ソニーがついにゲーミングギア業界に参入!その最初の一歩として、INZONEのゲーミングモニターとヘッドセットが7月8日に発売されます。これらの製品は、ゲームだけでなく、その他の用途にも適しており、特にモニターは美しい画質と広い視野角を提供します。一方、ヘッドセットは業界トップレベルの価格の高さを誇りますが、その音質は絶品です。これらの製品の詳細なレビューと評価をお届けします。
ソニーのゲーミングギア業界参入と新製品の紹介
みなさんこんにちは、すけこむでございます。はーい、今回はやばいです。ついにソニーがゲーミングギア業界に参入です。7月8日にゲーミングモニターとヘッドセットを発売するということで、早速お借りしました。先に結論をお伝えしておくと、これかなりやばいです。
新製品の詳細:ゲーミングモニター
どのようなモニターとヘッドセットなのか、順にご説明します。まずはモニターからいきましょうか。インボーM9とM3、ふたつのモデルが販売されるそうで、今回お借りしたのはM9。主なスペックと価格はこんな感じ。144Hzの4Kモニターはこれが初めてです。
INZONE M9 4K 144Hzの稼働範囲とデザイン
いきなり気になるポイントですけど、可動範囲は狭いです。高さと前後の角度調整しかできません。左右への角度調整やピボットには非対応でした。で、背面のデザインがすごく特徴的で、わかりますよね、プレステファイブと一緒に使うことを想定して作られてますよねこれ。私はプレステファイブ持ってないのでパソコンにつなげて使いますけどね。
INZONE M9 4K 144Hzの特徴的な設計と入出力端子
今までにないタイプの足回りですが、FPSガチ勢のかたがキーボードを置きやすいようにこういう設計になってるんだとか。入出力端子もすごく充実してます。4Kで144Hzという超ハイスペックモニターなので仕方ないですが、ACアダプターが大きいです。
ケーブルの取り回しと設定の変更
背骨パーツの下側に穴が空いていて、ここにケーブルを通すと邪魔になりにくいです。ただこの穴が狭くて、電源ケーブルとHDMIケーブルを2本通すのがやっと。背面のボタンを押すと、モニターの各種設定を細かくいじれます。ボタンをポチポチするのって面倒くさいですけど、このモニターには専用ソフトウェアが用意されてます。
モニターの機能と設定の詳細
明るさやコントラストなどを調整できるのはもちろん、フレームレートやクロスヘアを表示させることも可能。エヌビディアのジーシンクにも対応してますし、黒い画面を見やすくするブラックイコライザーなど、ゲーマーが必要とする機能をきっちり押さえてきてます。応答速度も変えられますが、シューターゲームをやるなら超高速にしておくのがおすすめです。
INZONEのハイエンドモデルHナインの特徴
今回お借りしたのはハイエンドモデルのH9。主なスペックはこんな感じね。ノイキャン機能搭載で、イヤーパッドにもソフトフィットレザーが使われていたり、豪華です。顔出しはしない主義なので、マネキンに装着してみました。モニターと同じくプレステファイブと統一感のあるデザインです。サイズ調整ももちろん可能。このイヤーパッド、めっちゃふっかふかで気持ちいいです。
カスタマイズ可能な設定とプロファイル
長押しで電源を入れると、ライティングが光ります。頭につけてたら見えませんけどね。ヘッドセットも専用ソフトウェアからいろいろ設定をカスタマイズ可能。プロファイルがいくつか用意されてるんですけど、ゲーム用ヘッドセットなのにFPS向けのプロファイルがないのはなぜなんでしょうか。好みに合わせて自分で設定してね、ってことなのかな。
ノイズキャンセリング機能の効果
このヘッドセットの大きな強みがこのノイズキャンセリング。これ撮影してたとき部屋の冷房をつけてたんですけど、ノイキャンをオンにするときれいさっぱり冷房の音が消えました。ノイキャンオンではうちすらとホワイトノイズが走るんですけど、ゲームしてたら全く気にならないレベルです。マウスやキーボードのカチカチ音は多少耳に入ってきますけどね、かなりゲームに集中しやすいと思いますよ?
立体音響の個人最適化とマイクの性能
外音の取り込みもすごく自然な感じで違和感がなかったです。それとひとつ、立体音響の個人最適化という機能も大きな魅力です。専用スマホアプリから耳の写真を撮影すると、ソフトウェアに自動連携されて設定をカスタマイズしてくれるらしいです。
実際にやってみたんですけど、設定前後で音がどう変わったのか、私のポンコツ耳では正直よくわからなかったです。やらないよりはやっておいたほうがいいのかも。でさ、マイクもいい感じです。
ここから自声で失礼します。えー、ということで今これ、ヘッドセットのマイクでOBS経由で今これを録音しています。声がクリアに撮れてると思うんです。マウスカチカチ。拾わないか。マイクのすぐ近くでカチカチやるとさすがに拾っちゃうけれど、多少のノイズキャンセリング機能はあるのです。
スピーカーとマイクの性能について
ちなみにスピーカーも内蔵されてるので、アクション系ゲームとかMMOがメインならスピーカーで楽しんでも良いです。では実際にゲームをやってみる前に、おしまいになります。ヘッドセットに付属するマイクを考えると非常にクオリティは高いのではないのかなぁと思います。ウェブ会議とかライブ配信でも普通に使えちゃうレベルの性能です。
ヘッドセットの接続性能と操作性
ゲーミングヘッドセットってマイク性能がいまいちなものも多いんですけど、これは素晴らしいですわ。それとこのヘッドセットは2.4GHzとBluetoothの同時接続もできるんです。実際にパソコンと接続した状態でスマホをBluetooth接続してみたんですけど、スマホのディスコードで話しながらゲームの音を聞く、なんてことも可能です。この機能があれば、ゲーム中に電話がかかってきても、ゲームを止めることなく電話ができちゃいます。ゲームと通話の音量調整やBluetooth接続のオンオフなどはヘッドセット本体のボタンからも操作が可能です。
ゲームの映像品質と操作感
じゃあ実際にゲームをやってみましょうか。今回使用したパソコンのスペックはこんな感じ。ゲームは4K解像度の最高画質に設定して試しています。まずモニターについてですけど、映像が綺麗です。この動画からはまったく素晴らしさが伝わらないと思うんですけど、普段フルHDモニターを使ってるかたならきっと感動すると思いますよ?
映像のコントラストがすごく高くて、触火型LEDを部分駆動させて高コントラストを実現しているんだとか。クロスヘアも試しに表示させてみたんですけど、競技シーンだとハードウェアチート扱いになるおそれがあるので、そのへんはよく確認して使ってくださいね。
リフレッシュレートとゲームの重さについて
リフレッシュレートが144Hzなのでカクカク感も感じませんし、これはすごい体験をしてますわ。ただ4Kの最高画質だと、Core i7-12700KとRTX3070でも144fpsをキープできません。ゲームによって重さは変わりますけどね、144固定でシューターゲームを満喫したいならグラボはRTX3080以上が必要になりそうです。それとHDR対応ゲームならよりこってりした映像を楽しむことができたり、ゲームに合わせていろいろ設定をいじれるのも楽しいと思いますよ?
INZONEのゲーミングヘッドセットについて
でさ、モニターもすごいんですが、私がより感動したのはヘッドセット。今までたくさんのゲーミングヘッドセットを使ってきましたが、ガチで最も良いです。ソニーさんからお借りしたモニターとヘッドセットでいろいろ遊んでみました。
足音とか重声の位置や距離感がつかみやすいというのはもちろんあるんですけど、すごくひとつひとつの音が丁寧に聞こえるんです。たとえば足音だけを露骨に強調したようなヘッドセットもありますが、このヘッドセットはゲーム全体のBGMバランスがすごく整っているのに、足音とかがすごくつかみやすいんです。
立体音響の機能と音楽再生について
立体音響の機能がいいのか、音に広がりを感じるというか、これなら3万6千円払う価値あるわーってまじで思っちゃいます。それと最も音の良さを実感できたのが音楽。プロファイルをミュージックに設定してビートルズとか定番の楽曲をYouTubeで聞いてみたんですけどね、ほんとすごいの。今まで聞こえてなかった楽器の音とかがすごくクリアに聞こえるの。
ヘッドセットの評価と注意点
音響機器の知勢が作ったゲーミングヘッドセット、選択抜きでまじですごいよ。音の遅延も私のポンコツ耳では一切実感できませんし、プロゲーマーとかFPSが知勢のかたも納得できるんではないかなぁ。あえて気になるポイントをあげるなら、耳が濡れます。1時間もプレイしてなかったと思うんですが、耳の周りに汗をかいてました。体質の問題だとは思いますけどね、汗をかきやすいかたはこれからの季節とくに気になるかも。
バッテリー持続時間と総評
バッテリーもフル充電で最大32時間持つみたいで、1日中ゲームしてても余裕です。ということで今回はソニーさんからお借りしたモニターとヘッドセットでいろいろ遊んでみました。一言でまとめると、すごいけど高いって感じでしょうか。
モニターの評価と特徴
特にモニターはハイエンドクラスのPCスペックが求められるし、だいぶ敷居が高いなぁと感じます。でもゲーム以外の用途でも使いやすくて、たとえばDCITスリーのカバー率が95%で10ビットカラーにも対応してたり、IPSパネルだから視野角も広くてめっちゃ綺麗です。普段TNパネルを使ってる私には美しすぎて瞳に汗をかいちゃうレベルです。
ヘッドセットも業界トップレベルの価格の高さですけど、これはほんと一度体験してみてほしいなぁ。
ソニー製品の体験レビュー
ということで今回はソニーさんからお借りしたINZONE M9 4K 144Hzとヘッドセットでいろいろ遊んでみました。一言でまとめると、すごいけど高いって感じでしょうか。
特にモニターはハイエンドクラスのPCスペックが求められるし、だいぶ敷居が高いなぁと感じます。でもゲーム以外の用途でも使いやすくて、たとえばDCITスリーのカバー率が95%で10ビットカラーにも対応してたり、IPSパネルだから視野角も広くてめっちゃ綺麗です。
業界トップレベルのヘッドセットについて
ヘッドセットも業界トップレベルの価格の高さですけど、これはほんと一度体験してみてほしいなぁ。個人的には年内に発売されるらしいフルHD240HzのMスリーのほうが気になるかな。
ゲーム以外の用途でも使いやすいモニターと、プロゲーマーにも納得できるヘッドセットで、3万6千円払う価値あるわーと思える、そんな商品をご紹介しました。
ヘッドセットの快適さと音質
約330グラムと重さはありますけど、ヘッドクッションやイヤーパッドがふかふかで痛くないですし、とにかく音がすばらしい。よりは、音楽を聞くには使いづらいゲーミングヘッドセットもあったりしますが、これは音楽もほんと気持ちよかったです。
まとめ
今回お借りしたINZONE M9 4K 144Hzとヘッドセットは7月8日に発売予定です。 ほかにもたくさん動画や記事が出てくると思うので、気になるかたはぜひいろいゲチェックしてみてくださいね。
気になった人は、ぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。
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