DTMer必見!音楽制作に最適な高速・大容量の外付けSSDを選ぶポイントと、効率的な活用方法を徹底解説。外部ストレージに関する知識が音楽制作の効率を大幅に向上させることができます。この記事では、1TB、2TB、4TBの現実的な選択肢を中心に、おすすめの製品やセール情報もご紹介。賢い選択で出費を抑えつつ、効率の良い制作環境を維持しましょう。
DTMでの外部ストレージ活用方法
今日はDTMなら知っておくべき外部ストレージの活用方法についてのお話をしたいと思います。
ストレージの種類と効果的な使い方
DTMで使うストレージは、MacやPCに内蔵されているSSD、HDDといった内部ストレージと、USBやサンダーボルトで接続した外付けSSD、HDD、そしてUSBメモリやSDカードなどの外部ストレージ、オンライン上のクラウドストレージの大きく3つに分けられます。
外部ストレージの重要性
中でも、外部ストレージに関する知識はすごく大事です。コンピューターの内部ストレージに入りきらなくなったプロジェクトデータやソフト音源のサンプルデータ、音ネタ集などのデータを保存するのにゆくゆく必ず必要となってくるものなので、用途に合わせた製品を選ぶことで、出費を抑えつつ効率の良い制作環境を維持することができます。
セール対象製品の紹介
外部ストレージを使用するSSDやHDDは、セールの対象になりやすく、期間内にかなりお得に購入することができます。セールが始まる前に理解を深めておこうと、記事の中でセールの対象となりやすい製品をいくつかご紹介します。記事下部に購入ページのURLも記載しますので、ぜひそちらもご活用ください。
SSDとHDDの違い
はじめにSSDとHDDの違いについて簡単にご説明します。音楽制作においては、価格を除いてほとんどの面でHDDよりもSSDが優れていると考えて良いです。データの転送速度が速く、小型で動作音がせず、対衝撃性能が高いのがSSD。ただし、HDDと比べると高価で大容量のモデルが少ないというのが欠点です。
外部ストレージの使い分け
外部ストレージには大容量で安価なHDDと、高価だが小型で高速なSSDを用途に合わせて使い分けることが大事になってきます。
楽曲プロジェクトデータの保存
過去の楽曲プロジェクトデータの保存には、大容量で安価なHDDを選択するのがベターです。これは、データが増え続ける速度は速いものの常に高速で読み書きをする必要がないためです。
おすすめのHDDと組み合わせ
僕は今、ウェスタンデジタルの8TBのHDDを楽曲プロジェクトデータの保存用に使用しています。また、このような感じのいわゆるバルクHDDと呼ばれる製品とHDDスタンドを組み合わせるのも良いでしょう。
ソフトウェア音源・サンプルデータ保存用SSD
僕がじっくりお話ししたいのは、ソフトウェア音源や音ネタのサンプルデータを保存するための外部ストレージについてです。いつでも高速で読み込みが行えるように、これらのデータを保存する外部ストレージにはSSDを使用するのがベターです。
お勧めのSSD容量と選択肢
この用途に使うSSDにどの製品を選ぶかがすごく難しいです。今回は現実的な選択肢として1TB、2TB、4TBのSSDをお勧めしていきます。
データ読み込み速度と価格のバランス
データの読み込み速度はざっくり4つの速度帯に分けられます:約500Mbps、約1000Mbps、約2000Mbps、2000Mbps以上。高速であればあるほどもちろん快適ですが、その分価格も上がります。
サンディスクポータブルSSD
それでは僕のおすすめのプランをいくつかご紹介します。プラン1がサンディスクポータブルSSDシリーズ。出来合いの製品の中で最も売れていて価格も魅力的なのがこれです。
Macとの組み合わせに注意
ただし、この製品をMacと組み合わせて使う場合には注意が必要です。Macは最上位モデルのエクストリームプロが採用しているUSB 3.2 Gen 2×2という規格に対応しておらず、読み込み最大2000Mbpsのモデルを購入しても速度が半分以下しか出ません。
実際の速度を確認しましょう
実際にどれくらいの速度が出ているかは測ってみないとわからないので、雑誌やネットの記事を読んで憧れのあの人が使っているからという理由で買ったはいいけど、実はもっと安い製品で良かったというパターンもあり得るのでご注意ください。
自作SATA接続2.5インチSSD
プラン2はSAMSUNG QVO870+2.5inchケースです。速度は500Mbps前後で良いですし4TB以上の大容量のSSDをできるだけ安く手に入れたいという人には、SATA接続の2.5インチSSDとケースを別々に購入し自作するのがおすすめです。
プラン2の実例
僕はこのプラン2で作ったこちらのSSDを長らく音楽制作で愛用していました。速度がだいたい500Mbpsぐらいで容量は今2TBのものが入ってます。これとは別に4TBのモデルも使用してました。
ウェスタンデジタルブルーSN550プラスSSDケース
最後にプラン3です。ウェスタンデジタルブルーSN550プラスSSDケース。高速な外部ストレージをできるだけ安く手に入れたいと考えるならこのプランがおすすめです。ウェスタンデジタルブルーSN550という読み込み速度約3400MbpsのM.2SSDとケースを別々に購入し自作するというプランです。
ケース選びの注意点
気をつけなければいけないのがケース選び。ケースのデータ転送速度っていうのがボトルネックになるので、必ず20Gbpsでデータが転送できるケースを選ぶようにしてください。
Macとの最適な接続方法
Macと一緒に使用して最大の速度を出したいという人は、必ずサンダーボルト接続のケースを選ぶようにしてください。USB接続でMacと外付けのSSDを組み合わせて使うときは最大のデータ転送速度が出ない可能性があるので、ご注意ください。
おすすめのM.2SSD
M.2SSDに関してはかなり色々なメーカーの製品を調べたのですが、Amazonで購入するならばウェスタンデジタルのブルーSN550が価格的にも信頼度的にも最もおすすめかなと僕は思います。
高速な外付けSSDの実現
このプランでは、1000Mbpsの速度の出来合いの外付けSSDとほとんど同価格で、その倍の速度2000Mbps以上の速度が出る外付けSSDを手に入れることができます。非常に速いです。
選んだケースの評価
ちなみに僕が選んだサンダーボルトのSSDケースはあまりおすすめしません。とりあえず速度がしっかり出てるんで良いのですが、実物見てみたらあまりデザインがかっこよくなかったので、僕はおすすめはしません。
購入相談のサポート
この記事を見てもよくわからないよという方、どうしても買い物には失敗したくないという方は、生配信やオンラインレッスンなどメンバーシップのコミュニティでご質問いただければ、ピッタリのものをご提案いたしますのでご活用ください。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。今後も記事もどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。また明日。
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