Apex 9 Miniレビュー:Apex Pro Miniとの比較や設定方法について解説

Apex 9 Miniレビュー:Apex Pro Miniとの比較や設定方法について解説

レビューした人

レビュアー:すけこむ

すけこむ

ゲーミングPCの案内人

ゲーミングPCと自作PCに情熱を注ぐ「ゲーミングPCログ」の運営者。初心者でも理解できるように解説動画を制作するエキスパート。ブログとYouTubeで100台以上のゲーミングPCをレビューし、PCゲーマーにとって価値ある情報を提供中。その深い知識と経験は、技術的洞察とわかりやすい解説でゲーミングコミュニティに認められています。

Apex 9 Miniレビュー!Apex Pro Miniとの比較レビューします。最強のゲーミングキーボード。見た目はほとんど一緒ですが、キースイッチやカスタマイズの柔軟性、価格などに大きな違いがあります。ゲーミングキーボードを探している方は、ぜひ本記事をご覧ください。

Apex 9 Miniレビュー:価格重視ならおすすめ

Apex 9 Miniは価格重視の方におすすめです。Proと比較するとApex 9 Miniは価格重視、Apex 9 Pro Miniは性能重視というイメージです。とはいえ性能にほとんど違いはありません。価格は8,000円ほどの差があります。主なメリットとデメリットは次のとおりです。

Apex 9 Miniのメリット

  • 価格が安い
  • 操作性が良い

Apex 9 Miniのデメリット

  • Apex 9 Pro Miniより重い
  • Apex 9 Pro Miniと比較すると性能が劣る

Apex 9 Miniの価格

2023年12月時点、Apex 9 Miniの価格は18,500円(税込)です。

スキールシリーズのApex Pro MiniとApex 9 Miniの紹介

みなさんこんにちは、すけこむでございます。どうも、最強のゲーミングキーボードともいわれるスキールシリーズのApex Pro Miniをご提供いただきました。今回はApex 9 Miniも一緒に提供いただいたので、どちらが最強なのかを私の独断と偏見で決めようと思います。

2つのキーボードの主な違いと評価

この2つ、見た目がほとんど一緒で、主なスペックをざっくり整理するとこんな感じ。大きな違いはキースイッチとカスタマイズの柔軟性、あとは価格かな?結論、ほとんどのかたは9 Miniで十分満足できると思います。

Apex Pro Miniの開封と特徴

まずはPro Miniを開封です。日本語配列なので、ゲーム以外の用途でも違和感なく使えます。 横から見てみると、キーの角度がそれぞれ違うのがわかります。パソコンとの接続はType-Cポートを使用します。 付属のケーブルは2mくらいで十分な長さがあります。

Pro Miniのキーキャップとスイッチの詳細

中央のラバー部分をめくってみると、キーキャッププラーが入ってました。これはいいアイデアです。 キーキャップを外してみると、はい、オムニポイント2.0スイッチがお目見えです。 アクチュエーションプラーも入っています。

Apex 9 Miniの開封と特徴

続いて9 Miniも開封してみましょう。これは、本当に見た目がプロミニとウーリ2つで、どちらがどちらなのか見分けがつきにくいです。 底面の角度調整も完全に同じです。 2つを重ねてみると、どうやら9 Miniはキースイッチがほんのり黄色みたい。

60%サイズのゲーミングキーボードの紹介

60%サイズでハイスペックなゲーミングキーボードを探しているかたは、ぜひゆっくり見ていってください。9 Miniにはオプティポイント光学スイッチが採用されていて、アクチュエーションポイントは1ミリと1.5ミリの2段階で調整できます。

見た目と質感について

正面から見てみると、本当にどちらがどちらなのかさっぱり見分けがつきません。 双子が生まれるとこんな気持ちなんでしょうか。2つとも戦闘機と同じアルミニウム合金が使われているとかで、程よい重みもあって、質感にも高級感があります。

キーボードの接続と機能

まずはPro MiniをPCとつなげてみました。 はっきりとしたライティングで、なかなかいいです。 キーの側面を見ると、いろいろな機能が割り振られているのがわかります。

事務仕事でも使うなら、最初からテンキーレスを買ったほうが使いやすいと思います。 使いこなせれば問題ないと思いますけど、60%サイズはゲーム専用と割り切って使ったほうがいいんではないかなぁ。

専用ソフトウェアのインストールと設定

細かい機能をフル活用するために、無料で使える専用ソフトウェアをインストールしてみました。 ファームウェアのアップデートが来たのでやっておきましょう。 デフォルトでは英字配列になっているので、日本語配列に変えておくことをおすすめします。

キーのカスタマイズとデュアルバインド機能

各キーの割り当てを自由にカスタマイズできるほか、Pro Miniの売りであるアクチュエーションポイントも、キー単位で細かく変えられます。 一つのPro Miniの魅力が、1つのキーに2つの機能を割り振れるデュアルバインドという仕組み。

キーボードの操作性について

いろいろカスタムできるのは便利だと思いますが、実際にゲームを動かしてみると、指先のコントロールが非常にシビアで、かなり器用な方でないと使いこなすのは難しいんではないかなぁ。キー操作だけでエーペックスのタップストレーフができるようになるのでは?と思って、時間をかけて頑張ってみたんですけど、私のポンコツ指ではどうにもできず。

デュアルバインド機能の活用

VALORANTの場合、この機能を活用すればストッピングがやりやすくなって便利なのかもしれません。このデュアルバインド機能、どう活用するのが最も効果的だと思いますか? 皆さんのアイデアをぜひコメントで教えてください。

RGBライティングの設定

今やゲーミングデバイスの代名詞ともいえるRGBライティングも、ソフトウェアから細かく設定ができます。 発行パターンも豊富ですし、キーを押したときにどう反応させるかも選べたり、これぞゲーミングキーボードという感じで、いろいろいじれて楽しいです。

キータイプ音の評価

キータイプ音はこんな感じ。 チェリーMXの青軸ほどうるさくはないですけど、静音赤軸とかよりは主張の強い音って感じかなぁ。 これはタイピングソフトで遊んでたんですが、日本語で聞くと、チェリーMXの青軸の音が聞こえます。

キーボードの配列とキートップの感触

これはタイピングソフトで遊んでたんですが、日本語配列だと違和感なくタイピングできます。完全にゲーム以外では使わないなら、英字配列でも問題はないと思います。 ザラザラしたキートップも、実際に使ってみるといい感じです。

ゲームでの使用感と注意点

では実際にゲームで使ってみましょうか。 OBSやマイクのノイズキャンセリングはオフにして録画したんですが、カチャカチャという音を拾っちゃうので、配信するかたとかボイチャを多用するかたは要注意かなぁ。

キーボードの反応速度とゲームへの影響

このときアプチュレーションポイントは0.2ミリに設定したんですけど、このキーボードはより緻密な操作が求められる、ワロラントのようなゲームとすごく相性が良さそう。 ガチでやりこんでいる人ほど、反応速度の違いを実感できるんではないかなぁ。 完全にカジュアル勢の私ですら、常によりキャラコンがキビキビしているように感じられました。

9 Miniの設定と特徴

では続いて9 Miniを使ってみましょうか。 バックライトはPro Miniと同じようにいろいろ設定できます。 9 Miniも最初にファームウェアのアップデートを求められたのでやっておきましょう。

Pro Miniはキーごとにアクチュエーションポイントを設定できましたが、9 Miniはモードチェンジのみに対応。 タイキングモードが1.5ミリ、ゲーミングモードが1ミリということみたい。 ひとつのキーにふたつの機能を割り振る、デュアルバインドにも非対応です。

9 MiniとPro Miniのキータイプの比較

9 Miniのキータイプオーも聞いてみてください。Pro Miniと比べてみましょうか。9Miniのほうが音が高くて、時々金属音のような響き方をしているように感じます。個人的にはキーボードはPro Miniのほうが好きかなぁ。

キーボードのライティングについて

これは知ってても仕方のないことだと思いますけど、PCにキーボードをふたつつなげたとき、片方の操作が片方のライティングにも影響するみたい。このときは見分けがつきやすいようにあえて光り方を変えてますが、まったく同じように光らせることもできます。暗い場所だと、いっそうライティングが映えます。

ゲーミングキーボードのバックライトの評価

ゲーミングキーボードもいろいろ触ってきましたが、バックライトの光り方はかなり綺麗なほうだと思います。ゲーミングキーボードは派手に光らせないと! というかたも、きっと満足できるんではないかなぁ。

9 Miniでのゲームプレイの感想

では9 Miniでも実際にゲームをプレイしてみましょうか。アクチュエーションポイントが1ミリのゲーミングモードに設定して試しています。Pro Miniの0.2ミリと比べると、確かにほんの少し差はあるような気がしますけど、私レベルだと1ミリでも普通に快適に操作できちゃいます。1.5ミリも試してみましたが、本音を言うとほとんど違いを実感できず、残念ながら0.数ミリの違いを適切に認識できるほど、私の指先は繊細ではないみたい。

SteelSeriesのApex Pro Miniと9Miniのレビュー

ということで今回は、SteelSeriesのApex Pro Miniと9Miniの2台でいろいろ遊んでみました。冒頭でもお伝えした通り、大多数のかたは9 Miniで満足できると思ってます。本気でeスポーツのプロを目指してるかたとか、デュアルバインド機能を活用してみたいかたは、プロミニを選んでもいいんではないかなぁ。個人的にキータイプオンはPro Miniの方が好きですけど、価格差も大きいですから、もしどちらかで迷ったなら、私は9 Miniをおすすめします。

Apex Pro Miniと9Miniの速度比較と用途

ちなみに、結局どちらが早いのか、という点についてメーカー側に確認をとったところ、ゲームより事務所よりは、Pro Miniの方が早いかただと思います。それと日本語配列の60%サイズは貴重なので、ゲームがメインですが、他の用途でもたまに使うんだよな、というかたも使いやすいと思います。

まとめ

60%サイズでハイスペックなゲーミングキーボードを探しているかたは、SteelSeriesのApex Pro Miniと9Miniをチェックしてみてはいかがでしょうか。このキータイプは、Pro Miniのほうが使いやすいかなと思います。

気になった人は、ぜひチェックして見てください。最後まで読んでくださりありがとうございました。

SteelSeries ゲーミングキーボード ミニサイズ Apex 9 Mini JP 有線 日本語配列 OptiPoint光学スイッチ 搭載 アクチュエーションポイント 可変可能 高耐久 64830 ブラック

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