今回は、海外で大きな話題となっているFANTECH Aria XD7マウスについて詳しくレビューします。その形状、スペック、Aria Software、マウスソールそして使用感など、個人的な感想を交えながら解説していきます。この卵型の形状マウスが、あなたのパソコン操作をより快適にするかもしれません。ぜひ最後まで読んでみてください。
FANTECH Aria XD7レビュー|OROCHI V2のクローンマウス
今海外で話題のFANTECH Aria XD7を紹介していきたいと思います。
まず最初にFANTECH Aria XD7を使ってみた結論からお伝えすると、このマウスは、OROCHI V2クローンっていうのが、最も伝わりやすいかなと思ってます。
現状OROCHI V2、あとG304とか305卵型の形状を使っている方は、かなり乗り換え先には最適な形状マウスになってるんではないかなと思います。
また、FANTECH Aria XD7のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
FANTECH Aria XD7のメリット2つ
- 付属品が多い
- つまみ持ちには使いやすい
FANTECH Aria XD7のデメリット2つ
- マウスに重みがある
- バッテリーの持続時間が短い
FANTECH Aria XD7の価格
FANTECH Aria XD7の価格は、10,890円(税込)です。(2023年11月10日時点)
FANTECH Ariaレビューのための商品提供について
今回は、海外からお声掛けいただきまして、Ariaをなんと送っていただきました。パルサーX2のレビューを見ていただいたらしく、ぜひ紹介してくださいよって言われて、今回送ってもらいました。
海外では、かなりこうredditとかX(Twitter)の方では、話題になってまして。後々開封から紹介させていただくのですが、形状を最初に、お話しさせていただくと、卵型Razerのオロチーとか、Logicoolの最近だとG303シュラウドエディションのような、ああいった卵形状になってまして。それの軽量版、かなり話題になっている商品でもありました。
使用感と評価
すでに数日使わせていただいたのですが、いいぞこれも。スペックも後々紹介するけど、最新のものを積んでるし、なんなら安いんです。
早速開封からスペックの方を紹介していきたいと思います。さあということで開封の方をやっていきましょう。X(Twitter)の方にツイートが流れてきて、Ariaって書いてあって、気になってたマウスだったんです。いやこの卵型の形状ね、久々使うんで、念のため家電量販店とかで他のね、卵型のシェイプのマウス触ってきました。
Aria XD7マウスソールと付属品の紹介
こいつはどうなるかなって感じです。中には説明書、日本語訳はなかったです。この奥の箱は付属品が多いです。まずはUSB A to Cで替えのマウスソールが1セット。あとこれは気になってたんですけど、このマウスシェルを交換することができるんです。これを外しまして、なんと穴なしにも交換できるっていう形になってます。形状自体は特に変わりはないです。
あとは簡単な名刺のようなものと、買ってくれてありがとうのような紙。あとこれはステッカーシール類にプラスして、なんとこの安さで、マウスのグリップテープまで付いてくるっていう、70ドルぐらいにしてはかなり付属品多めです。
FANTECH Aria XD7のスペックと価格
ここからは、実際のスペック値を紹介していきたいと思います。今回いただいたのが、Aria XD7というマウスになっていまして。値段の方がX2よりも30%ほど安いということなので、およそ60ドルから70ドルぐらいになるのかなと。アーリーエクスプレスだと1万1537円でした。
次はセンサーですが、最新のPixserと3395を搭載しています。そして重量ですけども、シェルを完全に外した状態だと、実測値58g、穴空きのシェルで61g、穴なしのシェルだと63gの重量になっています。
スイッチとLEDの特徴
メインのスイッチにはGM8.0、サイドのスイッチにはHUAのブラックシェルホワイトドットが搭載されていて、全体のRGBではなくホイールの下の部分に充電残量とかが見えやすい、軽いLEDが搭載されていたりしています。
このマウスはトライモード接続に対応していて、Bluetooth有線そして2.4GHz無線接続に対応しています。
FANTECH Aria Software使い方
Fantech Aria Softwareの専用ダウンロードはこちらからできます。「引用元:FANTRCH公式サイトより」
Aria Softwareの専用ソフトでは、以下のマウス設定が可能になります。
- DPI設定
- キー設定
- Windowsのマウス設定
- マクロ設定など
FANTECH Aria XD7ビルドクオリティとシェルの感触
次はビルドクオリティです。基本的に横からの押した感じにきしみとかはなく、全体の穴をボコボコ開けているってわけではないので、シェル自体もそこまで薄いとは感じないです。交換のシェル、こちら側をグッと押しても特に音がすることはなく、穴あきの方に関してはんこ強い力で押すと若干くぼんでる感じが伝わると思うんですけど、こちらのシェルは、めっちゃ強い力で押すとくぼむことはあります。ただ通常の使用に関しては何も問題ないかなと思います。
使用感と重心の位置
つまみ持ちの人に関しては、このシェルはいらないと思うので、完全シェルを外してもらって、この状態で使った方が59gで使用することができるんで、つまみ持ちの人はあんまりここは関係ないかなと思います。重心の位置もしっかりと真ん中です、センサーの位置の真横らへんに重心があると思っていただければと思います。
FANTECH Ariaの形状と大きさについて
OROCHI V2は、他のマウスと比べるとこのサイドのところに特徴がありまして、Razerの公式サイトとかにも載ってるんですけど、この左サイドの部分が普通にこう斜めに削られてるとかではなく、一度こうカーブを描くように、内側にえぐられて作られているようなシェイプになってまして、すごく指がフィットする形状になってるんです。AriaとOROCHIはそこに引っかかりがあります。つまみ持ちはかなり使いやすいんではないかなと思います。
FANTECH Aria XD7の卵形状とその利点
なおかつ卵形状なので、先に向かって先細りのような形状になってるんです。久々に卵型を使うとやっぱ持ちやすいです。この先細り形状は割と万能型なシェイプではあるのですが、若干尖りを感じるというかね、手にフィットする感っていうのがこの先端でも得られるんではないかなって思っています。
ただです、このAriaとOROCHIと比べるとね、やはり若干サイズが変わってきます。今写ってるのがARIAの形状ですけども、これにOROCHI V2を比較していくとこういった形になります。OROCHIの方がだいぶ小さく、若干高さも少しだけ低めです。
FANTECH Aria XD7他のマウスとの比較
ということでAriaは、OROCHI V2を少しサイズアップさせたような形状になっているんです。他のG303シュラードエディションとかと比べるとこんな感じです。G303SEはかなり特殊な形状なんで、比較対象にならないと思うんですが、他にもLogicoolのG305です。この辺と比べても若干サイズ感、あともっこりの場所です、こういったのが変わってくるかなと思います。
Logicoolの卵型は割と後ろもっこり型ですけども、RazerのOROCHIとかはもっこりがちょうどね中央位置にきます。この辺が違いになるかなと思います。
FANTECH Aria XD7持ち方との相性について
次に、持ち方との相性の話をしていきましょう。まず最初にかぶせ持ちです。OROCHIよりサイズアップしてるんで、かぶせ持ちできる人は増えたと思うのですが、やっぱサイズ感的にきついところはありますよね。それとは掴み持ちつまみ持ちですが、基本的にはこういった卵型と相性がいいのは、つまみ、掴み持ちとかになってくるんではないかなと思います。
掴み持ちとつまみ持ちの評価
OROCHIよりも全長が若干伸びたということで、男性の人とか手の少し大きめの人は、掴み持ちしやすくなった印象ではあると思うんですが、今までOROCHI V2の大きさがジャストだったって人は、フィーリングは変わってくると思います。次につまみも本当に相性がいいです。LogicoolのG304とか305だと、サイドの引っかかりのようなのがないのですが、Ariaはそこに引っかかりがあります。つまみ持ちはかなり使いやすいんではないかなと思います。これは本当に便利です。
形状と重量について
このAriaとかOROCHIの形状に関しては、しっかりと先ほども説明しました。このサイドのえぐれっていうのがあるんで、つまみでもかなりこう指が引っかかりやすく、持ち上げやすい形状になってるんではないかなと思います。重量も本当に卵型のマウスの中では、60g切ってくるレベルの重量になってるんで、つまみって本当にこう力入れにくい持ち方だと思うのですが、60g金ペンの卵型っていう他にないマウスなんで、かなり選択肢の中に入ってくるんではないかなと思います。
ホイールは1ノッチ1ノッチ、コリコリっとした感覚になってまして。力加減で言うとX2とほぼほぼ一緒ぐらいかなといった印象です。1ノッチずつが細かいというか、カチカチカチカチカチのような、細かめのノッチになってるんではないかなと思います。
FANTECH Aria DX7の実際の使用感
実際に使ってみての感想をお話ししていきたいと思います。はいということで先ほども言ったんですが、やっぱ卵型って掴みやすいです。OROCHI V2クローンっていうこともあって、かなりサイドのシェイプも持ちやすいんです。やはりこのサイドのえぐれた形状、この指のフィット感っていうのが素晴らしいのと、万能型ではあるけども持ちやすいこの形は個人的には好きでした。若干手のサイズは成人男性よりも大きめですけども、それでもピシャッと持てるので、およその人が使いやすい大きさとか形状になってるんではないかなとは思います。
価格とボタンについて
値段が海外から取り寄せても1万2000円ぐらいになるってことなんで、そこまで購入の壁は高くないんではないかなっていうふうに思いました。タイドボタンの形状もまったく自分の好みで、PulsarーX2のこの形状がどうしても苦手ですけど、FANTECH Ariaのこのサイドボタンの形状、個人的にはすごい好みでした。BLUEDOTを使ってるのもあって、押し心地もいいですし、個人的に満足度かなり高めな商品と言ってもいいんではないかなと思います。
改善点の提案
ただし、ここからです、もったいなとなる部分があったり、ここはなっていう部分があったので紹介していきたいと思います。まずこのマウストライモード接続に対応してると言いました。正直ゲーマー、1ゲーマー視点から言うと、これは本当に便利です。Bluetooth接続はいらないから、少し軽量化してくれたらありがたかったなというのはあります。サイズ感的に持ち運びしやすいんで、Bluetooth搭載でも商品は間違ってないかもしれないんですけど、やっぱゲーマー目線から言うとBluetoothいらんよってなってしまうのです。
交換シェルについての意見
あとはこの交換のシェルです。現状Ariaの場合は穴開きか穴なしかのような。重量が左右されるような交換しかできないので、形状自体は全くもって変わらないんです。その形状を変えるようなこの後ろのシェルを出しても面白いんではないかなと思いました。
FANTECH Aria DX7の持ちやすさについて
それとは、掴み持ちなおかつ手が大きめなおかつ奥の方を持つ方に関しては、親指がどうしても前の方に行っちゃうんで、サイドボタンが押しにくいかもしれないです。前の方は押せるんですが、後ろが押しにくい。親指曲げ目にしないと押しにくいかな。そういった人は窮屈に感じるとは思います。
そして最後に最大の弱点、バッテリー時間が40時間という表記がありました。3日間くらい使ったんですけど、そこまで短いなと感じることはなかったんですけど、最近本当に70時間ぐらいが平均になってますので、バッテリー時間をもっと増やしてほしいです。
FANTECH Aria XD7評価とまとめ
ということで以上、Ariaを使ってみての感想。良かった部分と悪かった部分を話しさせていただきました。現状OROCHI V2、あとG304とか305卵型の形状を使っている方は、かなり乗り換え先には最適な形状マウスになってるんではないかなと思います。
個人的には、トライモード接続とか惜しい部分もあったのですが、かなり満足した形状マウスになっていますので、気になった人はぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
FANTECH ファンテック ARIA XD7 ARIA エックスディーセブン ゲーミングマウス ワイヤレス 重量 59g 無線 有線 両対応 PixArt PAW3395 光学式センサー KailhGM8.0 採用 国内正規品 ホワイト XD7 WE