して使用感が変わりにくいもの、湿度による変化を受けにくいマウスパッドがおすすめです。
手汗が影響する滑り心地
湿度が高まると、マウスが滑りにくくなることもありますし、手汗をかくこともあります。手汗をかきやすい人だと使用感が変わってくるので、湿度の影響を受けないものを選ぶことが意外と大切です。
【おすすめマウスパッド紹介】
結局どのマウスパッドがおすすめなのかという声が聞こえてきそうなので、実際におすすめマウスパッドを紹介していきたいと思います。
【Logicool GのG640Sのレビュー】
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まず一つ目のおすすめはこちら、Logicool GのG640Sです。このマウスパッドはド定番でしょう。ゲーミングデバイスメーカーLogicool Gが販売している、比較的値段が抑えられたお手軽定番マウスパッドです。
【G640Sのタイプと人気】
ソフトタイプのマウスパッドで、おそらく国内だとこのマウスパッドの使用者が一番多いのではないでしょうか。初心者にもプロゲーマーにも売れており、Amazonの売れ筋ランキングで常に1位を獲得しています。悩んだらこれを買っておけば間違いないです。
FPS・TPS・RPGゲームなどのゲームでも活躍する万能マウスパッドです。
【デザインとカラーバリエーション、統一感の魅力】
悩むのが面倒な方にもおすすめです。Logicoolでデスク周りを揃えたい方もこのマウスパッドがおすすめ。
G640Sのシンプルなデザイン
実際に開封すると、とてもシンプルなデザインです。G640Sはロゴが黒で目立ちにくく、デスク周りに統一感が出てとても合わせやすいです。
カラーバリエーションの豊富さ
以前は黒色しかなかったのですが、緑やピンク、ホワイトなどさまざまなカラーが展開されていて、自分の好きな色を選べるのも強みです。
G640Sの表面加工と滑らかさ
表面はサラサラした加工がされています。良い意味で表面に癖がなく、誰でも使いやすい万能な表面加工です。実際に使用してみると滑らかにマウスを動かすことができます。
【G640Sのサイズ感と使いやすさ】
マウスパッドの大きさは460×400×3mm。標準的に大きめです。大きいマウスパッドを買っておけば、ローセンシでもハイセンシでも十分に動かすことができるので、基本的にはこのぐらいのサイズ以上がおすすめです。誰でも使いやすいサイズなのが強みですね。
厚みと滑りやすさのバランス
厚みは3mmなので、クッション性もあって柔らかく、マウスを止めやすいです。止めやすさ重視というよりも、程よく滑って程よく止まるというバランスの良さと、価格の安さがG640Sの良いところです。
【リーズナブルな価格】
価格は3,036円。
マウスパッドは3,000円から5,000円が多いので、マウスパッドの相場から考えても割と安めです。しっかり滑ってしっかり止まる、世界のトッププレイヤー達も使っていてスペックも問題ない。そんな最高のマウスパッドがこの価格で手に入るのは、個人的に強いなと感じます。
【センサーの読み取りやすさ】
マウスパッドは滑りやすさだけでなく、センサーの読み取りやすさも重要です。ゲーミングマウスは裏側ににセンサーがついていて、センサーを使ってマウスがどのぐらい動いているのか測定しています。このセンサーが読み取りやすい材質かどうかが重要で、G640Sはどんなメーカーのゲーミングマウスでもセンサーの読み取りが安定しているので、汎用性も高いです。特にLogicoolのマウスとの相性が一番良いです。
【マウスパッドとマウスのメーカーの選び方】
マウスパッドとマウスはメーカーを合わせた方が良いです。ゲーミングマウスを作るときは、そのメーカーのマウスパッドを使ってセンサーの読み取りテストやゲーミングマウスの開発をするためです。
マウスパッドとマウスのメーカーは合わせるのが良いとされていますが、合わせなくても十分読み取りできるので無理して合わせるレベルではないですね。悩んだらLogicoolで統一するのが良いかなという程度です。
【端の処理について】
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強いて言えば、G640Sは端の処理がされていません。これが安い理由だと思います。値段の高いマウスパッドは端にほつれ防止のステッチ加工が施されている場合が多いです。
しかし、マウスパッドは消耗品であり、使えば使うほど表面の滑り心地や、端の処理が劣化するので、ある程度の頻度で買い替える必要があります。プロゲーマーだと1ヶ月に1回買える方も多いということは覚えておいてください。
ある程度の頻度で買い換えることを考慮しても、3,000円はものすごく手軽だと思います。
【滑り心地と表面の均一性】
端の処理はされてないものの、表面全体の滑り心地は均一で、どこを滑らせても変わりないです。ロゴの部分で滑り心地が変わることが多いですが、ギリギリ許容範囲です。
【コストパフォーマンスの良さ】
コストパフォーマンスの良さ、売上1位という安心感、Logicoolのマウスパッドが欲しい方であれば、これ一択なんじゃないかなと思います。
【ARTISANの零のレビュー】
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次に紹介するのは、ARTISANの零と呼ばれるマウスパッド。これも、とても良いマウスパッドなんですよ。今までG640Sを使ってたけどレベルの高い良いマウスパッドを使ってみたいという方に最適だと思います。
【ARTISANの優秀さ】
ARTISANというメーカーは、初心者は聞いたことないかもしれませんが、とても質の高い優秀なマウスパッドを数多く作っているメーカーです。僕も、ARTISANがとても好きで、たくさんのマウスパッドを買っています。零だけでも合計5枚程買っていて、他にも「紫電改」や「疾風乙」、「飛燕」というマウスパッドもあります。
お気づきの方もいるかもしれないんですが、日本の戦闘機の名前をモチーフにした、国産のマウスパッドメーカーです。国産のマウスパッドメーカーで、こういう質の高いものを作ってくれてるのはとても嬉しいです。
【ARTISAN零の紹介】
ARTISANのマウスパッドは全部紹介したいのですが量が多いので、今回は誰にでもおすすめできるARTISANの零をご紹介します。
ARTISANの零は昔から人気で、特に最近はVALORANTの世界大会でLazさんが使用していたことで、プロゲーマーの使用率もかなり上がってきました。
【シンプルなデザイン、サイズ展開とおすすめサイズ】
一番人気なのは零です。見た目はものすごくシンプル。サイズ展開はたくさんありますが、SとかMだと小さいので、個人的にはLサイズが一番おすすめです。
【価格とデザイン】
価格は大きくなれば大きくなるほど上がりますが、大きさは妥協しない方が良いです。全体的に真っ黒のデザインで、右下に零と表記があります。ロゴもシンプルでかっこ良いです。
【FXシリーズとクラシックシリーズ】
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ARTISANの零には、FXシリーズとクラシックシリーズがあり、2つの違いは新型と旧型です。
新型がおすすめです。旧型は端がステッチ加工されていない切りっぱなしの断面ですが、新型のFXシリーズの零はステッチ加工がしっかりとされていて、耐久性がものすごく上がっています。
ステッチ加工されているほうが耐久性が高いのはもちろんですが、見た目の良さや質感も高いと感じます。このステッチ加工はマウスの表面より低いので引っかかることがなく、スムーズな操作ができるのも魅力です。
【使い心地の感想】
このマウスパッドの使用感は、公式ホームページにも書いてある通り、個性は薄いんだけども扱いやすい、誰にでもすぐなじむ万能マウスパッドかなと感じました。本当に使い心地はシンプルなんですよ。
プロゲーマーがたくさん使っていますが、もちろん初心者が選ぶ最初の1枚にも最適です。
巻き癖がない平らな状態
平らな状態で送られてくるので開封しても巻き癖がなく、すぐに使えるのも良いところ。
柔らかさの選択肢
先ほど大きさの展開がたくさんあり、SからXLまで選べると紹介しましたが、このマウスパッドの面白いところは、サイズだけではなく柔らかさが選べるところです。マウスパッドの硬さは、ミッド、ソフト、Xソフトの3種類から選ぶことができます。柔らかさが変わると、マウスの止めやすさが変化し、厚みも変わります。クッション性が高いマウスパッドだと、力を入れてグッと止めることができます。一番柔らかいXソフトが一番止めやすく、一番硬いミッドが一番滑りやすいというイメージです。
どの硬さがおすすめ?
どれが良いかわからない方は、とりあえず真ん中のソフトがおすすめです。ソフトだと、程よく滑りやすく、程よく止めやすい、一番良いバランスなので、まずはソフトを買ってみてください。
止め性能が欲しいならXソフト、もっと滑りやすいマウスパッドが欲しいならミッドがおすすめです。表面の素材はポリエステルで、中間層に特殊構造単泡フォームを使用しています。この中間層の違いがミッド、ソフト、Xソフトの違いなので、表面の材質は全て同じです。Xソフトは、ものすごく柔らかく、触っているだけでも本当に満足感を得られる触り心地です。
裏側の滑り止め加工
裏側に関しては、しっかりと滑り止めの加工がされているので全然ずれません。G640Sは、細かいタイヤみたいな模様が入っていて、これで滑り止め加工をしています。
ARTISANも滑りにくいです。ただ、裏側はゴミが付きやすいので、汚れてきた時は濡れたティッシュなどで拭くと滑り止め性能が戻ります。
止めやすさと抵抗感
このマウスパッド止めやすさが半端ないです。こうグッと止める時にものすごくイメージ通りに止めやすい。ちゃんと抵抗感を感じることができて、Xソフトであれば特に力を入れ進めてあげるとガッと止まることができます。
もちろん止めやすいだけじゃなくてしっかりと滑りやすさもあるので、滑り性能と止めを両立したバランスタイプ。
使用感と初動の軽さ
このマウスパッドを嫌いな人はあまりいないと思うほどの使用感です。止め性能が高いマウスパッドは、動き出す時も抵抗を感じやすく、初動が重くなりがちですが、このマウスパッドの場合は初動も滑りだしやすいです。
滑りやすさ重視のマウスパッドと比べると最初の抵抗感は感じやすいですが、これだけ止めやすいマウスパッドにもかかわらず、初動がこの軽さなのは強いです。
湿度に対する耐性
湿度の耐性も高く、お風呂でプレイしてもあまり変わらないのではないかというぐらい抵抗感に差が出づらく万能です。
【SteelSeries QcKとの比較】
爆発的な人気を誇っていたSteelSeriesのQcKというマウスパッドがあるんですが、それと比較しても零の方が、初動が動かしやすいし止めやすいと思います。しかも、マウスを動かしてる時の抵抗感も均一で、単純にクオリティがめちゃくちゃ高い。
あとマウスパッドってものによっては横と縦で滑り心地が変わるのですが、このマウスパッドは縦も横も使用感が変わりません。
【APEXとの相性】
VALORANTと比べるとAPEXの方が、縦のエイムをすることが多いと思うのですが、その時にも抵抗感が均一です。上下左右いろんな方向にマウスを動かすゲームをしている方は特に良いでしょう。
【Xtrfy GP4のレビュー】
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続きましてはこちら、Xtrfy(エクストリファイ)GP4。巻いた状態で入っているので、巻き癖はついてますし、見た目も特徴的なんですが、このマウスパッドは個人的にかなりおすすめです。
【アーティスティックなデザイン】
特徴は見た目がとんでもなくアーティスティックなところです。このデザインはスウェーデンの画家が描いた抽象芸術で、全部で5種類あります。性能は全く変わらないので、自分の好きなデザインを選んでいただければOKです。
ものすごく個性的で派手な色も多いですし、逆に地味な落ち着いたデザインが好きな方は黒を選べばOK。
デザインが派手なマウスパッドは、上手に使うとデスク周りのアクセントになるので、ぜひ派手な柄にも挑戦していただきたいなと思います。
【大きさと厚みについて】
マウスパッドの大きさは460×400mm。厚みは4mmです。厚みは肉厚な部類です。
【耐久性の高い縁縫い加工】
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周りに関しては縁縫い加工がされていて、耐久性も申し分ない。そして縁と表面の高さが変わらないので、端に行っても使用感が変わりません。エッジが劣化しにくいのはもすごく良いところです。
止め性能はゴミがたくさん付かない限りは十分ですが、開封したてだと丸みを帯びていて、机の接地面が少なくなるので最初は滑りやすいです。買ったらまず伸ばす必要があるでしょう。そこに関してはフラットの梱包のマウスパッドの方が優秀です。
【洗濯機での洗浄テスト】
このマウスパッドの面白い点は、洗濯可能なところです。テストのために1回ネットに入れてドラム式洗濯機に入れて洗ってみたのですが、ちゃんと乾かせば確かに使用感はあんまり変わりませんでした。
一応洗えるマウスパッドというのは嬉しいです。このマウスパッドに関しても一言で言うと滑り性能と止め性能のバランスが抜群。
【柔らかさの比較】
柔らかさは、先ほど紹介した零のソフトとXソフトの中間ぐらいの柔らかさかなと思います。肉厚で柔らかめの部類なので、マウスを押しつけるようなイメージ、グッと止めてあげるとマウスソールが沈み込んでピタッとエイムも合わせることができます。
また、止め性能だけでなく、滑り性能も優秀です。派手な柄ですが、表面にムラは全くないので、追いエイム、トラッキングのエイムもすごくしやすいです。
【APEXやFORTNITEでの使用感】
このマウスパッドはAPEXで使っていたのですが、トラッキングしてる時のスムーズ加減はかなり優秀な部類だと感じました。まっすぐ伸ばせば、均一に滑ってくれますし、左右の切り返し、その時の抵抗感も感じにくいので、個人的にはAPEXやFORTNITEにすごく使いやすいと思いました。
【湿度の影響と価格】
湿度による影響も受けにくいです。5,000円という値段は安くはないですが、それだけの価値は十分にあります。
【XtrfyのGP4のおすすめポイント】
妥協したくない方やデザインが好きな方、派手なマウスパッドも使ってみたい方におすすめなXtrfy(エクストリファイ)のGP4でした。
【RazerのStriderのレビュー】
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続きまして、RazerのStriderです。こちらはLogicoolと同じくらい有名なデバイスメーカー、Razerが出しているゲーミングマウスパッドです。国内国外含めてとても大量のデバイスを作っていて、僕がゲーミングデバイス好きになったきっかけもこのRazer。
RazerのマウスパッドでGigantus V2というシリーズを推していたのですが、最近Striderを使ってみて、とても良いなと感じました。
【選べるサイズ】
![](https://www.pippin.social/media/wp-content/uploads/2023/05/image-430-814x455.png)
SやMサイズはなく、LかXXLサイズのみの展開になっています。特大のRGBモデルもあるので、デスク周りをRGBで彩りたい方には、このRGBモデルをおすすめします。特に、Razerのデスク周りを作りたいなら、このRGBマウスパッドは似合うと思います。
【巻き癖について】
箱が大きいので、巻き癖は少ないですが、それでもフラットな梱包のマウスパッドと比べると、巻き癖はついてます。数日使えば収まると思います。
【裏側の滑り止め加工】
表面にロゴが印刷されているわけではなく、タグにロゴがついています。裏側も滑り止め加工されています。
滑り止め性能は、ハチの巣のようなデザインで、性能も悪くありません。滑り止め性能は、机の天板の素材で左右されますが、大体どんな天板でも合うと思います。
【サイズ感とクッション性、ステッチ加工】
サイズは450×400×3mmで、中間層のクッションは柔らかくもなく固くもなく普通ぐらい。マウスに圧をかけても、沈み込むような感覚はないです。
ステッチ加工されていますが、今までのものと比べると若干出っ張りが強めなので、端に行くと乗り上げたような感覚はあります。
【フラットさに関して】
大型のマウスパッドですが、完全にフラットとは言えません。しかし、ステッチ加工の技術が高く、中間層の密度もすごいので、しばらく使っても劣化しにくいと思います。
【ハイブリッドマウスパッドの特徴】
一番面白い特徴は、ソフトなベースと滑りやすさを兼備えたハイブリッドマウスパッドになっていることです。はじめに、「マウスパッドはソフトとハードタイプありますよ」という話をしました。今まで紹介したものは全部ソフトタイプのマウスパッドだったのですが、これはソフトでもハードでもないハイブリッドで、ソフトとハードの両方の性質を兼備えています。
今までのものよりもどちらかというと滑り性能重視です。止めやすさもしっかりとあるんですけども、普通のソフトよりは圧倒的に滑り心地が良い、すごくマウスを軽く操作させることができます。
ソフトからハードへの移行に最適
今までソフトタイプを使っていて、少し滑るマウスパッドに変えたいという方にはピッタリ。いきなりプラスチックのハードタイプや、ガラスに行ってしまうと滑りすぎるという方は、一旦このStrider挟んでみると良い感じになります。ソフトからハードタイプマウスパッドに行くときの第一歩は抜群です。
初動の速さが魅力的
滑りやすさが重視されているので、このマウスの止まっている状態からの動き出し滑り出しの感覚がものすごく速いです。VALORANTだと、一箇所に置きエイムしてるんだけども、違うところから敵が出てきたので思いっきりフリックするとかあると思うんですが、その時の初動が軽いのでこの感覚は楽しいと思います。
滑りやすさと止め性能のバランス
ただ何度も言った通り、この止め性能っていうところで言うと、先ほどまで紹介していたマウスパッドよりは劣るので、ある程度の慣れは必要です。滑り自体はスムーズなので、Apexのトラッキングとかもしやすいですし、なんか本当にめちゃくちゃ面白いんですよ使ってて。
表面の質感と注意点
表面もツルツルじゃなくて、ザラザラしてるんですよ。なので、この半袖とかでプレイしていて、肌が直接当たると痛いんです。なので手首や肌がマウスパッドに触れるプレイスタイルの方は、痛くなってしまう可能性があるので注意が必要です。
【素材の特性と向いているプレイヤー】
布製マウスパッドよりも硬めの素材で、湿度や摩擦にも強く、劣化しにくいのがメリットです。硬めなので擦り減りにくい分、マウスの沈み込みが期待できないので、マウスに圧をかけて止めるタイプの方には向かないです。合う人にはとことん合うような面白いマウスパッドになっています。この素材感は珍しいので、使ったことない方はぜひ一度使ってみてほしいです。
【VAXEE PAのレビュー】
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続きましては、VAXEEのPAです。初心者の方だとVAXEEって分かんないよって方いると思うんですが、VAXEEもこだわり抜かれたメーカーで、ものすごく良い商品をたくさん出しているメーカーになっています。
そんなメーカーから出ているマウスパッドのおすすめがこちらのPA。何よりもまずこのマウスパッドの面白いところは、圧倒的なデザインの多さです。いろんなカラーリングもあるし、いろんなデザインもあるし、派手なデザインも多いので、自分の好きなデザインを見つけやすいんじゃないかなと思います。
今回紹介するデザインも派手なやつです。夢カワというか面白いカラーリングということで、ピンクとエメラルドグリーンみたいなカラーリングのマウスパッドです。色味がめっちゃ綺麗なんですよ。
サイズは470×390×厚さは3.5mm、やや肉厚な部類となっていまして、端っこのエッジ加工はありません。そのまま切り抜きになっています。
【裏側の素材と滑り止め性能】
裏側に関しては、スポンジチックというかテカリとかはないです。滑り止め性能に関しては普通ですね。巻き癖がついてるので、ちゃんとフラットにしてあげれば、どんな天板でも滑りにくい素材になっています。
【シンプルで使いやすい表面加工】
マウスパッドをシンプルに突き詰めていくと、ここになるんだろうなっていう製品です。表面は柔らかくて止めやすく滑りやすいという、その王道加工の真ん中に位置するようなマウスパッド。個人的には最初に紹介したG640よりは滑りにくい印象ですので、どちらかというと止めやすさ重視です。G640と比べると若干なんですけども、止めやすいマウスパッドの表面加工になっています。これもVALORANTで使用されてる方多いです
【プロゲーマーにも人気のブラックモデル】
ブラックモデルがものすごく人気が高いですね。止めやすさは確かに申し分ないんですけども、初動に関しては若干重めになっています。停止状態からマウスをグッと動かすときは抵抗を感じやすいです。
多分この初動の重さが苦手っていう方も多いと思うので、初動重い系マウスパッドが苦手な方にはあんまり向かないでしょう。ただその分表面の均一感や、縦と横の抵抗感の無さ、そしてカラーリングの多さに止め性能の優秀さというところで、個人的にはかなり好きなマウスパッドになっています。
【 劣化の速さと買い替えの必要性】
割と大きい欠点な気もするんですが、マウスパッドの劣化は早いかなと思います。長時間使っていると表面が劣化してきて、どうしても最初より滑りやすくなります。これに関してはしょうがないと思いますし、先ほども言った通りマウスパッドは消耗品なので、ある程度の頻度で買い替えが必要となるのはデメリットです。
どうしても抵抗感が変わりますし、プロの方だと新品を会場に持っていく人も多いので、この劣化の速さだけが改善されれば、もっと推したいマウスパッドかなと感じます。
何はともあれ止め性能が間違いないですし、単純なマウスパッドの使い心地というところで言うと、間違いなく優秀な部類なのでVAXEEのマウスパッドを使ってみたいという方は、ぜひこちらをチェックしてみてください。
【番外編面白いマウスパッド】
ここからは番外編です。普通のオススメマウスパッドで言えば、先ほど紹介したものでOKなんですが、ここからは面白いマウスパッドをご紹介します。
【Razer Goliathus Extended Chromaマーキュリーホワイト】
![](https://www.pippin.social/media/wp-content/uploads/2023/05/image-432-814x455.png)
まず一つ目はこちらのRazer Goliathus Extended Chromaマーキュリーホワイトです。
このマウスパッドは見ていただいたらわかる通り、ものすごく横長になってますので、キーボードとマウス両方を置くことができるというのが強みです。そして何より見ていただいたらわかる通り光るんですよこれ。なのでデスク周りを映えさせたい方にはものすごくおすすめです。
普段から、いろんな方のデスク周りを見させていただくシリーズをYoutubeで撮っているのですが、Razerのかっこ良いRGB系のゲーム環境を作ってる方は、みんなだいたいこれを使っていると言っても過言ではない気がします。
Razerのソフトウェアを使って、自分の好きなカラーリングにすることができます。白のマウスパッドを買って白単色で光らせ、白デスク環境に合わせることもできますし、黒のマウスパッドを買ってRazerらしい緑色のライティングを楽しむことも。デスク周りの映えを重視する方には最適です。
統一感あるデスク環境
キーボードとマウスの両方を乗せることができるので、見た目の統一感も出やすいですし、普通にマウスパッドをちゃんと使えるぐらいのクオリティはありますので、見た目にこだわりたい方はチェックしてください。
Razerからはこのサイズ感だけじゃなくて、少しコンパクトなもので光るというものもあるので、光るマウスパッドが欲しいのであればRazerがおすすめです。
【実用性抜群のLogicool G PowerPlay】
![](https://www.pippin.social/media/wp-content/uploads/2023/05/image-434-814x455.png)
続きまして、Logicool G PowerPlay。実用面が半端じゃなく、ものすごく良いです。Logicoolから販売されている2万円のマウスパッドなんですが、マウスパッドで2万円は高すぎるよと思いますよね?
何がそんなに高価なのかというと、このマウスパッドの上にマウスを置くと、ワイヤレスで充電ができるという製品になっています。Logicoolのワイヤレスマウスは大体このマウスパッドに対応していますので、このマウスパッドを使うことによって充電という概念をゼロにすることができます。
予算がある方はこのマウスパッドが良いと思います。ゲーミングマウスの後ろのところにモジュールをつけて、マウスパッドの上に置くとワイヤレスで充電されます。
デメリットとメリットのバランス
デスク周りがゴチャつきやすいという所はデメリットではあるんですが、それ以上に利便性が半端じゃないです。
ハードタイプとソフトタイプ両方使用可能
マウスパッドはハードタイプとソフトタイプの両方がついていて、自分の好きな方で使えます。若干サイズが小さいというデメリットはありますね。
充電したくないタイプの方には抜群の便利さがあります。裏側につけるモジュールが6gくらいあるので、その分少しマウスが重くなってしまうデメリットはありますが、バッテリー残量を気にせずに好きなだけゲームができるのは心強いですよ。
ワイヤレスゲーミングマウスの利点
ゲームするだけでなく、仕事でもワイヤレスのゲーミングマウスを使うような使用頻度が高い方は、ケーブルのごちゃごちゃ感をなくせるのでおすすめです。
価格とサイズ感の改善希望
予算による値段だけが完全なネックなので、値段が少し安くなり、サイズも大きいものが出るともっと売れるんじゃないかなと感じています。ただし、現時点でも利便性は半端じゃないので、便利なマウスパッドが欲しい方はこれがおすすめです。
【おわりに】
今回はマウスパッドをたくさん紹介させていただきました。マウスパッド以外にも、マウス、キーボード、モニター、デスク周りのありとあらゆるものを紹介していますので、ぜひ他の動画もチェックしてくれると嬉しいです。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。また次の記事でお会いいたしましょう。