最新のELECOM GAMING VK600Aキーボードは、10月18日についに発売され、その後再販もされています。ラピッドトリガー搭載で、0.1ミリからの反応が可能な高性能モデルです。打鍵感や音質にこだわり、さらには誤爆防止の工夫も施されています。この記事では、その魅力と詳細なスペックや設定方法を徹底解説します。是非、最新のゲーミングキーボードの性能や値段をチェックしてみてください。
ELECOM VK600aレビュー|ラピッドトリガー搭載の高性能モデル
まず最初に「ELECOM VK600a」を使ってみた結論からお伝えすると、正直コスパがまずなかなかに良かったのと、打鍵オン打鍵感もしっかり考えられた構造になってます。
スペック性能に関してもしっかり今のトレンドというか、しっかりと最新スペックを捉えてきてくれてるので、基本的なところに関しては文句なしかなっていう感じです。
また「ELECOM VK600a」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
ELECOM VK600aのメリット2つ
- 余分な力が入らない打鍵感
- ラピッドトリガー搭載で有利にゲームができる
ELECOM VK600aのデメリット2つ
- 高さ調節やケース交換ができない
- 個別設定は1つずつする必要がある
ELECOM VK600aの値段
ELECOM VK600aの値段は、amazonで22,980円(税込)です。(2024年2月14日時点)
ELECOM VK600a発売日
ELECOM VK600aの発売日は、10月18日です。
ELECOM GAMING VK600Aキーボード外観チェックと内容物の紹介
次は重要な外観チェックをやっていきたいと思います。まずは外箱から。皆さん前回の外箱覚えてますか。おもちゃの箱っぽい安っぽさのようなのが目立ってしまってたんですが、今回はシンプルになってます。
中にはキーボードが入ってるんですが、内容物はキーボード、ケーブル、キーキャッププーラー、替えのキーキャップ、説明書とステッカーという形になります。
ELECOM VK600aキーボードの素材とデザイン
実際の見た目はこんな感じになっています。今回シロを自分はいただいたんですが、素材は樹脂製のものになっています。金属とかそういうものではないのですが、CIOの充電器分かる人いるかなと思うんですが、あれに表面の素材感は近いかなって感じがします。
キーキャップの素材と耐久性
変なテカリもなく、比較的かなり安っぽい感じは払拭されたかなと。そしてキーキャップの方も見せていこうかなと思うんですが、こちらはPBT素材のキーキャップになっています。通常の安いABSっていうものよりも、少し高級感あって、テカらず、剥げにくいっていう素材になってます。念のため二層構造なので、基本的には数年使っても剥げないっていう風に言ってました。
ELECOM GAMING VK600Aの特徴と機能
でも高さ調節は2段階。2段階目のは高くなります。そしてUSB-Cの給電、そしてさらに右上の方にUSBハブのようなのがついてます。こちらです、USB2.0でデータ通信ができるんですが、マウスのレシーバーをここに挿すと、なんと無線マウスが動いちゃうというものになっています。安価なモデルでもなんとかなるぐらいのものになっているんです。でも残念ながら、ウーティンみたいにケース交換は多分これ99%ぐらいできないです。
打鍵感や打鍵音について
ということで、次は打鍵感や打鍵音に関してです。中の人が、自信満々に、今回打鍵感打鍵音はこだわったと言っていたので、まずはみんなに打鍵音から聞いていただきたいと思います。ということで音に関してはなかなかいいんではないかなと思います。なかなかいいというか、有名直系キーボードの中で、トップクラスだと思います。
音質の秘密と他社製品との比較
それには理由があります。まずこのキーボード、旧音パッドっていうのが2枚入ってます。名前の通り、打鍵感を小さくして、反響音をなくしてっていうものがです、2枚ほど入っています。エレコムより安いね、直系キーボードってあるんですけど、そちらだと旧音パッドが1枚少なくなったりとかってことが起きちゃうんです。
なので、しっかりと安いモデルよりも、音がまず良くなってます。さらに、このエレコム製のキーボードは、ウーティンやエペプロのような他社製の有名なものと、使ってるスイッチっていうのが若干変わってきます。エレコムのものはライン社製、ウーティンなどはガテロンのものが入っています。
ELECOM VK600aスイッチの違いとその影響
何が違うのかっていうと、ざっくりですけど、中身分解してお見せしようと思います。まずは、ステムと呼ばれている場所、キーキャップが刺さる場所です。見たら分かる通り、ガテロン製のものはただの十字になってるんですが、レイシャス製のものは十字にプラスして、カッコみたいなのがあります。これボックスステムっていうんですけど、周りに支柱があることによってキーキャップがぐらつきにくくなるんです。
バネの特性と音について
さらに、バネに関してもだいぶ変わってきて、ガテロンの方がぶっとくて大きいバネが入ってます。これ前に音の検証というか比較もしたんですけど、大きくて太い分打鍵した時にバネの音が聞こえてきちゃうんです。ですが、レイシャス製の方に関しては、このバネ音の音も小さくて細いので、基本的には聞こえないような仕組みになっていたりします。
さらに一つ、中のです、構造的に切り欠けみたいのがあって、なるべくこうやっぱ片付きを抑えるような仕組みになっています。以上、この3つです。
スイッチの構造とキーオフ感度について
だいたいわかりやすくスイッチの構造が違うのですが、高性能とは言わないんですが、安価なモデルでもなんとかなるぐらいのものになっているんです。 そしてキーオフ感度は上にあるんです こちらは何を意味するかというと キーが1ミリ上げられたらオフされるっていうことです。
ELECOM VK600a打鍵管の特性とメリットについて
色々なことが考えられているようです。構造のスイッチになってます。でも打鍵感に関して、この片付きが抑えられることによって、変なぐらつきもないんで、キーがスッと降りてくれて余分な力がいらないのも非常にメリットになります。打鍵感が、これによってこのガテロンのものよりも良くなってるんです。
ELECOM VK600a設定とカタツキの抑制について
そしてさらに、このカタツキが少なるという部分です。非常に磁気系キーボードでは重要になります。こういった磁気系キーボードって、0.1ミリ押し下げるだけで反応してしまったりするんです。
設定によっては、ってなってくると、このカタツキで下手したらキーが誤爆しちゃうんです。なので、この片付きを抑えたスイッチを採用することで、誤爆も少なくなっているというキーボードになっています。
このカタツキや、急音パッドやを使用して、打鍵管打鍵音を、基本的には他のメーカーよりも良くしているというお話になります。
ELECOM VK600aラピッドトリガーやアクチュエーションポイントについて
そして、次は肝心のラピッドトリガーや、アクチュエーションポイントのお話をしていこうと思います。まずはざっくりスペック値的なのをお話しすると、アクチュエーションポイントが最短で0.1ミリから作動します。
ラピトリに重要なリセットポイント、こちらも0.1ミリから調整が可能です。ここのスイッチに関しては、ウーティンや、エーペックスプロと全くもって同じ数値を設定することが可能です。
ELECOM VK600aラピットトリガーの説明と設定方法
では、ここでラピットトリガーとかについて説明していこうと思います。ただラピトリについて詳しく説明すると本当に2万年ぐらいかかるので、こちらのソフトウェアエレコムゲーミングのソフトウェアで、こうやって設定するとこういう動きになるというお話を交えてしていこうかなと思います。こちらは多分ホームページとかからダウンロードできると思うんですが、開いてもらうとこのキー設定というのが出てきます。
キーON感度とキーOFF感度の重要性
で重要になってくるのがここ、キーON感度とキーOFF感度という場所になります。これは別名です、キーON感度がアクチュエーションポイント、キーOFF感度がリセットポイントという名前のものになります。ぜひ買ったらです、ここは必ず設定してください。
キーON感度とキーOFF感度の具体的な説明
でまずキーON感度って何なのかっていうと、これ矢印が下に引っ張ってあって1ミリって書いてあるんですが、この名前の通り、キーを1ミリ下げてあげればオンになる。要はキャラクターが動き出したりとかリロードされたりしているっていうことです。そしてキーオフ感度は上にあるんです。
こちらは何を意味するかというと、キーが1ミリ上げられたらオフされるっていうことです。しかもこのキーは2ミリとかで使いたいっていう時にも個別で設定が可能なのでアイテムを拾ったりすることができます。それが、今1ミリと書いてあります。
キーOFF感度の詳細と調整方法
次はこちらのキーOFF感度っていう方です。これは今と逆で、上に1ミリって書いてあるんですが、これその下げたとこから1ミリ上に上げてあげればキーがオフされる。キャラクターが止まったりしゃがんでるのであれば、立ち上がったりとか。本当にキーがオフスイッチがオフされる高さになります。
これが、先ほど言った0.1ミリから調整が可能になっています。でもちろん0.1だけじゃなく、0.2とか0.3とか0.4とか、0.1ミリ単位での調整が可能なので、キー設定で誤爆しないくらいの高さを自分で見極めて使ってみてください。
ELECOM VK600aラピッドトリガーの特徴とメリット
ここの2つの数値っていうのがラピッドトリガーで重要な数値になってきます。簡単に言ってしまうと、どの高さにあってもここに書いてある分だけ動かせばキーがオンオフしてくれます。
本当にキーが変な中途半端な位置にあっても、0.1ミリ下に下げてあげればオンされるし、0.4ミリとか上に上がればオフされると、これがどこでもオンオフできちゃうっていうのがラピッドトリガーになります。
ラピッドトリガーのゲームへの影響
今までのメカニカルスイッチってこの2つがです、数値決まってたんです。でもどこでもオンオフできなかったんです。位置が決まってたので、そこを移動するしかなかったんですが、ラピッドトリガーを搭載することによって、どこでもオンオフできるというものになります。ですが、VALORANTとかであれば、とっさに立ち止まったりすぐに動き出せるというので、非常に有利にゲームができると言われています。
キー感度の設定とその反映
ここに書いてある2つの数値、キーオン感度とキーオフ感度は、すべてこのキーボードのキーすべてに反映されます。0.1ミリに設定したら、このコントロールもエスケープもこの辺の全てのキーが0.1ミリで反応してくれるようになります。
個別キー設定の方法と利点
で1つのキーずつ個別でこうやって設定したいよという人は、クリックしてもらって詳細設定って開いてです、ここにキー個別設定っていうのがあります。ここで数値を変えてあげると、各キーごとに設定が可能になっています。なので、他のキーとかは誤爆したくないから1ミリとかで使ってみて、でもこのキーは2ミリとかで使いたいっていう時にも、個別で設定が可能なので。
ELECOM VK600a個別設定の注意点と改善要望
WASDのようなキャラクター操作を直感的にしたいよって人は、こう開いてもらって調整するっていうのが個人的にはお勧めかなと思います。でもここで注意点があります。まず1つが個別設定したいものに関しては1キーずつこうやってやっていかないといけないっていう面倒くささがあります。あのエルコムさん、ここ改善お願いします。
キー設定の詳細と制限
で2つ目ここに詳細設定は最大20キーまで登録できますって書いてあります。これ書いてある通りで今ここに設定したと思うんですが、この設定っていうのは最大20キーまでしか設定ができません。全部で71キーぐらいあるんですけど確か。
それの71分の20ぐらいしか設定ができないので、個数制限があるというところだけご注意ください。多分ねこの個数制限に関しては他メーカーよりも若干制限かかっちゃってる感じなので、そこが特殊かなと思うんですが、でも20キーを正直使い切るということはなかなかないので、20でもまったく足りるかなと思います。ぜひぜひこの辺は頑張って設定してみてください。
ELECOM VK600aソフトウェアの機能紹介
で次はソフトウェアの方も紹介しちゃおうかなと思います。まずこの同じくキー設定の画面でできることです。1つ目が普通にキー設定の割り当て割り振りも可能になってます。あとは直径キーボードでおなじみですけど、セカンドアクションっていうのがあります。
こちらですJのセカンドの部分にDSBと入力したんですが、このメモ帳で見てもらうとわかりやすいんですけど。Jを軽く押し込むとJがこう入力されます。Jを深く奥の方まで押し込むとこんな感じでDSBと入力がされます。簡単に言ってしまえば簡易マクロキーのようなものですけども、何か仕事とかに使いたいなという方は活用してみてください。
ELECOM VK600aゲーミングキーボードとライティング設定
あとはゲーミングモード。これはゲーム中に誤爆しないようにWindowsキーとか無効にできるってものになります。そしてライティング。この辺は自分が好きなRGBライティングを選んでください。そんなに量は多くないんですけど、キーごとにライティングを変更もできます。あとはファームウェアのアップデートもできるようになっています。
ELECOM VK600a使用感の個人的な評価
基本的にソフトウェアは簡素な感じになっています。ということでラスト、個人的に使っていてここ気になるなと思った部分について話し終わろうかなと思います。
まず一つ目は高さ調節の部分です。先ほども言ったんですけど2段階調節になってるんですが、ね2段階目の角度が急です。正直リストレストが欲しくなるぐらいの高さになるので、ここは好みかなとは思うんですが、1個注意しておいてください。
1:カスタマイズ性について
一つ、好みによるんですが、ケース交換が残念ながらできないです。ルーティンとかみたいに変わったケースを使うとかはできないので、オリジナリティは出せないと思ってください。ただ、キーキャップとかは好きなのを入れ替えたりすることは可能なので、その点は楽しめるかなと思います。
2:キャップスロックインジケーターについて
あと個人的な好みの話ですけど、左上のこのキャップスロックのようなやつ、インジケーターは前回の動画でも言ったんですけど、あまり好みではないんです。便利ではあるんですが、ここは個人的な意見ではあまり好きではないっていうね。
3:RGBライティングについて
あとは3つ目、これも趣味嗜好になるんですが、RGBライティングに関してはそんなに量は多くないかなと。このソフトウェア自体念のためできて1年ぐらいになるのかなと思うので、この辺は今後の発展に行きたいかなと思います。
まとめ
以上です。正直気になるのもそれくらいです。今回はエレコムのVK600を紹介させていただきました。まとめていくと、正直コスパがまずなかなかに良かったのと、打鍵オン打鍵感もしっかり考えられた構造になってますし、スペック性能に関してもしっかり今のトレンドというか、しっかりと最新スペックを捉えてきてくれてるので、基本的なところに関しては文句なしかなっていう感じです。
ということで、こちらのVK600が気になった方は、概要欄とかにURL貼っておくので、ぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。
エレコム ラピッドトリガー ゲーミングキーボード V custom VK600A 有線 着脱式 磁気式アナログ検知スイッチ搭載 テンキーレス 65%サイズ ホワイト TK-VK600AWH