AQW-DX12Nドラム式洗濯機は、そのコンパクトさと機能性で注目を集めています。本体のサイズは幅595mm、奥行き685mm、高さ943mmと、設置場所に困らないサイズ感が魅力。さらに、脱水時の回転数を選べる機能や、ヒートポンプを採用した乾燥機能など、使い勝手の良さも評価されています。この記事では、AQW-DX12Nの詳細な特徴とその魅力を解説します。
アクアのドラム式洗濯機AQW-12DNレビュー|大容量なのにコンパクト
昨年登場したアクアのドラム式洗濯機AQW-DX12Nですが、多名化とは大きく差別化を図り話題を呼びましたが、今年も売れています。ではどうして売れているのか、魅力をお伝えしながら、実際に購入したお客様からの口コミや評判、気になった点などを解説していきます。
まず最初に「AQW-DX12N」を使ってみた結論からお伝えすると、大容量なのにコンパクトでした。
また「AQW-DX12N」のメリット・デメリットを端的に紹介すると、以下の通りとなります。
「AQW-DX12N」のメリット3つ
- コンパクトサイズで置きやすい
- ヒートポンプ式を採用なのにコスパが良い
- 洗浄能力が高い
「AQW-DX12N」のデメリット3つ
- 乾燥ムラがある。部分的に乾かない所がある。
- 洗剤自動投入タンクの容量が少ない
- 乾燥に時間がかかる
AQW-DX12Nの価格
「AQW-DX12N」の価格は、190,000円(税込)です。(2024年1月1日時点)
AQW-DX12Nが売れている理由と寸法
AQW-12DNが売れている最もの理由は、ズバリ本体のコンパクトさにあります。昨年のAQW-12DNもこの理由でよく売れていました。AQW-12DNの外径寸法は幅595、奥行き685、高さ943mm。最近は防水パンの内寸の奥行きが540mm以上であれば、置けるドラムが増えてきました。しかし「洗濯機本体が大きて洗濯機置き場に入らない」なんてこともあるんです。
しかも12kgのこの大容量このサイズ感は唯一と言ってもいいでしょう。さらに高さも100cmを切るコンパクトさなので、水道の位置が低めのご家庭や、洗濯機置き場の上に棚を作っているご家庭でも置きやすいサイズです。逆に言うと、AQW-12DNが置けないとドラム式洗濯機はほぼ置けません。それほどコンパクトなドラム式洗濯機です。
ヒートポンプ採用が売れている要因の一つ
ただ、売れている理由はこれだけではありません。簡素にヒートポンプを採用していることも売れている大きな要因の一つです。ドラム式洗濯機はヒーター式もしくはヒートポンプ式のどちらかを乾燥機能に採用しています。ヒーター乾燥は温風を当てて乾かしていく方式で、髪の毛をドライヤーで乾かすイメージです。
ヒートポンプ乾燥のメリットとデメリット
一方のヒートポンプ乾燥は低温の風を当てて除湿するように乾かしていく方式です。除湿器やエアコンのイメージです。衣類に優しく、なおかつ電気代も抑えられるのはヒートポンプ乾燥になります。そんなヒートポンプ乾燥のデメリットはというと、本体価格が高額になることと本体が重くなるという2点です。大手メーカーの中でヒートポンプ乾燥式のドラムを購入するとなると、本体価格はおおよそ35万円前後。
AQW-DX12Nの価格とコストパフォーマンス
ヒートポンプ式を採用していながら、AQW12DNの本体価格は税込22万と689円。30万円を切るどころか、20万円台前半でお求めいただくことができています。しかも洗剤の自動投入機能が付いてこの価格です。高コスパすぎる洗剤機です。お客様が欲しい機能が付いてこの価格。人気が出ないわけがないんです。まとめますと、AQW12DNはそのコンパクトさと、衣類にもお財布にも優しく高いコストパフォーマンスが売れている理由になります。
AQW-DX12Nの口コミ
実際にAQW12DNを購入されたお客様の声を調べてみると、そのコスパの良さと価格以上の仕事ぶりに肯定的な意見が多かったです。
AQW-DX12Nの洗浄能力とお湯洗いモード
洗剤機といえば洗浄能力。AQW12DNの購入されたお客様もその部分はしっかりチェックされていました。お湯洗いモードも搭載しているので、頑固な汚れでもお湯で浮かせてしっかり落とせます。大手メーカーと比べても申し分ない洗浄力で満足していますということでした。お湯洗いモードは20、30、40、60度から選ぶことができるので、衣類の種類や用途によって洗い分けすることも可能です。
AQW-DX12Nの乾燥性能と使い心地
乾燥の出来に関しても今まで縦型を使っていたお客様からは、こんなにふんわり仕上がるなんて思ってなかった、と嬉しい驚きの声が多数。タオルなどは縦型か洗缶や天日干しと比べると、しっかりパイルが起き上がってふんわりと仕上げることができます。使い心地も抜群ですと、そのお客様は大満足の様子でした。
AQW-DX12Nの自動投入機能とその評価
また自動投入機能で家事が楽になったという声も非常に多かったです。洗濯機左上部にある自動投入用の洗剤柔軟剤タンクに、それぞれ買ってきた洗剤を入れておけば毎回軽量の手間を省くことができます。洗剤の入れすぎも防げるので、今まで洗剤が残っていたことがあったりしたけど、そういうのがなくなったというお客様もいらっしゃいました。一度に自動投入機能を使ってしまうと、なかった頃には戻れないという声も多かったです。
AQW-DX12Nの洗剤タンク容量とその評価
AQW12DNの自動投入は、洗剤のタンク容量も大容量。洗剤570ml、柔軟剤480mlと、詰め替え用が丸々1本入れられちゃうことも。洗剤ボトルを置く場所を取らなくなったので、洗濯機置き場がすっきりしたという口コミもあります。
コンパクトながら、12kgもの大容量ドラムだからこそ、人数が多いお家庭にも人気があります。たくさん洗えるし、乾燥も6kgまで対応しているので、一度に一気に洗濯しちゃいたいという主婦の方々からも指示を獲得し始めています。
ドアパッキン自動掃除機能の評価
ドラム式洗濯機は、ドアの窓パッキンのところに、ほこりや洗剤の残りかすがたまりやすいところです。そこで、洗濯機上のスペースがあったので、活用するようになったというお客様も多いです。AQW-12DNからドアパッキン自動掃除が新たに搭載されたんですが、こちらも好評です。
AQW-12DNの評判とおすすめポイント
お客様からやネットの口コミの意見を見ると、AQW-12DNはかなり評判が良いことがわかりますよね。お店や販売員の間でも、おすすめしやすいドラムが人気です。サイズが大きくて入らなかったら、僕たちもおすすめできませんが、コンパクトなドラムをお探しのお客様には、このAQW-12DNだよねって人がほとんどです。自動投入機能搭載で、価格もかなりお手頃ということで、コスパ重視のお客様にもおすすめです。
AQW-DX12Nの注意点
しかし、マイナスな意見が多かったのが、乾燥ムラ。部分的に乾かない所があるようです。こればっかりはカタログを読んでも出てきませんが、話を聞いていると厚手のものや、洗濯物の量が多かったりすると、湿っぽさが残ってしまうという声が多かったです。また、操作部分の使いづらさも聞きます。洗剤自動投入機能についても、少し容量があれば良かったといった意見も見られました。使っている洗剤の詰め替え容量と自動投入用タンクは事前に確認しておくことが良いかもしれません。
自動投入機能の設定について
ちなみにAQW-12DNの自動投入機能は、搭乗・出荷状態ですとオフになっています。他のドラムでもそうですが、最初の運転の時はこの機能をオンにする必要があります。これを忘れていて洗剤を入れずに洗濯してしまったという失敗談がありました。自動投入機能を使う際は、まず最初に設定を忘れないようにしましょう。
AQW-DX12Nのスマホ連携機能の有無
総合的には非常に評価が高いAQW-12DNですが、気になる点もいくつかあります。今回はそんな気になる点を3点ほどご紹介していきたいと思います。
1つ目はスマホ連携不可である点。AQWの洗濯機はドラム式も縦型も全機種スマホ連携に対応していません。大手メーカーのFlagshipモデルにはそのほとんどにスマホ連携機能が搭載されています。洗濯機のスマホ連携機能は遠隔で洗濯機を操作できるほか、洗濯コースの追加や洗剤の自動発注ができたりします。出先や別の部屋にいてもスマホの通知で運転終了が分かったり、終了時刻の予測も行ってくれるので、使ってみると意外に便利な機能です。ところが、このAQW-12DNにはそういった便利機能が搭載されていません。後からあった方が良かったなと思っても追加することはできませんので、購入するときは注意が必要です。
AQW-DX12Nの洗濯から乾燥までの時間
気になる点の2点目は洗濯から乾燥までにかかる時間の長さです。AQW-12DNは洗濯のみであれば約29分と非常にスピーディーな運転が可能です。しかし、洗濯から乾燥までにかかる時間は約139分。かかっちゃうんです。2022年発売のトウシバドラムTW-127XP-2Lの洗濯から乾燥までにかかる時間は約96分。同じくパナソニックのドラムNA-LX-12QBは約98分と、それぞれ100分を切る運転時間で洗濯できちゃいます。そんな大手メーカーのドラムと比較をすると、AQW-12DNは30分以上長く時間がかかってしまいます。運転時間が長いと取り出し忘れてしまったり、そのまま放置しちゃうとシワシワになっちゃったりするんです。そういったことにならないためにも、なるべく運転時間は短い方がいいです。昨年モデルのAQW-12DNも同様の運転時間となっていて、正直ここは少し短くなっていたらよかったなと思いました。
AQW-DX12Nの脱水仕上がりについて
3点目は脱水仕上がりについての注意点です。AQW-12DNは脱水時の回転数をお客様で選ぶことができます。 洗濯のみの時にたまに、脱水しっかりしたいなと思ったことありませんでしょうか? 通常は800回転ですが、しっかりめに脱水したいという時は1200回、優しく脱水したい時は400回転といった具合に選べるんです。特に衣類が乾きにくい冬場はありがたい機能ですが、こちらの機能、洗缶コースとおしゃれ着コースでは選べないんです。 あくまで洗濯のみの時に使える機能となっているんです。 非常に便利な機能だっただけにもったいないなと思った点でした。
AQW-12DNの評価と特徴のまとめ
AQW-12DNは機能面でも価格面でも高評価が目立つバランスのいいドラム式洗濯機であることが分かりました。 AQW-12DMからも所々進化してい、ドアパッキン、自動掃除機能などは大変好評な進化ポイントです。
お客様からだけではなくお店からも一目置かれるようになってきているAQW-12DN。 ですが、せっかくのいい機能が活かしきれていなかったり、乾燥時間が長かったりと気になる点もいくつかありました。
コスパの良さや使いやすさを他メーカーのドラムと比較してみて、毎日の洗濯が楽しくなるような時代を決めてみてくださいね。
気になった人はぜひチェックしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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