BQEYZの新作イヤホン、Summerの魅力をご紹介します。爽やかな音楽を楽しむのに最適なこのイヤホンは、夏の浜辺を歩きながらポップスやアニソンを聞くのにぴったりです。しかし、雨の日に暗い部屋でバラードを聞くのには向かないかもしれません。その理由と、このイヤホンがどのように音楽体験を豊かにするのかを詳しくレビューします。
BQEYZ Summerイヤホンレビュー|爽やかな音楽体験ができる
まず最初にBQEYZ Summerを使ってみた結論からお伝えすると、分かりづらいかもですが。夏の浜辺を歩きながら、サザンとかポップスとかアニソンを聞くには、多分めっちゃいいです。すごく楽しいです。
めっちゃ爽やかな音だからですけど、雨の日に暗い部屋のソファに座ってバラードを聞こうとは思わないイヤホンです。爽やかな曲を本当に爽やかに楽しく聞かせてくれるっていうイヤホンです。
また、BQEYZ Summerのメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
BQEYZ Summerのメリット
- イヤホンの付け心地が良い
- 質感が高い
BQEYZ Summerのデメリット
- イヤーピースがチープ
- モニターイヤホンは向いていない
BQEYZ Summerの価格
BQEYZ Summerの価格は、18,210円(税込)です。(2024年3月時点)
動画撮影のきっかけ:イヤホンへの興味
そんな中なんで動画撮ってんのかって話ですが。今日ご紹介するのはイヤホンです。そのイヤホンもこれ前からすごい気になってたやつで、そのアニメがゲームを作るっていうアニメで、ゲームだから途中に音楽の内容も出てくるんですが、その音楽をこのイヤホンで聞いたら、どのような音するんだろうっていうのが。気になっちゃって、それで、一回気になると我慢できないから、今回記事にしました。頭の中には、アニメしか入ってないんですが。
BQEYZ Summerどこの国?
BQEYZ Summerは中国のメーカーが作っている中華イヤホンです。
BQEYZ SummerやSpring2イヤホンの特徴
そんな、今日ご紹介したいイヤホンっていうのがこれです。これはBQEYZっていう中華メーカーのサマーっていうイヤホンですが、シリーズがあって、Springってやつがあって、BQEYZ Spring1、BQEYZ Spring2って来てて、それがすごい評価良かったんです。中華イヤホンって皆さん気になると思うんです。
ただ安かったりとか、安かろうと悪かったりだろうとか、そういうのもあるんですけど。そんな中華イヤホンメーカーのも、本当に気合い入れてるところって、ドライバーがすごくこだわってたりとか、革新的な構造にしてきてたりとか、音が本当に良かったりするんです。
それがスプリングシリーズだったんです。それにね、新しいサマーが出るってなったら、それは気になるでしょう。しかもこれすでに評価めっちゃ高いから、なんで気になってアニメ止めたんです。
BQEYZ Summerの開封と外観について
ということで、じゃあ見ていきましょうか。オープンです。かっこいいな。ここただ分厚いだけなんだね、蓋になっててかっこいい。これを開けると、これが専用ポーチかな。多分合皮ですが、カラーリングが伝わるかな。まだらなレトロチックな、こういう雰囲気。見た目が好きです。これ開けると、中にケーブル入ってるんだ。このケーブルですが。
ケーブルの詳細と特徴
まずピンが3極の、これが4極の2.4mmです。このピンに関しては、amazonで2.5mmと3.5mm、ミニジャックとかです。言われるものも用意されてます。長さは全体的に1mぐらいで、ここはアルミなのかな。ヒヤッとしないけど、でもアルミではないな。樹脂かな。こんな感じ。質感が高いです。で、ケーブルはバランス型です。寄り合わされたバランス型のケーブルで、太さはかなりあります。
インパクトが強いケーブルですけど、ただ今カラーがいい感じのカラーなんで、そんなに目立たないです。で、進んでいくと中央のところに、同じような素材でBQEYZのロゴが入ってて、そこからこうやって二股に分かれてます。その二股の長さはしっかりと調節できるようになってます。で、これが先端です。先端は2ピンになっているので、対応しているものであったら、付け替えて使うことができます。
付属品とイヤピースについて
付属品にはブラシも付いてます。これイヤホンを掃除するやつです。それからその下には説明書が入っているんですけども。日本語の対応してます。書いてあることは使い方とか、あと注意事項です。で、いよいよイヤホンかな。違いますね。下に、イヤピースめっちゃ入ってるわ。多分サイズはS、M、Lだろうけど、2種類3個ずつの6個入ってんだね。これすごい。
出してみるとこんな感じです。特に触り心地とか、質感というかね、硬さに違いはないので、多分カラーリングに合うかどうかでしょうね。これは紺っぽく見えるでしょう。これじゃなくてもっと鮮やかなブルーもあるんです。多分それに合うように、こちらも用意されてるんではないかなと思います。普通のシリコンのイヤーピースです。
BQEYZ Summerの外観について
いよいよイヤホンです。出してみましょうか。この時点でかっこいいでしょう。寄ってみるとこんな感じです。少しキラキラ光ってるの分かりますかね。カラーはブラックですけど、多分紺です。かなり濃い紺色で、ラメが入ってるので、キラキラ光ります。サイドには筆記体でサマーって入ってて、裏面には2ピンの差し込み口が付いてます。
内側行くと、圧力を調整するための穴があります。無理に音に歪みが出ないように、先端は何なんだろうね。樹脂かな。ケーブルにも付いてたのと同じような。素材になってます。かっこいいです。半透明で若干うつらく中見えてますけども。
BQEYZ Summerイヤホンのスペックと特徴
スペックはこんな感じです。この中の構造っていうのがすごいこだわってて、1DDプラス1BAプラスさらにピエゾも入ってます。ドライバーっていうものが、こういうものの中に入ってるのは分かると思うんですけど、そのドライバーが3つ入ってる。
まずDDっていうのがダイナミック型です。一般的に使われてるドライバーで、安いんです。安いんですが、音の勢いが強いというか、低音がかなり出やすいドライバーです。それからBAっていうのがバランスドアアマチュア型って言われてるものです。特徴はかなり小型化しやすいのと、解像度が高くなることです。さらに高音に強いという特徴があります。
ピエゾドライバーの特性とハイレゾ再生
最後がピエゾっていうドライバーです。今回入ってるピエゾは5層の低音のドライバーです。ピエゾが入ってます。これは6層とか9層とかあるのですが、5層っていう層は浅い積層の少ないピエゾですけども。特徴は超高音域から高音域に強いです。
なのでスペックのとこ見てもらいたいのですが、周波数帯域の特性は7kHzから40,000kHzになってます。この5層ピエゾを搭載することによって、ハイレゾの再生が可能になってます。
BQEYZ Summerの特徴と調整の難しさ
その代わりに横から見たら分かるんです、分厚いでしょ。この中に組み込まれてるんです。本当に、それぞれ得意なドライバーを全て詰め込んじゃって、そこでバランスを取り合って、一つの音を出してくる。
そうすることによって、それぞれの音をしっかりと出せるっていう仕組みになってます。その代わりね、調整がすごく難しいんです。全て特性が 違うから。なのでその音に興味がありすぎて、我慢できなくなったんですが。後で聞くのが楽しみです。
イヤーピースの装着感と質感
作りはそんなもんです。実際つけてみましょうか。とりあえず、イヤーピースをつけるとこんな感じです。この本体のシェルの質感が高すぎるから、付属のイヤーピース、どちらをつけても安そうです。
ウレタン製のイヤーピースとか、そういうものにしないと、雰囲気が崩れちゃいます。僕は後で自分用のイヤーピースに変えたいと思います。念のためおすすめはこれのリンクの下に念のため貼っときますんで、よかったら見てみてください。
BQEYZ Summerイヤホン装着感とデザインの評価
じゃあつけてみましょうか。つけてみるとこんな感じです。どうでしょうか。つけ心地はかなりいいです。このイヤホン本体自体は大きいんですけど、耳につけてると違和感ないっていうか、すごく安定してつけやすい。つけ心地はいいです。
このイヤホンはおしゃれすぎない。クリアなケーブル、このアルミっぽい質感このシェルでしょ。めっちゃかっこよくない。これで音が最高だったらめっちゃいいです。だってこの時点でもおしゃれじゃん。そんな感じです。つけ心地はすごくいいです。
音質の評価と比較
じゃあせっかくつけたんで、いよいよ音を聞きましょう。これが楽しみで仕方ないから、今回はこのA105でハイレゾの音源をPureっていう原音そのまま出してくるモードがあるので、それで聞いてみます。ということでスタート。
なるほど。あまりの音だったら、このまま評価を言って終わりにしようか、と思ってたんですが、これね。チラッと流しただけですが、これいいわ。これじゃ評価できないから、えーと聞き比べします。IE40 Proっていうモニターイヤホンがあって、それと聞き分けたら、その音がよく分かってくるので、聞き分けをしてきます。
BQEYZ Summerの音質について
お待たせしました。聞き分け比べたのは、先ほど言ってたこのIE40 ProっていうZENHEISERの有名なモニターイヤホンです。で聞いた感想をまず端的に表現すると、このSUMMERは最強に耳障りのいいイヤホンです。
でも音を細かく言うと、まず超高音ですけど、これはピアソードライバーの効果だと思うんですけど、歪みなくてすごくクリアです。ただキンキンと主張するんじゃなくて、出る時だけしっかりとそこにいるけど、普段は曲にマッチしてるって感じです。でもそれは高音も同じで、厚みと伸びはしっかりとある。ですが普段はこのキンキン主張するんじゃなくて、どちらかって言うと中音に寄り添ってる感じ。
中音の特徴と評価
こいつは中音がメインです。中音がドンとセンターにあるんですが、その音自体はすごく可愛い感じの音です。カラッとした。
ですが高音がしっかりと寄り添ってるんです。その中音に高音が寄り添ってるから、しっとりしたウェット感もあるんです。なので非常にいい中音がセンターにドンっている音になってます。
低音の特徴と評価
でもその音全体に厚みを持たせる低音に関しては、イヤホンにしては出てる方です。ただ出てるわけではないです。ちょうどいいんです。出すぎてなくてちょうどいい低音ですが、ただロックを聴くには物足りない。
ポップスとかアニソンを聴くには、ちょうどいい低音ってぐらいの低音がしっかりといて、音の位置的には中音とか、そのセンターに近い音、中音の少し斜め後ろぐらいにここにしっかりといるような低音が寄り添って、ドゥンドゥンとなってるって感じです。これも寄り添ってる音です。
BQEYZ Summerの音質について
少し過ぎてたりとか、この後ろの方から全体を包んでる低音ではないです。ここでしっかりと寄り添ってる感じ。でもここには高音がいる感じ。そんな音です。なので音場もそのめっちゃ耳の外にバーって広がるんじゃなくて、全ての音がしっかりと寄り添って寄り添って出してる音なんで、この辺に広がってるって感じです。
ステージの楽器の音とか、ボーカルの立ち位置が別に見えてくるような、そこまでの性能ではないけど、全ての音がしっかりと融合して広がってるって感じの音場感。
なので解像度も高いわけでもなく、例えばIE40 Proと今日聞き分けたんですけど、IE40 Proはモニターイヤホンで、どちらかっていうと高音寄りの音なので、解像度めっちゃ高いから、一個一個この音がしっかり聞き分けれるんです。
解像度とモニターイヤホンとしての適性
なので聞き続けてると、耳が疲れるタイミングもあるんですけど、このSUMMERに関しては解像度は決して低くないんです。多分高い方です。他のドライバーでそれぞれの音を、これだけうまくミックスバランス調整して、他のドライバーたちもしっかりと仕事してるから、中音も高音もしっかり出てて、しっかりと寄り添わしてるんです。
なので本来は解像度高いはずですけども、全てをしっかりと寄り添わしてるから、例えば高音だけがはっきり聞こえてきたりとか、中音だけがはっきり聞こえてくるタイミングがないんです。しっかりと全て融合しちゃってるから。
なのでモニターイヤホンは使えないです。このイヤホンはモニターには多分不向きです。一個一個の音を聞き分ける仕事はしづらいです。そんな感じです。
BQEYZ Summerの総評と適したシチュエーション
ということで、今回はBQEYZのサマーをご紹介してきましたけど、どうだったでしょうか。本当に爽やかな曲を爽やかに楽しむ。明るい曲を明るく楽しむには、多分ベースに近いんではないかなと。
少なくとも僕はIE40 Proよりこちらを選ぶと思います。ただ、ロックとかバラードをしっかりと浸りながら楽しみたい時には、これは選ばないです。これは選べないです。選ばないなっていうイヤホンです。
まとめ
そういう時は多分IE40 Proの方が絶対合うので、コストパフォーマンスでいくと、13,000円台するので、どうだろうね。本来中華型イヤホンに求めるところだと、これが1万円切ってたりとかしたら、コスパやばいじゃんってなるんですけども。
そういう意味で考えると、コスパは高いってわけではないんですが、これは本格イヤホン。こういう音が好きな人、爽やかな曲が好きな人、明るい歌が好きな人っていうのに、おすすめしたいイヤホンです。コスパっていうよりは、ただコスパもいいんです。これが13,000円で買えるんですからね。そんな感じです。
明るい曲が好きな方は、概要欄にリンク貼っておきますので、気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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