Steelseriesから新たに登場したGameDAC Gen2は、ゲーミングアンプの新たな可能性を切り開く製品です。ハイレゾ対応で、音の広がりと立体感を実現。ゲーム専用のイコライザーがプリセット自由に選べるようになり、PCとPS5を同時に2つ繋ぐことが可能です。この記事では、設定、接続方法や使い方を詳しく解説します。
GameDAC Gen2レビュー|音の立体感を実感できる
SteelSeriesからGameduck Gen2というミックスアンプをご提供していただきましたので紹介していきます。ちなみに私は人生で1回もミックスアンプを使ったことなくて今回ご提供していただけるということでありがたくお受けいたしました。
まず最初にGameDAC Gen2を使ってみた結論からお伝えすると、イヤホンなのにめっちゃ音の広がりと立体感が生まれたなぁと思いました。ミックスアンプってこういうことできるんだって感動しました。
また、GameDAC Gen2のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
GameDAC Gen2のメリット2
- PS5と接続して使える
- ハイレゾに対応している
GameDAC Gen2のデメリット2つ
- イヤホンジャックに差し込みにくい可能性もある
- マイクの設定が複雑になっている
GameDAC Gen2の価格
GameDAC Gen2の価格は、18,880円(税込)です。(2024年3月時点)
GameDAC Gen2ゲーム専用のイコライザー
今回、ファームウェアアップデートが来たということで、各ゲーム(Apexとか)それぞれのゲーム専用のイコライザーがプリセットで自由に選べるようになりました。
GTA、マイクラ、オーバーウォッチ、APU、BGがPCを経由せずGameDAC Gen 2だけで自由にいつでもプリセットを簡単に設定できるようになりました。イコライザー設定するのが面倒な人にはすごくありがたい機能が追加されました。そういった面も紹介していきたいと思います。
GameDAC Gen 2のデザインと設定方法
見た目は光沢を帯びてます。右のダイヤルが音量調整となってます。基本的に、このダイヤルの中心を押すと長押しで設定画面を開くことができます。設定画面から戻るには、隣の小さなボタンをタッチすると戻ります。
この小さなボタンに関しては、設定から戻るときとマイクのミュートオンを瞬時に切り替えることができます。ミュートになってたら、このねマイクがミュートになってますよというアイコンがつきます。
高音質対応:ハイレゾ対応
GameDAC Gen2の画面を紹介します。まず、96kHz 24bit最大対応ということで、Gameduck Gen2はハイレゾに対応しています。ハイレゾのイヤホンとかヘッドホンを持ってる人はGameduck Gen2でしっかりとハイレゾで音声を聞くことができます。
下のLRはPCで音を流してる時に反応するようになってます。今音楽流してるんですけど、LとRで右耳左耳で音が出てるのがわかると思います。視覚的に見れますよって感じです。この右のボリュームの方は、先ほども紹介したように音を大きくしたり小さくしたりして視覚的に見れるものです。
GameDAC Gen2PC接続方法と音声取り込み
裏を見てみましょう。まずUSB1,2ということで最大2つまで音を取り込むことができます。今はUSB1にPCから接続してるんですけど、PCの音をここからGameduck Gen2に入れて右にあるイヤホンジャック3.5mmに、イヤホンとかヘッドホンを挿して音声を聞くことができます。
注意ですが、イヤホンジャックの差し込みは奥になっています。イヤホンジャックの形状によっては、奥まで刺さらないパターンもあると思います。
Gameduck Gen2を使う上でArctisのNova版も提供していただいたんですけど、このNova版に付いてるイヤホンジャックだと奥まで刺さらないんです。ただマイクを出力するものも付いてるんで、こちらのケーブルだったら接続出来ます。
イヤホンジャックによっては、しっかり奥まで差し込まないと音が変になるので、そこは気をつけてください。特にL字のものだとしっかり入るか微妙です。
Gen2とNova Proの関係と改善点
私が使ってるイヤホンはしっかり入りました。もともとGameduck Gen2はArctis Nova Proと一緒に付いてくるものなので、Nova Proを想定して作られたものです。
もともとNova Proと同梱されてたものが今回単体で発売されたということで、今後アップデートするんだったらこのイヤホンジャックの形状は絶対変えた方がいいなと思います。そこは課題なのではないでしょうか
Steelseries GameDAC Gen2のPS5接続方法について
USB1、2と2つあるということでPCだけでなく、PS5から音を拾うこともできます。なのでゲーム機でやっている方もGameduck Gen2を使うことができます。PCとPS5など、ゲーム機を同時に2つ繋ぐことができ、切り替えも可能です。
設定を開くと、USBインプットというものがあり、1、2を切り替えることができます。また、Line Out、Line Inというものがあり、スピーカーをつけたり、スマホの音声を入れたりすることができます。そして、ヘッドホンやイヤホンを挿す部分もあります。
GameDAC Gen2設定について
Gameduck Gen2を起動すると、最初に質問画面が出るので、EUにお住まいですかという質問があります。ノーと答えると、設定画面になります。
設定を開き、USBインプットは省き、オーディオオプションを押すと、イコライザーの設定ができます。イコライザーをカスタムできるようになり、プリセットが用意されるようになりました。
Steelseries GameDAC Gen2アップデートについて
そして、ファームウェアアップデートに関しては、PCでやらないといけませんが、プリセットを開くと、バスブースターフォーカス、APEX、COD、ディスティニー、ディアブロー、フォートナイトなど13種類のゲームが対応するようになりました。
自分がやっているゲームを選び、OKを押すと、最適化された音でゲームをすることができます。そういう感覚がまったく違ってきて本当に音が良くなったなって感じました。
ゲインとサイドトーンの設定
次はこれはゲインです。ゲインをハイかローにするかっていうだけのやつです。さらにサイドトーンです。これもローとかハイとか色々選べます。
これはマイクボリュームです。マイクに関してですけど、これね上右にマイクミュートイネーブルとディザブルってあるんですけど、最初ねこれ起動した時にマイクもミュートじゃなくてオンの状態だったんです。
マイクの初期設定について
私が使ってるイヤホンって念のためマイクはあるんですけど、音声がクソ悪いタイプです。Gameduck Gen2を起動した時はマイクミュートがオンになってない状態なので、勝手にマイクの音が入っている状態になっていて、最初音を聞いた時に音質おかしくねって思いました。
実はあのマイクがミュートになってなくて、勝手にマイクの音を取り込んでいたっていう状態だったんです。なのでヘッドセットやイヤホンのマイクを使わない人はしっかりと設定してマイクをミュートにすることをお勧めします。
GameDAC Gen2オーディオとラインアウトの設定
次はオーディオの次はラインアウトです。これはスピーカーやストリームや配信用とかから選べます。システムセッティングこれは特に行くのないかな。明るさを変えたり、DIMスクリーンでどのくらいで画面を暗くしますかとか。
あとアバウトチュートリアルリセットとかって感じです。設定はこれで以上になります。4項目が大きくあって、設定するのはオーディオオプションかなっていうぐらいです。
Steelseries GameDAC Gen2音質の感想
最後に音の感想です。オーディオ機器なんで音が最も気になるところだと思います。
Gameduck Gen2経由することによって本当にイヤホンがヘッドホンのような立体感が生まれました。まさにその通りで音の定位感や方向性はかなりはっきりするようになりました。
素人目線の感覚は音の立体感、こちらから音がしてるなぁとか、足音するなぁとか、重声聞こえるなぁとか、そういう感覚がまったく違ってきて本当に音が良くなったなって感じました。プラス音の距離感っていうのがすごくわかりやすくなりました。
まとめ
パソコン上でその定位感やさらに高めること念のためできて。Steelseriesのソフトウェアを使うんですけどGT-Sonoとか使っています。そこでもプリセットが用意されているのいろいろ設定できたりはします。とにかく音が良くなることは間違いないです。
かなりオーディオにこだわってるみたいでハイレゾに対応してる。他のミックスアンプとかを調べてみましたが、やっぱハイレゾに対応してるのは珍しくてかなり音にはこだわってるなぁって感じました。気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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