FIFINE T669の音質レビュー!歌ってみた系のYouTuberさんの間でもよく話題にあがるこちらのマイク。今回の記事では、辛口でノイズや音質をレビューするだけでなく、説明書をもとに、組み立て方や設定方法を解説します。
FIFINE T669レビュー|コスパ最強

まず最初に「FIFINE T669」を使ってみた結論からお伝えすると、コスパ最強でした。マイクとマイクアームのセットで6,459円(税込)と低価格だからです。(2023年9月22日時点)ちなみに他の機種で揃えようとすると45,000円はかかるでしょう。またFIFINE T669のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
FIFINE T669のメリット2つ
- マイクとマイクアームがセットで価格が安い
- 音質が良い
FIFINE T669のデメリット2つ
- マイクアームを縮めたときにネジが当たり調節できない
- ホワイトノイズが大きい
FIFINE T669の価格

FIFINE T669の価格は6,459円(税込)です。(2023年9月22日時点)
商品の内容物について
中身は全部で8つと説明書が入ってました。軽く一つ一つ、何が入ってるか説明すると、まずこちらがT669のマイクになります。後で細かく見せようと思います。

ショックマウントの説明
これがマイク用のショックマウントになります。ショックマウントは、地面の足音や振動音を軽減するもので、役に立つのがティーボードの打鍵をする時に、ガンガンガンガン打つ人もいると思いますが、ショックマウントがあると、ガンガンという音が軽減されたりします。
マイクアームの使い方

次はマイクアームです。使い方は簡単で三脚がありますが机にマイクアームを取り付けるだけでも、マイクを使用することも可能です。
マイク用の風防の説明
マイク用の風防です。実際にマイクの上から被せて使いますが、笑った時の吹き出す音や「ハッハイ」のような、空気が漏れる音を発した時に、「ボボボボ」ってなるのを防ぐものになります。
FIFINE T669の特徴と効果
この風防をつけるだけじゃなくて、ポップガードって呼ばれるものを使うと、同じような効果があります。実際にやってみると、これをつけて歌った時に「あのあのあの」という音が軽減されるんです。各マイクの詳しいレビューをしていきたいと思います。このようにマイクの前にポップガードを取り付けることによって、「ボボボボ」という音を軽減したりしてます。
商品内容と説明書、設定方法について
PS4やPCとつなぐ用のUSBケーブルが合計8つ入ってました。説明書は基本全て日本語で、PCのWindowsとMacに接続する方法が書いてありました。
マイクアームの組み立て方と見た目
早速マイクアームに取り付けました。実際に設置だけで済みました。まだ音声は元の、今まで使ってたマイクですけど、見た目がこんな感じになってます。だいぶマイク自体は小さめなので、そこまで邪魔になるっていうようなことはないと思います。
音質やノイズの比較:FIFINE T669

本章では音質の比較をしていこうと思うのですが、今回使うのは提供いただいたT669、BLUEYeti、そしてAUDIO-TECHNICAのAT2020です。これらの3種類を比較していこうと思います。今FIFINEのT669を使って話しています。3つともマイクアームを使用し、ポップガードはつけていません。マイクとの距離はだいたい20センチくらいです。音量は3つとも同じくらいで設定していて、ノイズ抑制はかかっていません。音質はいかがでしょうか。
音質やノイズの比較:BLUE Yeti
はい今BLUE Yetiを使って話しています。3つともマイクアームを使用し、ポップガードはつけていません。マイクとの距離は20センチくらいです。音量は3つとも同じくらいで設定し、ノイズ抑制はかかっていません。
音質やノイズの比較:AUDIO-TECHNICA AT2020
今AUDIO-TECHNICA AT2020とFOCUSRITE SCARLET SOLOをつないで話しています。3つともマイクアームを使用し、ポップガードはつけていません。マイクとの距離は20センチくらいです。音量は3つとも同じくらいで設定し、ノイズ抑制はかかっていません。音質はいかがでしょうか。
ディスコードを通じたマイクの音質やノイズ比較テスト
今から通話越しにディスコードをつないで、友達にマイクの3つ聞き分けてもらって、音質、あとホワイトノイズの乗り方を比較して感想を言ってもらおうかなと思います。ということでまず1つ目、こちらのマイクから行きます。まず1つ目のマイクから、ノイズ抑制ありで喋っています。
レビュー!音質とホワイトノイズのランキング発表
今から音質とホワイトノイズのランキングを発表してもらいつつ、各マイクの詳しいレビューをしていきたいと思います。マイク1個目2個目3個目の感想を言ってもらおうかなと思います。ということで音質のランキング順位からお願いします。
音質ランキングの結果発表
音質のランキング第3位。3番目のマイクです。なるほどこれは音が軽かったっていうのが3位の理由です。やっぱ軽すぎて通ってはいるんですが、僕的には少し低音が欲しかったかなっていう感じです。第2位1番目のマイクです。先ほどのよりは軽くないんですが、それでも低音があまり聞こえないんです。なんでその3つ目と比較してこの順位なのかなっていう感じです。ということで第1位は、第1位は2番目のマイク。これは本当に好き嫌いは分かれると思いますが、低音と高音のバランスがすごく良く、聞き取りやすかったかなっていう印象です。そのため第1位です。
ホワイトノイズランキングの結果発表
次がホワイトノイズがどれくらい乗ってたかランキングの発表お願いします。これは顕著だったんですけど、まず第3位です。これがあの実は2番目のマイクです。なるほどで抑制ありにすると気にならなかったんですけど、外したら大きい。扇風機後ろについてる感じ。ついてる感じがする。人によっては気にしちゃうかもしれません。2位は? 2位は1つ目のマイク。はいはいはい。なるほど、これも単純にノイズのあの聞こえ具合を比較した時には、2番目のよりかは小さかったなっていう感じです。なるほどね、はいはいはい。
FIFINE T669の音質と価格について

今回はFIFINEのT669を紹介したのですが、最後にT669を使ってエンディング撮ってるんですが、最後にまとめて良い点悪い点を話していこうと思います。まず良かった点です。音質的に、この価格でこれだけ良い音になるのは、いいんではないかなと思います。おおよそこのマイクセットが6,459円(税込)ぐらいですけど。このT669単品だとだいたい5,000円ぐらいになるんです。念のためその2,500円分ぐらいが、この付属のマイクアームとかになると思います。
付属品の価値について

この付属品を揃えるだけでも、45,000円はかかります。しか、FIFINEのこのマイクセットに関しては、だいたい2,500円ぐらいプラスで、ついてくるのは大きいんではないかなと思います。ボイチャーを高音質にしたいとか、あとPS4を使ってる人で手軽に配信してみたいという人は、買ったらお得なんではないかなと思います。
ホワイトノイズの問題点
逆に良くなかったポイントです。音質は良かったんですけど、ホワイトノイズが乗りやすいってとこです。こういうUSB接続のマイクって、だいたいどれもこういうホワイトノイズっていうのが乗ってしまうんです。このホワイトノイズの部分が改善してくれたら、もっともっと利用者が増えるんではないかなと思います。ホワイトノイズは大きめです。
付属のマイクアームの問題点
最後になりますが、付属品の話ですけど、このマイクアームの調節の部分が畳むと当たってしまうんです。しっかりとマイクアームは使えるんですが、このバネにネジ部分が当たって、こうやって伸ばした時にネジを締めるのはいいんですけど、縮めた時にネジの調節ができないっていう、安めのマイクアーム特有のネジの使用になっているのは、だいぶ残念かなと思います。また、マイクミュートボタンがないこともデメリットです。なので、もしミュート状態にしたいのであれば、マイクの音量ダイヤルを最小にしなければいけません。
また、今回レビューした商品は「FIFINE T669」であって「FIFINE K669」ではないので、ご購入の際はお間違いないようにしてください。気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
FIFINE USBマイクセット コンデンサーマイク 単一指向性 アームスタンド付き(三脚スタンドなし) ポップガード付き マイクセット ABタイプ