新製品レビュー: Anker 778 Thunderbolt 4 Docking Stationの魅力と特徴

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新製品レビュー: Anker 778 Thunderbolt 4 Docking Stationの魅力と特徴

新たに日本で販売が開始された「Anker 778 Thunderbolt 4 Docking Station」の魅力と特徴を詳しくレビューします。電源供給能力の高さ、豊富な映像出力、そしてコンピューターと接続するための端子が本体の側面にあるという特徴があります。その他にも、セール価格でのコストパフォーマンスの評価や、他社製品との比較についても触れています。この記事を読めば、Anker 778があなたのニーズにどのように応えるのかが明確になるでしょう。

新製品Anker 778 Thunderbolt 4 Docking Stationの紹介

またドッキングステーションを買ってしまいました。こちらです。日本でも販売が開始された新製品「Anker 778 Thunderbolt 4 Docking Station」。現在amazonで台数限定のセールが行われています。定価が4万3999円ですけれども、それがセール価格で3万5192円とこの差かなりでかいです。ここまで違うとコストパフォーマンスの評価が変わってくると思います。

※2023年3月時点

Anker 778 Docking Stationの特徴

今回ご紹介するこちらのAnker 778 Docking Stationの特徴は、電源供給能力の高さと豊富な映像出力、そしてコンピューターと接続するための端子が本体の側面にあるという点です。

他のドッキングステーションとの比較

今までメインで使用してきたこちらのBelkinのドッキングステーション、そして現在最強のドッキングステーションの座を欲しいままにしているCalDigit TS4と比較しつつレビューしていきますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

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パッケージと内容物の紹介

まずはパッケージと内容物をご紹介していきます。箱はかなりすごくて、かっこいいです。箱を開けていきますと、中には当然本体が入っていて、本体と紙のユーザーマニュアルとクイックスタートガイドがあります。あとはペラペラの案内の紙が入ってます。この辺のものに関しては、webでpdfで引っ張ってくることもできるので、あってもなくてもいいかなって感じです。

Anker 778の基本的な内容と付属品

そして180ワットの大きな電源アダプター、コンピューターとの接続に使用する0.7メートルのThunderbolt4ケーブルがついてきます。

本体はこんな感じです。前面がこんな感じ、電源のボタンが念のためついてます。

背面がこんな感じ、そしてコンピューターと接続するためのポートが側面についてます。

反対側には、セキュリティーロックに使用するための穴が開いてます。

特徴1:高い電源供給能力

冒頭でもご紹介しましたが、この製品の特徴は大きく3つです。

一つ目が高い電源供給能力:接続したコンピューターには100ワットの給電が可能です。

そして、前面の2つの端子から30ワットの給電が可能です。この仕様というのは、この手のドッキングステーションではなかなか見ないものです。主要なメーカーから出ているものの中では、唯一と言っていいんではないでしょうか。

ちなみに、前面の端子を両方同時に使用した場合には、コンピューターへの給電は65ワットに抑えられるそうです。

特徴2:映像出力の豊富さ

二つ目の特徴は映像出力の豊富さ:背面にディスプレイポート1.4の端子が2つ、そしてHDMI 2.1のポートが1つ付いてます。Thunderbolt4のポートも映像出力に使用することで、合わせて最大4台のディスプレイを接続して、それぞれ4K30Hzで表示させることができます。

ただし、Apple Silicon Macと組み合わせて使用した場合は、Apple Silicon側の映像出力の能力がボトルネックとなってしまう点と、AMD CPU搭載のASUS PCで機能制限がかかるようです。ご注意ください。ちなみに、僕が今メインで使っているコンピューターはM.2 MacBook Airなので、この豊富な映像出力はほとんど活用することができません。

特徴3:コンピューター接続端子の位置

三つ目の特徴がコンピューター接続端子の位置です:製品の売りである映像出力の能力が活かせないのに、なぜ僕がこのドックを購入したのか、その理由がここにあります。先ほどもご紹介しましたが、このAnker 778 コンピューターとの接続に使うThunderbolt4端子が、ドック本体の側面についています。そして、この面唯一の端子になっている、ここも重要なポイントです。

Thunderbolt4ドックの一般的な設計とAnker 778の特徴

各社からリリースされているThunderbolt4ドックは、なぜか揃いも揃って、コンピューターとの接続に使用する端子が、本体の前面に備えられているんです。このBelkinのThunderbolt4ドッキングステーションも、そのような仕様になっています。

なぜだ、なぜなんだと、絶対前にあったら使いにくいだろって僕思うんですけどね。唯一CalDigitのTS4が、そのコンピューターと接続する端子を背面に備えているわけですけれども、ついにTS4以外の選択肢が生まれたっていう感じです。

Anker 778の接続端子の位置についての評価

背面についてた方がよりスッキリするかなとは思いますが、コンピューターと接続するための端子が、その面唯一の端子であるっていうことにはメリットがあると僕は思っていて。使うと 一つのコンピューターでもっと楽しく使えるようになります。Thunderbolt4の接続って弱くて機器の抜き差しの際に間違ってコンピューターと接続しているケーブルに触れてしまって、余計な力がケーブルにかかってしまうと接続が外れてしまうことがよくあるんです。

Anker 778の接続安定性についての評価

TS4は僕使ったことないんですけども、その前身モデルであるCalDigitのTS3っていうのを長らく使っていまして、よくその問題に直面していました。その点このAnker 778に関しては、コンピューターと接続するための端子が独立しているので、背面に接続しているケーブルを抜き挿ししても影響が小さいんではないかなと思います。

Anker 778の改善点について

ここからはこのAnker 778 ここが惜しいよっていう風に感じる点についてお話ししていきます。一つ目はSDカードスロットがないこと。かなり思い切った仕様です。つけてくれてても良かったんではないかなと思います。何かしらの技術的な理由があるんだとは思いますが、別にあってもいいかなって思います。

SDカードスロットの有無についての評価

ただMacBook Proや多くのWindowsラプトップPCには、本体にSDカードスロットが搭載されていますし、動画編集を全くしないっていう人であれば、SDカードを読み込みたいっていう頻度は高くないと思います。そういった人はあまり気にならないかもしれません。

設置の向きについての制限

二つ目、設置の向きが限定される。コンピューターとの接続に使うこの端子、僕はデスク上のレイアウト的に右側に出てた方が良かったなって思うんです。そんなのひっくり返せばいいじゃんって思うのではないですか。

でもこの天面と底面のデザインが違うんです。天面はこんな感じで、底面はこんな感じです。しかも取り外せないゴム足もこちらについちゃってるんで、裏返すとダサいんです。裏返しても使えると思いますけど、せっかく左右対称な四角いデザインにしたんだから、どちら向きで使ってもかっこいいデザインにしてほしかったなと思います。何なら立てて使えても良かったです。

USB端子の数について

三つ目、高速なUSB端子が少ない。少ないってよりは多くないって感じですかね。

Anker 778のお勧めのユーザー

最後にこのドックがどのような人にお勧めできる商品なのか、他社製品と比較して魅力的な点はどこなのかについて、お話しして終わりたいと思います。まずはApple Silicon搭載のMacBook Proユーザーに、すごく相性がいいんではないかなと思います。Mac本体の端子とこのAnker 778を合わせて使うと、一つのコンピューターでもっと楽しく使えるようになります。

不要な端子の存在について

ダブついて不要になる端子ってのがないんです。大抵のドックに備えられているSDカードスロットやオーディオインアウトの端子。この辺の端子って本体の端子を使えればそれで良かったりもするんです。

僕は音楽制作のための環境作りっていうのをしてるので、ドックについてるオーディオインアウトって絶対使わないんです。むしろドックを音声の入出力装置として認識してしまうことで、面倒な場合のもあるのでない方が嬉しいんです。同じ思いを持っている方はきっといらっしゃるはずです。

配線を隠したい人に向いているか

あとは配線を徹底的に隠したいっていう人にも向いているかもしれません。デザイン的にこのドッキングステーションをデスクの側面とかデスクの背面とか、あとは天板の裏とかに貼り付けてうまく使えそうな気がするんです。

Anker 778の特徴と利便性

常時すべての端子に何かしらの機器を接続した状態にしておくということです。SDカードスロットがないっていうところがプラスに働いていて、SDカードスロットって絶対すぐにアクセスできる場所にないと不便ですけど、それがないっていうことで、こういった割り切った使い方が考えられるかなと。

また先ほども言いましたが、他のケーブルとの干渉を避けたいコンピューターとの接続に使う端子がこちらの面に独立しているので、配置に無理が利きやすいと思います。

出張での配信業務にも適している

そして出張で配信業務を行う人にも合うのではないかなと思います。映像出力が豊富なので、映像を大小様々なモニターに同時に表示させたり、あとはスイッチャーに出力したり、これ1台中心にあるだけでかなり柔軟なセッティングができそうです。

充電機能の利点

また前面の2つの端子で30Wの給電っていうのができるので、カメラとかジンバルとか、あとはワイヤレスのマイクとかレシーバーとか様々な機器を充電できるのもいいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。気になった方はご購入ご検討ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

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