PanasonicのLX950レビュー:価格や取扱説明書をもとに機能性、商品の魅力を解説

PanasonicのLX950レビュー:価格や取扱説明書をもとに機能性、商品の魅力を解説

レビューした人

レビュアー:家電の虎

家電の虎

家電選びの専門家

家電量販店の経験豊富な店員でありながら家電専門のYouTuber。普段の経験からユーザーのニーズを深く理解し、その購入前の悩みや疑問に応えて分かりやすく商品の特徴や注意点を伝えることに定評があります。家電選びの不安を払拭し、確かな選択を可能にするコンテンツが好評で、信頼と知識、二つを兼ね備えた彼のチャンネルは家電購入の強力な味方。

PanasonicのLX950をレビュー!パナソニックの最上位モデルで、高画質と高音質という機能性が話題の液晶テレビです。LX950液晶テレビの魅力を徹底解説します。他のメーカーと比較しても価格が安く、高コスパが良くて手に取りやすいのも魅力。本記事では、PanasonicのLX950の魅力を徹底解説します。

PanasonicのLX950レビュー:コスパ最強の液晶テレビ

結論から申し上げますと、PanasonicのLX950はコスパ最強の液晶テレビだといえます。他のメーカーと比較すると価格が安く、一方で機能性がとても充実しているからです。例えば番組に合わせて自動で音質を変えてくれる機能があります。音楽番組ならライブ向け、ニュース番組なら静かな音に変えてくれます。他にも豊富な機能性があり、おすすめの商品です。主なメリットとデメリットは次のとおりです。

PanasonicのLX950のメリット

  • 価格が安く高コスパ
  • 音質の自動変更や明るさの自動調節など機能が豊富

PanasonicのLX950のデメリット

  • スイーベル機能がなくなった
  • 一部のゲーム機能が対応していない(VRR)

PanasonicのLX950の価格

2023年12月時点、PanasonicのLX950の価格は213,270円(税込)です。

パナソニックLX950シリーズの魅力について

液晶テレビLX950シリーズにどのような魅力があるのかお伝えしていきます。今日はパナソニックの液晶テレビ最上位モデルのLX950についてお話をしていきたいと思います。

他メーカーではミニLEDや量子ドット搭載モデルを増やしていますが、パナソニックでは今年は搭載していません。ですが実際にお客様に実機を見てもらうとなんとかなり好評です。

LX950のおすすめポイントとコスパの良さ

結論からお伝えすると、パナソニックのLX950シリーズは非常にお買い得感の高いテレビだと思います。店頭でもコスパの高いテレビや、迷っていらっしゃるならこの機種いかがでしょうかなんてお客様に紹介することも多いです。

他メーカーとの価格比較

まずは、メーカーの近い機能価格帯のテレビを比較表にしてまとめてみました。こんな感じになっています。ソニーと東芝と比較しても、パナソニックが現時点では価格も安いというのはよくわかりますよね。

液晶テレビのラインナップとLX950の位置づけ

今年の液晶テレビのラインナップは他のメーカーだと良子ドットシートやミニLEDを搭載したモデルが増えました。そのため、有機ELじゃなくて液晶テレビでいいやつが欲しいっていうお客様からすると、選択肢が増えたというメリットがありますが、その分価格が高くなっていたり迷ってしまう方も多いんです。

LX950の魅力と機能面の評価

肝心のテレビの機能面はどうなんでしょうか。こちらも様々なニーズの方に対応できる性能でおすすめしやすいものになっています。一つ目が明るく見やすい高画質、二つ目が自動で高画質高音質、三つ目が点灯防止スタンドで倒れにくいと三つに絞るとこんな感じになっています。

画質に関しては点灯で見てもらうとよくわかるのですが、まさにプレミアム感があります。パナソニックLX950シリーズはプレミアム液晶ディスプレイと謳っていて、この機種だけ自社工場でわざわざ組み上げるこだわりがあります。

パナソニックLX950の画質について

パナソニックは有機ELテレビも液晶テレビも放熱性能を向上させたことにより、バックライトLEDの数を増やして非常に明るい画面を実現しているんです。液晶テレビのラインナップの中でも、明るさと色合いとコントラストのバランス差は非常に良いです。もちろん、他メーカーが搭載してきた量子ドットやミニLEDのような新しい技術と比べると、目新しさは少ないです。ですが、従来の液晶テレビと比べると、画質は十分高いものになっています。

他メーカーとの比較

先ほど他メーカーの同価格性能の機種を一覧にしましたが、東芝のZ770シリーズだけは量子ドット採用モデルです。あれは、同じ液晶テレビといっても内部構造が違いますので、比較は難しいです。色の鮮やかさはどうしても量子ドットモデルの方が優れていますので、気になる場合は見比べてみてくださいね。

画質モードについて

あとは、画質モードを、見ることが多い標準モードにしてもらっても、ただ暗くなるだけじゃなく色のメリハリは維持できていると思います。明るさが売りの機種だと、標準モードにするとただ暗いだけで画質が落ちたように感じやすいです。

画面もIPSパネルを採用していますので、液晶テレビも視野角が広いです。正直シャープをはじめとした他メーカーは、VAパネル搭載のものがほとんどです。斜めの角度に移動して見てみるだけでも、色合いが薄く感じるんです。

視聴環境について

点灯って複数のテレビが並んでるではないですか。真正面に立たないと画質変わりますよってご説明すると、多くの方がびっくりされますから。なので、ご家族や友人など複数人で見る場合でも、気にせず視聴できるのは大きなポイントになっています。

自動で高画質高音質機能について

2つ目の自動で高画質高音質ですが、これは去年も好評だったオートAI画質オートAI音質がいい仕事をしてくれてます。早い話が、テレビ自身が番組の内容によって画質や音質を最適なものに合わせてくれる機能です。もっとわかりやすく説明すると、テレビ放送や映画など100万を超える映像シーンで構成される学習用データをAIに学習させて、写っている番組内容に合わせて、映像と音声を最適化してくれるんです。スポーツならスタジアムで見ているかのように臨場感を演出してくれます。

自動調整機能の進化

お客様はテレビの映像や音声の設定を番組によって変更するなんて普段していますか? してませんよね。僕もしていません。でもこの機種は自動で最適な状態に調整してくれます。テレビが自動で本来の力を100%発揮できるように動いてくれるのは良いものです。

オートAI自体も進化してて2022年モデルになって番組のシーンの移り変わりもきちんと判断できるようになりました。例えば音楽番組で歌のシーン合間にトークシーン歌のシーンって続いた時に去年のモデルは最適化されていなかったんです。違うシーンが交互に来るとダメだったと。それが改善されて細かくシーンを認識できるようになったので、AIがより賢くなりましたよ。

環境光センサーによる自動画質調整

さらに今年のLX950シリーズは環境光センサーを搭載しています。視聴時のお部屋の明るさや照明の色などを判断してオートAIの自動画質調整に反映させます。お部屋の照明の色って好みがあると思います。うちは家族で最も偉い人が暖色が好きなので夜は照明を暖色にしています。でも昼は白い白色です。しています。そういった照明の色が違っていてもいつでも同じ画質で見られるように自動で調整をかけてくれるんです。そのためお客様は特に設定を気にすることなく見ることに集中できるテレビに仕上がっています。

転倒防止スタンドの安全性

3つ目の転倒防止スタンドも去年も好評だった機能です。テレビのスタンドの裏にキューバンがあります。スタンドについているスイッチを入れるとキューバン部分がテレビ台にくっついてくれるってわけです。これがなかなかに強力でスタンド自体の重みと相まって押したぐらいでなんともないです。もちろん付属品で入っている転倒防止ベルトをテレビ台にネジで取り付けてしまうのがベストです。ただテレビ台に穴を開けたくない場合に役立ちますし、キューバンでの吸着と転倒防止ベルトだと二重で安心です。小さいお子様やペットがいらっしゃるお客様には好評な機能の一つでもあります。

パナソニックLX950の進化した特徴

主な特徴3ポイントでしたが、他にも去年のモデルから進化した点はありまして。リモコンにYouTubeやディズニープラスのダイレクトボタンがついて使いやすくなったり、4Kパインリマスターエンジンが進化してより高画質画処理ができるようになったのではっきりした画質が楽しめるようになったりといった点があります。

ゲームコントロールボードの追加

パナソニックの2022年モデル液晶テレビLX950シリーズのご紹介です。ゲームコントロールボードも追加されて、ゲームをする人にも便利な機能が追加されました。ゲームコントロールボードに関しては、ゲーミングディスプレイほどではないものの、ゲームプレイに関連する設定項目をアプリボタンから呼び出せるようになりました。

レスポンスの速さと操作性の良さ

Androidを搭載していないからだそうですが、リモコンを押した時のレスポンスは他メーカーに比べても早いと思います。チャンネルの切り替えや番組表の呼び出しは、ほんの1秒前後の体感ですが、サクサク動きます。

LX950シリーズの改善点

そんないいとこ満載のLX950シリーズですが、お客様やスタッフからいただいたここは残念かなってポイントも紹介していきたいと思います。1つ目がスイーベル機能の廃止、2つ目が一部ゲーム用の機能が75型にしかないと言われます。

首振りのスイーベル機能は、去年のモデルでお客様から好評だったにも関わらず、やめてしまったのはもったいないの一言です。ゲーム機能は、VRRとAMDフリージングプレミアムが75型か43型のLX900のみで対応なので、できれば全機種で対応してほしかったです。

パナソニックLX950の全体評価

こういった気になる点はあるものの、現時点で完成度は高いテレビだと言えると思います。それでは本日のまとめになります。パナソニックの2022年モデル液晶テレビLX950シリーズのご紹介でした。量子ロットやミニLEDなどの今年のトレンドをあえて採用しない代わりに、既存の液晶テレビは着実に実力を上げてきた製品だなと思いました。

LX950の価格と対象ユーザー

安心してご案内できるテレビになっています。性能の割に価格もお求めやすく設定されていますので、そこまで最高の機能を求めてないけどいいテレビが欲しい方や、せっかく買うので安すぎずでもお買い得なテレビがいいなって方もぜひご検討してみてください。

気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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