「VM600PEプロエディション」その名の通り最新の技術を惜しみなく投入したゲーミングマウスのレビューをお届けします。独自開発のエンジン、最新の「Pixart 3395」センサー、さらには「Mag-Infinityスイッチ」など、一流のスペックを誇るこのマウスの詳細な特徴と利点を解説します。付属品も充実しており、その完成度の高さは見逃せません。ただし、重量調整ができない点は注意が必要です。
ELECOMのマウスとキーボード

みなさんこんにちは、JUNUJでございます。今日は、ELECOMさんからです。最新のゲーミングデバイスを提供いただけたということで今回もレビューしていきたいと思います
なんとELECOMさんから提供いただきまして、自分が気になってたこのマウスやキーボード。今回も良い部分も悪い部分もお伝えしていければいいなと思います。
スペック詳細:VM600PEプロエディションの性能

早速、スペックを説明していきましょう。まず「VM600PEプロエディション」ということで、かなり性能自体は最新のものを積んでいます。エンジンも独自開発のもの、センサーにも「Pixart 3395」っていう、超最新のセンサーを独自に改良したモデルが搭載されていたり、あとはマウスパッドとの距離を測る「Dセンサー」がついていて、さらに「Mag-Infinityスイッチ」っていう、光学式と磁気を融合させたようなスイッチも搭載しているということで、かなりスペックは高い製品になっているかなと思います。
商品のサイズと付属品:VM600PEプロエディションの特徴
全長自体は123.5mm幅66.5mm、高さ42mmぐらいになっているので、少しサイズ感大きめの左右非対称のマウスになっています。付属品が優秀で、ソールが2種付いてきたりとか、グリップシート全体を覆えるグリップシートが付いてきたり、あとクリーニングクロスも付いてきたりします。
ビルドクオリティについて

スペック紹介が終わったところで、早速まずビルドクオリティから紹介していこうと思います。全体的に強めにグッて押しても、重量が75gなので、シェルがしっかり作られてるのもあって、軋みやたわみを感じることは全くもってなかったです。どこかのボタンで誤作動が起きるとか、あと振って音が鳴ることも全くありません。しっかりと作られているのですが、しかし、このマウスは重量調整が出来ないのが残念です。
ホイールの感触について
ホイールを下に回すと自分の場合は尾崎豊のベッドくらい軋む。その軋んだ感覚っていうのが指に伝わってくるような感じです。若干ストレスがあったのです。そこが、1個だけクオリティに関しては残念でした。
重量についての考察

次に重量に関してですけど、今回こちら75gなんですが、Xrの動向を念のため観察していると、多分、今軽量マウスを開発中だと思うんです。この辺のスイッチをなくしたら2、3g減るんですけど、みんなはどう思いますか?といったアンケートを取ってたりもしてたので、おそらく次は軽量マウスを出してくると思います。重量が75gでもしょうがないというか、剛性を高めたモデルで、次回は軽量モデルのような感じにしてくるのではないかなって、予想してます。これは勝手な予想です。
シェイプ形状について

次にやってきました、シェイプ形状の話をしていこうと思います。まず形自体ですが、上半分は左右対称になってて、下半分が左右非対称になってるっていうね、NP-01のような形状になってまして、この形状がグッドです。こういった形状って、多分ね名前がまだついてないと思うのですけど、ある意味こうハイブリッド型というか、本当左右対称と非対称くっつけた形なので、ハイブリッドマウスみたいになるのかなとは思うのですが、左右対称を使ってる人でも左右非対称を使ってる人でも、どちらでも馴染みやすいような形状になってると思ってまして。
右サイドのデザインについて
まずマウスの右サイドです、このサイドボタンがある方に関しては、しっかりとくびれもあるし、しっかりと逆ハの字になってます。で、この位置ここに親指がめっちゃフィットする、こう持った時にかなりこのくびれと逆ハのね、ちょうどいい位置があって、ここに親指を置いた時のフィット感が素晴らしいのです。
VM600PEの特徴的な形状について

なおかつ、こちらの膨らみがある方に関しては、逆ハの字がシュって降りてなくて、若干こう丸々ながら、外に丸々ながら降りてるって形になってます。左と右で逆ハの形状が違ってて、面白い感触にはなってるのですが、注目すべきなのはここの形状です。光の当たり加減で、面白いくぼみ方してるなっていうのがわかると思うのですが、しっかりとここに薬指が当たってくれることによって、ここもフィット感あるのです。
フィット感とマウス形状の評価
ここも逆ハの字になってて 全体的にフィット感自体はいいと思います。人によっては本当に神マウスって呼ばれるようなマウス形状にはなってるかなと思います。ただこういうマウスって人によっては、刺さらない部分がありまして。
マウスの出っ張り部分と持ち方の相性
この後紹介していくのですが、ここの部分がやっぱ出っ張りがあって、マウス中央ぐらいまでは同じような逆ハになってるのですけど、この辺から膨らむので、ビクトリー持ちや指を後ろ側に持ちますのような人に関しては、正直なところ膨らみの部分に指が当たっちゃうと思うので、きつかったりします。
サイドボタンの位置についての評価

あとはサイドボタンが若干奥めについてます。見てもらったらわかると思うのですが、中央がここですけど、かなりこうサイドボタンが奥めになっちゃってまして、ここは正直ちょい後ろでいいなって風に感じました。正直この位置は、かぶせ持ち用のような位置になってて、指を伸ばしておくと、ちょうどねサイドボタンの真下に来るのですけど、つかみ持ちをやると、サイドボタン手前の後ろ側を持つ感じになるので、ここはサイドボタンの位置は正直微妙かなと思います。
VM600PEのフィット感と形状の評価
といった感じで、非常にフィットする場所が多くあって、しっかり逆ハの字になってるので、形状は人によってはバチン刺さると思います。
持ち方との相性のお話をしていこうと思います。まずかぶせ持ちです。非常に相性が良いです。絶妙にフィット感が得られる箇所が何箇所もあって、なおかつ全長自体も123から4mm近くあるので、日本人がかぶせ持ちするには、ぴったりぐらいの感じになってるのではないかなと思います。
VM600PEの持ち方について
次はつかみ持ちです。これもかなりフィット感がいいです。先ほどもお話ししたビクトリー持ち、薬指小指を後ろ目に持つ人は、この膨らみの部分に指が干渉してしまうので、合わないかなと。ただ普通のつかみ持ちに関しては、かなり先ほどもお話ししたフィット感の部分に関してはバシッと決まると思います。
つまみ持ちの評価
次につまみ持ちに関しては、正直三角。微妙って感じにはなります。公式の方もつかみとかぶせ持ち推奨のような感じで、ホームページに載せてるので、そんなに相性良くないかなと思います。このお尻のプリッとした部分がつまみ持ちではつかみづらいと思うのですけど。それで今回のマウスのソールは滑りがいいのではないかなと思います。
サイドボタンの位置について
このお尻のプリッとした部分に小指や薬指が来てしまうと正直なところ、使いにくいっていうのと、やっぱりあとはサイドボタンです。前目についてるのでつまみだと正直手前側を持ちたい人に関しては、奥が遠くなると思います。なので基本的に相性はそんなに良くないかなと思うので、実際触れる人は家電量販店とかでチェックしてみてください。
光学式スイッチの評価
次にこのマウスのクリック感やスイッチのお話をしていこうと思います。最初にもお話ししたのですが、このマウスは光学式のスイッチになってまして。メカニカルのものよりも高速でなおかつチャタリングもないっていうかなり優秀なスイッチになってます。さらに光学式ってだけじゃなくて 磁器を使ったスイッチになってまして。これがSteelSeriesのプライムワイヤレスとかと 似たような構造になってます。そうしたハイブリッドのような形ですごく面白いスイッチを作り出していて 個人的に好印象です。なおかつクリック感とかクリックの音も非常に良くって。
磁石系スイッチの音と感触について
この磁石系のスイッチっていうのが若干メカニカルとは音が違うのですけど、それでも聞き心地の良い音というか、心地良い音を鳴らしてくれるので、個人的に音もクリック感も非常に好みでした。
この磁器系のスイッチって押し心地にひと癖あって、好き嫌いはそんなに分からないと思うのですけど、光学式マウスって直感が出るスイッチもあったりするのですけど、非常にカチカチ感の気持ちいいスイッチにはなってると思います。他のスイッチ自体もかなり押し心地は普通にいいのではないかなと思います。
LODとソフトウェアについて

LODとソフトウェアのお話をしていこうと思います。このマウスはDセンサーっていう LODをまた別で測るセンサーが付属してまして。ここに変な穴が開いてると思うのですけど、センサーとはまた違った位置にLoDを調節するセンサーが付いてます。しっかりとソフトウェア上で LODを調節することもできますし、あとはそのマウスパッドに対しての適正のLODをテストしてくれるようなモードがあります。それで求めるのもありかなと思います。
ソールの特徴と評価
ラストにソール関係です。今回しっかりと個人的な好みですけど 点ソール丸ソールにも対応してますし、今回のマウスのソールは滑りがいいのではないかなと思います。非常になんというかシンプルな感じでいいです。このデザインのシンプルさが非常にいいです。これが嫌だっていう人は上からまた別のソールを張り替えることによってこの辺にも貼れるので、どちらの質感も味わえるっていうのをしっかり作り込まれてるソールになってるのでここも非常に評価は高かったです。エッジの処理自体も非常に適切に行われてますし、滑り自体も早すぎることもなく、遅すぎることもないぐらいeスポーツタイガーでいうARK1、ARK2の間ぐらいの質感にはなってるので、非常に扱いやすいソールだし、完成度も高いソールかなと思います。
付属品の評価
付属でしかもしっかり2セット付いてくるので、付属品はかなり優秀かなと思います。
今回はとりあえずマウスを最初に紹介させていただいたのですが、先ほどもお話しした通り、シェイプもいいし、剛性もしっかりしてるし、色々なところが考えられてるソールや、センサーや、フィット感や、かなり完成度自体は高い、いいマウスになってるかなと思います。ただし軋みがあるとか、あと重量が75gっていう時点で、若干軽減して買わないっていう人は増えるかなと思うので、もし今軽量マウスが開発されてるのだとしたら、個人的にはそちらのマウスも気になります。それぐらい完成度が非常に高いマウスだなと感じました。ぜひ気になった方はVM600PEで検索してみてください。
ELECOM GAMING Keyboard VK300Sの魅力と推奨ポイント

ということでお次、お次このキーボードですけども、これも完成度高い、めっちゃ推したいのですがめっちゃ推し、またもや推し、そんな商品になってます。紹介していきたいと思います。
まずはです、簡単なスペック開封をお見せしていこうと思います。ということで、キーボードのスペックをざっくり説明していこうと思います。今回紹介するのが65%キーボード、10キーですりもかなり小さめのサイズ感になってます。フォーリングレータは最大1000Hz、素材にはPBT素材を採用していて、少し高級なキーキャップが付いてます。接続はType-C接続、軸の種類は3種類あります。FPSをやるには銀軸を選んでいただければいいのではないかなと思います。そして付属品にはグリップシードが付属しています。
VK300Sの質感と外装について

スペック紹介とか終わったところで、まず早速質感とか外装のお話をしていこうと思います。外装的には、非常になんというかシンプルな感じでいいです。このデザインというか、このシンプルさが非常にいいです。普通の樹脂っぽい感じの見た目をしててなおかつキーキャップはPBT素材っていう、普通のキーボードよりも値段が上がるお高めの素材を使っていて、触り心地とかめっちゃめっちゃいいです。
最近PBT素材っていうのを使用しているキーボードが増えていて、15000円を超えてくるようなキーボードは、急速にPBT素材を採用しているのですが、それをこの価格帯で採用したのは非常に高感触でした。キーの印字自体もオシャレな感じで、フォントも個人的には好きでした。
VK300Sの改善点
ただ2点ほど残念な部分がありまして。まずここはテカテカしてて指紋もすごい目立ちやすい。マウスの底面も似たようなテカり方してるのですけど、それと似たような素材感で安っぽく見えます。さらに個人的にはここもあまり仕様が古いかなって思います。この辺で今日本語入力か英語入力かとかが多分わかると思うのですが、一般の人ってここ見るんかなっていうレベルで、個人的に一度も見たことがないのですが、それがこの上に表記されているっていう、見た目古いキーボードみたいに見えちゃう、そこが残念です。
VK300Sのパッケージデザインについて
ただしこれが入ってた入れ物、半紙のような入れ物に入ってたのですけど、それが日本っぽさが出てていいなって感じました。半紙に筆文字でVカスタムみたいに書いてあって、このデザインいいやんってなったのに、この辺が非常にもったいないポイントでした。
キーキャップの特徴と評価

次はキーキャップ。先ほどお話ししたのですが、キーキャップをさらに詳しくお見せしていこうと思うのですが、形状が変わってまして、上側にフィット感が出るようなくぼみというか凹凸があるのです。これのおかげでキーの誤爆が防げたりとか、多分するのではないかなと思うのですが、初心者の人とかはありがたいと思いますし、この凹凸があるからキー操作がしにくくなったとか、特段こう変化があったってわけではないのですが、指を置いた時に軽くフィット感があったりとか、質感も非常にいいので、この辺のキーキャップの選定というか製造に関しては、個人的には評価高いです。
キーボードの特性と使用感
次はこのキーボードです、シルバー軸を搭載しています。アクチュエーションポイント1.4mm、ストロークが3.5mmになってまして。その辺の銀軸よりかは若干位置高め、ストロークとかアクチュエーションポイント高めではあるのですが、使いやすい高さぐらいにはなってるかなと思います。
音の大きさについての評価
だがしかし音がうるさい。銀軸ってそこまで静音性がないのは分かっていたのですが、スイッチをそのままブスって挿しただけのような感じの音が鳴ります。静音性が皆無でカンカンカンカン音が鳴ります。銀軸はその音が好きというので使ってる人も多分中にいると思うのですが、音の聞こえはいいのですが大きすぎる音が。その辺の静音性のようなのを個人的に上げてくれたら嬉しいなと感じました。
軸の選択と改善要望
軸は他に赤軸青軸があるのですが、そちらを買ってしまうとストロークとかアクチュエーションポイントが、一気に1.9ミリとかになってしまうのです。なのでFPSをやるってなると強制的に銀軸が生かされちゃうのですけど、その銀軸を選ぶと音がうるさいようなことが起きてしまうので、その辺は今後改善してほしいなとは思いました。
VK300Sの特徴的な仕様

ここからベタボメさせていただこうと思うのですが、中身の仕様がいい。まずここにずっと挿さってるこれ、これ何かっていうとこのマウスのドングルになります。USBレシーバーってやつです。それをここに挿してます。
65%キーボード限定にはなってしまうのですが、ここにマウスのドングルを挿せる場所っていうのが専門でついてます。メーカーさんに問い合わせたところ、PCからのノイズを防いだり通信速度を、さらに高速に伝達できるように設計されたらしいです。
デスク周りをすっきり見せるデザイン
なのでここに挿しておけばこのキーボードのケーブル1本でマウスの操作もキーボードの操作もどちらもPC側に送れるっていう仕様になってます。これ個人的に非常にいい考えだなというか、デスク周りをすっきり見せたい人にはすごく好印象です。
あとはこのキーボードの中身のエンジンのような中身の脳みそ的な部分もしっかり独自である程度開発されているみたいで、より高速に通信できるように設計されているっていう風に書いてあったので、その辺もしっかりとオリジナリティ感のようなのは出てるのかなと思います。
付属品についての評価
ラスト付属品に関してですが、グリップシートがこのキーボードにもついてます。このキー一個一個に貼れるような、小さいゴム製のグリップシートがついてるのですが、うーん、正直、別売りでも、もしかしたらいいのかなとは思いました。
今までキーボードを使ってた人に関しては、使わないものだと思うので、その分、数百円とか下げてくれたら、個人的には嬉しいなとは感じました。
今回、キーボードを紹介させていただきましたが、まず、PBTっていう素材選びや、あと、このキーの凹凸、USBレシーバー、この辺は本当に神だと思います。
ということで以上です。ELECOMさんから2機種を今回提供いただいたということで、紹介させていただきました。
まとめ
辛口にはなってしまったのですが、先ほどもお話しした通り、性能もフィット感も非常に素材と機能性が非常にいいので、安っぽさやあとクオリティに関して上げてくれたら、本当に本気で押せるゲーミングデバイスになるかなと思います。今回の製品も非常に良かったのですが、今後の製品にもかなり期待できるのではないかなと思っています。
気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。
エレコム ゲーミングマウス V custom VM600PE ワイヤレス 無線2.4GHz/有線両対応 充電式 8ボタン DPI26000 650IPS 50G 距離センサー搭載 75g グリップシート付属 M-VM600PBK ブラック

エレコム ゲーミングキーボード V-custom VK300S 有線 RGB テンキーレス 65%サイズ メカニカル ネオクラッチキーキャップ 銀軸 スピードリニア USBポート搭載 TK-VK300SBK
