DeepCoolから新たに登場した簡易水冷CPUクーラー、LT720の魅力を徹底解説します。性能面では先代モデルLS720と変わらず、ハイエンドクラスのCPUもしっかり冷やせる力強さを持ちつつ、デザイン面での進化が見られます。価格は24,000円とやや高めですが、その価値は十分。本記事では、その性能とデザインの詳細を紐解きます。
DeepCool LT720レビュー|高級感があるデザインとライティング
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みなさんこんにちは、すけこむでございます。どうも、皆さんは簡易水冷クーラーを選ぶとき、どういった基準で選びますか? そりゃ価格と性能以外にないでしょ! という回答が多くなりそうですし、それがすべてともいえそうですけど、今回はそこにひとつ、面の良さを加えたい。ということで今回は、DEEPCOOLの最新CPUクーラー、LP720をご紹介します。
まず最初に「DeepCool LT720」を使ってみた結論からお伝えすると、高級感があるデザインとライティングでした。
また「DeepCool LT720」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「DeepCool LT720」のメリット3つ
- ハイエンドクラスのCPUもしっかり冷やせる
- デザインがかっこいい
- しっとりとしたライティングを楽しみたい方におすすめ
「DeepCool LT720」のデメリット3つ
- ファンは連結ができない
- ラジエーターは360ミリサイズで大きいため取り回しが大変
- ソケットによって取り付け方が異なる
DeepCool LT720の価格
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「DeepCool LT720」の価格は、21,000円(税込)です。(2024年1月19日時点)
DeepCool LT720とLS720の違い
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DeepCool LT720の性能面は先ほど映ってたLS720と変わりません。 ハイエンドクラスのアチアチCPUもしっかり冷やせる、つよつよなCPUクーラーです。 販売価格はLS720より高いです。
デザインについて
ヘッドのデザインが変わっただけかな?と思ってたら、ちょこちょこ変わってるところもありました。 最新世代のCPUもしっかり冷やせる、ハイスペックな簡易水冷クーラーが気になってる方は、ぜひゆっくり見ていってください。
DeepCool LT720の詳細
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早速DeepCool LT720開封していきますが、中身はこんな感じ。 LSシリーズはRGBファンがセットになってましたけど、LTシリーズは光らないタイプでした。 また後で言及しますが、個人的にはLTシリーズも光らせてほしかったなぁと思っています。
それとファンは連結ができないみたい。 LSシリーズは3つのファンをそれぞれ1本のケーブルでつなげられるんですけど、このファンはいわゆる普通のケースファンと同じです。
ポンプヘッドとCPUグリスの確認
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LTシリーズの売りであるポンプヘッドも取り出しちゃいましょう。 デカく感じます。 ミラー状になってて、顔が映り込まないようにヒヤヒヤしてました。
受熱部分には最初からCPUグリスが塗ってあります。 こだわるかたはきれいに拭き取って、好きなグリスを使ってください。
ラジエーターと取り付け方と説明書について
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ラジエーターは360ミリサイズ。 大きいので取り回しが大変です。 ディープクールは説明書がわかりやすいのもいいです。先ほどのポンプヘッドですが、簡単に取り外せるみたい。 ここだけ取り外せるなら、デザインの異なるポンプヘッドだけ別売り、なんてこともできるんではないかなぁ。
取り付け方はLS720と全く同じです。 今回はインテルの13世代CPUで使いますが、ソケットによって取り付け方が異なるので、説明書をよく読んでください。
LT720のファンとケーブルの取り扱い
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バックプレートのピンの位置を調整して、LGA1700で使用するパーツを選んでいきます。はい、こんな感じでファンを固定できました。LT720に付属するファンは連結ができないタイプで、付属の分岐ケーブルをつなげておきます。このファンは光らないので、電源のSATAケーブルがいらないのはグッドです。はい、これでケーブルも準備完了です。
DeepCool LT720の取り付け
ただ、うまく整理しないと、ケーブルがごちゃごちゃしちゃうかなぁと思います。では実際にケースに取り付けていきましょうか。まずはバックプレートをマザーボードの裏側から通します。今回は長尾製作所のオープンフレームを使ってますけど、ケースによってはマスキングテープとかでバックプレートを固定しておいたほうが作業しやすいです。
ヘッドとラジエーターの取り付け
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ポンプヘッドの位置を合わせたら、指定のネジで固定していきます。4つのネジを均などに締めていくのが大切だと思ってます。
ヘッドを固定できたら、ラジエーターも取り付けちゃいます。位置を微調整できるように、最初からガチガチにネジを固定しないほうがいいと思いますよ。
ケーブルの接続とヘッドの取り付け
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ラジエーターも固定できたら、ケーブル類をマザーボードにつなげちゃいましょう。ポンツヘッドのピンと、CPUクーラーのピンをつなげて、ピンの位置がわからないときは、マザーボードの説明書をよく読んでください。光るヘッドも取り付けて、こちらはアドレサブルRGBのピンにケーブルをつなげます。
あとはケーブルがファンに当たらないように微調整すればOKです。ヘッドが大きいので、メモリと干渉しないか心配だったんですけど、まったく問題なさそうです。
DeepCool LT720を使用した感想
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DeepCool LT720の電源を入れてみました。今までにないタイプのデザインで、かっこいいと思いました。ライティングの色や発光パターンはマザーボードの制御ソフトからいじってます。今回はMSIセンターを使ってますけど、マザボのメーカーによって使用するソフトは変わります。
メモリの主張が強すぎるように感じたので、メモリだけ専用ソフトから明るさを少し落としました。
検証環境とCPUクーラーの設定
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肝心の性能面はどうなのか、まずはシネベンチR23を走らせてみました。
今回の検証環境はこんな感じです。CPU使用率100%の状態で、CPU温度は最大93度くらい。BIOSでCPUクーラーを簡易水冷に設定しておきます。Corei7 13700Kでこれなので、12900Kも問題なさそうです。
13900Kは触ったことがないのでなんともですけど、オーバークロックしない限りは問題ないんではないかなぁと思いました。次に、CPUクーラーの設定を変更してみました。CPUクーラーの設定は、CPUの設定を変更してみました。CODも同じような感じで、普通めどうっていうところも変わってきました。APEX266では70度を超えている場面もありちょっと重いかなという感じでした。
そんな感じで、70度前後ならまったく問題なしです。モンハンライズでもおおむね60度台をキープできてました。グリスを塗り替えたら少し下がりそうな気もします。
騒音についての評価
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騒音については、シネベンチみたいにがっつり負荷をかけるとだいぶうるさくなります。ただここまでCPUに負荷をかけることって、ゲームや動画編集くらいの用途だとめったにありませんけどね。
ゲーム起動中はイヤホンとかヘッドホンをつけてると気になりませんけど、ファンの音はそれなりに聞こえてきます。今回は丸出しの状態で使ってるので、静音性の高いケースを使うと静かになりそう。
冷却性能と静音性の総評
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DeepCool LT720を検証してみたところ、冷却性能や静音性については、ほんとにLS720とほとんど一緒という感じです。あえてケチをつけるなら、個人的にはLT720もファンが光ってほしかったかなぁ。今までがピッカピカに光っていたこともあって、物足りなさを感じてしまいます。
しっとりとしたライティングを楽しみたい方には、LT720の大人っぽい質感はすごく熱中するんではないかなぁ。LS720みたいにファンを光らせたいなら、FC120の3個セットを買ってファンを交換するしかなさそう。FC120は電源のSATAケーブルが必要になるので、ちょっぴり手間が増えますけどね。
LT720の総評と価格について
ということで今回は、リーツクールの最新簡易水冷クーラーDeepCool LT720でいろいろ遊んでみました。性能面はLS720と変わらず、アチアチCPUもしっかりと冷やしてくれていい感じです。円安の影響もあるのか、LS720との価格差がやや大きいのが気になりますけど、こればかりはどうにもできません。
まとめ
簡易水冷のデザインや光り方にこだわりがあって、この見た目にビビっときちゃったかたは、DeepCool LT720を検討してみてはいかがでしょうか。
気になった人は、ぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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