Panasonic MZ2500シリーズ:次世代有機ELテレビの新たなる頂点

Panasonic MZ2500シリーズ:次世代有機ELテレビの新たなる頂点

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レビュアー:家電の虎

家電の虎

家電選びの専門家

家電量販店の経験豊富な店員でありながら家電専門のYouTuber。普段の経験からユーザーのニーズを深く理解し、その購入前の悩みや疑問に応えて分かりやすく商品の特徴や注意点を伝えることに定評があります。家電選びの不安を払拭し、確かな選択を可能にするコンテンツが好評で、信頼と知識、二つを兼ね備えた彼のチャンネルは家電購入の強力な味方。

みなさんこんにちは、家電の虎でございます。Panasonicの新型有機ELテレビ、MZ2500シリーズが登場。新開発のマイクロレンズ有機ELパネルを採用し、映像美の新たなる頂点を極めます。従来の有機ELテレビの深い黒のコントラストを保ちつつ、明るさは約2倍に向上。さらに、放熱用のプレートを採用することで発熱問題にも対応。これまでの有機ELテレビの常識を覆す、MZ2500シリーズの魅力を詳しく解説します。

Panasonic MZ2500シリーズの特徴

話題のPanasonic MZ2500シリーズ。本機のすごい点と言えば、最もは次世代有機ELパネルのマイクロレンズ有機ELを採用したことです。これにより明るさの数値である輝度が、昨年モデルのLZ1800シリーズと比べても約2倍に向上するという進化っぷり。

マイクロレンズ有機ELパネルの詳細

これは有機ELパネルの供給元である韓国のメーカーLGが新開発したパネルです。画面を構成する1画素あたり数千個のレンズを並べたマイクロレンズと有機EL発光層を一体成形したパネルで、従来のものと比べて消費電力はそのままで、効率的に光を取り出せるんだそうです。

新製品の内覧会で実物を見た店舗の同僚からも、明るさが前の最上位機種のLZ2000と比べても進化していた。有機ELの炎の炎暗さが気にならなかった。なんてテンション高めの声が多かったです。

僕もようやく最近店頭でじっくり見たんですけど、ソニーみたいにギラギラしてないんですけど明るくて見やすいというのが印象的でした。万人受けしそうな色合いなので、まず見てみる価値はあるはずです。

有機ELテレビのメリットとデメリット

元々液晶テレビと比べた時に、有機ELのメリットは漆黒とも言える黒の表現とコントラスト。デメリット明るさが物足りない。って点が一般的。その弱点である明るさの表現がより向上したことで、今まで以上のメリハリのある映像が楽しめるのは非常に高評価なポイントだと思います。

それ以外にもパナソニックは良い意味でパネル周りに異常なこだわりがすごいです。有機ELテレビは発熱が付きまとう問題なので、発光量を上げにくいって点があったんですが、近年の機種は放熱用のプレートを採用することで発熱に対応しながら発光量を上げています。これも今回のMZ2500シリーズでも採用されているんです。

MZ2500シリーズの表現力と放熱効率

本機MZ2500シリーズは、新開発のマイクロレンズ有機ELパネルを搭載し、現行の有機ELテレビの中では最強と思われる明るさと暗い部分の微妙なニュアンスもしっかり再現できる表現力を得ました。さらに、放熱シート1枚追加により放熱効率をアップ、より発光量のアップを目指した行動を行っています。

また、製造ラインでパネルを一枚一枚チェック調整を行い、暗い部分の調整などをチューニングしています。

パワフルなスピーカーシステムとその特徴

さらに、規格外のパワーを誇るスピーカーシステムも特徴です。55型が150W、65型は160Wと相当なパワーがあります。本体の左右側面に配置されたワイドスピーカーと上向きのエネーブルドスピーカーで包み込むような立体音響を届けてくれるほか、本体下部の前向きに設置されたラインアレイスピーカーがクリアで聞き取りやすく迫力のある音が楽しめます。また、サウンドフォーカス機能も搭載しています。

2022年モデルの新機能と変更点

その他、2022年モデルゲームモードとゲーム用サウンドの追加、ネット動画の対応性や録画性能などの変更が行われています。

SONYとREGZAのフラッグチップと比較しても、パナソニックのMZ2500シリーズは優秀であると言えます。価格に関しては、SONYが最も安くなっているという感想です。

REGZAのUGLTV-X9900Mシリーズは、新開発の冷却プレートで、従来モデルよりも輝度が約2割アップしたパネルと、ミリ波レーダーでの画質・音質の自動調節が便利です。

REGZAセンシングとその進化

ミリ波レーダーでのREGZAセンシングは、見ている人の位置をテレビ側が確認する機能です。もともと、おまかせAI機能で、番組のジャンルや部屋の明るさなどに合わせて自動での調整機能はあったんですが、さらに見ている人の位置にまで合わせてくれる献身的なテレビに進化しました。

他には、REGZAの大名詞であるタイムシフトマシンで、地デジを自動録画もしてくれますし、ゲームモードも他メーカーより優れている印象です。

ソニーの新型モデルとその特徴

ソニーのA95系シリーズは、2022年モデルで新型は出ない予定ですが、国内メーカー初のQD OLEDモデルは発売当時話題でした。QD OLEDとは、従来の有機Lテレビより色の再現性が優れた方式の有機Lパネルです。そのため、店頭でも他メーカーと見比べてもらった際に、「鮮やかさがまったく違うね、有機Lとは思えない色鮮やかさです」、みたいにおっしゃっていただくことが多いと感じています。

ソニーの音響性能とその評価

ソニーといえば、画面から音が出るテレビなんて聞いたことがある方もいらっしゃるくらいで、音の臨場感はトップクラスの性能です。本体、中央部中辺に搭載されたスピーカーが音を出すので、実際に映像が映っている高さから音が聞こえるので、リアルな音響はおすすめの一言。

有機ELテレビのおすすめモデルとその特徴

Googleテレビでのネット動画の対応性も幅広い人気モデルです。個人的な感想が思いっきり入りますが、各モデル別におすすめするなら、・パナソニックのMZ2500は有機Lテレビでも最高峰の明るさ、コントラストを楽しみたい方。パワフルで聞き取りやすい音声が気に入る方。画面の首振り機能と電動防止スタンドに魅力を感じる方。・REGZAのX9900Mは画質補正効果が高いので、一デジなども綺麗に楽しみたい方。タイムシフトマシンで自動録画を手軽に使いたい方。テレビで本格的にゲームを楽しみたい方。・ソニーのA95Kは有機Lの中でも異例の異像鮮やかさが楽しみたい方。立体的な音の臨場感がお好きな方。ネット動画も豊富に楽しみたい方。

パナソニックMZ2500の評価と新型パネル技術の影響

なんてザクッと分けられると考えています。その上でパナソニックのMZ2500が最強ではないかと思っちゃうわけです。7月発売なので、この動画がアップされる頃には、まだ店頭には並んでいないと思います。 いや、並んでいます。大丈夫です。並んでいます。新型パネル技術の明るさアップは大きいと思います。 レグザも綺麗ですが、液晶テレビと比べると暗さは否めないですし、 特に今はどのメーカーもミニLED液晶テレビを続々と発売しているので、 より明るさの表現の差は開くと思うんです。

ソニーA95Kの評価と画質設定の問題点

ソニーのA95KはQD OLED、他メーカーではできない明るさと色鮮やかさがあるので、 ライバルはこの機種だとは思うんです。 ただ、画質モードが店頭用の鮮やかだと、色味が強すぎるような気がしています。 画質を標準モードあたりにすると、発色の良さが目立たなくなる印象で、 ネットコンテンツとかゲーム用の自動画質モードはあるんですが、 自デジだとオートの画質モードがないので、他2メーカーと比べると手軽ではないと思っているんです。

ユーザーの口コミと店頭での視聴体験

実際に購入したユーザーの口コミを見ていると、 設定を自分好みに変えることで進化を発揮させている方も見られたので、 画質設定を自分でいじりたい方には相性バッチリだと思います。店頭の明るい環境で見てても、明るさ負けしないポテンシャルの高さはすごいの一言ですしね。

パナソニックMZ2500の特徴と評価

パナソニックのMZ2500はA95Kに匹敵する明るさとコントラストを持ちながら、 オート画質、オート音質を備えています。 もちろん細かく自分での調節が可能です。 優れた素材をある程度上手に調理してくれるし、気になるんだったら自分好みに味付けもできる。 これは店員目線だと大きなポイントです。

MZ2500の画質と音質の評価

暗いシーンでも細かい部分まで見て取れる解調性もパナソニックはよくできると思います。 勇気あるテレビってものの良さを突き詰めた機種です。 ってご案内したい機種だなって印象のテレビがおすすめです。音に関しても、ソニーやレグザの画面から音が出る臨場感には及ばないものの、 クリアーですが厚みのある音は一度聞き比べる価値はありです。

MZ2500の追加機能とデザイン

他にも、点灯防止スタンドは安心感がありますし、首振り機能は見る位置が変わる場合には非常に便利です。デザインは、レグザーとソニーはスタイリッシュなので、どちらを取るかはお客様次第ですけどね。

MZ2500の総評と価格について

それでは本日の動画のまとめです。今回はパナソニックMZ2500シリーズが敵なしの過去最強モデルだと思われる件についてご紹介いたしました。簡単におさらいをしておくと、新開発のマイクロレンズ有機ELパネルを搭載して、ピエラ史上最高の映像美を実現したテレビ話題です。

有機ELテレビの深い黒のコントラストを持ちつつ、今まで以上の明るさを発揮できる映像表現は圧巻です。もし弱点を上げろと言われたら、相変わらず指定価格商品な点でしょうか。今年はそこまで多機種と価格差がないとはいえ、お値引きという面白みがない点は気にする人は気にするでしょうね。ソニーのA95Kが昨年発売モデルということもあって、価格差を感じる方もいると思いますし。

それでも新製品発表会で見た印象は、これは人気出るだろうなって印象でした。夏発売予定ですから、ぜひ店頭に並んだらじっくり見てほしいと思います。

気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

パナソニック 55V型 有機EL テレビ TH-55MZ2500 設置配送選択可能 4K VIERA ラインアレイスピーカー・イネーブルドスピーカー・ワイドスピーカー搭載 マイクロレンズ有機ELパネル搭載 2023年フラグシップモデル

パナソニック 55V型 有機EL テレビ TH-55MZ2500 設置配送選択可能 4K VIERA ラインアレイスピーカー・イネーブルドスピーカー・ワイドスピーカー搭載 マイクロレンズ有機ELパネル搭載 2023年フラグシップモデル

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