SHUREのSE215SPE-B+BT2-Aは、ワイヤレスイヤホンの新たな可能性を切り開く製品です。Bluetooth 5.0に対応し、遅延が40ms以下という驚異的な性能を持つこのイヤホンは、ゲームや音楽の楽しみ方を一新します。その軽さと音質の高さは、ソロプレイやRTB、RPGゲームなどをワイヤレスで楽しみたい方にとって、まさに理想的な選択肢と言えるでしょう。本記事では、このSE215SPE-B+BT2-Aの詳細なレビューを通じて、その魅力を深掘りします。
SE215SPE B BT2 Aのレビュー｜Bluetooth 5.0に対応したプロゲーマーの愛用するイヤホン
まず最初にSE215SPE B BT2 Aを使ってみた結論からお伝えすると、VCを必要とせず、ソロプレイをされたい方や、他のRTBの方や、RPGゲームとか、そういったのをワイヤレスでしたいっていう人には、別にいいんではないかなと思います。あのヘッドセットに比べると楽です。
また、SE215SPE B BT2 Aのメリット・デメリットを端的に伝えると、以下の通りとなります。
SE215SPE B BT2 Aのメリット
- 音がクリアできれいに聞こえる
- Bluetooth 5.0に対応したワイヤレスイヤホン
SE215SPE B BT2 Aのデメリット
- マイクが使えない
- 音が小さい
SE215SPE B BT2 Aの価格
SE215SPE B BT2 Aの価格は、44,000円（税込）です。（2024年3月時点）
SE215SPE B BT2 Aの特徴
ワイヤレスを使って僕がやりたいことがあったっていうのが一つと、以前の動画でもご紹介したんですけど、このイヤホンスタイリッシュヌーブさんや、その他プロの方が使ってるっていう実績通りね、イヤホンなのに定位とか解像度がすごかったんです。
そのすごい解像度と音の定位で、しかもワイヤレスでプレイできるようになったらね、それ最高じゃねっていうね、二つの理由で、今回買ってみたんです。ということで、気になってるんで、早速中身を見ていきましょう。
パッケージ内容の紹介
はいパッケージ内容は、多分ほとんど前回と変わんないと思います。これね前もあったキャリングケースです、こんな感じに中にしておきます。収納できるもので、その中に入ってるのは、まず充電用のUSBケーブルです、こんな感じ。長さはだいたい30センチぐらいなのかな。
片側がタイプAのUSB2.0、片方がマイクロUSBになってます。でこちらがイヤーピースとクリーニング用の棒です、このイヤーピースはボム製の一般的なイヤーピースで、サイズがS、M、Lって入ってます。でそれからこちらの棒、クリーニング用の棒です、イヤホンの中にゴミが入った時に、これを使ってね、クリーニングする用の棒です。それからこれが説明書とかですかね、そうです、説明書です。
この説明書はしっかりと日本語に対応してくれてます、でもここしかないんですけど、ここに簡単な使い方が書いてあります。でそれからここにもイヤーピースが付属してます、このイヤーピースと同じものが、今本体にも付いてます、でもサイズがS、M、Lって感じです、実際はこちらのこのイヤーピースを。
SE215SPE B BT2 Aイヤーピースの特徴
このイヤーピースってよく薬局や、コンビニに売られてるシリコン製のイヤーピースと同じで、こういう風にギュッと潰して耳の中に入れるとね、耳の中で自然と広がっていって、完全に耳の形にフィットして、周りの音を遮断してくれるんです。
このイヤホン自体にはノイズキャンセリング機能はないんですけど、このシリコン製のイヤーピース一つで、本当に周りの音が遮断されるので、これねめっちゃ僕気に入ったんです。じゃあ次はドライバーを見ていきましょう。
イヤホンの外観とデザイン
説明しやすいように、イヤーピースは外しました。これはRで使ってますね、R右側ですけども。耳に装着すると外からは見えなくなる、この内側の部分にSE215っていう型番が刻印されてます。外から見える部分にはこういう風にシュアって入ってます。この外装はクリアタイプになっているので、こういう風に中のドライバー作りが全て見えてます。
SE215SPE B BT2 Aドライバの性能と特徴
この中に入っているドライバーは、以前ご紹介した仙台機と全く同じもの、シングルダイナミック型マイクロドライバーっていうのが搭載されてます。そのマイクロドライバーの性能は、再生周波数帯域は21秒で、11Hzから17500Hz。
高音が少し物足りないかなっていう感じのところまでです。全く同じ再生周波数帯域の仙台機で定位検証した時に、そのね上足りないかなは全く気にならなくて、十分な定位と解像度があったんで、今回も性能的にはまったく問題ないと思います。
MMCXコネクタの利便性
面白いのが、この本体とこのケーブルのここの接続部ですけども、ここは引っ張ると、こういう風に外れます。このケーブルはシュアが開発していて、各メーカーが使ってます。このメーカーも真似して今はすごい広がったんですけど、このMMCXコネクタの何がすごいかっていうと、購入するイヤホンをこのMMCXコネクタで統一しておけば、高音寄りのイヤホンや低音寄りのイヤホンを、このドライバー部だけ付け替えるだけで、その時の気分に合ったイヤホンにできるんです。
MMCXコネクタの利便性とBluetoothの魅力
さらにこのMMCXコネクタは規格なので、同じ規格を使ってるイヤホンであれば、これをはめると使えちゃうんです。このBluetoothで、っていうのが本当にすごい。本当にすごい。本当に僕ら購入者にとっては、ものすごい画期的だし、すごいね優しいシステムだなって思います。じゃあ次はBluetoothのBT2ケーブルを見ていきましょう。
BT2ケーブルの対応コーデックの多さ
このBT2のすごいところですけども、まず対応してるコーデックの多さです。代表的って言われてるBluetoothのコーデックって7つあるんですけど、そのうちのSBC、AAC、APTX、APTX HD、それからAPTX Low Latency、その5つに対応してます。なので、ご自身が使いたい機器のほとんどに、おそらく対応できると思います。
APTX LLの遅延時間とゲームへの対応
僕が嬉しいのはAPTX LLです。このAPTX LLのすごいところは、遅延が40ms以下って言われてることです。で、msは、1秒の1000分の1っていう単位ですけど、40msっていうことは、遅延が0.04秒以下っていうことです。
その遅延40ms以下は、人間が遅延っていうものを体感できるレベル、ギリギリって言われてるんです。なので、FPSとかの動きの激しいゲームでも、このAPTX LLなら問題なくね、使うことができるって言われてるものです。
BT2搭載のSE215 SPEの選択理由と充電性能
それに対応してくれてるっていうのが、今回このBT2搭載のこのSE215 SPEを選んだ理由です。で、そのアンプ部のこのお尻の部分、ここに充電のコネクタが隠されてます。ここに付属のマイクロUSBを挿して充電します。で、そのバッテリーの持ちですけど、フル充電にするには2時間の充電が必要で、フル充電をすれば最大10時間使えるのです。
便利なクリップ付きデザイン
さらに背面、背面にはこんな感じでクリップ付いてます。これは嬉しいなと思いました。冬やマフラーしてると、イヤホンって引っかかるんです。特にこういうのは首元にあるので、これがマフラーとかで引っかかったら、面倒くさいと思うんですけど、ここの部分を、服とかどっかにこうキュって引っ掛けとけば、特に特急物とかがない、こういう丸みのあるデザインなんで、おそらく引っかからないんではないかなと思います。
リモコンとその操作性について
そのアンプ部の10センチぐらい上に、リモコンがあります。リモコンはこんな感じで、単純な構造です。まず裏にはLEDがあって、Bluetoothの接続中はここが青く光ります。加えてバッテリー残量がなくなってきた時には、赤に光ります。それから操作も至って単純で、プラスとマイナスとセンターボタンがあるだけです。
通話を受けたり切ったりするのは、ここのセンターボタン。あとは音量上げ下げとか。次の区分飛ばすとは、この上のプラスマイナスです。気になるのは、通話の際に使うマイクが、外側には見えなくて、中に内蔵されてるっぽいんです。その内蔵されてるっていうことで、音がこもったりしないかっていうところが気になるので、それを後で検証してみたいと思います。
SE215SPE B BT2 A音質についての評価
僕の好きな曲を何曲かiPhoneで聞いてみました。綺麗です。前回ご紹介したヤマハのTWE5Aのように、高音がものすごく綺麗に伸びるとか、そういうのではないんですけども。ただただ全ての音がクリアです。すごくクリアに聞こえます。ホワイトノイズとか変な雑音や、そういうのは入ってないです。
僕が購入したのはスペシャルエディションなので、低音が強化されてる設定になってます。なので、その低音が増強されてる分、響きます。ズンズンっていうところの低音部分がすごく強調されてるのと、低音が増強されてるので、声の厚みが太いなって感じました。低音とか人間の声の厚みのある部分、男性の低い声の部分や、そういうところが好きな人は合うんではないかな、っていう風な音質です。
通話の音質と注意事項
通話の音質ですけども、実際つけてる場合は、マイクがここに来ます。これに関してですけどね、服のここに当たったりとか、あと最近は、みんな知っていると思うんですけど、マスクねここにこういう風に動いてると当たるんですけど、この時のザレザレっていう音が、通話の相手に届くんです。これは一つ注意事項です。
Bluetoothの届く距離
Bluetoothの届く距離ですけど、10mぐらいはいけました。およそ10mぐらいかなって感じです。7、8mぐらい離れて、扉1枚閉めたぐらいではまったく届きませんでした。ただ、そこから3歩ぐらい後ろ下がって、10mぐらいにすると、一気に途切れが始まったので、およそ7、8mで障害物、扉1枚とか何もなくて、10mぐらいが限界かなって感じです。
マイクテストと比較対象
マイクテストやっていきましょう。比較対象はおよそね、動画拡大の商品ということで、ヤマハのTWE5Aというワイヤレスイヤホン。それから綺麗なVC音質の参考音声、ZENHEISERのGSP600有線ヘッドセットです。これも録音していってみたいと思います。はい、じゃあやっていきましょう。
SE215の紹介文
わかりやすいように、SE215の紹介文を、読んでいきたいと思います。じゃあ行きます。SE215の迫力あふれるクリアなサウンドなら、通勤時間はコンサート。エクササイズは新しい音楽の発見に早変わり。どこにいても思う存分音楽を満喫できます。本格リスニングを楽しむなら、SE215で決まりです。
SE215SPE-B+BT2-Aの音質について
どうだったでしょうか。ZENHEISER綺麗です。まったく違ったんですけど、参考値のZENHEISERの綺麗な音質と比べても、SE215の音声はワイヤレスにしては綺麗なんではないかなと思いました。少し無機質になってる部分はあるんですけれども、ただその声の後ろにノイズとかはあまりなかったので、ワイヤレスのマイクってことを考えると、十分な音質ではないかなと思いました。
遅延の確認とその結果
試しに遅延がどのような感じなのか確かめたかったので、とりあえずiPadにAACで繋ぎました。aptXローテージではAACじゃなくて、AACの普通の繋ぎ方で、やってみました。やっぱ遅延があります。ジャンプした時の着地のタイミングの音、聞いてみてください。着地してから一瞬遅れるんです。こんな感じで聞こえるんです。
で、銃撃ってる時も、これねマズルフラッシュ見えるか分かんないですけど、このね先っ端が光るやつ、マズルフラッシュと銃声が聞こえてるのも一瞬遅れてるんです。本来は同時です。こんな感じ。ねやっぱ遅れるんです。
PlayStation4との接続方法
やっぱり遅延があります。普通にiPadとかiPhoneと接続するね、AACとかSBCの接続の方法では、遅延があってプレイできないのが分かったんで。次は、PlayStation4とaptX LLで接続したいと思います。で、その接続の方法ですけど、プレステって本来はトランスミッター、音声の送信機が付いてないので、本来Bluetoothは使えないです。
ただこういうの、これ以前もご紹介したことがあるのですが、クリエイティブっていうところの。BTW2っていうトランスミッターです。で、このBTW2はaptX LLに対応してるので、これをプレステに接続してあげると、aptX LLで接続できるようになるので、今からねこれで試してみたいと思います。
SE215SPE-B+BT2-Aの遅延感について
はい、今BTW2をPS4に挿して、aptX LLで接続してみてます。でAPEX LEGENDS来てるんですけど、あのねまったく遅延を感じない。今G7スカウトの G7スカウトっていう単発銃を持ってるんですけど、この構えてL2押して射撃して、発砲音が鳴るっていうところに何の遅延も感じないんです。
本当に常に通りで、ジャンプして着地の音、これも全く常に通りだし、最もわかりやすいのが、そのバニーホップです。スライディングジャンプを、ずっとし続けていくんですけど、音でそのジャンプを押すタイミングってのを、聞き分けてやるので、遅延があるとできないんです。でも今全く遅延を感じてないので、まったくね、いつも通りできちゃうんです。
アプトXLLの評価とマイク入力について
あのね、思ってたよりもアプトXLLね、すごいです。これなら普通にプレイできる。一個残念なのが、マイク入力が入らないんです。これをマイ情報の時にも、もしかしてそうなるかなっていうのが、わかってはいたんですけど、やっぱねワンチャンにはかけてみたんですけど、このトランスミッターを解除して、するとマイク入力が、やっぱハイになりたいです。
実際のゲームプレイでの音質評価
この後普通にエーペックスレジェンズをプレイしてみましたが、普通に音が聞こえます。このシーンは、敵が後ろから来てて僕にグレーを入れてきてるのですが、この時に左側から足音が聞こえてきます。同時に右側、僕の右手側からも音が聞こえてるので、そちらの車線も切ってます。
その家の入り口に、敵が一人いるんですが、敵のね、敵の把握を普通に、ブラハのスキルを使うんじゃなくて、ここで把握できてます。ここで家を撃ってるのですが、ここも僕が道路を乗り越えてくる前に、足音が聞こえてたので、バルコニーの方に銃口を向けてました。テンパってますね、普通にブラハの能力とね、目で見たやつを撃っただけです。
SE215SPE-B+BT2-Aのゲームプレイ体験
このシーンもですけど、アンチが迫ってるんで、アンチラインに向かってるんですが、この次の時点で左から足音が入ってるんです。今はブラハのスキルで殺気撃撃してます。でも今も聞こえてるので。入った瞬間に足音の方向を見て発砲してます。あとの後普通に死ぬんですけどね。
ジップラインの音が上から入ってるので、上を見たら敵がいたって感じです。でやり逃すんですけど、この時右にスライディングしてる音が聞こえてるんです。こんな感じという具合に普通に、このイヤホンでプレイしてても、ヘッドセットとね、別に遜色なくプレイできました。どうだったでしょうか。このSE215シリーズは、定位とねる解像度がほんと高いなーっていうのを、やっぱ再認識しました。
イヤホンの優れた性能とBluetoothの実現
イヤホンでやってて不利だなっていうのを感じないんですプレイしてて、無意識に銃声の方とか足音の方向けちゃうんです。それでイヤホンっていうんだからね、やっぱすごいなって思います。
さらにすごいのは、それをBluetoothで実現していることです。Bluetoothでプレイするので、前ご紹介した有線版と比べてね、音が劣化するのかなとか、音の深みとか解像度とか、定位や、下がっちゃうのかなと思ってたらね、特にそれは感じなかったです。そのまんまって感じです。
遅延についての評価
遅延に関してもですけど、射撃場でもお伝えしましたけど、実際にプレイしてても、感じなかったです。敵の足音が来てて、敵が来てるっていう位置にしっかりといるし、敵が右に逃げていってるっていう、そのスライディングの音を聞きながら、そこを見ると、しっかりとその位置に敵がいたので、遅延は、全く感じなかったです。アプトXローレイテンシーはすごいです。この遅延レベルならFPSとかTPSゲーは、十分できるなっていうのを、今日体感しました。
マイクの大きさについての懸念
逆に気になることですけど、一つ目はマイクです。マイクが使えなかったので、大きいです。USBマイクを、こんな感じでPS4に繋げば別に問題はないんですけど、これができない人もいるので、やっぱ大きいかなと思いました。こういうのじゃなくて、MODマイクって言われてるやつもあるんです。
ヘッドセットのマイクだけの部分のようなやつが売ってるんです。それをつけてPCと接続してね、ディスコで通話するような、そういう使い方もできますけど、簡単ではないんで、パッと繋いでできるもんじゃなくなっちゃったので、大きいなって感じでした。
音量についての評価
では二つ目。音は小さめです。PS4の周辺機器の音量も最大にして、本体も最大にしてって使ってても、上げたいなってなっちゃうんです。それは、僕がバカ耳してるってわけでもなくてね、控えめな音になっちゃうんです。それは、BTW2でBluetooth通信してるための欠陥なのかな。どうかわかんないですけど、音をうるさいなって思うところまで上げられない。その調整の幅がないのは、残念でした。
総評と推奨するユーザー
総評は、VCを必要とせず、ソロプレイをされたい方や、他のRTBの方や、RPGゲームとか、そういったのをワイヤレスでしたいっていう人には、別にいいんではないかなと思います。あのヘッドセットに比べると楽です。このヘッドセットは軽いから楽です。とかそんなレベルではないんで、イヤホンなんで、はいということで、SHUREのSE215 BT2ワイヤレスのご紹介でした。興味ある方は概要欄にリンク貼っておきますんで、そこから詳細を見てみてください。
まとめ
次回の記事ですけど、今回のこのSE215の現象は、満足はしたんですけど僕は、どうしても試したいことが一つあって、これ使いたいんです、ミックスアンプ。
FPSやTPSのゲームをすることが多いので、このイコライザー設定は、かなり大きいんです。今日もAPEXは普通にプレイできてて、足音とか聞こえてましたけど、あれを使うともっと聞こえるようになるはずなんで、もっとこのSE215の性能を、発揮していけるはずです。
そのためのアイテムを別途購入してみてくださいね。次回の記事は、今日ご紹介したこのPS4をイヤホンで、ワイヤレスでやるっていう環境の中に、あるアイテムを追加してね、あのミックスアンプを使ってみようと思います。はいということで、興味ある方は、チェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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