BAREFOOT FOOTPRINT 02レビュー|価格やスピーカーの魅力を解説

BAREFOOT FOOTPRINT 02レビュー|価格やスピーカーの魅力を解説

レビューした人

レビュアー:ぱくゆう

ぱくゆう

音楽・音響機材選びのアドバイザー

シンガーソングライター兼作曲家。YouTube「ぱくゆうチャンネル」をメインに音楽愛好家、音楽制作家に向けた様々な情報を発信している。音楽家ならではの視点によるオーディオ機器、音楽制作機材のレビューも好評。

BAREFOOT FOOTPRINT 02のレビューです。このスピーカーは、その高い評価と共に、最高クラスのパフォーマンスを提供します。初めての購入から2年間の使用経験を通じて、その優れた特性と可能性を発見しました。今回は価格や01との違いについても解説します。

BAREFOOT FOOTPRINT 02レビュー|小さいのにパワフル

まず最初に「BAREFOOT FOOTPRINT 02」を使ってみた結論からお伝えすると、小さいのにパワフルなスピーカーでした。

また「BAREFOOT FOOTPRINT 02」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。

「BAREFOOT FOOTPRINT 02」のメリット2つ

  • サイドにウーファーがついている
  • 音がパワフル

「BAREFOOT FOOTPRINT 02」のデメリット2つ

  • 変わり種のスピーカーのため情報収集が難しい
  • 使用している人が少ない

BAREFOOT FOOTPRINT 02の価格

「BAREFOOT FOOTPRINT 02」の価格は、550,000円(税込)です。(2023年11月5日時点)

BAREFOOT FOOTPRINT 02の魅力を再確認

本日は2020年からメインスピーカーとして使用しているBAREFOOT FOOTPRINT 02の魅力について語っていきたいと思います。

昨年末からADAM Audio A シリーズのA7VというスピーカーとIKマルチメディア、i loud precisionシリーズのi loud precision 5、i loud precision MTMというしっかりとしたモニタースピーカーのデモ機をお借りして、自宅でじっくり試していたんです。

その中でBAREFOOT FOOTPRINT 02に疑念を抱いていたという感じです。このスピーカーは実はそんなに良くないんではないか、すごく扱いにくいスピーカーなんではないかっていうことを思っていました。

他のスピーカーを利用して分かったこと

新しいモニタースピーカー、何か良いのないかなっていうことでデモ機を借りてたんです。そうしてみた結果、BAREFOOT FOOTPRINT 02なかなかいいではないか、僕が過小評価をしていたんではないかとそんな気持ちになっていまして。

改めて2年間ぐらい使ってみてのこのスピーカーの魅力、良さ、気になるところっていうのお話ししていこうかなと思った次第です。

BAREFOOT FOOTPRINT 01との違い

BAREFOOT FOOTPRINT 02と01の違いは、BAREFOOT FOOTPRINT 02の方がサイズが小型になりました。ちなみに現在、BAREFOOT FOOTPRINT 01は世界的に受注を停止しています。

購入経緯とBAREFOOTの製品ラインナップ

日本への輸入が遅れていたため、僕は2020年の夏頃、宮地楽器のrpmレコーディングプロショップ宮地で、色々なスピーカーを比較した結果、BAREFOOT FOOTPRINT 01が最もいいだろうということで購入させてもらいました。BAREFOOTの主力製品は、BAREFOOT FOOTPRINT 01が定番商品ですが、小さくて安いモデル、新しく発売されたBAREFOOT FOOTPRINT 02があります。

BAREFOOT FOOTPRINT 02の日本における普及状況

アメリカでどれぐらい使われているかはわからないですが、日本においてはBAREFOOT FOOTPRINT 02を使っている人は数えるぐらいしかいないと僕は思っています。実際のところは分からないですがが、日本にそもそもあまり数輸入されていないはずなので、オフ会したらなかなか面白いのかなと思うぐらいレアなスピーカーだと思う。

BAREFOOT FOOTPRINT 02の特徴と現状

現在はパーツの供給がうまくいっていないかもしれず、円安の影響で価格も上がっているみたいです。特徴は、meme technologyがついていて、専用のコントローラーで4つのサウンドキャラクターを切り替えて使用することができます。

基本はフラットモードで使っているが、ハイファイモードやオールドスクールモード、キューブモードをミックス確認用に切り替えることもあります。

BAREFOOT FOOTPRINT 02のデザインと音質

奥行きがすごくあって、その代わり面構えは小さいので、その小さい面構えで非常にパワフルな音が鳴るっていうのがすごくいいなぁと感じているところです。両サイドにウーファーがついていて、3wayのスピーカーっていう形になります。サイドにウーファーがついているスピーカーって、全体からするとレアな部類だと思うんです。

BAREFOOT FOOTPRINT 02の音響特性と独特な設計

サイドのウーファーが音響特性とか響き反射にどういう影響を与えているのかはよくわからないんです。通常のスピーカーにおける音響補正や、超音のノウハウのようなのがBAREFOOT FOOTPRINT 02のスピーカーに適用できるのかという不安はあったりします。

なので、こういう変わり種スピーカー、スピーカーに限らず、変わった仕様の機材を使う時はやっぱ情報収集っていうのが難しくなるなっていうところは感じます。

サウンドの特徴とローの出力とパワフルな音

サウンドの特徴は非常にしっかりローが出るっていうのが最大の特徴かなっていうふうに思います。

それはサイズをどう捉えるかっていうことですけど、面構えのサイズで見ると同じこのおよそ5インチとか6インチとかそれぐらいのサイズと一緒だと思うんですけど、そういったスピーカーとはまったく比較できない気にならないぐらい非常にレンジが広い。

それは何でかっていうと、奥行きがすごくあって横にウーファーがついてて、そのウーファー自体は大きいっていうのがあるので、それですごくパワフルな音が鳴るんです。

他メーカーとの比較とサイズの影響

なので、今回いくつかのスピーカーをお借りして試してみて思ったのですが、他のメーカーのサウンドが出るスピーカーを探してそれを持ってくるってなると、非常にサイズが大きくなるんです。

サイズが大きくなると、やっぱ小さい部屋で使っていると、音への影響っていうよりも見た目の圧迫感をすごく感じています。シュッとしたデザインで、同じぐらいのすごいレンジの広い迫力のある音が出るのはやっぱBAREFOOTならではの魅力なのかなってすごく思いました。

BAREFOOT FOOTPRINT 02の魅力と評価

BAREFOOT FOOTPRINT 02と同じサイズでスピーカー探しても、他の製品では敵わない魅力があります。このサイズ感ですごい音が出るっていうのがBAREFOOT FOOTPRINT 02の良いところです。

デザインと所有欲の満足感

あとは所有欲を満たしてくれるデザイン、希少性、おしゃれさを僕はすごく感じます。

情報発信とスピーカーの重要性

僕はもちろん音楽作ってそれ仕事してのもやってますけど、それと同じぐらい情報発信、Youtubeでの動画出してのも今僕の中ではウェイトを占めているので、この映えるっていうか、パッと目を引くスピーカー使ってるってすごく大事です。

あとは同じスピーカーを使っている人がいないっていうことが僕の場合はプラスになるのかなという気がしています。

スピーカー選びの難しさ

ただ、逆にみんなが持ってない、みんなが欲しがらないスピーカーは日本においてないです。みんなが欲しがらないスピーカーを持っていることで他のスピーカーに乗り換えるっていう時にすごく売却しにくいと感じます。

スピーカー乗り換えの検討と市場状況

念のためここ1、2ヶ月は本当にスピーカーを乗り換えようかなっていうふうに考えていたのでヤフオクの出品の状況とか色々見てたんです。

そしたら最近ヤフオクで出品してた人いたんですけど、一人同じスピーカーをでもなかなか買い手がつかなくて欲しい人オークションとかフリマとかで出てて飛びつく人はかなり限られているのかなっていう印象はありました。

音響補正機能の重要性とその問題点

僕がスピーカーの乗り換えを検討してた理由の大きな理由は音響補正機能が搭載されているスピーカーにしたいっていうのが主です。というのも今このBAREFOOT FOOTPRINT 02もSound ID Referenceっていう音響補正ソフトを使ってその補正をかけた状態で基本使ってるんです。

補正がないとやっぱ僕の部屋ではガタガタになってしまう部分があって、どうしてもいろいろ吸音材貼ったりとか、拡散のやつ貼ったりとかはしてるんですけど、それでも限界があります。

過ごしやすい部屋と音的に優れている部屋と撮影に適した部屋とか、色々な用途をこの部屋に持ってるので、その中でなかなか補正ソフトなしにいいサウンドにすることが難しくて使っています。

ソフトウェアで補正をかけるとレイテンシが絶対発生するし、システムにSound ID Referenceをかけられるんで、普段音楽聴いてる時はまったく問題ないんですけど、音楽制作ダウンソフト使ってる時はやっぱり面倒。最近盛り上がってる補正機能がついているスピーカーっていうのを何個か試しているわけですけれども、素の音っていう部分では、BAREFOOT FOOTPRINT 02がかなりいいスピーカーだったんだっていうことに気づかされました。

スピーカーのポテンシャル発揮への取り組み

BAREFOOT FOOTPRINT 02のポテンシャルをもっと発揮させられるような環境づくりにお金とか時間とかっていうのをかけていこうかな。こいつを信じて頑張ってみようかなっていうような気持ちになってます。

まとめ

ということで、2年メインスピーカーを使用しているBAREFOOT FOOTPRINT 02の魅力と気になっているところについてつらつらと話してみました。

最後までご覧いただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

BAREFOOT Sound/Footprint02 (Pair)【在庫あり】

BAREFOOT Sound/Footprint02 (Pair)【在庫あり】

関連する特集・テーマ

関連するレビュー