自作PCに興味があるけど、どこから始めればいいのかわからない初心者の方へ。この記事では、組み立てが簡単でコンパクトなASRock DeskMiniの魅力を解説します。ゲームから仕事用まで幅広く対応可能なこの小型PCで、あなたも自作PCの世界に足を踏み入れてみませんか?
ASRock DeskMiniX300レビュー|組み立てやすい
こちらはASRock DeskMiniです。みなさんこんにちは、すけこむでございます。
今回の記事はこちらです。自作初心者にもおすすめ、ASRock DeskMiniでPCゲームをやるぞ! という内容で、組み立てからゲームを動かすまでの手順を簡単にまとめてみました。
以前、「パソコン初心者こそ自作しろ」という動画を作ったんですけど、実際に自作するとなると不安もたくさんありますし、一歩も踏み出せないかたも少なくないと思うんです。その点では、ASRock DeskMiniは組み立てがすごく簡単で、初めての自作PCにおすすめです。
まず最初に「ASRock DeskMiniX300」を使ってみた結論からお伝えすると、組み立てやすいPCでした。
また「ASRock DeskMiniX300」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「ASRock DeskMiniX300」のメリット3つ
- インストールの種類はカスタムを選択可能
- マイクラやフォートナイトなどが普通に動かせる
- 組み立てが簡単
「ASRock DeskMiniX300」のデメリット3つ
- 製品によって対応しているCPUが異なるので注意
- ネジがとても小さいため、小さいドライバーが必要
- 録画しながらゲームを動かした場合の画質は妥協が必要
ASRock DeskMini X300の価格
「ASRock DeskMini」の価格は、25,618円(税込)です。(2024年1月6日時点)
ASRock DeskMini X300の組み立てに使用するパーツの紹介
ASRock DeskMini X300を組み立てる前に、まずは今回揃えたパーツをご紹介します。CPUはAMDのRyzen5 5600G。私はCPUと呼ぶことも多いですが、正しくはAPUというらしいです。発売直後にノリで購入したのはいいけど、結局持て余してしまっていたので、今回デスクミニを組むことにしました。
メモリとストレージの詳細
こちらはメモリとストレージ。メモリはノートPC用のものを使います。8GBが2枚の16GBで、3200MHzのものです。ストレージは、VGA、VGAを使っています。PSPはユーザーのPC、ユーザーのPCで使います。
ペダルとストレージの仕様
ペダルはペダルの上部をペダルフレームに立てて、ペダルフレームの下部をペダルフレームに立てます。PSPはペダルフレームの下部をペダルフレームに立てます。8GBが2枚の16GBで、3200MHzのものです。ストレージはM.2SSDの512GB。仕様上のスペックはこんな感じで、M.2SSDはあまり速くはないです。
実際のところ、読み込み速度が3000とか5000を超えても、劇的に速くなったとは思えないんです。なので今回は価格重視で選びました。容量もサブPCなので512GBあれば十分です。
Windows10とノベルティについて
これはWindows10です。まもなくWindows11が出てきますけど、そんな細かいことは気にしません。ちなみに、ゴスパラでWindowsを買ったらカード型のBluetoothスピーカーをもらえました。なんというか、極めて使いどころが難しいノベルティです。
ASRock DeskMiniの特徴と注意点
今回のメインであるASRock DeskMini X300。デスクミニは種類がいくつかあって、製品によって対応しているCPUが異なるので注意が必要です。特に5000番台のRyzenを載せる場合、バイオスのバージョンが1.6以上ではないとダメみたいで、ものによってはアップデートしないと使えないんです。
購入時の注意点と推奨
ゴスパラは商品ページに5000番台のRyzenに対応済み、と書かれていたので安心して買えました。購入後に自分でバイオスをアップデートしようと思ったら、4000番台のAPUが必要になったりするので、かなり面倒くさいです。デスクミニはアマゾンとかでも買えますけど、バイオスのバージョンについて記載がないので、心配なかたはしっかりとしたPCショップで買うことをおすすめします。
ASRock DeskMini X300に必要なもの
ASRock DeskMini X300に必要なものは以上で、かかった費用はこんな感じ。では早速組み立てていきましょうか。箱をあけていくと、ACアダプターとかCPUクーラー、ケーブルとかが入っています。
ASRock DeskMini X300本体は小さい感じ。 ゲーミングPCではないですけど、マイクラとかフォートナイトのようなゲームなら普通に動かせちゃうんです。ただ本体はコンパクトですけど、ACアダプターは大きく感じるかたが多いと思うんです。でも、このデスクミニ本体はこんな感じ。
ASRock DeskMini X300 の組み立て
ここからは説明書の手順どおりに進めていきます。ケーブルがつながっているので、外しておいたほうが作業しやすいです。
マザーボードはコンパクトです。ミニITX規格より小さくて、グラボをさすためのスロットもありません。今回は使いませんが、2.5インチのストレージも2台まで搭載可能です。ここにいろいろ取り付けていきます。まずはCPUを固定するバーをぐっと押し込んで、ロックを外します。CPUには向きがあって、ここにマークがあるのわかりますか? マザーボードにもマークがあるので、ここに合わせてCPUを設置するんです。
CPUの取り付け方法
固定用のバーをおろして、CPUをロックします。CPUの取り付けはこれで完了。
次はCPUクーラーを取り付けます。付属のクーラーは最初からグリスが塗ってあったのでそのまま使います。取り付けはクーラーの爪をひっかけて、バーをひねってロックするだけと超簡単。ドライバーすら必要ありません。しっかりと固定されているのか心配になったんですけど、しっかり固定されていました。
メモリの取り付け方法
次はメモリです。デスクミニで使うメモリはノートPC用の小さめのやつなので、デスクトップ用のメモリを買わないように気をつけてくださいね。メモリを取り付けるときは、固定用のラッチを指でぐっと押し込んで、ロックを解除しておきます。で、ここにメモリを差し込むんですが、メモリにも向きがあるので、切り欠きの位置が合うようによく確認してください。
すんなり入るかと思ったら、これが意外にカチカチで、かなり力を入れないと入りませんでした。無事に取り付けが終わるとこんな感じ。メモリが奥まで刺さると、左右のラッチが自動的にロックされます。
ストレージの取り付け方法と注意点
最後はストレージです。ウルトラM.2と書かれているところにストレージを差し込みます。M.2Wifiと書かれているところは、オプションの無線LANキットを挿すためのスロット。今回は使いません。ちなみに他タイプのストレージを使うかたは、説明書をよく読んでください。
私は配線がめんどうくさいので、なるべくM.2SSDだけを使いたいタイプです。CPUやメモリと同じように、M.2SSDにも向きがあります。切り欠きの位置をよく見て、マザーボードに斜めからぐさっと差し込みます。中途半端に浮いちゃってますが、これでいいんです。これが普通です。
付属のネジを使って固定するんですけど、このネジがすごく小さくて、手持ちのドライバーだとうまく締められませんでした。家中を探し回って、どうにかネジを固定した状態がこんな感じ。これでストレージの取り付けも完了です。
以前、MSIのマザーボードを買ったときに付属してたちっこいドライバーが役立ってくれました。小さめのドライバーを用意しておいたほうがよさそうです。
CPUとメモリ、ストレージの取り付けと配線
これでCPUとメモリ、ストレージの取り付けが終わりました。あとは配線を整えるだけ。これはCPUクーラーのケーブルです。こいつをマザーボードとつなげないと、クーラーのファンが回りません。ここにCPUファンと書かれているピンがあります。二つありますが、どちらにしても動くはずです。これでOKです。どうでしょうか、なかなかいい感じではないでしょうか。
ケースへの取り付けとケーブルの再接続
元のケースに入れるときに、先ほど外したケーブルを再度つなげておきます。あとはゆっくりスライドさせながらケースに入れていくだけ。ケーブルがひっかからないように注意が必要です。ケースにおさまったら、最初に外した四つのネジで固定すれば完成です。それとゴム足も付属してたので、置きかたに合わせて貼っておきましょう。
Windowsのインストール準備
組み立ては以上で、ここからWindowsをインストールしていきます。まだ終わりではないんです。電源ケーブルをつなげて、モニターとも接続したら、電源ボタンをスイッチオン。まだWindowsが入ってないので、おなじみの画面は出てきません。こんな感じの文字が表示されたら、F2を押してバイオスを表示させます。ここからした操作が必要なので、マウスとキーボードもつなげておきましょう。
バイオスの確認とメモリの認識
バイオスが表示されると、CPUやメモリがしっかりと認識されていることがわかります。万が一メモリが8GBとかになってたら、片方が正しく認識されていないということなので、もっかいケースを開けて取り付け直したほうがよさそうです。
Windowsのインストール
ここからWindowsをインストールするために、外付けの光学ドライブを使います。USBフラッシュドライブを使う方法もありますが、今回はDVDRを読み込むやりかたでいきます。光学ドライブをつなげて、DVDRを挿入したら、バイオスのDVDを読み込み上がれ、というところをクリック。ここから時間がかかるので、トイレに行ったり、コーヒーを飲んだり、休憩することをおすすめします。急いでもどうにもなりません。
ASRock DeskMiniのセットアップ手順
この画面が表示されたら、またいろいろポチポチしていきます。ライセンス認証の画面になったら、パッケージに書かれているプロダクトキーを入力します。一部がシールで隠されているので、コインとか硬いもので軽く削ります。
強くこすりすぎないように注意してください。インストールの種類はカスタムを選択可能。新規のインストールですからね。ストレージもひとつしかないので、そのままの状態で次へをクリック。ここからまた20分くらい時間がかかるので、ゆっくりトイレでもしてきてください。
Windows初期設定とドライバのインストール
しばらく放置していると、おなじみのWindows初期設定画面が表示されます。画面に従ってポチポチしてください。以前別の動画で解説しているので、詳しく知りたいかたはあとでチェックしてみてください。やることは一緒です。はい、これでようやくウィンドウズが立ち上がりました。でも待ってね、これでまだ終わりではないんです。
デスクミニに付属してたDVD-Rを読み込んで、チップセットドライバーをインストールしておきます。いろいろ書かれてますが、インストールオールをクリックしておけばOKです。途中、何度か再起動しますけど、不具合とかではないので安心してください。
フルHD解像度対応とソフトウェアのインストール
これで終わりだと思ってたんですけど、フルHD解像度でモニターに表示できない状態になってたので、ネットにつなげてラデオンソフトウェアもインストールしておきました。ラデオンソフトウェアはAMDの公式サイトから無料でダウンロードできます。はい、これでフルHDでモニターに表示できるようになりました。あとは必要なものをインストールしていくだけです。
ASRock DeskMini X300でのゲーム体験
早速、JAVA版のマイクラをやってみたんです。グラフィックを軽くするオプティファインという定番モードもインストール済みです。クレームレートは60に届かないくらいですけど、マイクラをやるにはまったく問題ありません。場面によってカクつきを感じるときは、描画距離を少し落とせば解決します。家具モッドとかリソースパックを入れてサクサク動かすにはパワー不足ですが、普通にマイクラを動かす分には十分なスペックです。
ゲームの録画とフレームレートについて
ちなみにゲームの録画はキャプ後経由で別PCでやってます。録画しながらゲームを動かした場合、クレームレートがちょっぴり落ちる可能性があります。フォートナイトはレンダリングモードをパフォーマンスにして、3D解像度だけ100%に設定した低画質でプレイ。平均フレームレートは144に届かないくらい。画質には妥協が必要ですけど、普通にサクサク動かせちゃいました。
Ryzen5 5600Gの性能について
Ryzen5 5600Gでどれくらいゲームを動かせるかは、ブログと動画に別途まとめているので、気になるかたはあわせてチェックしてみてください。
ASRock DeskMiniの組み立てとゲーム体験
ということで今回はASRock DeskMini X300を組んで、カルメのゲームで遊んでみました。どうですか?組んでみたくなりましたか?小さくてパワフルなパソコンが欲しい方や、自作PCが気になってるかたは、ASRock DeskMini X300楽しいですよ。
まとめ
ASRock DeskMini X300は自作初心者のかたでも組みやすくて、マイクラやフォートナイトなどが普通に動かせちゃいます。また、Officeをインストールすれば仕事用PCもバリバリ活躍します。
それと今回はRyzenファイブを使いましたけど、Ryzenセブンを積んだり、ノクチュアのCPUクーラーを積んでみたり、ミニPCを組み上げる楽しさも味わえたりします。気になった人は、ぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。
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