beyerdynamic DT770PRO & DT990PRO徹底解説!プロも愛用するモニターヘッドフォン

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beyerdynamic DT770PRO & DT990PRO徹底解説!プロも愛用するモニターヘッドフォン

世界的に人気のbeyerdynamicのモニターヘッドフォン、DT770PROとDT990PROの魅力を徹底解説!密閉型のDT770PROと開放型のDT990PROの違いや、音質・装着感の特徴を詳しく紹介します。プロも愛用するこのヘッドフォンの魅力をぜひお見逃しなく!

DT770 PROとDT990 PROのレビュー

本日はこちら、beyerdynamicのアンダー2万円クラスのヘッドホン「DT770 PRO」と「DT990 PRO」の長期使用レビューをお届けします。今回こちらの2つの製品を、サウンドハウスさんにご提供いただきました。ありがとうございます。サウンドハウスさんから商品提供を受けてのレビューは今回が3回目です。

beyerdynamicのヘッドホンの評価

beyerdynamicのヘッドホンは世界的には使用者が多く、日本でも愛用しているプロの方が多いです。一体どのような音がするのか、どのような付け心地なのか、試したことがあるという人はかなり少ないのではないかなと思うんです。理由は簡単です。実機を置いているお店がほとんどないからです。

サウンドハウスさんの太っ腹な対応

プレゼントするからじっくり使ってレビューしてよと言っていただきました。レビュー出すの遅すぎたかなという感じですが、約3ヶ月間じっくり使ってみてのレビューです。

ヘッドホンの評価と購入のお願い

最初に言いますが、この2つのヘッドホンはかなりいいです。ぜひ最後まで記事をご覧いただき、購入を検討する際の参考にしていただけると嬉しいです。記事の下に商品の購入ページリンクを貼ってますので、そちらもご活用ください。

仕様・価格・装着感について

まずは、仕様と価格、そして装着感についてお話ししていきます。2つの製品のパッケージはリニューアルされているようですが、現在はこのような感じの箱に入っています。なかなかかっこいいです。

付属品と外観について

箱はかっこいいですけど、中身は本体とこのような感じのキャリングポーチが付いてます。まずはこちらのDT770 PRO密閉型のヘッドホンです。特徴的なのが、インピーダンス違いの製品がラインナップされている点です。32Ω、80Ω、250Ωと3つのモデルが存在し、僕の手元にあるのは250Ωのモデルです。

音質と音量に関する注意点

一般的には抵抗値が高いほど音質がいいなんて言われたりもするのですが、ヘッドホンアンプが貧弱だと製品の性能をフルに発揮できない、十分な音量で再生できないといったデメリットもあります。

コードとイヤークッションの特徴

コードは左耳出しのカールコードになっています。リケーブルは難しそうです。イヤークッションの部分はベロア素材で肌触りは非常に良いです。どちらかといえばしっかりと形状を保ってくれる固めのクッションという印象です。

左右表記とヘッドバンドの調整

ヘッドホンの左右の表記がかなり控えめなので、パッと手に取った時に正しい方向を把握するのに慣れが必要だと思います。ヘッドバンドの長さはカリカリと段階的に調整が可能です。

プラグと価格情報

プラグはフォンとミニフォンの切り替えが可能です。現在サウンドハウスで17,800円で購入することができます。

DT-990 PROの特徴

続いてこちらDT-990 PRO 、こちらは開放型のヘッドホンになっています。インピーダンスは同じく250Ωです。DT-770 PRO、DT-990 PROともにこの価格帯でこの抵抗値はなかなか他のメーカーの製品ではお目にかかれないくらい高い数値です。この仕様がbeyerdynamicのヘッドホンを選ぶ理由にもなり得るかなと思います。

外観と価格について

イヤーカップのこちら側がメッシュになっているという以外はDT-770 PROと仕様がほとんど変わりません。ただ見た目より開放部は小さくて、中心部分しか開いてないらしくて、音漏れは開放型のヘッドホンにしては少ない方だと思います。現在サウンドハウスで16,800円で購入することができます。

装着感の共通点

装着感はどちらも共通しています。側圧はやや強めの印象ですが、長時間つけていて頭が痛くなるなんてことは僕はありませんでした。

デザインと重量

良くも悪くも非常にクラシックなデザイン構造をしていて、イヤーカップも大きめなので、装着する人はあまり選ばないと思います。重量は軽くもなく重くもなく、長時間使用していて特別重さを感じることはありませんでした。

音質の驚き

初めてこの2つの製品の音を聞いたとき、この値段でこのクオリティの音がしたので非常にびっくりしました。2万円前後の音楽製作向けのヘッドホンを色々と聞いてきましたが、纏うオーラが頭一つ抜けてるなと、これがbeyerdynamicの実力なのか、それとも250オームというハイインピーダンス仕様によるものなのかどうなのかわからないのですが、かなり衝撃がありました。

2万円以下のおすすめヘッドホン

ヘッドホンを使う前に2万円以下のおすすめのヘッドホン5つご紹介する動画を作ったのですが、今だったらその2万円以下おすすめ5つというところに確実にこの2つの製品が入ってきます。これが街の家電量販店や楽器店で気軽に試せないのは本当にもったいないです。

他メーカーとの比較

ソニー、ヤマハ、シュアー、ゼンハイザー、アーカーゲイなどメーカーのヘッドホンとbeyerdynamicのヘッドホンが並べておいてあったら、確実に一定数はこちらに流れるのではないかなと思いました。そう断言できるぐらいいいです。

音の特徴

非常にバランスの取れたサウンドです。周波数特性にはやや特徴があって、広域の鳴りがはっきりしてるかなという印象です。音の立ち上がりが非常によく見えて固めの音をしています。

DT770PROとDT990PROのサウンド傾向

そのサウンドの傾向は2機種とも変わらないのですが、開放型のDT-990 Proの方がよりバランスがよく感じました。僕がこれまで聞いてきたヘッドホンの中では、オーストリアンオーディオのヘッドホンのサウンドに非常に近いものを感じました。

フラッグシップモデルとの関係性

フラッグシップのHi-X65、Hi-X60のサウンドとその関係性について、ベアダイナミックのDT-990 Pro、DT-770 Proの関係性はかなり似てると思います。

価格に対する音質の評価

まとめますと、価格に対しての音質ということで言えば本当に素晴らしいと思います。非常にいいです。ただ製品の構造的な耐久性がどうなのかなと思うところがちらほらございました。念のためヘッドバンドとこちらイヤークッションの交換パーツはサウンドハウスで簡単に購入することができるようになっております。

試聴の難しさと購入の勧め

これを気軽に視聴できないのは本当にもったいないです。自信を持っておすすめできるヘッドホンです。気になった方は記事の下部の商品購入ページにアクセスしてご購入をご検討ください。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。今後の記事もよろしくお願いします。ありがとうございました。また次の記事で。

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