Edifier S880DB徹底レビュー!説明書、音質、デザイン、他機種との比較など

Edifier S880DB徹底レビュー!説明書、音質、デザイン、他機種との比較など

レビューした人

レビュアー:ふるちガジェット

ふるちガジェット

美しさにこだわるガジェットレビュアー

「ふるちガジェット」は、デスクアクセサリー、オーディオ機器、バックパック、自作PCのレビューに精通するYouTuber。彼のレビューは、商品の深い知識と実用的な視点を美しい映像で伝えており、ファンからの信頼は厚い。スピーカーや最新のガジェットに関する比較レビューは、その詳細な解析と個性的な表現で際立っています。酒を楽しむ人間らしい一面も、彼のレビューに親しみやすさとリアリティをもたらし、視聴者に新たな視点を提供しています。

2023年現在、まともな白スピーカーがありません。そんな中、3万円台で今買うべき白スピーカーを紹介します。その名もEdifier S880DB。音質、デザイン、コスパ、全てにおいて満足できること間違いなしの一品です。この記事では、その魅力を徹底レビューします。Amazonでの購入も可能なので、ぜひチェックしてみてください。

Edifier S880DBレビュー|今、買うべきスピーカー

みなさんこんにちは、ふるちでございます。 今回は、3万円台で今買うべき白スピーカーを紹介します。 Edifier S880DB みなさん、大事件です。 2023年現在、まともな白スピーカーが、ありません。販売価格が2倍に高騰、もはやおすすめできるスピーカーはなくなった なんてことになったら困るわけです。

なので、高評価連発の中国メーカー、Edifierのスピーカーを急いで仕入れました。 今回はEdifier S880DBを詳しく見ていくとともに、 1万円台と3万円台のスピーカーと音質を比較していきます。

結論、白スピーカー欲しいなら、Edifier S880DBを買えば間違いなしです。 それでは、いきましょう。

まず最初に「Edifier S880DB」を使ってみた結論からお伝えすると、まさに今、買うべきスピーカーでした。

また「Edifier S880DB」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。

「Edifier S880DB」のメリット2つ

  • 高級感のあるデザインが最高
  • ハイレゾ対応スピーカー

「Edifier S880DB」のデメリット2つ

  • ヤマハの3万円台のスピーカーには一歩及ばない
  • ワイヤレスリモコンが赤外線通信

Edifier S880DBの価格

「商品名」の価格は、36,900円(税込)です。(2024年2月10日時点)

Edifier S880DB開封と内容物の紹介

まずは開封していきます。RCAケーブル、RCA、3.5mmステレオミニプラグケーブル、USBケーブル、光デジタルケーブル、ACアダプター、スピーカー接続ケーブル、ワイヤレスリモコン、スピーカー本体。全て並べるとこんな感じ。

ケーブルについて

Edifierといえば、他メーカーと比べて内容物が充実しています。 ケーブル類はいい感じに太くて、とにかくいい感じの音を鳴らしてくれそうな雰囲気を、これでもかとびんびんに感じます。

こういうところにコストかけないメーカーってザラにあるので、やはりEdifierを押さずにはいられません。 このケーブルとか、質感がいいです。 これを3万円台のスピーカーに付けてくるとか、中国メーカーのサービス精神には毎回驚かされるばかりです。

説明書について

Edifier S880DBの説明書は付属されています。

Edifier S880DBのデザインと質感

Edifier S880DBの本体はこんな感じ。 白いボディに金属と木材の組み合わせ。 控えめに言って、 最高。

このスピーカー、3万円台のスピーカーの中でも、かなり高級感がある方です。ボディ側面は、Edifierお得意のMDFの一つ。 

この板が貼ってあるんですが、これが絶妙な艶感と手触りをしていて、エモい。 背面は、端子やダイヤル類が山盛り。 ここがこのスピーカーの特徴になっているんですが、この辺は後で詳しく紹介します。

うん、かっこいい。 現代的なデザイン。 適度な重厚感。 価格以上の高級感。 今まで3万円台のスピーカーをいくつか紹介してきましたが、質感とかデザインはかなり良い部類だと言えます。

Edifier S880DBのスペックについて

Edifier S880DBのスペックはこんな感じ。 上半分だけ見るとよくある2wayスピーカですが、 注目したいのは、真ん中の再生周波数帯域。下は55Hz。 上はなんと40kHz。

人間の聴覚の性能を超える音を出せる、いわゆるハイレゾ対応スピーカー、ってやつです。

スピーカー背面。 スピーカー背面にもこの通り、認証シールがしっかりと貼ってあります。 貼ってあるだけで、スピーカーの音が綺麗に聞こえるようになる魔法のシール。 ここは何より大事です。

Edifier S880DBのサイズと機能について

Edifier S880DBのサイズ自体はそこまで大きくなくて、ノートパソコンの横に直置きしても違和感のないサイズになっています。

次は機能について紹介します。 まず前面。 リモコン受信機。 ワイヤレスリモコンと赤外線通信を行います。 あと選択されている入力モードが表示されます。

次に背面。 各種ダイヤル。 低域と高域のバランスや音量を調節できます。 音量ダイヤルを押し込むと、入力の切り替え、電源のオンオフもできます。

スピーカーの出力と接続可能な端子類

出力は4種類。 RCA。 USB。 光デジタル。 同軸デジタル。 あと最も下は、電源とスピーカー接続端子。 機能は以上です。

端子類は豊富で、 ゲーム機、PC、DVDプレイヤーにはもちろん接続できる上に、 Bluepoothでスマホとも接続できちゃいます。

ダイヤル類は真後ろにあるせいで正直使いづらいですが、 その辺はリモコン操作で補う、思い切った仕様をしています。

外観だけでなく、機能も今時なスピーカー。 と言えるのではないでしょうか。

Edifier S880DBと1万円台のスピーカーとの比較

それではEdifier S880DBと、1万円台のスピーカーと比較していきます。

比較に使うのは、Edifier R1700BTS。 以前の動画で、 1万円台のスピーカーと比較しています。1万円台の傑作、と評価した高音質スピーカーになります。 同じメーカーのスピーカーですが、 1万円台と3万円台で、どれくらい音が違うのかチェックしていきます。

スピーカーの音域特性について

こちらは低域から高域、それぞれの帯域で、 そのスピーカーがどれくらい再生できるのかをグラフで表したものです。

比べてみると、R1700BTSは低域と高域が盛り上がった、いわゆるドンシャリであることがわかります。一方で、S880DBは、どの帯域もバランスよく音が出るフラットな形状。

音質比較の実施

それではお待ちかね、音質比較をしていきます。収録環境ですが、使用するオーディオインターフェイスは、MOTSU M2。録音はリスニングポイントにコンデンサーマイク2本を設置して行いました。

1万円台スピーカーとの比較結果

1万円台スピーカーとの比較は以上です。Edifier R1700BTSは1万円台は抜群に高音質のスピーカーでしたがEdifier S880DBはレベルが違う高解像度の音でした。

さすが3万円台。Edifier R1700BTSって低域を無理に出しているせいでウーファーユニット由来のノイズが音に乗ることがありました。

Edifier S880DBと3万円台スピーカーとの比較

次はEdifier S880DBと3万円台のスピーカーと比較していきます。

比較に使うのはヤマハMSP3A。3万円台で定番のモニタースピーカーです。評価が高い日本メーカーのスピーカーと中国メーカーのスピーカー、どのような違いがあるのか考えただけでワクワクしてくるって人、多分全国に100人くらいいるんではないでしょうか。

周波数特性と初期評価

それではまず、周波数特性。あれこれほぼ同じです。パッと見違いがほぼないように見えます。ヤマハMSP3A自体は低域を多少犠牲にして中高域のフラットさを追求したスピーカー。

この曲のなさが評価されているポイントだと思うんですが、この比較を見るとEdifier S880DBもなかなか良い音を鳴らしてくれるんではないかと期待せざるを得ません。

ヤマハの底力を垣間見た気がします。 とはいえ、3万円台の定番スピーカーに食らいつくS880DBも、十分にすごい音質と言える。 そんな結果になっていたと思います。

選び方のポイントと最終評価

そんなわけで、より明瞭なサウンドを求めるなら、MSP3A。 5系統の入力、ワイヤレスリモコンといった機能性を求めるなら、S880DB。 そんな感じです。 最後に使ってみた感想をざっと紹介します。

S880DBの評価と感想

S880DBですが、音質自体はヤマハ、MSP3Aに一歩及ばないものの、しっかりと3万円台の音を出してくれています。 1万円台とは明らかにレベルの違う音だったのは、皆さんなら、お分かりのことでしょう。

そして、無音時のノイズはエディファイア製品らしく、他メーカーよりもかなり小さめ。デスクに置いたときに、洗練された見た目と、上質な質感を邪魔することはありません。 この佇まい、美しい。

ワイヤレスリモコンの特徴と使い勝手

あえて文句をつけるとすれば、このワイヤレスリモコン。 こいつ、今時のデザインをしているくせに、なんと赤外線通信です。 こんな感じで赤外線受信部に向けて押さないとスピーカーを操作できません。

 ここだけは本当に残念です。 ただ、このリモコンを使えば、クラシック、モニター、ダイナミック、ボーカルの中から好みのエフェクトをかけられるので、使い勝手はなかなかいいです。 ゲームとか映画とかYouTubeとか、いろいろな用途に対応してくれます。

まとめ

Edifier S880DBはまとめると、 3万円台相応の上質な音。 ゲーム、PC、スマホ、DVDプレイヤー、どのような機器にもつなげる使い勝手の良さ。

スピーカー購入予算が3万円の人は、けちらずにこのスピーカーを買った方が、必ず満足できることでしょう。

まさに、今買うべき白スピーカーです。珍しく案件なんではないかってぐらい褒めてしまいました。ライバルが不在の今、白スピーカーを買うなら、Edifier S880DBが、圧倒的におすすめ。

3万円台と言いつつ、たまに2万円台で買うべき白スピーカーを紹介しました。たまに2万円台で買えちゃう、コスパ最強のスピーカーです。Amazonでもそこそこ売れているので、今後も注目のスピーカーと言えます。

気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

【ブランド直販品】Edifier S880DB Bluetoothハイレゾ対応 2.0 アクティブブックシェルフスピーカー2台1組,デスクトップパワードスピーカー -アンプ内蔵 - USBニアフィールドモニタースピーカー

【ブランド直販品】Edifier S880DB Bluetoothハイレゾ対応 2.0 アクティブブックシェルフスピーカー2台1組,デスクトップパワードスピーカー -アンプ内蔵 - USBニアフィールドモニタースピーカー

Edifier【アップグレード】R1700BTs Bluetoothv5.0最新2ウェイ アクティブ ブックシェルフスピーカー 2台1組 アンプ内蔵 - ステレオニアフィールドモニタースピーカー木製-66W RMS

Edifier【アップグレード】R1700BTs Bluetoothv5.0最新2ウェイ アクティブ ブックシェルフスピーカー 2台1組 アンプ内蔵 - ステレオニアフィールドモニタースピーカー木製-66W RMS

YAMAHA MSP3A パワードモニタースピーカー 1ペア(2台)

YAMAHA MSP3A パワードモニタースピーカー 1ペア(2台)

関連する特集・テーマ

関連するレビュー

BenQ treVolo Uレビュー!アプリや説明書、価格スピーカー音質について

今回は、言語学習専用に開発されたスピーカー、treVoloUをご紹介します。このスピーカーは、開発者

BenQ treVolo Uレビュー!アプリや説明書、価格スピーカー音質についての画像
チャオガジェット

チャオガジェット

知識と情熱に満ちたガジェットの達人

EXARM ZETAレビュー!モニターライト説明書や日本製のゲーマー必見ライト!

今回は、ゲーマーにとって魅力的なデザインと機能性を兼ね備えたモニタライト、EXAM-Zをご紹介します

EXARM ZETAレビュー!モニターライト説明書や日本製のゲーマー必見ライト!の画像
チャオガジェット

チャオガジェット

知識と情熱に満ちたガジェットの達人

Logicool G913 TKLキーボードレビュー!説明書、ライトスピードなど

ロジクールから新たに発売されたG913TKLキーボードのレビューをお届けします。このキーボードは、テ

Logicool G913 TKLキーボードレビュー!説明書、ライトスピードなどの画像
チャオガジェット

チャオガジェット

知識と情熱に満ちたガジェットの達人

Razer Gigantus V2のマウスパッドのレビュー!サイズ、価格など

GigantusV2は、XXLサイズでも半額以下で購入可能な高性能マウスパッドです。今回はサイズや価

Razer Gigantus V2のマウスパッドのレビュー!サイズ、価格などの画像
チャオガジェット

チャオガジェット

知識と情熱に満ちたガジェットの達人

Archer TX3000E取り付け方やドライバー、説明書、認識しないなど

ArcherTX3000Eは、Wi-Fi6とBluetooth5.0を追加できる後付けガジェットです

Archer TX3000E取り付け方やドライバー、説明書、認識しないなどの画像
チャオガジェット

チャオガジェット

知識と情熱に満ちたガジェットの達人

CREATIVE SOUND BLASTER X G5レビュー!設定、使い方、スマホなど

ゲーミングアンプの新たなスタンダード、「CREATIBESOUNDBLASTERXG5」の魅力をレビ

CREATIVE SOUND BLASTER X G5レビュー!設定、使い方、スマホなどの画像
チャオガジェット

チャオガジェット

知識と情熱に満ちたガジェットの達人