Fantech XD3V2マウスとAgileマウスパッドレビュー!高品質でコスパ良し

Fantech XD3V2マウスとAgileマウスパッドレビュー!高品質でコスパ良し

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レビュアー:JUNUJ

JUNUJ

ゲームデバイスの情報ナビゲーター

JUNUJと書いて「ジュンジュン」という。主にFPSに関する情報やゲーミングデバイスのレビューを行い、その的確な情報発信と詳細な製品解説はゲームファンからの支持を集めている。

Fantechの最新ガジェット、XD3V2マウスとAgileマウスパッドがついに日本に上陸します。これらの製品は、高品質ながらも手頃な価格で提供され、そのコストパフォーマンスの高さが魅力です。今回は、これらの製品の特徴と性能を詳しくレビューします。海外ではすでに高評価を得ているFantechの製品を、ぜひご覧ください。

Fantech XD3V2マウスとAgileマウスパッドレビュー|コスパが良い

今回は、Fantechさんがなんと日本に上陸するということで、有線マウスとアジャイルというこのマウスパッドです。こちらをレビューしていこうと思います。これ以外にも、時期は未定ですけど、このARIAとかあとX-D5も、日本に上陸予定になってるそうなので、Fantech好きな方欲しかった方は、少しだけお待ちいただければと思います。

まず最初に「HELIOS UX3 V2」「AGILE MP453マウスパッド」を使ってみた結論からお伝えすると、コスパが良い商品でした。

また「HELIOS UX3 V2」「AGILE MP453マウスパッド」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。

「HELIOS UX3 V2」のメリット2つ

  • 歯切れのいいクリック感
  • 万人受けするマウス形状

「HELIOS UX3 V2」のデメリット2つ

  • 押しづらくはないがボタンが引っ込みがち
  • LoDが長い

「AGILE MP453マウスパッド」のメリット2つ

  • コスパが良い
  • ステッチのクオリティが高く、ひっかかりが気にならない

「AGILE MP453マウスパッド」のデメリット2つ

  • 滑り止め効果があまりない
  • 巻き癖がついている

HELIOS UX3 V2、AGILE MP453マウスパッドの価格

「HELIOS UX3 V2」の価格は、5,982円(税込)です。(2023年12月31日時点)

「AGILE MP453マウスパッド」の価格は、1,780円(税込)です。(2023年12月31日時点)

HELIOS UX3 V2有線マウスのスペック紹介

まずは、こちらのHELIOS UX3 V2という有線マウスから紹介していきたいと思います。まずは、簡単にスペックをこちらバーンとお見せすると、センサーがPIXART 3389 MAX、DPIが16000まで出るモデルになっています。重量が69g、色の展開は2色展開です。有線マウスですけども、ソフトウェアの方がありまして、ライティングや、ポーリングレートや、DPIを変更するソフトウェアもついてきます。

HELIOS UX3 V2のクリック感と音について

次はHELIOS UX3 V2のクリック感や、クリック音の話をしていきます。全体的なクリック感はGM8.0を、まずメインクリックに採用してるので、かなり歯切れのいいクリック感のいいスイッチになってます。他のキーも1週間ほども使っているのですが、何か異音が鳴るとか、キーキー言うとか、そんなことは起きないです。

HELIOS UX3 V2のボタン配置と特徴

ただ一個特徴は、ボタンが引っ込みがちは、そんなに表に出てないのです。サイドボタンも、ほぼ出っ張ってなくて、触ったらサイドボタンって、もちろんわかるのですが、かなり他のマウスと比べると外に出てない形にはなってるかなと思います。ただそれで特に、ものすごく押しにくくなってるってわけではなくて、サイドボタンの形状が特殊で、ここにこう溝があったりして、触ればサイドボタンこの辺にあるなっていうのがわかるので、そういうところが特徴です。快適な持ち方ができるのではないかなと思います。

特徴的な操作感について

操作しづらいってわけではないのですが、一個特徴的かなとは思います。次にこちらのマウスの形状のお話をしていきましょう。まずこの形状Zowie S2の黒になってまして、体部感とかが非常に近いです。全長や幅とかやがかなり寄せられて作られてるかなと思います。S2の形状は、まず形は後ろこぶ、後ろもっこりな形状になってまして、この辺にこぶの頂点がきます。ただそこまで山が大きいわけではないので、変にすごくこう、つかみ持ちだけ合うっていうわけではなくて、後々こう持ち方に関してもお話しするのですが、どの持ち方でもいける、万能型の万人受けするマウス形状にはなってるかなと思います。

前側の逆ハの字とフィット感について

前側の逆ハの字に関しては、若干あるのですが、そこまで明確なフィット感のようなものは得られないです。すごくここが反り返ってて、指にフィットするような感覚はないのですが、若干の逆ハの字なので持ちやすくはなってるかなと感じます。

Sクローンの特徴と手のひらへのフィット感

こういったSクローンの特徴は、この手のひらに当たる部分が、個人的にはですけど、面積が広く感じます。手を当てた時に大きく手のひらに吸着するというか、密着してくれる感じが自分にはあります。全体的な指へのフィット感や、めっちゃピタッと合うってわけではないのですが、手とマウスの触れてる面積が大きくなるようなイメージを個人的には持ちました。かなり万人受けする、いい形状なのではないかなと思います。

各持ち方の解説と被せ持ちについて

次に各持ち方の解説をしていこうと思うのですが、まず被せ持ちです。先ほども言った通り、そんなに山が大きくないので、被せをしても変に指が浮くとか、どこかが足りなくなるようなことはないです。

全長とサイズ感について

全長が120mmとMサイズど真ん中ぐらいのサイズ感にはなってるのですが、高さがある程度あるので、そこまで120mmでも小さく感じるってことは、そんなにないかなと感じました。自分は成人男性の平均より少し手が大きいのですが、それでも少し指がはみ出るかなぐらいなので、被せ持ちもまったくいけるのではないかなと思います。

HELIOS UX3 V2の持ちやすさについて

次はつかみ持ちです。もちろん相性はいいです。ある程度の後ろがこぶ形状になってるので、つかみの時にほんの少しですけど、高さを感じられたりとか、あとはこの全体的に持ちやすいサイド形状が、つかみ持ちでも快適な持ち方ができるのではないかなと思います。Zowie S2のような形が好きな人、オールマイティーな形のマウスが好きな人は、かなり刺さるのではないかなと思います。

3つ持ちやつまみ持ちについて

ある程度のフィット感を生んでくれるのではないかなと思います。3つ持ちです。これもまったくいけます。このマウスはくびれがマウスの中央ぐらいから始まっているので、後ろを持つつまみ持ちです。って方ではなければ、持ちやすいのではないかなと思います。普通の真ん中らへんを持つつまみ持ちぐらいの人に関しては、マウスとの持ち方の相性はいいのではないかなと思います。

ビクトリー持ちについて

ビクトリー持ちというか、小指・くつり指を後ろに下げる人も、角に後ろすぎなければ、この辺までであれば、まったく持てるサイズ感なのではないかなと思います。

この辺になってくると、かなり傾斜横のくびれがきつくなってくるので、むずかしいのですけど、このマウス中央より少し後ろの、この辺に小指が来るのであれば、いけるのではないかなと思います。

マウスの形状とフィット感について

形状とか持ち方に関しては、全体的にほんと万人受けするタイプなので、めっちゃフィット感が欲しいって人だと、物足りなさを感じるかもしれないのですが。Zowie Sのような形が好きな人、オールマイティーな形のマウスが好きな人は、かなり刺さるのではないかなと思います。

センサーの性能について

センサーの話をしていこうと思うのですが、3389センサーです。ガラス製、ハイブリッド布系2、3種類念のため試してみたのですが、マウス飛びが起きるってことは、全くもってなかったです。

LoD調整機能について

ただしLoDが長いです。ソフトウェアで0.1ミリ単位でなんとLoDを調節できるんです。そこはいいなと感じまして。後ろにこれ多分LoD用のセンサーだと思うのですけど、これがまた別でついてるんです。多分これのおかげで、0.1ミリずつぐらい調節が可能ですが、0.5ミリ最も下の低めの浅めのところに設定しても、若干LoDが長く感じました。

マウス動かして戻す時に、そんなに高さが出てない動きをしてしまうと、こうマウスカーソルも一緒に動くような、そういうことが起きてしまったので、そこは改善してほしいなーって部分ではあります。

HELIOS UX3 V2ラストソールの特徴と評価

ラストにソールの話をしていこうと思います。全体的に滑りもエッジの処理も普通にできます。形は上下三日月型で、かなり操作のしやすい、ある程度滑るし止めやすいようなソールになっています。

FantechUX3 V2のレビューと評価

Fantech UX3 V2をレビューさせていただきました。Zowie S2のクロームマウスはかなり形状自体も似通ってる部分があったりとか。このワイヤレスマウスも念のため登場予定になっていますので、気になる方はそちらのXD3の方もチェックしていただければと思います。

S形状のフィット感とワイヤレス版の期待

個人的にはこのS形状っていうのがすごい好みで、ここの手のひらに当たるフィット感はすごく個人的にお気に入りです。それがこのマウスでもしっかり体感できてるので、S形状にかなり近いのではないかなと思います。ぜひこれのワイヤレス版も試してみたいと思うのですが、確かワイヤレスの重量が重かったんです。なのでそれの軽めのものをぜひ使ってみようかなぁとは思いました。

AGILEマウスパッドの紹介と評価

次はこちらです。マウスパッドのこちらかAGILE MP453マウスパッドを紹介していこうと思います。今回提供してもらったのがMP453というものになるのですけども。簡単にスペック表というか、どういうマウスパッドなのか説明していくと、まずAGILEっていう名前を翻訳すると活発素早い俊敏のような意味になるそうですけども、スピード系のマウスパッドになっています。サイズが450×350×4mmのものになっていまして、縦幅は短めになっています。念のため日本での販売価格をこの辺に貼っておきます。海外だとAmazonで10ドルぐらいで売ってます。個人的にコスパ的な面で見るとかなりお得な感じのマウスパッドなのではないかなーとは思います。

AGILE MP453マウスパッドの防湿コーティングと使用感

かなりいい線いってるのではないかなと思います。ホームページで見た感じでは、防湿コーティングがされているそうで、若干のコーティングなマウスパッドにはなってるそうですけども、今1週間ぐらい使ったところで、滑りが変わったっていう印象は特にはないです。激しめに、Call of Dutyでクリアリングしながら使ったので、多分一般的なFPSよりもギュンギュンギュンギュンさせたんですけど、今のところはとりあえずコーティングが剥がれてるような感覚はなかったです。

滑走面の速さとバランスについて

次は滑走面の速さ、スピードのお話をしていこうと思います。Agileだったら名前の通りです。ある程度、スピードよりのマウスパッドにはなってるかなと思います。速すぎるってことはなく、スピードとバランスの中間ぐらい、バランスよりかなってイメージはあるのですけど、速いかって言われるとそうではなくて、他のマウスパッドと比べるとおよそこの辺に位置するかなと思います。スピード的にはG640より少し早いかなってぐらいの印象で、名前の通り活発ってぐらいね、滑るかって言われるとそうではないです。ただこういったスピードとコントロールを兼ね備えてる系のマウスパッドにはなってると思います。バランスよりのスピードタイプぐらいの、ちょうどいい扱いやすいぐらいのスピード感にはなってるかなと思います。

マウスパッドの厚さとスポンジの硬さ

次はAGILE MP453マウスパッドの厚さや、スポンジの硬さの話も含めてしていこうと思うのですが、硬さ的にはこうギュッてした時に少し沈み込むぐらいの柔らかさ、ある程度こうね、マウスパッドの沈み込みの止めのも得られると思うので、その点に関しても止め系のエイムは、やりやすいのではないかなと思います。挙動も、軽いってわけではないので、細かなフリック、ちっちゃめのフリックも効きやすいかなとは思います。

ステッチの処理とクオリティ

ステッチの処理も、ここで解説しておくと、かなりステッチの処理のね、クオリティが高くて細かく縫われてるのですが、マウスパッドとほぼ干渉しないぐらいの高さで、引っかかりっていうのがほぼほぼ感じられないレベルのステッチになってるかなと思うので、表面や、ステッチのクオリティは非常に高いかなと思います。

滑り止めの効果について

滑り止めがそんなに効いてないです。操作中にマウス操作で、マウスパッドごとずれたってことはないのですが、手でこうギュギュギュギュ、机の上で折ったりすると、こう机の上を移動してしまうタイプの滑り止めにはなっていたので、その辺ねこう、滑りにくくしてほしいなーってところではあります。

巻き癖の問題点

問題点は巻き癖です。ここに関しては、ついてない方が嬉しいなーとは思ったのですが、この辺に関しては、正直こう海外からの輸送になってくるので、製造されてからやっぱ日にちが経ってしまうとね、どうしてもしょうがないところではあるのかなと思います。

高評価の理由

ただそれ以外はです、かなり海外では10ドル、ほんと1500円とかで売ってるマウスパッドになりますので、それでこれだけクオリティの高いステッチしてて、ある程度のスピードとコントロールを兼ね備えてて、っていうマウスパッドは、かなり個人的には評価高かったです。むしろその辺の10ドルのマウスパッドって、この辺のステッチが高かったりとか、ステッチがないものとかって多くあると思うのですけど、かなりこのファンテックの裁縫技術というか、高さの調整は、すごく適切だったので、個人的に好感触でした。

今回はファンテックの商品が日本に上陸するということで、紹介させていただきました。

まとめ

まとめていくと全体的に改善点のようなのは見られたと思うのですが、値段とクオリティを考えると、かなり高いものを感じています。毎回マウスを提供してもらって、いつも思うのですけど、安い! ほんと海外だと60ドル? 6、7千円でその時期の最高スペック積んでくるマウスとかバンバン出してるので、コスパのいいメーカーとなってるのではないかなと思います。今後このUX3 V2だけではなく、ARIAやX-D5も登場予定になってるそうなので、ぜひファンテックさんが気になった方は、いろいろ調べてみてはいかがでしょうか。

気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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