初心者必見！オススメのソフト音源・プラグイン5選

DTM初心者にぴったりのソフト音源・プラグインを5つご紹介！DAWソフト付属の音源やエフェクトが充実している現代だからこそ、初心者でも高品質な作品を作れるチャンスです。この記事では、音楽ジャンル問わず幅広く活用できるオススメのソフト音源・プラグインを厳選してご紹介します。モチベーションアップや新たな音楽制作のきっかけに、ぜひ参考にしてください。

はじめに

シンガーソングライターのぱくゆうです。今回はDTMを始めたばかりの初心者の人がまず買うべきソフト音源プラグインエフェクトを5つご紹介したいと思います。

DAWソフト付属の音源・エフェクト

今は僕がDTMを始めた15年前と比べるとDAWソフト付属の音源とかエフェクトは非常に充実しているので、しっかりと使いこなすことができればかなり高いクオリティの作品を作ることができます。

音源・プラグイン選びのポイント

大事なのは、どのような音、どのような音楽が作りたいかというイメージをしっかりと持つことです。そのイメージをより正確に再現するため、またはそのイメージにより早くたどり着くため、またはそのイメージをもっと膨らませるために役に立つのがサードパーティーのソフト音源やプラグインです。

XLN Audio Addictive Drums 2

おすすめ1つ目は、XLN Audio Addictive Drums 2です。生ドラムの音は、幅広い音楽ジャンルで使用できると思います。中には生ドラムを全く使わないという人もいると思います。使わない人はこの音源はスルーして大丈夫です。

生楽器音源のリアリティとサンプル数

生楽器の音を再現するタイプの音源は、どれだけ多くのサンプルが収録されているかというのがそのままリアリティに直結します。DAWソフト付属の音源はどうしても収録されているサンプル数が少ないです。

サードパーティー音源の特徴

サードパーティーの音源は一つの楽器専用の音源というのが多いので、非常に収録されているサンプル数が多いです。基本的に生楽器の音源は、課金すれば課金するほどリアルな音が手に入るというふうに考えていいです。

打楽器系音源の効果

その中でも、時間軸での音色や音量の変化が一定である、打楽器系の音、打楽器系の音色は課金の効果が非常に出やすいです。時間軸での音色や音量の変化が非常に大きな弦楽器などと比べると、いい音源というのを買うだけで生楽器のサウンドにかなり近づけて、グッと楽曲のクオリティを上げることができます。

Addictive Drums 2のおすすめポイント

定番と言われているようなものが4つか5つぐらいあるのですが、僕が使っていてお勧めしたいのがこのAddictive Drums 2です。いいところを挙げていきますと、インストール、音色の管理が非常に簡単な点です。

Addictive Drums 2の特徴

特徴としては動作が軽いことです。さらにユーザーインターフェースが見やすく、プリセット、ミディグルーヴ、拡張パックが豊富で生ドラムの音源でありながらも生っぽさをあえて廃した、殺した特徴的なプリセットも多く収録されていて、演出できるサウンドの幅が非常に広いです。

ミディグルーヴの活用

ミディグルーヴの収録数も多くて、検索もしやすいので、ソフトをいじり倒すことで、リズムパターンの勉強をすることもできます。

Addictive Drums 2の弱点と魅力

細かな音作りがややしにくいというのと、音色の個性が強くて、Addictive Drums 2を使ってるとバレやすいという弱点はあるのですが、初心者にとっては非常に魅力的なソフトだなと僕は考えてます。

セール情報とおすすめの購入方法

ちなみにこのソフトは多くセールをやっています。時期はよくわからないのですが、特に拡張パックのセールは頻繁にやっているので、まずは最低限のパッケージを購入して、セール時に必要に応じて、追加のパックを購入していくのがおすすめです。

Celemony・Melodyne

2つ目は、Celemony・Melodyneです。ボーカルのピッチ修正ソフトの定番ものです。歌物をやらない人はスルーしていいと思います。ピッチ修正ソフトにもいくつか定番と言われるものがあって、その中でもCelemony・Melodyneは、今まで使ったソフトの中で最も使いやすいと思っています。

DAWソフトのピッチ修正機能

DAWソフトによっては、優秀なピッチ修正機能が搭載されているものもあります。Cubaseが内蔵するバリオーディオというピッチ修正の機能はかなり優秀らしいので、Cubase使っている方はまずそれを使ってみるのがいいでしょう。

ピッチ修正ソフトの効果と歌心の理解

僕がピッチ修正のソフトを初心者に勧める理由は、ボーカルを視覚的に捉えることが歌心の理解につながると考えるからです。もちろん、直すために使うのですが、修正を繰り返していく中で、視覚的には正しい音程からずれているのですが、心地いいなと感じられるポイントが急速にわかってくるんです。これが僕の歌心の正体だと思っています。

歌声理解の深まりと優秀なピッチ補正プラグイン

色々な人のボーカルを取り込んでそれを波形で視覚的に捉えることで、歌声に対する理解が深まるというふうにも思います。だから、作業をする上でストレスが少ない優秀なピッチ修正プラグインを持っておくことは、すごくいいことだと僕は思います。

Melodyneのおすすめエディション

僕がおすすめするMelodyneは、取り込んだ歌のデータがすごく見やすいです。便利な機能もたくさんついてます。ネックになってくるのは価格で、最上位版は10万円近くしてしまうのですが、約3万円のMelodyne Assistantというエディションであれば、僕がおすすめするような使い方は十分できると思います。

Spectrasonics Keyscape

3つ目は、Spectrasonics Keyscapeeという音源です。アコースティックピアノ、エレクトリックピアノを中心に、36種類の鍵盤楽器が収録されています。

KeyScapeの評価と利点

ピアノはどのようなジャンルでも使うじゃないですか。いいピアノ音源が欲しいなという時に、最もおすすめできるのがこのKeyScapeだなと思います。

Omnisphereとの統合

今回の記事ではおすすめしませんが、Omnisphereというシンセサイザー音源と統合して使うことができて、このOmnisphereというソフトも非常に定番音源です。

iZotope Ozone 9 Advanced

4つ目がiZotope Ozone 9 Advancedです。 AIのアシスタント機能が魅力のマスタリング用ソフトです。マスタートラックにインサートしてアシスタント機能をオンにするだけで、2Mixをうまくまとめてくれます。

初心者におすすめの理由

時短のために使用するのももちろんいいのですが、僕がこのソフトを初心者におすすめする理由は、AIが導き出したMixの修正の結果と自分の感覚をすり合わせていくことで、効率よくMixマスタリングの技術を身につけることができるという点です。

エフェクトの効果とリファレンス機能

エフェクトの効果が視覚的に捉えやすいのも、初心者におすすめのポイントです。さらにリファレンスとなる音源を読み込んで、その音源のMixバランスと細かな比較ができるのも魅力的です。

iZotope社の情報

iZotope社は日本での販売に非常に力を入れていて、情報が多いのも初心者におすすめのポイントです。一つ注意したいのが、このiZotopeっていうメーカーは非常に頻繁にセールをやっております。通常価格で販売してる時がないのではないかというくらい、絶えず色々なセールをやってます。

SONARWORKS Sound ID Reference

最後のSONARWORKS Sound ID Referenceは今回紹介するソフトの中で最もおすすめです。お金に余裕がある人は何も考えず、機材揃える時に一緒に買うくらいでもいいかなとも思っています。

音響特性測定と補正機能

このソフトは音楽制作をする部屋の音響特性を測定して、その結果に基づいてスピーカーの出音を補正し、より正確なモニタリング環境を実現してくれるというソフトです。

魅力と初心者へのおすすめ理由

初心者にこのソフトを強くおすすめする理由は、このソフトを使ってみることで、何が出音に影響を与えるのかっていうのが分かるようになるという点です。このソフトの魅力に関しては、先日アップした別の動画で詳しくご説明をしていますのでこちらからご覧下さい。

音質変化の理解と無駄遣い防止

世の中には音が良くなるというふうに謳われる様々な製品があります。このソフトを買って測定をして、測定結果を自分自身で消化することで、何を変えればどれだけ音が変わるのかというのを、はっきりと理解することができます。無駄な買い物をしなくて済むようになるかなとも思います。このソフトも、セール価格で購入できるショップがいくつかあります。ぜひチェックしてみてください。